「今日のコラム」(2020年 7月分)

7月1日(水) <あっという間に令和2年の前半が終わって・・・>
あっという間に令和2年の前半が終わってしまった。今年は新型コロナウィルスという新体験で月日の経過が特に早く感じられた。非常事態宣言、外出自粛、諸々の催し物の中止などが引続く事態に時の経過を捉える感覚が狂ってしまった。・・こんな状況でも最近、1分間の長さに関心がある。ほんの1分、家を早く出たか遅く出たかで、バスに間に合ったり待たされたりする。一方、iPhoneでバス停の検索をすると2停留所前にバスがいても1分で到着する。1分間何かを集中して考えるとかなりのことが分かる。1分間で分からないことは1時間でも分からなかったりする。トランポリンで単純に飛び上がるだけでも1分間続けるとかなりの運動になる。普通の人でも1分間走ると400〜500mの距離進む。たかが1分、されど1分・・。一日は1440分、一年365日で525600分。世の中には時間がないと忙しい人も多いが、1 分の時間を考えればたっぷりと時間がある・・。


7月2日(木) <三ヶ月ぶりの外食は天蕎麦・・・>
三ヶ月ぶりの外食は天蕎麦(そば)。今日は息子の月命日であるので妻と九品仏浄真寺(世田谷区奥沢)にある墓にお参りに行き、九品仏駅の側のお馴染みの蕎麦屋で昼食としたのだ。墓参りは一ヶ月ぶりだが、毎度のことながら墓参りだけでなく、墓の樹木の剪定や掃除、そして周辺の通路の落ち葉掃除などをし始めると際限なく1時間近く時間を費やした。今日は梅雨の合間の快晴となり30℃を越す夏日であったので大汗をかいた。九品仏浄真寺には東京都指定天然記念物であるイチョウの巨木と大きなカヤの樹がある。このところ愛用しているiPhoneに入れた花や植物の名前を判定するアプリ(PictureThis)を使って早速「カヤ」の写真を撮ったところ、「レッドシダー」と出てきた。シダー(cedar)はヒマラヤスギであるが、カヤの種属のアメリカガヤとも違う。同じく浄真寺境内の入口近辺の大きな樹木は「Quercus palustis コナラ属)とでた。それ以上のことは記載されていないので別に調べるとアメリカ東部から中部に分布するレッドオークの仲間だという。オークはブナ科コナラ属の総称。結局、「楢(なら)」なのだろうか。こうなると樹木検索はあまり信頼性がなくなる。これから先、お寺に行った時には樹木の名前の検証がテーマになりそうだ・・。
 
2020-07-02 九品仏浄真寺     境内の樹木 左=ナラの類?  右=カヤ(レッドシダーではない?)
7月3日(金) <陶芸作品の本焼成が終わり完成・・・>
陶芸作品の本焼成が終わり完成したが、今ひとつ納得できない。最近は素焼き(約800℃焼成)までは思うように出来たけれども、釉薬を塗布して本焼成(約1230℃)を行うと、出来上がりが想定していたのと違うというケースが多い。以前は陶芸とはそういうもので、一発勝負だから面白いととらえていたが今は違う。気に入らなければ何度でもやり直せば良い。そう思うようになったのは、現代の著名な陶芸家の展覧会を見た時に、これは3度、4度焼き直したなどと誇らしげに説明があったことによる。そうか、焼成を何度やってもいいのだと教えられた。そうなると、絵画と同じことで、どの時点で満足のいく”完成”とするかで悩むこととなる。今日は、午前中にテニスをして、午後、出来上がった陶芸作品に釉薬の再塗布をやった。下にできたばかりの作品の写真「LEDランプ/丸型1」を掲載したが、これは陶芸教室で作成中に教室がコロナで閉鎖になったので、急遽家に持ち帰り、家で粘土や模様を仕上げたもの。愛着があるのでもう一度焼成をやり直すことにした。この写真が次に再焼成を終えてどんな姿になるか比較をしてみたい。最終的に完成させるには、LEDテープを取り付けたり、他の部品をつけたりする予定で、その先も長い・・。
2020-07-03一次完成したLEDランプ/丸型1(陶芸作品)
7月4日(土) <午前中、陶芸教室に行く途中の道路端・・・>
午前中、陶芸教室に行く途中の道路端で鳥の雛を踏み付けそうになって慌てて避けた。飛ぶことも歩くことも出来そうにない雛(下の写真)だったが、急いでいたので何も出来ず通り過ぎた。後で考えると、バスも通る道で少し道路の中央寄りに出ると車に轢かれてしまう。助けてやることが出来なかったのか悔やんだが後の祭り。その後、どうなったかは知らない・・。朝から熊本地方の大雨のニュースが続く。球磨川が氾濫して大勢の被災者が出ている。ある日、これまで経験したことのない大雨、川の氾濫、土砂崩れ・・。雛に対する以上に何かしなければと思うけれども何も出来ないのがもどかしい。今日、陶芸教室では下の写真のような水盆を粘土で制作した。まだ仕上げを行わなければならないが、このような土いじりをのんびりとやっていられる幸運を誰に感謝すべきか・・。
 
