「今日のコラム」(2021年 5月分)

5月1日(土) <月があらたまり5月1日・・・>
月があらたまり5月1日。今日から5連休・ゴールデンウィークの始まりであるが世は新型コロナの感染がおさまらず緊急事態の真っ只中でステイホームが呼びかけられる。プロ野球もゴルフもテレビ中継をやっても無観客試合だ。今日は私の陶芸教室も休業、テニスも当分の間お休みであるので自分の自由時間が増えたと思えばこれもまた悪くはない。明日が息子の月命日になるので、妻と墓参りに行った。お寺の境内がまさに新緑真っ盛り。墓の周り一帯を時間をかけて掃除するのもいい運動になる。「墓参り」と言いながら気分転換と運動と実益も多い・・。今日は他にいつものパソコン仕事でない家庭内の作業がはかどった。ノコギリと電動ドリル、ヤスリ、刃物を使ってベランダ菜園に絡んだモノづくりをやったのであるが、これもまた適度の身体運動になっているだろう。途中で家の近所を少し歩いたりもしたので夕方までの歩数は10000歩を超えた。人との接触をなくしても身体の運動はそれなりにはできそうだ・・。
 
2021-05-01 墓のある九品仏浄真寺(東京・ 世田谷区)境内にて(カヤの大樹は天然記念物)
5月2日(日) <このホームページのサーバーを総括・・・>
このホームページのサーバーを総括して見ていると日本のインターネットの歴史に触れる思いがしてある種の感動を覚えた。このホームページは1998年にスタートして今現在三つのサーバーにお世話になっている。スタートしてから今まで継続して使っている「GOL」というサーバーは、1994年にカナダの起業家が日本で最初のインターネットサービスのプロバイダーとして創業したという。数年してアメリカ系の会社に買収されたようだが、GOLの名は変わらず使用者としての私も関係がなかった。それが今は楽天の傘下となり「楽天コムニケーション」の一部門となっている。サーバー名のGOLはそのままだが、方針として新規に個人のホームページは扱わない(企業向のみ)とされた。当面、従来からの継続は認められたものの、いつ”個人は廃止”となるか分からぬ危機感を覚えて、2020年、別途に「SAKURA Internet」と契約してGOL相当と重複して利用している(各サーバー使用容量約100MB)。さらに、ケーブルテレビやインターネットで使用している「イッツコム」がインターネットオプション(ホームページサービス)を行っているので、2016年以降最新版までの内容は「イッツコム」で発信している。一時、GOLでのMax.容量が100MBとの話があったので容量面で分散を図ったのである。ところが「イッツコム」で最近になってホームページサービスの新規受付は終了と方針変更が発表され、同時に以前は容量増加も当然できたのが今回は容量100MBまでとある。ちなみに現状で100MBまで数MBしか残りがない。・・この種の業界は経営者が変わると方針もガラリと変わる。特にゴミのような存在である個人のユーザーはどう対応するか頭を悩ます。これは時代とともに生きている証かもしれない・・。
5月3日(月) <5月3日、憲法記念日・・・>
5月3日、憲法記念日の休日。日付の語呂合わせから、”ゴミの日”とか”掃除の日”でもあるという。今朝は家の前の道路や溝をしっかりと掃除して、燃えるゴミを出した。・・今日の表紙に「絵手紙・ハツユキカズラ(初雪カズラ)」(ペンと水彩)を掲載した。これは今も目の前にあるベランダの園芸品・初雪カズラを描いた。本来初雪カズラは葉の色がピンク〜白〜緑〜赤と変化し、その時々のまだらな色合いの葉が好まれるが、今の時期、蔦(つた)の形状が面白いのでこれをスケッチした。ほんの一部をピックアップして絵を描いたが、2~3日で初雪カズラ全体が見違えるように変わっていく。ベランダの園芸植物を見ていると季節の移り変わりの速さを実感する。下に掲載したのは、散歩の途中、住宅街で見かけた花。名前を知らなかったのでiPoneのPictureThisで調べると「カルミア(アメリカシャクナゲ)」だった。実に珍しい花の形状。身近に接する植物だけでも際限のない多様性に驚かされる・・。
  2021-05-03 カルミア
5月4日(火) <鯉のぼりの写真・・・>
鯉のぼりの写真を下に掲載する。数日前に散歩をした東京・世田谷区の住宅街で珍しく大きな鯉のぼりを目にした。その後、大風や雨が続き、何度か家の前を通ったが鯉のぼりは現れなかった。それが今日鯉のぼりが泳いでいたので写真を撮った次第。鯉のぼりの写真を撮れただけで何だか幸せな気分になるから単純だ。鯉のぼりに会うために庭付きの大邸宅の場所や表札も覚えてしまった・・。緊急事態宣言下の駒沢公園では少人数の家族連れはいるが休日にしては間違いなく人数は少ない。中央広場のオリンピック記念塔の近辺にはカルガモが人間よりも”密”になっているように見えた。これも写真に撮って下に掲載する。更にも一つ、歩く途中で見かけた「マツバギク(松葉菊)」の写真(色違い二種)も掲載する。マツバギクは日中の晴れた時だけ花を開く特性がある。雨や曇りの日、夜には花を閉じるというから、今日がいかに天気がよかったのかの証明になる。都心の最高気温は24.5℃、気持ちの良い快晴の一日だった・・。
 
