「今日のコラム」(2020年 8月分)

8月1日(土) <月が改まって今日から8月・・・>
月が改まって今日から8月・葉月。朝、6時25分から始まるテレビ体操のイントロが新しくヒマワリの画面になった。家の中の3~4箇所のカレンダーを7月分を外して8月にする。それにしても、あっと言う間に7月が過ぎ去った。コロナ騒ぎも影響してか月日が経つのが以前より速く感じられる。今日は午前中、陶芸教室でかなり難物の粘土工作を集中してやった。後日さらに手を加える予定。今日は前に制作したミニチュア作品「蛙さん」(計4個)の本焼成が終わっていたので持ち帰った。表紙に一部を掲載したが、一匹が2〜3cmの小物だ。何故にカエルを作ったか思い出すと、初めは鳥獣戯画を粘土で再現できないかを考えた。ところが、不安定で細長い形状など、とても陶芸には向いていないと悟り、ミニチュアの安定した形のカエルさんを作って遊んだのだ。追って掲載するがひっくり返ったウサギさんも出来上がっている。ミニチュアの動物を作ることは、それはそれで面白いが自分には余り向いていないかとも思う。カエルの置物は何の役にもたたない飾りであることは良いとして自分らしさをどこで出すかまだアイデイアがない。アクセサリーも同じだが小物であるほどオリジナリテイーが問われる・・。
8/2表紙


8月2日(日) <梅雨がようやく明けて真夏の日差し・・・>
梅雨がようやく明けて真夏の日差しが到来。今日は息子の月命日であるので妻と墓参りをした。大汗をかきながらいつもの様に墓の周りと向こう三軒両隣の道路清掃。墓のある寺の境内には前にも見かけた蓮(ハス)の花がまだ咲いている。”前にも”と言うのは月命日と関係なく二週間前に妻と墓参りをした時の話。今日も、その時も、この墓まで歩いてきた。コロナのせいで旅行には行けないが、いつもより良く歩くのは確かだ。境内で撮影した蓮の花の写真(下)をアップで見ると「ハス」はまた神秘的な植物だ。蓮の花は早朝に咲き始め昼には閉じてしまうのが普通で昼過ぎに咲いている花があればその日が最後で散ってしまうとか。この花は今日が最後の命なのかもしれない・・。<表紙の写真には昨日の続きで「蛙さん2」を掲載した>
 
2020-08-02 九品仏浄真寺境内にて 
8月3日(月) <午前中、暑さの中でのテニス・・・>
午前中、暑さの中でのテニスを乗り切った。ゲームの途中、休憩時に仲間が気温を見て30.7℃と言ったが、太陽光をフルに浴びるコートでの体感温度はそんなものではない。私の場合、最後の頃には立っているだけで精一杯でボールのコントロールどころでない不様。仲間は皆同じ条件なので体力勝負、スタミナ勝負であるが、勝負に拘らず最後まで無事にゲームを続けられたことで良しとする・・。こんな”いい汗”をかいているが「コロナ対策」は継続している日常。テニス場に入る時もマスクをしたまま体温を測る。今日は36.1℃の体温をしっかりと記録用紙に書いた。試合中も仲間との”接触”は一切なし。帰途もマスクをして歩き、電車に乗り、更にバスに乗り換え、最後に家の階段を登る。暑さの中でのマスクを今日ほど煩わしく感じたことはなかった・・。
8月4日(火) <東京都心でも33℃を越す真夏日・・・>
東京都心でも33℃を越す真夏日となった。明日もテニスを予定しているので暑さにも慣れておかなければならないと今日は駒沢公園方面にウォーキングに出かけた。まだ日差しは強かったが、一度外出すると汗をかきながら足を動かす。家で冷房の部屋にいると安易に1〜2時間はすぐに経過してしまうので、まず家を出ることが必要だ。小一時間、気の向くままに歩いて帰途に着く頃、日射病にならない様にと自分に言い聞かせながら、ふと今は日射病とは言わない・・え〜と、と次の単語が出てこない。もちろん「熱中症」である。疲労すると言葉の記憶まで衰えるのかと愕然としたが、確かに子供の頃には「熱中症」と言う言葉はなく、日射病とか熱射病といわれた。熱中症の予防は”炎天下に外出しないこと”が一番とか・・。自分の身体を過信してはならないが甘やかすと際限なく衰える。”適度”すなわち”いい加減”を体得するのが難しい・・。
 