2020-07-04 道路上の雛   右は粘土で制作途中の水盆
7月5日(日) <表紙に陶芸作品の写真「LEDランプ・丸型2」を掲載・・・>
表紙に陶芸作品の写真「LEDランプ・丸型2」を掲載した。一昨日のコラム(7/3)で書いた完成した陶芸作品「LEDランプ・丸型1」の釉薬の仕上がりが気に入らなかったので再度色を追加して再焼成したものである。実際にはまだらになっていた箇所を黒色系で埋めてクリアにした。全体を見ると余りに完璧に色を仕上げるのも趣味に合わないのであえて適度に雑なところも残した。陶芸作品のコーナー(=ここ)に以前のものと今回のものの写真を並べて掲載したが、とにかく自分の趣味でいいと思うことをやってみただけである。新旧の写真を比較すると新しい方(今回)には上部からの細い棒が一本なくなっているが、これは釉薬を追加する作業を行う過程で誤って破損させてしまった結果だ。繊細な形状がよく焼成できたと感心していたが不注意で折ってしまったお粗末。それでも接着剤で復元するつもりなので、最終完成後はまた別の姿になるはずだ。これから先、さらにLEDテープを丸型に埋め込んだり特別の装飾をつけたり、照明具とするためにやるべき工程は多い。焦らずにじっくりと完成させよう・・。

7月6日(月) <表紙の「今日の作品」に何を掲載しようか・・・>
表紙の「今日の作品」に何を掲載しようかを迷った末に「LEDランプ・卵型2」(陶芸作品)を掲載した。月曜日はテニスの予定であるが、朝から大雨。それではと、懸案の焼成が完了した陶芸作品に工作を追加する作業を行ったので大進展したのである。昨日表紙に掲載した陶芸作品の「LEDランプ・丸型」についてもLEDランプの取り付け工作が進んでいるのでまた次の機会に紹介する。卵型のLEDランプについては、部屋のインテリアなどで使用される照明の色も強さもリモコンで自在にコントロールできるLEDテープを使用してみた。とにかくも信じられないほど安価に高機能のLEDがネットで手に入るのがベースにある。しかも、室内の照明を前提としているからLEDテープが長い。卵の内部に二重にテープを配置してもまだ2m以上のテープが残ってしまう。この残りテープをもう一つの陶芸作品「丸型のLEDランプ」に使用しようと今日は色々と応用を考えた。リモコンで色をコントロールする材料はないのでどの端子にどうつなげば色が変わるか、接続の間に抵抗を挿入すると明るさが変わることなど、久しぶりに理科工作を楽しむ気分で成果を挙げた。卵型については余りに変容する種類が多いので小型のサンプル写真と下には一つ単独の写真を掲載してみる・・。
 
7月7日(火) <今日の駒沢オリンピック公園・・・>
今日の駒沢オリンピック公園(東京・世田谷区)はいつになく人が少なかった。コロナの緊急事態宣言の時でもこの公園では適度に人が集って運動を楽しんでいた。この公園には一周2.1kmほどのジョギング・サイクリングコースがあり、決して密集することなくて間隔を取って運動するには絶好の場所だ。私は走ることなく広場を横断して公園の一番奥の駒澤大学近辺まで行き、また戻ってくるのが通常の散歩コースだが、今日ほど人が少なかったことは記憶にない。梅雨空で雨が降ったり止んだりしていたせいかも知れない。人が少なかったのも珍しいが人工池を拠点にしているカルガモの家族がいつになくのんびりしていた。私の知っているカルガモは池で絶え間無く泳ぎながら仲間と遊ぶ元気な姿だ。今日のカルガモは下に写真を掲載したような何ともたるみきった様子。人間ならば、今は低気圧だから元気が出ないのでしょうと言ってやりたくなる。あるいは、人が少ないとカルガモもやる気が無くなるのかも知れない・・。
 