2021-05-04               駒沢公園にて    右は松葉菊
5月5日(水) <表紙にNaho&Mieuさんへの絵手紙・・・>
表紙にNaho&Mieuさんへの絵手紙「白鷺図・河鍋暁斎模写」(ペンと水彩)を掲載した。河鍋暁斎(かわなべきょうさい・1831~1889)は江戸末期・狩野派の絵師であった。「狂斎」と号し戯画などでも人気を博していたが、37歳で明治維新を迎えた後、「暁斎」と号を改めたという。”反骨の人”と呼ばれたように、風刺画をはじめ幽霊、妖怪、地獄など幅広い作品を残しているが、模写した白鷺図のような真摯な絵も多い。・・この模写図のコンピュータ上の容量は28KB(サイズ203×300pixel)で、今日のコラムを更新すると大部分は写真の容量が占めるので約40=50KBの容量が加わることになる。何を言いたいのか・・。同じレベルの更新を続けると20日で1000KB=1MB。前に書いたようにコラムを登録しているサーバーの容量が100MBに制限されて残りの余裕が5MBほどしかないので、このままだと直ぐに満杯となる。・・今の私のiPhoneは容量が64GB、使用済が29.6GBで、iPhoneで撮影した写真が13.61GB(=13610KB!)だ。 また、コンピュータ・Mac内の保存状況は、Max容量250GBに対して128GBを使用済み。写真は約40GB(私の場合別のハードデイスクに写真のバックアップをとっている)である。ホームページに掲載する写真はiPhoneの原版が約2~3MBであるのを1/50~1/100に縮小しているにもかかわらず継続の支障となるのである。一方で、コンピュータ上ではiCloudやGoogle写真などが写真資料のバックアップを無料でやってくれる。GBのサイズが当然として保存されるやり方が存在する訳だ。容量のために、ほんの小さな写真をホームページ上に掲載することを控えなければならない事態を何とか回避したい・・。

5月6日(木) <今日はパソコン作業のやり過ぎ・・・>
今日はパソコン作業のやり過ぎで、いささか疲労気味だ。運動の場合はオーバーワークでも心地良い疲労といえるが、パソコンで手間暇かけてインターネットのサーバーに保存している過去のデータを移動したり削除したりしていると、少々滅入る。誰かが喜んでくれるとか自分が興味がある前向きの内容であれば楽しいが、メンテナンス仕事は愉快にはなれない。そこで、今日はほとんど歩いていないので、日暮時、妻と一緒に少し遠くのスーパーまで買い物を兼ねてウォーキングをすることにした。・・<ここで買い物ウォーキング>・・買い物はバスで2停留所(電車で一駅)先のスーパーまで歩いて往復をした。車輪付きのキャリーバッグを持っていき、帰りには買い物品を満杯に詰め込んだバッグを引きながらのウォーキングで、日没を見ながらのんびりと歩いていると気が晴れた。一方で、妻は帰宅後も休みなく続けての立ち仕事をしている。足腰の不調で養生をしていた妻を無理矢理歩かせたかと心配したが後の祭り・・。
5月7日(金) <新型コロナの感染が収まらず・・・>
新型コロナの感染が収まらずにテレビでは暗いニュースばかりを毎日見ている。それも、ほとんどワンパターンで、”商売が成り立たなくなった”など、一ヶ月、二ヶ月前のニュースと区別がつかない。そんな時、家電量販店は販売量が急上昇との珍しく景気の良いニュースを見た。私が時々行くことのあるヤマダ電機では売り上げは以前の三倍とか。何事であれ。マイナスがあれば必ずプラスも生じる。ステイホームで人の行動がどう変わるかを簡単には予測できないにしても、誰もがマイナスを埋めるやり方を必死に考えるているだろう。ゲーム機や家電の需要が大幅に増えたり、自動車の売れ行きも増加するのは結果を見るとなるほどと納得できる。・・今日の駒沢公園ではカルガモが広場の敷石の上でのんびりとお昼寝をしていた。これまでに、カルガモがこういう場所に休んでいるのを一度も見たことがない。今日は人が非常に少なく、場所が空いていたのだ。いつもは人に占領される場所でカルガモが悠々と横になれるのは人がステイホームをしているお陰だろうか・・。
 
2021-05-07駒沢公園にて  右はハルシオン(春紫苑)
5月8日(土) <「ナスカの地上絵」のような巨大な地上絵・・・>
「ナスカの地上絵」のような巨大な地上絵を自分で描ける時代になった。最近、散歩に出かける際に、AppleWatchのワークアウトを選択して「ウォーキング」のスタートボタンを押して出発する。1時間余り歩いて家に帰って停止ボタンを押すと、その間の時間、距離、消費エネルギーなどと合わせて、歩いたルートが表示される(データはリンクしているiPhoneで見る)。地図上に表示されるルートは非常に正確で一筆書きで書いた絵のように模様を描くことが可能になる。往路と復路を同じコースにすると線が重なってしまうので、あえて別の道路を選ぶのは勿論だが、巨大な地上絵を想定すると案外に思うような絵が描けるのである。今日散歩に行った駒沢公園は我が家から約2kmで入り口があり、それから更に公園内部に大広場や円周2kmほどのジョギングコースもあるので、歩くコースも自由自在。今日は意識してジョギングコースを利用して公園の奥を頭の絵にしようと大回りをしたり、ヒップを少し膨らませようと帰路の道路を選んだりした。1時間10分をかけたウォーキングお絵描きは大成功。散歩にもまた別の楽しみが生まれてきた。その内に「今日の散歩絵」などと紹介できれば面白い・・。