2020-08-04 駒沢公園にて   花はキキョウ (桔梗)と紅蜀葵(モミジアオイ)
8月5日(水) <34℃を越す暑さとなった今日・・・>
34℃を越す暑さとなった今日も午前中無事にテニスをやり終えた。やはり仲間の誰もがプレーに集中する以前に体調に気を配る。コートチェンジの休憩時間に水を飲むことはもちろんだが、今日見ていると他の仲間は保冷剤を頭に乗せたり、首に巻いたりしている。これは見習わなければならない。ほんの一瞬でも頭や首を冷やすと元気が回復しそうだ。仲間の暗黙のルールではお互いに体力の限界まはで無理をしないことにしている。実は今日も3試合目の途中で一人が限界に近いと見えたので終わりにした。この辺りが真夏のテニスを楽しめるポイントかも知れない・・。今日の写真は「転倒したウサギ」を掲載した(下)。これは表紙に掲載しているカエルと同じくミニチュア(数cm)の陶芸作品。当初、鳥獣戯画をモデルとしてカエルやウサギを陶芸で制作しようとしたが、とても無理と分かり止めた経緯がある。下の写真はカエルにひっくり返されたウサギだけを試作したもの。繊細な動物の粘土細工には安易に手を出せない・・。
2020-08-05陶芸作品「転倒したウサギ」


8月6日(木) <ケイタイの位置情報の優秀なこと・・・>
ケイタイの位置情報の優秀なこと、便利なことは今更言うまでもない。最近、我が家では妻と私のそれぞれのケイタイ(iPhone)の位置情報を共有して”探す”のアプリでどこにいるのかお互いに地図で確認できる様にしている。今日は妻が所用でいくつかの場所をまわり、昼食をいつまで待つかと思い、場所を追いかけると妻の行動が手に取るように分かった。医者に行った後、駅の側で買い物をしているとか、バス停でバスを待っているとか、地図を見れば分かるので、後何分で帰宅するだろうと思っていると間違いなく帰宅した。テニスの日には私がテニス場にいるとかバスを待っているとか、やはり妻が位置情報を把握して昼食を準備したりするようだ。・・運送会社のトラックの運転手さんが以前は適当に好きなところで休んだり、遊んだり出来たのが、最近はトラックの位置情報が正確に中央の管理センターで把握されているので自由がなくなったとの話を聞いたことがある。個人でも常に自分の居場所が知れてしまうと困る人もいるだろうが、秘密がなければこれほど便利で安心な機能はない・・。


8月7日(金) <都心で初めて猛暑日・・・>
都心で初めて猛暑日(35℃以上)となった今日も午前中、元気にテニスができた。・・感謝。テニス場のすぐ脇の道路で朝9時頃に若者が熱中症で倒れて警察まで来ていたとの噂話がテニス場にも伝わってきた。第三者的に見れば70~80歳過ぎのメンバーが炎天下で朝からプレーをしていることは無謀と思われるかも知れないが、みな自己責任で自分の身体をコントロールしている。・・今日はテニス場の開門直前に地面で見た虫の写真を下に掲載する。体長10mmほどの麦わらのような虫が地面を歩いていた。熱せられた石の上を通ったせいか途中でひっくり返り、死んでしまったかと思うとまた歩き出した時に撮影した写真だ。家で虫の名前を調べたが、バクガでもなし、シメマラダメイガでもなし・・。結局名前は分からずしまい。最近、花の一部をクローズアップして写真を撮ると神秘的で感動することが多いが、虫もまた名前は知らなくても造化の妙を感じさせられる・・。
2020-08-07

8月8日(土) <土曜日は陶芸教室・・・>
土曜日は陶芸教室に行き陶芸。教室では初めに体温を測り、マスクをして作業をするが、今日もコロナの感染を警戒してか教室は空いている。今は陶芸でふと思いついてデタラメな構造体の制作を始めているが意欲ばかり先走りして制作途中というのに失敗作と自覚する始末。これから如何に味をつけることができるか・・。思い通りにいかないのがモノづくり。だからやりがいがあると思っておこう・・。・・今日の写真(下)に百日紅(サルスベリ)と薊(アザミ)の花を掲載した。駒沢公園方面に散歩に行くと、住宅街に巨大なサルスベリの花が満開。サルスベリは夏の花、まだこれから秋にかけて長い期間咲き続く。アザミのクローズアップ写真を並べたが、アザミはスコットランドの国花で紋章にもなっている。アザミはトゲが多いがスコットランドではトゲによって外敵から国土を守ったとして国の花になったという。この花もまた見ていて飽きることがない・・。
2020-08-08