2020-07-07 人影のない駒沢公園         右はカルガモ達
7月8日(水) <一つ間違えれば大怪我・・・>
一つ間違えれば大怪我というケースは至る所に転がっている。今日は強風の中でテニスをやっていたが、突然にものすごい突風が吹いて、コート脇に置いてあったプラスチック製の椅子(一人用)がプレー最中であった私の方向に飛んできた。一瞬、逃げてかする程度のギリギリで衝突を免れた。反射神経と運命が幸いして無事であったが、怪我をしていてもおかしくない事態だった。テニスはその直後、雨が強くなって中止。ニュースによれば、大雨が続き生死に関わる大被害に遭遇している人が今現在でも大勢いる。天災と言ってしまえばそれまでだが、本人は何一つ悪いことをしていない。幸運に恵まれている私たちができることは、少しでも何かできる援助をすることだろう。・・今日の表紙に「LEDランプ・卵型3」(陶芸作品)の写真を掲載した。一見、前の写真と同じように見えるが、照明の色が異なる。先の写真は赤・青・緑の三原色を点灯した写真だが、今回は中間色とした。リモコンのボタン操作で更に細かい色の選択まで自在にできる。自動で色を切り替えることもできるが、やってみると少々”うるさい”。色は落ち着いた静かな雰囲気の方が良い。陶芸作品としてどのような色を採用するか、しばらく試行錯誤が続く・・。

7月9日(木) <表紙に陶芸作品「LEDランプ・丸型3」を掲載・・・>
表紙に陶芸作品「LEDランプ・丸型3」を掲載した。7月6日、そして昨日8日と続いて卵型の照明具の多彩なLEDランプの色を紹介した。卵型ランプに使用したLEDテープはリモコンで色を選べるようにセットされた既製品。けれども、今回は残ったテープを利用して丸型の照明具に応用したもの。テープの切れ端しかないので、どの端子をどう接続すると色がどう変わるか調べて試行錯誤して第一段階として完成させたものが表紙の写真だ。LEDテープの四つの端子が赤、緑、青の三原色に繋がり、更に接続を変えると中間色になることは分かったが色の具合が非常にデリケート。工作のついでに裏面に切り替えスイッチを装着して二種類の色に変えられるようにしたが、その二種類を選定するのも悩みどころだった。表紙に掲載したのは単純な青の原色。陶芸作品のコーナー(=ここ)には赤と緑を均等に混ぜたサンプル(本来は黄色を期待した)を掲載した(赤の単色は強烈すぎて選定外)。この色に対して緑を少し弱めにしたいので470オームの抵抗を緑の配線に加えたものを青の次の色に採用するつもり(陶芸コーナー参照)。いずれにしても、今の所は大雑把な外観の紹介のみ。追って詳細の仕掛けを見られるようにしたい。
下には昨夕の夕焼写真を掲載する。この夕焼の後、しばらくして雨となり今日に至るまで雨が続く・・。
  昨日、2020-07-08の夕焼
 7月12日(日) <ホームページに非常事態発生・・・>
ホームページに非常事態発生。MACのバージョンアップができますと、パソコン画面に出たので何も気にせずにボタンを押して進めた。バージョンアップが成功したのはいいが、そのため当然の如く作業していたホームページ作成に使用していたDreamweaverというソフトが全く開かなくなった。新しくなったバージョンでは古い32ビットのソフトは開かない。64ビットでなければ対応しないとわかったが後の祭り。苦心の末に新たなDreamweaverをダウンロードして画面が開くまではきたが、サーバーに問い合わせると、このサーバーは三月で全ての登録を終了しており個人向けのホームページは終了したと告げられた。今までは以前の継続でかろうじて更新ができていたと判明。今回はひとまず無理やりサーバーに入ることができて更新したが成り行きは不透明だ・・。<追加>この際、今日の午後に谷中のお寺に義兄の墓参りに行った時の写真も掲載してみよう・・。
2020-07-12谷中・瑞輪寺
7月13日(月) <このホームページは1998年にスタート・・・>
このホームページは1998年にスタートした(コラムは1999年の末に始めた)。当初から一貫してGOLというサーバーを使ってきたけれども、最近、GOLが楽天に買収されて、今は「楽天ブロードバンドプレミアム」として運営されているが、個人用のホームページは扱わないこととなってしまった。現時点ではこのホームページを即刻消去されることはないが、将来も継続できる保証はない。<今現在でGOLサーバーには約100MB(Max)あるので、一部は他のサーバーを使っている> 20年前には個人のホームページの数は少なかった。ブログとかSNSの言葉もなかったし、もちろんTouTubeなどでインターネットに画像を流すことなど夢物語であった。このホームページも20年間で色々紆余曲折はあったけれども、コラムだけはコンスタントに継続しており、今でもどの時点でも閲覧できる。特に世間にアピールする内容はなく、いわば日記のようなコラムであるが、この際、消滅させることなく更に継続させたい希望はある。窓口であるindexページのアドレスが変わると従来から見ていただいている人はサイトが終了したと思う。では、どうすべきか。こんなことで悩みは尽きない・・。


