「今日のコラム」(2022年 11月分)


11月1日(火) <任天堂のWiiによるバランス計測・・・>
任天堂のWiiによるバランス計測を夕刻に行うことを日常の習慣としている(前にも書いた)。今日の計測はまだ実施していないので正確な数値は見ていないが、今日まで4300回近く繰り返している。ほぼ10年間だ。このバランス年齢計測で昨夜、新記録を出した。悪い方の新記録。バランス年齢を81歳と判定されたのだ。Wii特製の台の上に両足を乗せて計測するのであるが、計測種類は、静止テスト、ウォーキングテスト、片足立テスト、基本バランステスト、デユアルバランステスト、敏捷性テスト、判断力テスト、記憶力テスト、周辺視野テスト、動作予測テストなどがあり、これらの中から二つのテーマが毎回無作為に提示される。得意分野と苦手分野があるので、その時々で「バランス年齢」が大きく異なるが昨夜の81歳はこれまでにない最悪記録で少々ショックだった。昨夜の前の三日間のバランス年齢計測値は、10/28=22歳、10/29=51歳、10/30=41歳と変動が激しい。私の場合は、記憶力テスト、判断力テストではほぼ満点が取れるし、敏捷性テストでも20歳代となる。ところが昨夜は最も苦手な片足立テストと周辺視野テストだった。それにしても実年齢相当を記録したのは初めて。歳には勝てぬと言いたくない。今日の結果はどうなるだろうか・・。 <後日追記:この日のバランス計測は4296回目、計測値=42歳>


11月2日(水) <朝食後に始めた大工仕事が余りに旧式・・・>
朝食後に始めた大工仕事が余りに旧式というか古い道具ばかり使ったので我ながら笑ってしまった。錐(きり)での穴あけ、釘(くぎ)を金槌で叩いて板を固着、ノコギリで木を削るなど。ベランダ花壇を作る過程なのだが、木材の素材を調達する際には、専門店では最新型の自動切断機で極めて短時間で正確に切断してくれた。自宅で工作するのは、この素材を使っての作業なので単純・簡単なものばかり。それでも久しぶりの”手仕事”で、右手の皮を剥(む)くなど手にも負担をかけた。・・今日2日は息子の月命日なので墓参りに行った(下に写真掲載)。今日の東京都心の最高気温は22.8℃。ほとんど無風の穏やかな秋晴れで、墓のある九品仏浄真寺(東京・世田谷区)の境内では紅葉も始まっていた。この寺の本堂は長い間修理中だったが今日は久しぶりに完成した本堂と大イチョウの写真も撮ることができた。
 