8月9日(日) <西行法師というと・・・>
西行法師というと「願わくは 花の下にて 春死なん そのきさらぎの 望月のころ」など多くの名作を残した平安時代の大歌人として知られる。今朝、6時前のNHKテレビで、この西行が散々歌を直されるという愉快な講談を聴いた。神田伯山((六代目、37歳)の講談「鼓(つずみ)ヶ滝」。この「西行・鼓ケ滝」は能楽や落語でも演じられる演目であるようだ。山の中の名所「皷ケ滝」を訪れた西行は滝を見て「伝え聞く鼓ヶ滝に来て見れば沢辺に咲きしたんぽぽの花」と歌を詠む。辺りが暗くなり西行は止むなく山奥のある民家に宿を借りることを願いでる。そこに住んでいたお爺さん、お婆さん、それとお孫さんに歌を披露した所、三人から上の句、中の句、下の句とそれぞれに意見を言われて「音に聞く鼓ヶ滝をうち見れば川辺に咲きしたんぽぽの花[」となる。西行自身が思い上がっており、修行が足りなかったと謙虚に反省するという話だ。<三人は実は和歌三神であったとか>最近は芸もないのに「芸人」と呼ばれる人が多いが、六代目神田伯山は本物の芸人だ。安易なタレントでなく講談師としてまた芸を見なくなった・・。

8月10日(月) <今日は「山の日」で休日・・・>
今日は「山の日」で休日。月曜日はいつもはテニスに行く日だが、平日会員なので休日になるとテニスはできない。思い付いて久しぶりに等々力渓谷に行ってみた。等々力渓谷は東京・世田谷区の西南端、多摩川の近くにあり、東京23区内の唯一の渓谷。太陽が照りつける猛暑日には渓谷は絶好のウォーキング場所だろう。・・とは、誰でもが思うようだ。渓谷に降りていくと大変な混雑ぶり・・。渓谷内の細い通路で行き交う人とすれ違いながら気がついた。今日は休日、そしてお盆休みには東京から地方に帰省するのを自粛するコメントが出ている時期だ。帰省しないで等々力渓谷へ行って気分転換などという人もいるだろう。後でネットで見たのであるが世田谷区は新型コロナウィウス感染予防のため”等々力渓谷への来場自粛”を要請していた。「園路が狭く、利用者が密集、密着する可能性があります」と書いているが確かに大自然の中でなく渋谷の交差点の雰囲気だったかも知れない。私などはあえて等々力渓谷にいくことはなかったのだが、これも経験・・。
 
2020-08-10等々力渓谷にて
等々力不動


8月11日(火) <東京・練馬では最高気温38.2℃・・・>
東京・練馬では最高気温38.2℃を記録した今日、朝から谷中のお寺に義兄の墓参りに行った。今日は義兄の月命日。猛暑を予想し、またコロナ対策のソーシャルデイスタンスを保つためとして車を使用したが、6月11日の命日に初めて車を使ったので谷中まで車で行ったのは二回目となる。毎月の月命日には原則として義兄の墓参りをすることに決めているが、もちろん特別なことをする訳でなく自分たちの感謝の気持ちを伝えるだけ・・。今、私たちが住んでいる住宅は以前義兄が住んでいた家で偶然の縁で借りることができた。その他義兄とは諸々の偶然が重なり私たちは大いに義兄の恩恵をこうむっている。これが「縁」というものだろう・・。下に寺の写真を掲載したが、午前中であるにもかかわらず強烈な暑さが伝わってくる空の色だ。これほどの夏空は、むしろ夏らしくて気持ちが良い・・。
 