7月14日(火) <今は実に多くの「レンタルサーバー」がある・・・>
今は実に多くの「レンタルサーバー」がある。これまでホームページを長年掲載してきたサーバーが継続できなくなりそうなので調べてみると分かったのであるが、一つはホームページを広告に利用する需要がベースにあるようだ。アクセス数を稼げる面白いサイトにはスポンサーも付きやすい。インターネットの業界も常に変動している。5年前のやり方が明日も続くとは限らない。サーバーのサービスを担当する人に電話で直接話をしたが、いつまで今のやり方が続けられるかは分からないと正直に語っていた。こちらとしてもレンタルサーバーを活用してホームページを継続するしかないとの思いだ。アドレスがその都度変わっても引っ越しましたと転居通知を出せば良い。・・気分転換のため、表紙の写真のLEDを青から橙色に変えた・・。

7月15日(水) <水曜日なのでテニスに出かけようと思っていた矢先に雨・・・>
水曜日なのでテニスに出かけようと思っていた矢先に雨が降り始めたので今日のテニスは中止。その代わりに、ホームページのレンタルサーバーを調べるなどパソコン仕事のチャンスであったはずだが、現実は他の雑用が入りそうはいかない。この数日はパソコンやサーバーのトラブル続きで実はパソコン仕事も楽しくはない。一昔前ならばパソコン関連のトラブルであれば息子に相談すればすぐに解決できた。今では傘寿になろうという歳でも、自分一人で初期ドメインとかFTPアカウントを使いこなさねばならない。マニュアル通りにやったつもりでもスムースには進行しないのがこの業界。試行錯誤しながら前進すれば上出来だ。ある意味ではノートレには絶好の機会ともいえる。ホームページを改訂するだけであるとただの繰り返し作業。それが新しいサーバーを開拓して新天地に移行するのであるから頭を存分に働かせよう・・。
7月16日(木) <今日の午後、雨が止んでいたので・・・>
今日の午後、雨が止んでいたので妻と歩いて九品仏浄真寺(東京・世田谷区)に墓参りに行った。父母の命日でもなく息子の月命日でもないが、境内の蓮の花を写真に撮ったり、墓掃除をするだけで気分が落ち着く。妻は今朝から忙しく出歩いていたので、歩数が12000歩を超えたと喜んでいたが、私は9000歩に届かず今日は負け。・・レンタルサーバーがいよいよ具体化してきたけれども、未だ新アドレスを公開するには時間がかかりそう。もう少し進展したところで今のサーバーとレンタルサーバーの二本立てで続ける予定だ。今のサーバーが消滅しても代わりが準備できていますと言えるようにしたい。今日は初めてレンタルサーバーに接続ができた・・。
 