2021-05-08駒沢公園で見た山法師
5月9日(日) <昨日のコラムでAppleWatchを装着して・・・>
昨日のコラムでAppleWatchを装着して歩いた道を記録する機能を使って壮大な地上絵を作ることができる話を書いた。今はGPSでの位置確認は珍しくないが、妻のiPhoneの「探す」機能を使えば、私が散歩している場所をリアルタムで見ることができる。妻が外出して帰りの時間がわからない時に私のiPhoneで「探す」をやると、自動車で今この場所だからあと1時間ほどで家に帰るだろうなどと位置を確認することもある。本人が知らぬ間に位置情報が知られてもお互いにやましい所がなければ問題はない。・・以下はただの推測。例えば中国のような巨大な全体主義国家は当然の如く国民総背番号制が適用される。キャッシュレス化に見るように先端技術を普及させるのも独裁国家では容易にできる。将来、14億人全員に専用のリストウォッチを付けさせればどうなるか。買い物も、身分証明も何でもできると同時にアリバイの確認もできる絶対的な道具となる。逆に、犯罪が生じた時にその場にいた人物は国家の管理センターで容易に特定化されてしまう。集会に出席したメンバーの全ても中央の管理サイドで把握されるだろう。”やましい所がなければ良い”と言える範囲ならば、気楽なものだが、独裁権力が絡んでくるとやはり恐ろしい近代兵器となる。その場合でも独裁者は自分では決してをリストウォッチを装着しないだろう・・。

5月10日(月) <パソコンの使い方・・・>
パソコンの使い方が少し前と比べてずいぶん変わってきたと感じる。今は大抵のものはケイタイ(私の場合iPhone)で間に合う。ニュース、メール、ラインなど何でも画面の大きさの違いはあるがケイタイで十分。どこでも見られるのはむしろパソコンよりもケイタイの方が便利だ。私はMacのノートパソコンと更に大きなモニター画面の組み合わせで使っている。自分の机にパソコンでの「立ち仕事」ができるように台を工作してパソコン場所を作ったが、今はパソコンも日当たり、風通し、見晴らしが良いサンルームに持ってきて、ホームページの改訂などはこの場所で使うことが多い。通信その他、ほとんどはiPhoneを使う頻度の方が多く、パソコンはホームページの作成以外は日常的に使用することは非常に少ない。一方で、写真を含めてバックアップ的な用途は貴重だ。私の持っているMacパソコンのストレージ(容量)は251GB、iPhoneSEの容量は64GB。今はケイタイ(iPhone)といっても容量が大きい。・・以前、私と交流があった仲間(私より数年年上)とメールのやり取りをしたり、パソコンや画像処理ソフトのやり方をアドバイスしたことがあるが、ある時からメールの着信の確認もしなくなった。理由は普段ほとんど誰ともメールのやり取りをすることがないからだった。彼はパソコンソフトの作業もやらなくなって急速に頭が衰えた。使用する対象がなければ、高性能の装置も無用のものとなる。・・このところ、私のホームページの三つのサーバーの見直しをして、各サーバーの容量を調整するためにパソコンに向かう機会が増えた。ホームページを自分で作成するのはパソコンしかない。ホームページ作成以外には、撮影した写真をベースにしてアルバムを作ったり、描いた絵画や絵手紙などをスキャンしてパソコンに取り込み、印刷用に調整する画像処理関連が大きい。改まった文章を作成して印刷する場合もパソコンに限る。そうか、印刷を前提とした作業はパソコンだ。私の場合も、パソコンが不要と思う時には先は短いかも知れない・・。


5月11日(火) <月に一度の病院での検診日・・・>
月に一度の病院での検診日。採血も注射も毎回のことで問題はない。診断結果はPSA数値がこれまでの最低。お医者さまから”体調が良ければ癌も減ってしまうのですよ”と言われたが、こちらはガンの認識はない。お医者さまには、諸々の体調診断にはAppleWatchがどれほど素晴らしいかを逆に宣伝してしまった。それでも今の調子は良いけれども明日はどうなるか分からない年齢ではある。昨日、親しくしていた同年齢の従姉妹が亡くなったとの知らせを受けた(生年月日もほぼ同一)。3年前にご主人を亡くして樹木葬の墓を手配し埋葬するなど一人で頑張っていた姿を思い出す。いくつものコーラスグループのリーダーを努める積極的な人であったので、これほど早くご主人の後を追うとは思いもよらなかった。見かけでは人の寿命は分からない(合掌)。・・新型コロナウィルスのための非常事態宣言は当初、今日までの期限であり、テニスは明日からは開場の予定であったのが、非常事態の延長に従ってテニス場の休場期間も延期された。いまやテニスなしの生活が身についてウォーキングが毎日の習慣だ。今日は病院への往復を歩いたこともあり、歩数は18000歩を超えた。テニスほどの面白味はないがトータルでの運動量は現在の方がバランスが良いかも知れない・・。