2020-08-11谷中・瑞輪寺(墓のある寺/日蓮宗) 境内の日蓮像&入谷から見た東京スカイツリー
8月12日(水) <新型コロナウィルス関連のニュース・・・>
新型コロナウィルス関連のニュースが相変わらず多い。「クラスター」という訳のわからない言葉も今ではすっかり定着した感がある。「近接して発生する特定の疾患または障害が異常に高い発生率である集団」というのが面倒ならなぜ「集団感染」と言わないのか。島根県の高校でサッカー部員の寮で発生したクラスターで感染者は100名となった。今日のニュースでは日大水泳部で10人以上の集団感染発生、石川県内ではカラオケ大会で37人のクラスター発生など、クラスターの規模も大きくなってきた。 発生した集団感染を追求すれば、”対策が不十分とか甘く見ていた”などと原因は明瞭であろう。・・今日も猛暑日の中、テニスをやりながら、もし熱中症で倒れたらあまりに原因ははっきりしていると思った。仲間の皆がそれぞれに無理をしないように気をつけているが、万一熱中症になれば”炎天下で運動をするのは間違い”に決まっている。ただ、コロナ感染と大きく違うのは他人に伝染させることはない。以前、私もよく知っている人(70歳過ぎ)がプレー中に倒れて(熱中症ではなかった)失命したことがあったが、周りでは皆が、”好きなことをやりながら命を落としたのは本望だろう、羨ましい・・”とコメントしていた。今日も熱中症による死者が報道されているがコート上でなくても病気で長患いすることもなく案外に穏やかな最期であったかも知れない・・。
8月13日(木) <表紙に「Nahoさんへの絵手紙/初雪カズラ」(水彩)を掲載・・・>
表紙に「Nahoさんへの絵手紙/初雪カズラ」(水彩)を掲載した。いつもは裏の”手紙”の部分は妻の担当で私は文章を書くことはないが、今回は絵の下に「COVID-19に負けるな!」を入れてしまった。今、New Yorkに住んでいる娘のNahoの家に孫娘のMieuも一緒にいる。Mieuは昨年ハーバード大学に入学できたので9月からボストンの学生寮に入って希望を持って大学生活をスタートさせていた。ところが新型コロナウィルスの感染が米国にも波及したため今年の3月には寮を退去させたれてN.Y.に戻った。以降はこれまで全てオンラインによるリモート授業で、この9月からの新学年になってもリモート授業が続く見通しという。せっかくの大学で友人との交流ができない事態は可哀想ではあるが、こればかりは如何ともし難い。米国でもまだCOVID-19は終息していない。・・今日は家のベランダにあった「初雪カズラ」の面白い葉模様を絵手紙に描いた。絵手紙で新型コロナに負けずガンバレと励ますことしかできない・・。

8月14日(金) <毎朝 5時過ぎに起床して・・・>
毎朝 5時過ぎに起床して、コーヒーを一杯飲んだ後に必ず行うことは、一つはストレッチポール(直径15cm・?長さ90cmのウレタン製棒)を使ったストレッチと、6時25分からのテレビ体操だ。ストレッチと体操で、身体がスムースに動くか、関節の状態を感じると、その日の体調が分かる。朝食前にはそれ以外にゴミ出しとか道路掃除なども日課だが、体調に合わせてテニスへの対応を考える。今日も都心の気温が5日連続で猛暑日(35℃以上)となる予想であったが、7時30分のバスに乗ってテニスに出かけた。このところ身体が軽く体調が良い。けれども、今時調子がいい時が危険。調子に乗るな、図に乗るなと自分に言い聞かせている。20年ほど前にテニスでガンガンと強力サーブを打ち続けて「テニスエルボ」という肘の損傷を引き起こしたのも、最高に調子がいい時だった。今日のテニスは4人グループの平均年齢約80歳だったが、皆よく動く。パワーというよりテクニックが抜群で、私もまだまだ学ばなければと思わされることがしばしば。「暑さに負けない」のでない、「暑さと上手に付き合って」、仲間と元気に、楽しくプレーができることは本当に幸運と思っている・・。
8月15日(土) <今日は終戦記念日・・・>
今日は終戦記念日。戦後75年を経てコロナ騒ぎの中でも今の時代を平穏と思う。終戦の日、私は5歳にもなっておらずほとんど記憶にない。幼児から敗戦後の生活を当たり前のこととして成長した。たまたま俳優の渡哲也さんの死が昨日報道されたが(10日に逝去、78歳)、渡さんは私のほぼ一年年下で同年代。渡さんの家族は終戦後の困窮した頃に4人兄弟の長男と四男が亡くなったというが、我が家は五人の兄弟が皆無事に育ったのは幸運であった。コロナの感染、熱中症・・、いつの時代もそれぞれの問題がある。直面するどんな困難をも乗り越えて先に進む。これしかないだろう。・・下に今日陶芸教室で釉薬をかけた大皿の写真を掲載した。これから教室の窯に入れてもらい本焼成を行う。出来栄えは窯から出して焼成の具合を確認するまで何とも言えない。色々と工夫しながら釉薬をかけてみるが、これもベストを尽くして結果を見るだけである。・・今日の夕刻、5時40分頃に東京の北側の空に見事な積乱雲を見たので写真を追加掲載する。これほど可愛いワンチャン雲を見たのは私は初めてだ!