2020-07-16 九品仏浄真寺にて  右の花は、ムラサキシキブ(紫式部)&ひまわりの子ども
7月17日(金) <今日はこのホームページ全体を新しいレンタルサーバに移設・・・>
今日はこのホームページ全体を新しいレンタルサーバに移設することに成功した。レンタルサーバは「SAKURA Internet」というところ(=ここ)。アドレスはまだ公開しないがリンクや細かい詰めの調整を行っている。「レンタル」の名がつくと特別のようにも思えるが今までも全てレンタルだ。サーバ機器や回線などの運用保守管理をすべて自分でやる専用サーバを持つことは個人ではできない。今回のレンタルサーバは実に丁寧な説明があったので何とか解決出来たが、サーバーの移設以上に問題だったのはホームページ作成ソフト(=Dreamweaver)が新バージョンとなったこと。以前は素早くできたページの作成や改訂の操作を失敗を繰り返しながら一つ一つ解決していくのは忍耐を要した。当分の間は今のサイトをそのまま継続して、裏でレンタルサーバのサイトをも更新するスタイルとしていきたい・・。
7月18日(土) <新しいサーバーのコントロールやホームページ作成・・・>
新しいサーバーのコントロールやホームページ作成ソフトの新バージョンにも慣れてきたので、他のことにもやる気が出てきた。午前中は陶芸教室で大型水盆の最後の粘土仕上げを集中してできた。このホームページの更新もソフトが安定してサーバーとのやりとりが信頼できるとデーターの準備も安心してできる。ワンパターンではあるがiPhoneで撮影した写真で植物の名前を判定してくれるソフト(PictureThis)を使って「今日覚えた植物名」をこのコラムに掲載するのは楽しみになった。前にも書いたが、このソフトは花は実に的確に名前を教えてくれるが、樹木の幹だけを写真に撮ると判定がアヤフヤになる。あえて樹木を撮影して名前判定の腕前を見るのも面白い・・。<駒沢公園を散歩した時に撮影>
 
2020-07-18 左から、クスノキ(楠)、けやき(欅)、カンナフラッキダ、オリユリ
7月19日(日) <東京では久しぶりに陽光・・・>
東京では久しぶりに陽光を浴びることができた日曜日。7月2日に晴れ間があったが、それ以降雨や曇り続きで二週間以上太陽を見ることはなかった。今日はようやく青い空となったが、梅雨明けはまだ一週間ほど先になるとの予報。マスクをしたまま散歩することにも慣れたし、汗をかきながら歩くのも悪くはない。歩数は10000歩を超えた。・・下に松の巨木の写真を掲載したが、これは駒沢公園に近い深沢二丁目緑地という場所にあるもの。この緑地は江戸時代から続いた旧家(三田家)の屋敷跡で世田谷区が管理している。この松を写真に撮り例によってiPhoneのソフトで名前を診断させると「クラウスマツ」とでた。屋敷と別の場所で違う松を写真診断すると「リギダマツ」(写真右)。日本の在来種である「クロマツ」や「アカマツ」と違う多くの外来種があるようで、「松」もまた奥深い・・。
 
2020-07-19 駒沢公園にて   松は左=クラウスマツ、右=リギダマツ
7月20日(月) <朝の8時に神宮外苑のテニスコート入り口・・・>
朝の8時に神宮外苑のテニスコート入り口に荷物を置き、テニスの順番待ち。開門は8時40分でプレー開始は9時頃となる。それでも今日は交代待ちもなく続けて3時間フルにプレーができた。曇り空であったが気温は30℃を越し非常に湿度が高く、試合の合間に水ばかり飲んでいた。最近テニスで気をつけていることは”眼球”をいかに早く動かすかを意識することだ。暑さの中で汗が目に入るとか集中力や反射神経も衰えてボールが見えていないミスがいつになく多くなるのは言うまでもない。それでも、漠然と集中力をつけるとか相手の動作を予測するとかの能書きよりも「眼球を動かす」ことがまとめて”見ること”の神経を活発にしてくれるような気がする。普段の生活だけであるとそれほどに眼球を動かす機会が少ない。テニスのプレー中だけでなく街中を歩いたり、階段の昇り降りの際にも眼の力は気づかないけれどもしっかりと働いているように思える。眼球を意識して左右、上下に動かすトレーニングは眼の神経を刺激して良いに違いない。筋トレと一緒にできのでオススメ・・。