2022-11-02 九品仏浄真寺本堂
11月3日(木) <今日、11月3日は文化の日・・・>
今日、11月3日は文化の日で休日。この日は明治天皇の誕生日であったので文化の日となる前(戦前)は天長節と呼ばれる祝日であった。また、この日は35年前に亡くなった父の誕生日でもあったので、生前、父が(もちろん母と一緒に)子供たちと一緒に食事会をしたことで思い出深い日でもある。この日を選んで、今日、私の兄弟姉、そして連れ合いが全員集まって食事会を開いた。皆、それぞれに歳を重ねた相応の年齢ではある。それにしても、何という事だろう、姉も兄も今年連れ合いを亡くした。姉の夫は5月、兄の妻は9月の逝去。兄は車椅子の生活で、奥様が亡くなった後、ホームで過ごしている。今日は私がホームまで迎えに行き、車椅子を押してレストランまで同行した。毎年一度は食事会をしているが毎年どうすることもできない”変化”を見せつけられる。けれども、今日の食事会でも会話は暗くない。皆が元気よく生活を楽しんでいる様子が見えてホッとする。家庭内でいかに筋トレをするかなど大いに参考にもなった。無理のない範囲で最大限の努力を皆がやっている・・。
11月4日(金) <午前中は忙しく働いた・・・>
午前中は忙しく働いた。南側のベランダに新しく箱型花壇を制作したが、今日は下石、土を投入。石や土は以前の花壇で使用していたものを一式保存していたので、これに肥料を混ぜて箱の中に移す力仕事。周囲の汚れを清掃する手間もかかった。午後は久しぶりに近所のトレーニングジムに行った。右腕が上にあげられない不具合を家でリハビリを続けて、かなり良くなったがまだ本調子ではない。ジムで全身の筋トレと合わせて腕を上げ下げできるようにしたいと約一時間、真剣にトレーニングに取り組んだ。昨日、弟と話しながら私の自主トレはまだ甘いと認識したので、ジムの活用を思いついたものだ。トレーニングジムに家から歩いて行く途中で撮影した写真を下に掲載する。これからは、週に何度もこの景色を見ながらジムに通うつもりでいる・・。
2022-11-04東京・目黒区の住宅地にて
11月5日(土) <昨晩の深い睡眠は2時間・・・>
昨晩の深い睡眠は2時間で睡眠評価は100%であった。毎日、寝るときにAplleWatchを腕につけて床に就く。起床後、AppleWatchと連動したi-PhoneのAutoSleepというソフトを見ると前夜の睡眠状況を詳しく見ることができる。睡眠中の時間を横軸として時刻ごとの身体の動き、心拍数、呼吸の変化、眠りの深さなどを示すグラフの他、良質な睡眠時間、心拍数の低下、深い睡眠時間など睡眠全体の評価が見られる。ちなみに、一日前の睡眠評価は55%、深い睡眠は0時間であった。私は深い睡眠が0のことは時々あるし、15分、30分も多い。2時間の深い睡眠があれば十分だ。深い睡眠が、昼間の運動量、夜のお酒、就床時の姿勢などと相関関係があるのかどうか、以前から調べているがハッキリとは分からない。今日は昨日に続きトレーニングジムに行き筋トレもした。果たして今夜の睡眠はどうなるか・・。一方で、計測した睡眠分析など気にするなという声がある。起床した後の体調が良く元気に活動できればそれで十分ではある・・。
11月6日(日) <今日の午後、珍しくジャズ系の音楽会・・・>
今日の午後、珍しくジャズ系の音楽会に行った。代官山ヒルサイドプラザで開催されたのは、サックス奏者がリーダーのピアノ、ドラム、ベース、トランペット奏者からなるクインテッド。生演奏でサックス(アルトサックス、ソプラノサックスの双方を使った)、トランペットの迫力ある掛け合いにピアノ、ベース、ドラムが絡んだ演奏を聴くのは初めてだったが、間違いなく世界最高レベルのジャズであった。サックス、トランペットの演奏者は共にボストンのバークリー音楽院に留学した経験も持つ。この音楽会を企画して公演の内容を教えてくれたのは亡き息子(13年前に逝去)の高校の同級生で親友だった人。ちなみにリーダーのサックス奏者は同じ高校で息子の2年先輩で面識もあったようだ。息子が生きていれば今はこのような働き盛りの年齢であるのかとある種の感慨が頭をよぎった。それにしても色々な”縁”で人生の中身が豊富になる・・。
11月7日(月) <昨日の日曜日には日本の各所で”お祭り”・・・>
昨日の日曜日には日本の各所で”お祭り”が開催された。代官山の音楽会に行った時も地元では「猿楽祭」の真っ最中で音楽隊が練り歩いていた。今日のニュースでは昨日岐阜で行われた「ぎふ信長祭り」のことが大きく取り上げられている。俳優の木村拓哉さんが織田信長役を務める騎馬武者行列が人気となり岐阜市の全人口を上回る46万人の人が武者行列を見るために集まったという。先のハローウィンの時期に韓国で多くの死者を出した雑踏事故を教訓にして万全の警備体制を取った結果、大きなトラブルがなかったことがニュースとなっている。”お祭り”とは無縁んで育ったので、私は祭りには特に関心がなかったが、最近は祭りの役割が良く理解できる。「まつり」は「祀る」の言葉があるように本来は神を祀ること、つまり神仏や祖先に感謝や祈りを捧げること。今の祭りは五穀豊穣を感謝するなどとは大きく乖離するところもあるが、祭りは人々の生活の中で”非日常”であり、特別の楽しみとなる。花火など諸々のイベントも祭りの一種であろう。芸能や見せるスポーツなども今やお祭り騒ぎで楽しむ。お祭りが開催できること自体が感謝すべきことに思える・・。
11月8日(火) <久しぶりに表紙の絵を更新・・・>
久しぶりに表紙の絵を更新した。孫娘のMieuに絵手紙を出すことにして、何がなんでも「八雲風景」を仕上げた。サイズは普通の絵葉書より大きな国際郵便のサイズの最大に近い寸法として自分で葉書を作った。今回の宛先をMieuではなくMiyuとしたのは、美友のいるボストンでは"y"の文字が入る方が周囲の友人がカッコいいと言ってくれると聞いたからだ。このところ絵も陶芸も創造的なアウトプットが出せなかった。コロナ感染の影響もあって美術展にも久しく行っていない。刺激がないところで何とも意欲がなくなっている。あれこれと雑念ばかりで無心さがないと自分でも自覚するのだが、今回の絵手紙を契機に心機一転して取り組みたい。絵手紙の内容に戻ると、今現在パソコンのキーを叩いている目の前に描いたものと同じ風景がある。東京の街を広く見るととても詳細は描けない複雑さだが、これが都会のエネルギーのようにも思える。今日も一日気持ちの良い秋晴れであった・・。