5月12日(水) <今日は脳ドックの診断・・・>
今日は脳ドックの診断を受けた。数年以上前に一度だけ脳ドックにいったことがあるが今日の「脳神経外科」は初めてだった。特に自覚症状として問題があった訳ではなく妻に付き合ってのドック入りだ。検査にはMRI(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像診断装置)やCT(Computed Tomography:コンピュータ断層診断装置)を使う。前者が強い磁石と電波を利用して体内の断面像を把握するのに対して、後者はX線を利用して体内の断面像を描く。それぞれの使い分けがあるようだ。MRIでは人間の体内でバラバラな方向に向いている水素原子核に強力な磁場を与えると水素原子核は一方向に向く性質を使う。さらに磁気共鳴といって電波を当てて特定の方向に向きを変えさせる。これを繰り返すことによって体内の組織画像を得られるという。検査後に脳内の画像を見せてもらったが細い神経の一本一本が鮮明にあらゆる角度から観察できるのは本当に驚異だ。MRIの検査の時には工事現場の真横にいるような強烈な音がすると「音」を嫌う人が多いようだが、私にとっては凄い技術の粋をまともに受けている感覚で心地よく聞こえた、あっという間の15分間だった。結果は特に問題なし。良い経験であったが次はいつ受けられるかは分からない・・。
5月13日(木) <サイバー攻撃・・・>
サイバー攻撃がテレビで報道されている。サイバー攻撃には国境もなければ時間も関係がない。全体主義国家の背景を持つケースも考えられるが国家は関係がなく、機密事項を手に入れたから金を出せという単純かつ大規模な強請り(ユスリ)犯罪もあるようだ。恐らくは知能も技能も人並み以上の才能ある人物がこの種の”犯罪”に直接関与していると推測されるのが、何か人間の業を考えさせられてしまう。それだけの才能に恵まれたのであれば。もっと他人のためになる良いことをやれと言いたいが・・。AppleWatchを使うと散歩したコースなどが簡単に表示される便利なGPS機能が、使い方一つでプライバシーの侵害など凶器にもなることを一週間前のコラムで書いた。現代の技術進歩は便利と凶器が表裏となっている。地球上の全人類の中には凶器を使いたい人間が出てきても不思議ではないか・・。
今から家を出て目黒区の「新型コロナウィルスワクチン接種」に行く。4月の末日に手続きをしたのだが、区のLINEを使うと意外に簡単に予約ができてしまった。自分では急ぐことはなく6月でも7月でもと思っていたが、今日の夕方6時過ぎが空いていた。その後、目黒区からは何度も予約の確認通知がLINEで送付されてきた。これもまた時代を反映している・・。
5月14日(金) <「新型コロナウィウスワクチン接種」・・・>
「新型コロナウィウスワクチン接種」を昨夜6時半ごろ終えた(第一回)。目黒区の八雲体育館でスムースに接種は完了したが、多くの医療関係者・スタッフの方々は、これから長期間にわたって大変だろう。お世話様・・。昨日は長袖の上着を着なければ寒いほどの気温だったが、今日になると一転・最高気温27℃という真夏の気温(東京都心)。今日はワクチン接種の翌日でおとなしく体力温存を図るつもりだったが、久しぶりに谷中のお寺に義兄の墓参りに行った。バスに乗るのも電車に乗るのも三週間ぶりか。バスでも電車でも容易に座席に座ることができたので往復の時間はほとんど黙想スタイルで体力の消耗を抑える努力をする。谷中の街は以前と比べてやはり人が少ない。墓のあるお寺(瑞輪寺)の本堂が何か懐かしく思えるのはどうしてか。今日は墓前でのお参りの後、本堂でも念入りにお参りをした。・・今で丁度ワクチン接種から24時間が経過した。特に問題はない・・。
2021-05-14 谷中・瑞輪寺本堂
5月15日(土) <三週間ぶりに陶芸教室・・・>
三週間ぶりに陶芸教室で陶芸作業をやった。素焼が完了している花器の釉薬掛けを行ったといえば30分もあれば終わってしまいそうだが、素焼作品をヤスリで仕上げ修正。さらに色見本で釉薬を選択するのに時間をかけたり、焦らずに慎重に仕上げた。吹き付けで釉薬掛けをしようとしてマスクを外すと、”今はこれで”と口で霧吹きを行うのでなく、マスクをしたまま手で空気を送る装置を勧められた。新型コロナの影響はこんな道具にまで及んでいる。
・・最近のコラムに草花の写真が途切れていることに気がついた。今日はあえて「撫子(ナデシコ)」の花の写真を掲載する。白は我が家のベランダ花壇、ピンクは近所の道路脇で撮影した。撫子は秋の七草の一つであるけれども今も咲いている。「我が子を撫(な)でるように可愛い=撫でし子」から命名されたとされる撫子は万葉集や枕草子にも数多く詠まれているという。「大和撫子」は日本女性の美称。なでしこジャパンは女子サッカーのチーム名ともなる。余りに身近であるので無視してしまうが相応の歴史ある花だ。こんな俳句があった:「撫子や日本の未来どこへいく(稲畑廣太郎)」。15年ほど前の句だが、分かったようで分からない・・。