7月21日(火) <今日は「土用の丑の日・・・
今日は「土用の丑の日。我が家ではこの日に鰻を食べる習慣など全くなかったけれども、今年は外出自粛、ステイホームの続いた反動か、妻にあえて豪勢なウナギを買ってきてもらって昼食は鰻とした。今年の夏の「土用の丑(うし)の日」は今日が”一の丑”で干支が一周した後、8月2日が”二の丑”になるという。今年は8月7日が立秋であり、その前の18日間(今年は19日間)の土用の期間(7/19~8/6)に二度の丑の日があるという訳だ。土用の丑の日にウナギを食べる習慣を広めたのは江戸時代の平賀源内というのが通説だが、この時期ウナギ以外の「う」のつく食べ物もオススメという。梅干し、ウリ、うどん、ウシ・・。それにしても、滅多に食べる機会がないけれどもウナギって本当に美味しい・・。今日の写真は駒沢公園で撮影したカルガモとハマナスの果実と時計草を掲載。ハマナスというと”ハマナスの咲く頃”で始まる「知床旅情」(森繁久弥作詞・作曲)を思い起こすが、果実はビタミンCが豊富で食用として滋養強壮に有効であるという。大好きな時計草を見つけたのでこれも入れた。
 
2020-07-21 駒沢公園にてカルガモ   ハマナスの果実(ローズヒップ)と時計草


7月22日(水) <いつものように朝5時過ぎに起床・・・
いつものように朝5時過ぎに起床して、コーヒーを一杯飲んだ後、”自主トレ”を約1時間ほどやり、6時25分から10分間はテレビに合わせて「テレビ体操」。水曜日はテニスにいく日なので念入りに身体をほぐす。そこで気がつくとパラパラと雨の音が始まった。天気予報では午前中は曇りで、雨マークは午後だった。起床したときには雨は降りそうにない曇り空であったのが1時間の間に黒い雲が移動してきて天気が急変した。それでは・・と、潔くテニスには行かないと宣言してゆっくりと朝食。今日は家の大工仕事の一日となった。このところの大雨で雨漏りとなった洗面所の雨漏り対策と同時に遮熱対策。真夏の強烈な日差しを遮る断熱工事を以前自分で本格的にやったのであるが、雨漏り対策と一緒に根本からのやり直しをする。テニスの時に負けないくらいに大汗をかき万歩計の歩数も増えた。ところが、午前中には雨が降ったり止んだりしたけれども午後は夕方まで一度も雨は降らなかった。曇りか雨かは確率の問題で片付けられるので予報が”外れ”や”ミス”とはならないか。天気予報は気楽な稼業・・。
7月23日(木) <新型コロナウィルスの新たな感染者が・・・
新型コロナウィルスの新たな感染者が今日一日の東京で366人に達して、これまでの最高を記録した。100人以上の感染者は15日連続、この一週間では7/17から昨日までは1日200人以上だった。アメリカの感染者は別格で先日のニュースでは一日の感染者数が2日連続で7万人超と報道されていた。日本全体では昨日の感染者が795人。こんな折ではあるが、国内観光需要を喚起するとして、東京は除外されたが「GOTOトラベルキャンペーン」がスタートした。その場その時の数値にアタフタしても始まらないし、全ては結果で評価される。それにしても大昔から感染症については人間の知恵が試されてきたけれども、現代は全てが地球規模になったところが昔と異なる。今は以前の隣村にいく感覚で国境を越えて外国に行ける。昔は一つの村が感染症で全滅するほどの事態が生じた。現代は諸外国の対応次第ではまだ地球規模での災いの可能性が残る。日本だけの対策だけではオリンピックも何も諸外国との交流ができないところが難しい・・。
7月24日(金) <以前、代官山の陶芸教室で一緒だった仲間の女性・・・
以前、代官山の陶芸教室で一緒だった仲間の女性二人の展覧会(二人展)に行った。久しぶりの代官山のギャラリー、久しぶりのお二人との再会だったが、当初の4月開催予定の展覧会を新型コロナ騒ぎで二度も延期して今日ようやくオープンというご苦労さまだった。お二人共に陶芸歴は私より長く、大ベテランであるのでそれぞれの作風が出来上がっているけれども、一方で絶えず新しい試みを続けていることが良く分かる。何よりお二人揃って実に自由奔放というか形式や秩序に囚われない表現が気持ち良い。いつまで見ていても飽きることがない深みにも感銘をうける。大勢のお客さんが来ており皆何かを購入して帰る。これは私が展覧会をしてもできないところか。日用品、実用品で世の中にただ一つという作品群だった。・・帰途、代官山が懐かしくて路地裏をグルグル回って散歩した。下に掲載した写真の花は「ランタナ(和名シチヘンゲ=七変化)」。右の樹木は植物の写真から名前を判定するソフトPictureThis(iPhone内蔵)では「チリマツ」とでた。チリマツはチリの国の木であり、チリ原産の希少な常緑針葉樹とされる樹木。本当にこの樹木であるか若干疑問は残るが判断する材料はこちらにはない・・。