2020-8-15陶芸・素焼き後の釉薬がけ &  ワンチャン雲
8月16日(日) <人の世の悲し悲しと蜩が・・・>
「人の世の悲し悲しと蜩(ひぐらし)が」(高浜虚子)。今朝のNHKテレビの俳句の時間で蝉の「ひぐらし」を漢字で「蜩」と書くことを知った(冒頭の句はテレビと別)。俳句の時間で思わぬ漢字と出会うことはしばしばある。今朝の同じ俳句の時間に「供花(くげ)」の言葉も出てきた。よく墓参りに行くが自分で「くげ」と意識してお花を供えることはない。冒頭の蝉の俳句に話を戻すと、「ヒグラシ(蜩)」の鳴き声を「カナカナ」としてこの俳句を読んだのだろう。「アブラゼミ(油蝉、鳴蜩)」は「ジリジリ」、「ミンミンゼミ」は「ミーンミン」、「ツクツクボーシ」は「ツクツクホーシ」などとされるが、外国ではどう表現されるのだろう。今日の夕方、駒沢公園の森の中ではミンミンゼミとアブラゼミが合唱しているように聞こえた。蝉の声に囲まれて撮影した写真が下に掲載した「シロガネヨシ(パンパスグラス)。この強烈な花穂の花言葉は「超能力とか耐久力の象徴」とあった。猛暑の中でいかにも強力さが際立っている・・。
2020-8-16駒沢公園にて
8月17日(月) <昼前の11時頃までテニスをやって・・・>
昼前の11時頃までテニスをやって終わりとする。猛暑の中ではこれが限界と仲間がみな納得。"ご無事で何より”と心の中で思うのも皆同じだろう。私の場合、熱中症にはならなくても身体が思うように動かなくなり何でもないミスをするようになるので疲労度が分かる。スタート時には平気であった呼吸も日射を受けて2時間を経た頃には意識して 大きく深呼吸しなければサーブもできなくなる。・・今日、浜松市で日本歴代最高となる41.1℃の気温を観測したという。東京も最高気温37℃で猛暑日が続く。こんな状況であえてテニスなどすることはないだろうと言われそうだが、2時間程度で切り上げるので続けられる。直後は疲労困憊していても午後冷房のきいた部屋で休養すると(今がそうである)元気が回復する。人間の身体は適度な負荷をかけなければ目に見えて衰える。問題は、”適度”がどの程度かだ。熟睡した後、翌朝やる気を持って起床して道路掃除もする・・、これが出来る運動は今のところ”適度”と見做すことにしている・・。
8月18日(火) <最近、ウォーキングのコースとして駒沢公園・・・>
最近、ウォーキングのコースとして駒沢公園が気に入っている。公園(東京・世田谷区)の正式名称は駒沢オリンピック公園総合運動場。言うまでもなく1964年東京オリンピックの時に国立競技場に次ぐ第二会場として数々の競技に使用されたオリンピックの記念公園だ。家から公園まで1時間余で往復することができるので散歩にはちょうど良い。今日、公園の中を歩いていて、フト閃いた。この公園にはジョギングコース、サイクリングコースが外周に整備されている。これまでコース内に入らないように避けていたが、このコースをメインに活用できるのでないか・・。今は月、水、金と週に三日、神宮のテニス場に通っているが、今年新型コロナ騒ぎでオリンピックが延期されなければ、5月から数ヶ月オリンピックのためにテニス場は休場と決まっていた。オリンピックがなくなったので今テニスができている訳だ。もし、来年オリンピックが開催されれば来年の今頃はテニスはできない。そうだ、来年はテニスの代わりに前東京オリンピックの記念公園でジョッギングをやろう・・。 そう考えて、今日の散歩ではジョギングコースを特別に細かく観察してきた・・。
 