2021-05-15
5月16日(日) <表紙に、Mieuさんへの絵手紙・・・>
表紙に、Mieuさんへの絵手紙「気楽に頑張って!」(ペンと水彩)を掲載した。今回の絵手紙はニューヨークに住む孫娘Mieu宛として娘の名は書かなかった。今は大学二年生となり猛烈に頑張っている孫娘へ応援の絵手紙としたかったが”応援”を表すのは意外に難しいと感じた。Where there is a will, there is a way.は私が中学の三年生の時に習った言葉。「精神一到何事か成らざらん」の訳語としてそれ以降忘れられなくなった。確かに「ガンバレ」の応援にはなるが、今のMieuは言われるまでもなく200%は頑張っている。むしろ、無理せずにほどほどにと言いたくなる。「ケセラセラ=What will be, will be.=なるようになる」と書き込んだのもそのような思いからだ。ドリス・デイが「Que, Sera, Sera」<なるようになる>と主題歌を歌って大ピットした映画も私が若かりし頃見た覚えがある。調べてみると、この映画(ヒッチコック監督の映画「知りすぎた男」)は1956年の作品。図らずも私が「精神一到」に感動した65年前にケセラセラも覚えたことになる。描き手の昔の事情はともかくとして、Mieuさんが絵手紙の色と文字でほんの少しでも元気になればそれで十分だ・・。

5月17日(月) <外出先で1時間余りの待ち時間・・・>
外出先で1時間余りの待ち時間ができた。都心の五反田近辺で、周囲の地理や街並みをよく知らない場所だったので、iPhoneのマップでその近辺の店を検索した。今はiPhoneでその場の近辺にある食べ物屋、本屋、電気店、スーパーなど希望する店を探すことが容易。所要時間が徒歩何分、車で何分などの案内もでる。検索して見つけた店が、2km足らずの距離で歩いて20分ほどと出たので「ここに行く」として、示されたルートに従って歩いて行った。結局、大崎の先の店まで到達はしたものの店はコロナ事情で休業中。しようがないのでまた同じ道を戻る。歩いて時間を潰しただけの散歩となった。けれども微塵も「無駄足だった」と後悔することがない。初めから今日はウォーキングもできていないので、歩くだけでも良いとの意識はあったし、店に行く用事は今日中でなければならないという期限はない。・・考えてみると人が人生で「やらねばならない」と必死に励んでいる内容は本当に「ねばならないのか」が問われる。その目的のために、あれも無駄、これも無駄、一刻をも無駄のないように励んでいるつもりでも、実は無駄なものは一つもない。無駄に見えるものがエネルギーの基となる。活動の経過そのものが人生でもあろう。ポイントは活動しているかどうか、歩いているかどうか・・。
5月18日(火) <今日はベランダ花壇の花の植え替え・・・>
今日はベランダ花壇の花の植え替えをやった。これまで楽しませてもらった、寒白菊(ノースポール)やパンジーなどを根っこごと引き抜いて新しい土と栄養を加える。今回植えたのは百日草(ジニア)、キダチダリア、インパチェンスなど。一ヶ月前まで華やかに咲き誇っていたテッセン(クレマチス)の花はすっかり終わってしまったが、こちらはこれから夏を越してまた咲いてもらうことを期待して枝葉の剪定まで。狭いながらもベランダ花壇の花を世話できることに幸せを感じる。今日は朝から終日、空は暗い雲に覆われていたが、植え替えを待っていたかのように夕刻には雨が降り始めた。そういえば昨日の日の入り時刻に西の空が波乱の雲行きなので写真を撮った。下に百日草と合わせて掲載する・・。
 
2021-05-17pm18:31東京・西の空     2021-05-18 この日植えた百日草(ジニア)
5月19日(水) <テニスを毎回一緒にやっていた仲間・・・>
テニスを毎回一緒にやっていた仲間から病院で検査したところ心臓弁膜の治療をしなければならなくなったので当分の間テニスには行かれないとメールがあった。コロナによる緊急事態下の休場で一ヶ月もテニスをやっていないが来週にでもテニスを再開する予定をしていた矢先だった。コラムには書かなかったが、この10日間ほどの間に訃報や病気治療の情報が相次いだ。生まれた年月日が私とほとんど同じであった従姉妹が突然亡くなったという知らせ。大学時代の友人の一人は鼠径ヘルニアで手術、同じ仲間のもう一人は介護度2になり大変苦労しているとか・・。今日のニュースでは俳優の田村正和さんが心不全で亡くなったと報じられている(享年77歳)。私たちの仲間は年齢から見ると田村さんより3~4歳上であるので、何が起こっても不思議ではない。それにしても、この種の情報から、では何か役に立つことをやってあげられるかというと何もできないのがもどかしい。世の中には90歳でもテニスを続けていたり、100歳で活躍している人もいるので、そちらを注目するように努めてはいるが、この10日間が現実かも知れない・・。
5月20日(木) <今日は「自分で描いた地上絵」を掲載・・・>