2020-07-24代官山の路地にて撮影
7月25日(土) <東京では今日も雨が降り続く・・・東京では今日も雨が降り続く。午前中は陶芸教室に行き粘土で制作スタート。サッカーボールをベースとして32面体相当の稜線だけの構造体を創り始めたのだが、半日やっても道半ば。まだ全体像が見えないので家に帰って作戦の見直しに取り掛かる始末だ。家での仕事は先日から続いている雨漏り対策に加えて、今日は部屋の旧型照明を新しいLED照明に交換する作業や真夏に備えての遮熱対策工事。今日使った”道具”を書き出してみると、ペンチ、ニッパー、ハサミ、カッター、プラスドライバー、マイナスドライバー、ノコギリ、ヤスリ、キリ、テスター・・。我ながらAIの時代とかけ離れた旧時代の作業に見える。先日のインターネットサーバーの見直しやら、WiFiの不都合なども発生してアタフタとするものの、自分の道具で修理はできない。自分が工夫すれば解決できるネタも日常生活では山ほどあることを喜ばしいことと思おう・・。
7月26(日) <「殺生(せっしょう)」という言葉・・・
「殺生(せっしょう)」という言葉がある。仏教の五戒の一つ「不殺生戒」(生き物を故意に殺してはならない)を持ち出すまでもなく殺生はしたくない。けれども夏の初めの今の時節、いやでも殺生を繰り返す。蜘蛛が家の中に入ってくる、蟻がいる、虫が窓から飛び込む・・。目の前の虫を足で踏み潰して、虫たちに落度はない、”許せ”とつぶやく。今日は、ゴキブリが現れてこれは妻に殺生を依頼した。余計な殺生はしないと言いながら牛肉も鶏肉も、そして魚類も当たり前で食べる。人間もまた生物として厳しい生存競争の中にいる・・。・・午後、雨の中を傘をさして駒沢公園までウォーキング。今日は一時の雨宿りのためいつもは立ち寄らない体育館に入り、入口の「東京オリンピックメモリアルギャラリー」で一休みした。雨の合間に撮影した写真を下に掲載する。花は上が「キンミズヒキ(金水引)」、下が「ヤブガラシ(藪枯らし)」。ヤブガラシというと親戚の家の庭でしばしば除去に努めるのだが、地下茎と合わせて生命力が極めて旺盛でいくら取ってもすぐにまた蔓を伸ばしてはびこってくる。ヤブガラシも生き物だからなどと甘く対応すると庭全体と家までがヤブガラシで覆い尽くされる。下の写真はそんなヤブガラシとは知らずに撮った。ヤブガラシもこんなかわいい花を咲かせるのだ・・。
  
2020-07-26駒沢公園 下は オリンピックメモリアルギャラリー
          右上は金水引の花、右下はヤブガラシの花
7月27日(月) <午前中は一週間ぶりのテニス・・・
午前中は一週間ぶりのテニス。帰途、また代官山で開催されている以前の陶芸仲間の展覧会(=今日が最終日)に寄った。一昨日に見た展覧会であるが、日を改めて見るとまた違う側面が見える。細かく見れば見るほど前に気がつかなかった新たな姿が見えるのは陶芸に限らない。そんなことを考えながら、ふと毎日撮影している写真でも違う撮り方をすれば別世界が見えるのでないかと閃めいた。そこでiPhoneのカメラレンズの部分に接写レンズをつけて撮影を試みた。iPhone用の接写レンズ、広角レンズ、魚眼レンズを持っているのに全く使用していなかったのは何故だ!今、我が家のベランダ花壇で咲いている花を撮影した写真を下に掲載する。全体の美しさを鑑賞するのとは異なるが普段は見えていなかった花の不思議、植物の神秘を見る思いがする。人間もまた細かく観察すると際限なく奥深く見事だ・・。
 