2020-08-18 駒沢公園にて、道路の左側がジョギングコース&サイクリングコース
 
駒沢公園は三密と無縁の別世界だ 
8月19日(水) <「三密」とは「密集・密閉・密接」・・・>
「三密」とは「密集・密閉・密接」をいい、”三密をさける”が新型コロナウィルス感染防止のための標語となった。今日、ネットの記事を見ていると仏教(密教)の教えで、日常生活で実施したい”三密の教え”があることを知った。ここでの三密は「身密、口密、意密」。「身体(行動)、言葉(発言)、心(考え)」の三密を整えることが修行とされる。日々の行動を見直す、自らの言動を見直す、心の動きを観察するのが基本のようだ。密教は日本では空海(弘法大師)が布教した仏教であるが何故「密」なのかは単純には言えない。顕教に対して密教でもあるが、密教を英語で表記すると”esoteric Buddhism”とある。esotericとは「深淵な、神秘的な」であり、「密」ではない。真言宗(密教)のお坊さんが行う三密の修行は悟りを得るための非常に厳しい修行であるようだ。修行まで行かなくても、コロナのために”三密を避ける”だけでなく、密教の”三密”を意識してみようと思う・・。<参考にしたサイト=ここ
8月20日(木) <今年はコロナ騒動で恒例の夏の旅行もなし・・・>
今年はコロナ騒動で恒例の夏の旅行もなし。このホームページのコラムではテニスの話題ばかり書くが、テニス以外には出歩くのは近所の散歩程度。そこで、はかどったのは溜め込んでいたアルバムや写真の整理だ。昨年秋の陶芸の展覧会に合わせて作成した「陶芸作品集」も見直したが、「作品集」にしては余りに”抜け”が多く、不完全であるのに愕然とした。自分では会心作と思う作品でも掲載されていない。何を制作したか、本人も忘れてしまう様で、有難いのは、このホームページの陶芸コーナーだ。全てとは言えないが、大部分の陶芸作品はこのホームページを見れば確認できる。こんな「作品集」の補完をやりながら、興味深いことに気がついた。今年の4〜5月に制作した円形照明具と卵型照明具(陶芸コーナー=ここ=参照)は共にコロナのため陶芸教室が閉鎖されたため、制作途中で家に持ち帰ったり、家で粘土から制作したものだ。ステイホームで時間がたっぷりあったため、教室ではやり切れないほど時間をかけて粘土で複雑な構造を作り上げた。教室が再開された後に教室で釉薬をかけ、窯を使って焼成して完成させたが、これはある意味でステイホームの成果とも言える。これから先、まだ外出自粛が続く事態であればステイホームを前向きに活用しなければならない。作品集を見直すよりも、創造的な仕事をやりたいが・・。
8月21日(金) <いま、手首につけているリストウオッチ・・・>
いま、手首につけているリストウオッチは安物(中国製)であるが時計以外に色々な機能がある。今日は午前中テニスをやったので今現在、歩数が12300歩。歩数計の他、毎日の睡眠状況をiPhoneに転送して見ることができる。初めは、寝床に入った時刻、夜中にトイレにいった時刻、起床時刻などが比較的”当たり”であったが、最近、睡眠時間が1時間も少なく出たりするので、どうやって睡眠状況を判定するのか知りたくなった。睡眠時間と同時に、深い眠り、浅い眠り、中途覚醒の三種類の睡眠状況も分類されて表示される。今持っているリストウオッチの説明はどこにもないけれども、高級品であるアップルウオッチの場合、次のような解説があった。リストウオッチには「加速度センサ」が装備されている。手首の加速度センサによって人間の姿勢、行動が自動記録される。それに加えて心拍数が睡眠の状態を判定する重要な要素だという。心拍数は私のリストウオッチでも単独で見ることができるが、肌の上から緑色のLED光を血管に照射すると赤い血液は緑色の光を吸収するので血流の増減が判定できるという。アップルウオッチでなくても基本的には同等の原理を使っているのだろう。就寝時にリストにしっかりとウオッチを固定させなければ睡眠判定に誤差が出るのかも知れない。これから、しばらくは更に睡眠分析を注目しよう・・。
8月22日(土) <現代は情報過多の時代・・・>
現代は情報過多の時代。多過ぎる情報の中から自分で真実・本物を見極めなければならない。自分だけが知っている特別な情報といって実はフェイクニュース(虚偽報道)を信じていることも多い。誰でもが見ることができる機能に意図的に罵詈雑言、いじめの言葉を記載する輩(やから)が蔓延る(はびこる)のも姿・形が見えないからだ。個人だけでなくマスコミという組織が不用意に”いじめ”をしているケースもよくある。昨日来のニュースで、全英女子オープンゴルフに出場した渋野日向子が連覇どころか予選落ちしてしまったことを「ポンコツ渋野の全英予選」と書いた記事があった。ひどい見出しだ。先週、日帰りで慶應病院に検査入院をした安倍首相に対して「甘えるな安倍晋三!  対コロナ戦争中に指揮官が健康不安 」とYAHOOニュースで噛み付いているのは”政経ジャーナリスト”と称する若い女の子。この場合、名前が特定されるからまだ真面目な方だろう。マスコミの場合、”不用意ないじめ”だけでなく、海外をも含めた見えない組織的な世論形成に侵食されているケースもあるから面倒だ。個人の自由に責任をどうやって伴わせるのか、昔からの課題は続く・・。
8月23日(日) <今日ほど激しい雨が有り難く・・・>
今日ほど激しい雨が有り難く、嬉しく思えたことはない。猛暑続きであった東京に午前中久しぶりに雨が降った。雨漏りが出ないか心配になるほど一時は激しい雨であったが、ベランダ菜園にもこれ以上ない水やりとなった。雨が降らなければ日本中の農作物は一挙に成り立たなくなるだけでなく日本の経済、水道、電気などライフラインもピンチになる。反対に、雨ばかりで日照がないとこれも直ちに生活の問題となる。”バランスが大切”から私が前に制作した「宥座(ゆうざ)の器」を思い出した。2019年3月25日のコラム(=ここ)に書いているが、慢心・やり過ぎをなくし、何事も”ほどほど”が大切と孔子が説いた「中庸の教え」を形にした器を作った。そうはいっても、説教はできても自然は思う通りには動かない。「天気」という言葉が実にうまくできていると思うが、正に天の気分次第で人間の生活の根幹が決まる。科学技術が進化した現在でも「天気」のコントロールは何もできない。できることは天の気分、つまり、地球の自然を乱す事のないような気遣いか・・。
8月24日(月) <今日は真夏日・・・>
今日は真夏日(Max30℃以上)。猛暑日(Max35℃以上)が続いた先週と違い、午前中テニスをやっても比較的楽であった。急に夏の終わりを感じる。季節の移り変わりは確実にやってくる。空を見ると入道雲。真夏の雲と同じであっても、見る方の感覚で何となく夏の終わりの雰囲気が漂う。・・先週までと比べて今日のバス・電車は混雑してきた。新型コロナの感染はまだ続いているけれども、時間が経過すると間違いなく終息するだろう。従来は当然のこととしていた生活ができなくなり、人同士の交流も制限されるなどあり得ない熱波を強いられた「コロナ期間」は終息した暁には貴重な経験として何事かに活かされるはずだ。人は、いや全ての生物は変化に対応しながら子々孫々へ歴史をつなぐ・・。
 