今日は「自分で描いた地上絵」を掲載してみよう。先日、5月8日のコラム(=ここ)で、”「ナスカの地上絵」のような巨大な地上絵を自分で描ける時代になった”、と紹介した。AppleWatchを腕につけて、スタートボタンを押した後、散歩をして戻って停止させると、その間の歩数、距離、時間、消費エネルギーなどのデーターとともに、iPhoneで歩いたルートがマップ上に記録されている。GPSの機能を使って道路の軌跡が一筆書きとなる。ただの道順を見るだけでは面白くないので、意識的に道を選ぶと好きな地上絵を作ることができる訳だ。こうして描いた地上絵を何人かの友人・知人に送って見てもらったが、人によって皆反応が違う。描いた内容以前に、何が面白いの、散歩ならもっと自由に行くという人、絵の形状以前に駒沢公園の近辺に散歩に行けて良いねという反応など。私と同じようにAppleWatchでこんなことまでできるという先端技術の凄さに感激するのは少数派だ。確かに、自分が作り手になっても地上絵が描けたところで誰かが見てくれる機会がなければつまらない。見る方としては”芸術的な”絵画を見るわけではないので、”それがどうしたの〜”となる。とにかくも「地上絵」を下に掲載する。頭の丸い部分は駒沢公園のジョギングコース。このところ雨続きで機会がなかったが、今日は久しぶりに駒沢公園に散歩に行って写真を撮ったのでこれも合わせて掲載する・・。
 
散歩の時に描いた地上絵  2021-05-20駒沢公園近辺にて(撫子に蝶+金糸梅)
5月21日(金) <朝から雨が降ったり止んだりの梅雨空・・・>
朝から雨が降ったり止んだりの梅雨空。先日ベランダ花壇に植えた花にイモムシが一匹ついていたことがあったので、今朝朝食前に花壇全体を注意して調べたところ、ざっと見て30~50匹ほどの「ダンゴ虫」がいた。割り箸で一匹づつとっていると、とても追いつかないので素手で次々と袋に入れて駆除をした。それでも土の中までは分からないので最後は殺虫剤を撒く。ダンゴムシは枯れ葉を食べて消化し、糞を土に還すことで土の中の有機物を分解しやすい状態にしてくれるので有益な役割もあるというが、やはり花壇の軟らかい葉や茎、花芽、根などが食べられてしまう。何よりダンゴムシ一匹が100個もの卵を産んで大量発生することもあるというから駆除せざるを得ない。朝から不本意ながら殺生・・。午後、一瞬、雨が止んだと思ってウォーキングにでた。昨日のコラムに書いた地上絵の新バージョンを試みようと張り切って歩き始めたが10分ほど経過すると雨が降り始めた。更に雨風ともに強くなってきたので地上絵どころでなく途中から最短コースで帰途についた。駒沢公園の写真はこれまで色々と紹介しているが、駒沢公園内にある児童公園の写真を今日初めて撮影したので下に掲載してみる・・。
2021-05-21駒沢公園内の児童公園(ブタ公園&リス公園)
5月22日(土) <午前中は陶芸教室で釉薬をかける作業・・・>
午前中は陶芸教室で釉薬をかける作業をやった。最近の陶芸作品は釉薬をかけて焼成した後、完成品の色合いが思った状態でなく愕然としたことが何度かあった。陶芸では粘土を乾燥させた後、約800℃で素焼を行い、その後本焼成(約1230℃など)を行う。本焼成の前に釉薬を塗布して仕上がりの色をつける。釉薬の色は焼成後の色とは異なるので、色見本を見て釉薬を選ぶのであるが、同じ釉薬を使っても、その塗膜の厚さ、粘土素材の種類、焼成時の微妙な温度(高温での保持時間、実際の温度など)によって色合いが極端に変わる。陶芸の面白さは焼成が終わってみないと誰も仕上がりの状態を確信できないところと言うこともできる。絵画であれば自分で描いた状態がそのまま作品になるが、陶芸の場合、窯で焼成が終わらなければ分からないので細かいニュアンスまで含むと”神のみぞ知る”世界だ。以前、陶芸の展覧会で著名な陶芸家が二度、三度と焼成を繰り返して完成させたことをはっきりの表示しているのをみたことがある。それ以来、一度焼成が終わったものを釉薬をかけ直して再度窯に入れるのもアリと知った。上絵といって色をつけて再焼成するやり方もある。「やり直し」ができるということは「終わりがない」こととなる。確か、画家のジョルジュ・ルオーであったと記憶するが、売れた絵画をどうしても直したいところがあると引取って加筆したという逸話があった。私の作品など、それほどこだわることはないが、昔、制作した陶芸作品が身近にあると手を加えて再仕上げをやりたくなるものが続々と出てくる。損にも得にもならないが、できるものなら思い残すことなく手を加えるのもOKとしようか。果たして今日の釉薬掛けの結果はどうなりますか・・。
5月23日(日) <今日は昨日までの雨模様が一転・・・>
今日は昨日までの雨模様が一転して陽光を浴びる良い天気になった。日本列島全体に水やりとなる雨を降らせ、次には太陽が眩しいばかりに照りつける・・。水と太陽の両方が適度に混ざり合うことによって作物が育つ。雨が降ればありがたい、晴れとなってもありがたい。「天の気」は人間のコントロール外であるので、バランスの取れた天気は天の恵と思おう・・。下に我が家で昨日購入した紫陽花(アジサイ)の写真を掲載した。まだ梅雨入りはしていないけれども、散歩に出ると近所で紫陽花をよく見かけるようになった。今日の散歩で紫陽花を注意してみていると、見つけるたびに紫陽花ではあるが種類が違っている。それだけ種類が多いということだろう。世界中ではアジサイは2000種もあるとされるが、ガクアジサイ、ホンアジサイ、西洋アジサイ、山アジサイ以外の名は分からない。正岡子規にこんな句がある:「紫陽花や 今日の誠 明日の嘘」。そう、アジサイの花の色はよく変わるので「七変化」と呼ばれた・・。