2020-07-27左から三つはいずれもゼラニウム(門天竺葵)、最右はパンジー
7月28日(火) <今日は月に一度の病院での検診日・・・
今日は月に一度の病院での検診日。いつものように東京医療センター(東京・目黒区東が丘)まで歩いて往復するのも楽しみになった。検診の前に決められた採血と注射を終える。その後の検診までに今日も1時間以上待たされた。けれども検診時には先に採取した最新の血液のデータが出ており、これで検討できる。今日のPSAの検査結果は今までで一番数値が低く良い結果だった。自分の日常のデーターからもこの一ヶ月はベストと言えるコンデイションであったことなど話をして診断は5 分間で終了。・・昨日の訃報で、歌手の弘田三枝子(73歳)、ファッションデザイナーの山本寛斎(76歳)の死去を知った。私や妻よりも歳は下だけれども一世を風靡した同時代のスターだった。合掌。・・今日も病院の帰りに撮影した野花を下に掲載する。ワルナスビ(悪茄子)は米国南東部に自生する侵入性の雑草で今は日本を含めて世界中に外来種として帰化しているという。毒性が強く家畜に被害を及ぼすほか貴重な作物を侵食し、しかも極めて生命力が強いので駆除し難い厄介な雑草として知られる。
 
2020-07-28 左はシコンノボタン(紫紺野牡丹)半分の上は紫紺野牡丹の蕾
       右は ワルナスビ(悪茄子)
7月29日(水) <ナスのことが知りたくなった・・・
ナスのことが知りたくなった。きっかけは昨日のコラムに写真を掲載したワルナスビ(悪茄子=毒性が強く駆除し難い雑草)やジャガイモ、トマト、ピーマンなど皆ナス科で花も似ているのでナスとは何者と興味を持ったのだ。まずナスかナスビか。奈良時代にインド原産の野菜が奈須比として伝わったとか、中国名の茄子(かし)が茄子(ナス)になったとかこれだけでひとテーマになってしまう。「ナス科」を見ると「双子葉(そうしよう)植物」(=2枚の初期葉を持つ植物)の科の一つで115属2678種からなる群とある(Wikipedia)。これは余りに範囲が広い。ここでは前にコラムに取り上げた写真とナスの花の写真を並べてナス科のほんの一部の花の類似を見てみよう。

2020-07-29 左から、ナス(茄子)、ジャガイモ、ワルナスビ(悪茄子)
7月30日(木) <今日の表紙に「Nahoさんへの絵手紙・・・
今日の表紙に「Nahoさんへの絵手紙・梅雨の明けない東京の空」(水彩)を掲載した。7月も終わりに近いのに今年は雨でなければこのような空ばかり続く。娘のNahoさんと孫娘のMieuさんが住むニューヨークでは日本どころでなくCOVID-19の影響は深刻で外出もまだ出来ないようだ。絵手紙を出してもいつ届くか分からない状態なので絵手紙を描くペースも鈍ってしまった。先日、コロナのお守りで「アマビエ」の絵手紙を出したが届いただろうか・・。
我が家のベランダ花壇に最後のテッセンの花が咲いていたので花器(=卵型ランプの内部に入れられる最新の陶芸作品)に入れて写真を撮った。改めてクローズアップした花の中心部は神秘的で見入ってしまう・・。
  2020-07-30
7月31日(金) <5時前に起床して外を見ると・・・
5時前に起床して外を見るとどんよりとした曇り空。今日はテニスだとウォーミングアップをしていると、6時頃にパラパラと雨が降り始める。6時25分からのテレビ体操の時間には雨音でテレビの音が聞こえないほど本格的に降り始めた。7時には小降りになったが、7時20分でも雨が止まないので本日のテニスはヤメと決断。9~10時頃には雨は止んでいたのでテニス場の近所に住んでいる仲間はプレーが出来たに違いない。身体は動く準備をしていたので昼前に1時間余歩いて汗をかいてきた・・。この所、7月初めに完成した陶芸作品の「卵型LEDランプ」を応用して遊んでいるので一部紹介しよう。卵の中に黄色い風船の”黄身”を入れたり、本体以外にあえてガラスに反射させたり・・。秋の展覧会の時にはどんな飾り方をするか色々とやってみるところが楽しい・・。

2020-07-31 卵型陶芸作品の応用



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