2020-08-24 夏の終わり・・
8月25日(火) <今日は月に一回の病院での検診日・・・>
今日は月に一回の病院での検診日。東京医療センター(東京・目黒区東が丘)まで歩いて往復するのもすっかり習慣化して月一の楽しみとなった。検診の結果は特に問題なし。家から往復する経路はほとんど住宅街の中を歩く。いま住宅街で目につく花は文句なしに”サルスベリ”。言うまでもなくサルスベリは幹が独特で猿が登ろうと思っても滑りそうなところから「猿滑」の名がついたが、漢字では「百日紅」と書く。この漢字名の通りに猛暑の中でも長い間咲き続ける生命力は驚異的だ。ただし、サルスベリ(百日紅)の花の色はピンクや紅以外に白い花もある。今日撮影した三色のサルスベリの花を下に掲載する。サルスベリ(百日紅)の花言葉は「雄弁」、「愛嬌」だとか。オシャベリを控えて欲しいほど少々うるさいのは確かだ・・。
 
2020-08-25 百日紅の花(目黒区〜世田谷区にて)
8月26日(水) <今日も朝8時には地下鉄・神宮外苑駅に着いて・・・>
今日も朝8時には地下鉄・神宮外苑駅に着いてテニス場にいく。オリンピックが開催されていればテニス場はオリンピックのための用地として使用されるので5月から半年間は使用できないことになっていた。今テニスができるのは新型コロナのおかげ(来年に延びただけだが)。数日前に神宮外苑駅が新装なった。本来はオリンピックに合わせてもっと早く完成させる予定であったのではないかと推測するが、広い出口が新たに追加された。地下鉄駅から地上に出た所の写真を下に掲載するが都心にしてはユニークなスペースとなっている。写真には人が写っていないが、人がいないタイミングで撮影したまでで、もちろん乗降客で混雑する時間帯もある。神宮外苑一帯は秩父宮ラグビー場や神宮球場の建て替えをはじめ大規模な再開発が計画されている。オリンピックが来年開催されたとしても一つの通過点に過ぎない。数年後にはテニスをやっていないかもしれないが、神宮外苑がどんな姿に変貌しているかみてみたい・・。

2020-08-26 地下鉄(銀座線)神宮外苑駅新出口前
8月27日(木) <早朝、東京の東の空には美しい朝焼け・・・>
早朝、東京の東の空には美しい朝焼けがみられた。(5時30分の写真を下に掲載)。その後、晴れ間が広がり厳しい残暑となったが、昼前の11時頃に突然黒い雲が押し寄せてきたかと思うと雨が降りはじめた。一時は強く降った雨も昼前には上がり、また暑さが続く。夕刻、気がつくと朝写真を撮った方面の空が面白い雲で覆われているのでまた写真を撮った。今日は、日の入り後も普段はみた事のないような奇妙な雲が刻々と変化していく。朝鮮半島方面に外れて行った大型台風の影響を受けた気象なのであろうが刻々と変わる雲を見ていると自然の多様性に圧倒される。雲の下では地上のコロナ騒ぎまで何かチッポケな騒動に思えてくる・・。