散歩の途中で見つけた休憩用の台の写真も下に掲載した。この上で30秒ほど休憩させてもらった・・。
 
2021-05-23アジサイと山法師      緑道の休憩台
5月24日(月) <今日は久しぶりにテニス・・・>
今日は久しぶりにテニスに行った。最後にテニスに行ったのが4月23日の金曜日。4月25日から緊急事態宣言でテニス場は休業となったので、丁度一ヶ月ぶりとなる。バスに乗るのも電車に乗るのも久々で緊張気味。無理をしない、余裕を持て、力は八分などと頑張り過ぎないことばかり何度も自分に言い聞かせてテニスに臨む。その甲斐あってか何とか無事に今日のテニスを終えた。AppleWatchのワークアウト・テニスによって計測した結果は2時間13分でアクテイブキロカロリーが約900kcal、平均心拍数は125拍/分と記録された。最高気温27℃の中で運動したデータとしてはセーブされた数値だろう。久しぶりのテニスがとても新鮮に思えて、人と競って運動をする楽しさを実感した。自分がミスをすることもある、他人の嫌がるコースに球を出すこともある、様々な駆け引きの中で身体を動かすところが、家の中で独りトレーニングに励むのと大きく異なっている。今日、テニス場の開門前の待ち時間の間に、これまでのテニスの上での付き合いのあった人の名をメモしてみると合計25人の名を書くことができた。まだ顔は浮かぶけれども名前が出てこない人が何人もいる。その時々に多くの人との縁で遊んだことを改めて思い起こす・・。
5月25日(火) <今日の東京の最高気温は29℃・・・>
今日の東京の最高気温は29℃となった。午後、ウォーキングにでると夏の花である立葵(タチアオイ)の花が勢いよく咲いていた。それも何種類もの色の異なる花が競うように上に伸びている。「タチアオイのてっぺんの花が咲くと梅雨が明ける」と言われるそうだが、まだ梅雨入りもしていない。今年の夏到来は早い。・・AppleWatchの記録によれば、今日のウォーキングは13:50~14:51、丁度1時間1分だ。距離は4.55km。暑い最中で無理をせず、途中でベンチに座って休憩もした。AppleWatchのウォーキングを起動して歩いたので、歩いた軌跡が地図上に残ったが、地上絵の前描きのようなもので、まだ発表はできない。地上絵として完成させるには時間もかけて余計に歩く元気がなければならない。また、涼しい時に新たな地上絵を試みて、完成させたい・・。
2021-05-25 立葵(タチアオイ)
5月26日(水) <我が家のヤマボウシ(山法師)の花・・・>
我が家のヤマボウシ(山法師)の花が咲き始めた(下に写真)。道路脇の共同花壇にある樹木でヤマボウシは6月〜7月が開花時期とされているので今年は少し早い。気楽に「ヤマボウシの花」と書いたが、資料を見ると正確には違うようだ。白い花びらのように見えるのは総苞と呼ばれる蕾(つぼみ)を包んでいる葉で、真ん中の頭状のものが小さな花が集まったものだという。この中央の小さな花から花びら、オシベ、メシベが現れると言うから、これから注意して観察してみよう。こんな俳句を見つけた:「落ちさうで落ちぬ夕日や山法師(前田達江)」。昨日の夕日を写真に撮ったので下に掲載する。今夜は満月で皆既月食。東京では雲が広がっている。果たして午後8時頃、皆既月食をみることができるだろうか・・。
 
2021-05-25の日の入り         2021-05-26 ヤマボウシ(山法師)
5月27日(木) <我が家に家庭用の血圧計が届き・・・>
我が家に家庭用の血圧計が届き、毎日の血圧計測が始まった。妻が病院で勧められて購入したものだ。私はこれまで血圧を問題にされたこともなく血圧計とは無縁であったが、血圧計にも歴史があることを知った。入手した家庭用の自動電子血圧計はオシロメトリック法という測定方式で動脈の拍動による血管の振動の変化を計り血圧値を割り出す。約100年前にロシア人の軍医コロトコフが初めて考え出した測定方法は聴診器で血管音を聴き取りながら最高血圧(収縮期血圧)と最低血圧(拡張期血圧)を測定するもので「コロトコフ法(聴診法)」と呼ばれた。医療機関では聴診器で血管の音を聞いて計測するコロトコフ法による水銀式血圧計もあるが、今は簡便なオシロメトリック法による血圧計が普及しているようだ。・・家庭用の血圧計が手に入ると色々なテストもできるので面白い。生活全般の中で、食事時、トイレ、風呂の直後などその時々で血圧は変化することも分かる。血圧計測といっても計測条件を均一化しなければ比較にならないだろう・・最近はAppleWatchで心拍数の計測が極めて簡単にできるようになった。こちらが何も意識しないでも睡眠中に心臓は確実に動いている。身体の動きに合わせて血圧は最適になるよう調整をしてくれる。”生きている”のは自分の意思ではなく”生かされている”との思いがますます強くなる・・。
5月28日(金) <Googleフォトの「無制限の終焉」・・・>
Googleフォトの「無制限の終焉」が報じられている。2021年6月1日以降、Googleフォトの「高画質」設定での容量無制限アップロードが終了するという。これまでのスマホにある写真を無料で無制限に保存してくれたサービスが有料になる訳だ。AppleではiCloudというサービスがあって、iPhoneの中の写真や動画を保存してくれるサービスがある。自動でiPhoneに保存してあるデータをインターネット上にバックアップをとってくれるので、私はしばらく使っていたがある時点から無料サービスの枠(50GB)がなくなるので有料で容量アップをするように頻繁に言ってくるようになった。その時、娘がGoogleフォトならば無料で容量無制限よと教えてもらった経緯がある。私の場合、写真データは定期的に別のハードデイスクに移しているが、確かに写真が容易に撮れるので毎日のように写真が蓄積される。その大部分は不要な写真であっても社会全体で膨大な量の写真(あるいはビデオ)がどこかには保存される。人によっては年間200GBの写真やビデオが溜まると言うから尋常なサービスでは追いつかなくなるのはよく分かる。私が続けてきたホームページは2箇所のサーバーが新しい個人向けのサービスをやらなくなった。従来からの個人にはかろうじて継続を許しているが、最大容量が100MBとスケールが格段に小さな枠で制限される(そこで、もう少し大枠のサーバーで続けている次第)。どちらにしてもネット上には極めて多量のデーターが溜まっていくところで、本人が死亡した後にゴミ処分をするには有料化が必要かも知れない。こちらとしては考えてもしようがないか、なるようになる・・。
5月29日(土) <久しぶりに音楽会・・・>
久しぶりに音楽会に行って今帰ってきたところだ。音楽会といっても大ホールでなく代々木上原にある小さな音楽スタジオでのバイオリン、チェロ、ピアノの三重奏。観客全員の体温計測、マスク着用、椅子の間隔を空けるなど、コロナ対策を徹底をしており、今音楽会を開く主催者の苦労が思いやられる。最後に演奏者が話した:「今回の演奏会ほど皆さんを前にして音楽ができることが本当に嬉しく幸せを感じたことはありません・・」。生の音楽を聴くのは久しぶりで癒されたが、同時に、皆が音楽が楽しくてしようがないと共感した雰囲気で心地よかった。・・この音楽スタジオの側で珍しい「ウキツリボク(浮釣木)」<別名:チロリアンランプ)の花を見つけたので写真を撮った。昨日の夕焼けの写真も合わせて下に掲載する・・。
 
2021-5-28の夕焼け           2021-05-29ウキツリボク(浮釣木)
5月30日(日) <表紙にニューヨークに住む娘のNahoと孫娘のMieu宛の絵手紙・・・>
表紙にニューヨークに住む娘のNahoと孫娘のMieu宛の絵手紙「我が家の紫陽花」(色鉛筆)を掲載した。先日我が家で購入した紫陽花の鉢植えの中で、これから花を咲かせようという若い花芽の部分を描いた。紫陽花は描くために細かく観察すると実に多くの花芽が時事刻々成長するかのように変化していく。紫陽花(アジサイ)の語源は小さいものが集まる様子の言葉「あづ」と、藍色を表す「さあい(真の藍)」が連結されたものとの解説を見たが、梅雨時を代表する実にユニークな花だ。今日もウォーキングに出かけると、これまで以上に至る所でアジサイを見かけるようになった。家のベランダにある鉢植えのアジサイよりもはるかに豪華なアジサイ群に囲まれて散歩の楽しさが増す。勿論、我が家の紫陽花も存分に可愛がって、毎日の変化を楽しみたいと思う・・。
  2021-05-30 近所で見かけたアジサイ
5月31日(月) <今日も午前中はテニス・・・>
今日も午前中はテニス。新型コロナによる緊急事態のため一ヶ月の休止後、先週の月曜日に、久しぶりにテニスを始めたが、月、水、金、それから今日の月とゲームをやる四人のメンバーがその都度入れ替わっているのが今のテニスの特徴だ。休止前には必ず一緒にやるメンバーが一人いたが、心臓疾患の検査のため病院から激しい運動を禁止されて当分の間テニスには来られなくなってしまった。事前にメンバーを決めてなくても成り行きで組み合わせを決められるのがテニスのいいところでもある。勿論、どのメンバーも皆顔見知り。AppleWatchのテニス記録によれば(最近はテニスの時間帯に記録することが習慣になった。ちなみにAppleWarchにはテニス以外に、ゴルフ、サッカー、バスケケット、卓球その他どんな運動でも個別に記録する項目がある)、本日のテニスプレー時間は2時間40分、合計キロカロリー=1427kcal、平均心拍数=131拍/分とでた。四人の組み合わせを変えて3試合を休みなしでプレーした割には時間がかかっているのは、同レベルの仲間で大熱戦であったことを示している。テニスを終えて、帰る際に毎回家に電話をする:「今から帰ります、無事です・・」。熱中症で倒れたり、転んで足を痛めたりすることなく、”無事です”の一言が一番重要だ・・。
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