2020-08-27東京の空
8月28日(金) <今、テレビで安倍首相の辞意表明・・・>
今、テレビで安倍首相の辞意表明を聞きながらコラムを書きはじめた。安倍さんは二度目の総裁に就任したのは2012年、8年前。13年前に第一次安倍内閣で首相を突然辞任したのは潰瘍性大腸炎のためと伝えられる。その後、自宅療養と薬で病気を完治させて政界に復帰し、再度8年間も総裁を続けたのは極めて稀な実績であろう。今回の辞任もまた同じ病気の治療のためと言う。健康、体力を自ら判断して進退を決断するのは誰でもできることではない。安倍さんは年齢はまだ65歳。一般的にはこれから第二の人生を十分に楽しめる・・。個人的には今日も猛暑の中でテニス。何とか熱中症で倒れることなく無事に帰途につく時には感謝のみであるが、これでも楽しんでいる。・・昨日、雲の写真をコラムに掲載してすっかり味をしめた。今日も昨夜撮影した写真を掲載する。


東京の空
8月29日(土) <駒沢公園のオリンピック記念塔・・・>
駒沢公園(東京・世田谷区〜目黒区)のオリンピック記念塔の水辺に行くと、どんな猛暑であってもカルガモに会える。5~6月には可愛らしい親子連れが見られたが、今はコガモも成長して親子の区別がつかぬほどになった。カモの仲間(マガモ、オナガガモetc)はほとんどが冬鳥で春夏には北方へ戻っていくが、通年日本から動かず繁殖するのはカルガモだけだと言う。カルガモの特徴はクチバシの先端が黄色いこと。カルガモのことを勉強しようと思いWikipediaを見ていると気になる書き方があった。日本では野生化したアヒルとカルガモが交雑する例が多いとして「(日本では)都市部のカルガモの多くがアヒルとの雑種であり遺伝子汚染が進行している」と表現している。「遺伝子汚染」との恐ろしい表現を使う人間は自分が汚染されていないとでも思っているのだろうか。それにしても猛暑の下でのカルガモさんは流石に動きが鈍く写真は撮りやすかった・・。
駒沢公園のカルガモ
8月30日(日) <任天堂のWiiによるバランス年齢計測が先週3500回・・・>
任天堂のWiiによるバランス年齢計測が先週3500回を超えた。家にいるときには習慣として就寝前にこのWiiを使う。旅行に行ったとき以外に毎日使用したとしてほぼ10年間を経過したことになる。Wiiというと任天堂が2006年に発売を始めた家庭用ゲーム機として知られるが、ゲームをやったのは初めだけで専らバランス年齢計測に活用してきた。テレビに映した画像を見ながら、バランスWiiボードと呼ばれる台の上に乗り計測を行う。このボードは4点でサポートされており、それぞれにセンサーがついているので、体重や前後左右の身体の傾き(バランス)が計測できる。バランスの計測の種類は10種あり、毎日二種の計測を行う。片足立テスト、ウオーキングテスト、静止テスト、敏捷性テスト、動作予測テスト、バランステスト(二本のバランス&三本のバランス)、判断力テスト、記憶力テスト、周辺視野テストなどが毎日組み合わせを変えて出題される。私の場合、敏捷性とか判断力は得意であるが、重心を一点に集中させておくテスト、静止テスト、周辺視野テストなどが苦手だ。判定されるバランス年齢も凸凹があるが、先週の日曜日からの記録を記すと、28-58-32-36-51-24-34歳、とこんな調子。この週は比較的良い方でもちろん、60歳、70歳のこともある。習熟によりテスト中に先が読めるけれども一方で集中していないと直ぐに結果は悪くなる。これからも実年齢マイナス50歳を目指して一瞬の緊張の時間を続けたい。継続は力となるか・・。
8月31日(月) <我が家の携帯電話(iPhone)のサービスはau・・・>
我が家の携帯電話(iPhone)のサービスはauと契約している。auというとKDDI(国際電電)系列という程度しか認識がなかったが、Wikipediaで調べると興味深い内容が沢山あった(サイト=ここ)。まず、名前の由来が「”会う”に始まり”合う”に行き着く」という意味合いからauとしたとか。<他に、「Access, Always, AmenityなどのAと、Unique, Universal, UserなどのUで構成」とか「access to u (you)」などの説明もある> 何故に今auか。それは最近電気料金の管理をauに任せたところ、「auでんき」のケイタイでのフォローが抜群に素晴らしいからだ。毎日の我が家の電気料、使用状態がケイタイで見られる。毎日は24時間、時間ごとの電気料金がグラフで表示される。また週ごとの電気料金の経緯、月毎、年毎など全てグラフ化されたデーターを自在に見ることができる。先週、先々週、その前などとグラフを見ていると暑さとの相関も分かるから面白い。生のデータだけでは自分でとてもこれだけのグラフを作れない。auが携帯サービスでここまでやることに感激・・。


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