11月9日(水) <昨夜は皆既月食・・・>
昨夜は皆既月食で、写真を撮ることができたので下に掲載する。19時16分から皆既月食が始まり20時42分まで、86分間継続した。この間に天王星が月の後ろに入る天王星食が同時に見られたのは442年ぶりと報じられたが、目視では何も見えなかった。それにしてもデジカメで撮影した赤い皆既月食は見事。・・今日の午後、久しぶりに駒沢公園に散歩で行くと、樹木の紅葉が随分と進んできていた。今日も穏やかな秋晴れ。樹々の間を歩くだけで幸せになる。このところ歩く際に大きく手を振ったり、右手をぐるぐる回したり、具合の悪い右腕のリハビリをやっているので他人が見るとみっともないかも知れない。もう一息と懸命に右腕の回復を試みるが、身体のことはそう簡単には思うようにならない・・。


 
2022-11-09駒沢公園(東京・世田谷区)にて

11月10日(木) <”芸術の秋”・・・>
”芸術の秋”。コロナ騒動のためこの2〜3年催しができなかった反動がこの秋すさまじい。妻がもらってきたクラシックのピアノリサイタルのパンフレットに驚いたので書いてみる。日本には世界のトップクラスのピアニストが訪れる。誰でも知っている名前でいえば、マルタ・アルゲリッチ(アルゼンチン生まれ、81歳)も今来日している。以下、来日した(あるいは、する予定の)ピアニストの演奏予定の例:ミッシェル・ダルベルト(フランス)=11/8(東京)、11/11(京都)、パスカル・ロジェ(フランス)=11/27(高崎)、11/30(東京)、アレクサンダー・コブリン(モスクワ生まれ、海外で活躍、現在のロシアには批判的)=11/9,11/11(東京)、ゲルハルト・オピッツ(ドイツ)=12/14(東京)、イーヴォ・ポゴレリッチ(セルビア)=2023-1/11(東京)、1/13(東京)、ネルソン・ゲルナー(アルゼンチン・アルゲリッチが絶賛)=2023-1/15(東京)・・。もちろん、これが全てではない。東京ではその気になれば世界の最高級の音楽を毎日のように聴くことができる。一方で、クラシック畑の演奏者の収入は何万人もの聴衆を相手にするポピュラー分野の演奏者と比べると格段に少ないのだろうとも思う。古来、芸術は即お金に結びつくかどうかは分からない・・。
11月11日(金) <久しぶりに自由が丘の陶芸教室・・・>
久しぶりに自由が丘の陶芸教室に行った。粘土で形を作り道具を使い細かな仕上げを行うなどを数人の仲間と並んで作業を行うのが新鮮に思えた。今回の陶芸は本格的な新作というより、これまでの完成した陶芸セットを補完する気楽な作品作りだが、教室では心地よい雰囲気を感じた。以前は教室でも如何に作品作りに集中するかがポイントで、周囲の人が何を作っているか、何を話しているかなど関心がなかった。けれども、最近は自分の作品作り以外に周囲とコミュニケーションを取るところが教室で陶芸をする意味があるように思えてきた。自分が馬鹿なことをやったり失敗をしてもそのまま周囲にさらす。陶芸とは関係のない話をしながら手を動かす。それが他では得られない貴重な時間となる。このところ時々トレーニングジムにも行くが、トレーニングに励む時間に全く会話を交わす機会がない。トレーニング自体の効果はあるとしても、ただそれだけ。内容のない話でも、バカ話でも何でも good、無駄な会話はない・・。
11月12日(土) <午前中、谷中に墓参り・・・>
午前中、谷中に墓参りに行った。昨日11日が義兄の月命日で、一日遅れの墓参り。墓のある瑞輪寺には毎月墓参りに行くが、その時々で樹々の色づきが変わり季節を実感できる。今日は本堂脇の紅葉もあったが、自動車で通過する途中の随所で銀杏(イチョウ)の色ずきが見事だった。例えば、皇居前広場のイチョウ、東大構内のイチョウ。東京では神宮外苑の銀杏並木が有名であるが、他にもイチョウの見所は多い<写真が撮れなくて残念>。・・午後、谷中からの帰途、代官山の展示場で開催されている知人の陶芸展を見てきた。20年ほど前に私が代官山の教室で陶芸を始めたときに既に10年近く陶芸経験のあった先輩であった(年齢は私より少し若い)女性二人の展覧会であったので遠慮なしに細かい作り方なども質問できたし、ベテランお二人の作品には触発されるところが多かった。私も単純で、こういう展覧会を見ると、よし、自分も心機一転新たな陶芸作りに取り組もうかと、やる気が出てくる・・。
 2022-11-12 義兄の墓のある瑞輪寺本堂
11月13日(日) <最近、風呂上がりに麦焼酎「いいちこ」を軽く飲む・・・>
最近、風呂上がりに麦焼酎「いいちこ」を軽く飲むのが習慣になった。妻はお酒は飲めないので私は一人で飲む。昔からお酒を飲むことはあったが、お付き合いの場が多かった。今、風呂上がりに飲む「いいちこ」の一杯は本当に至福の時となる。時にはコニャック(Hennessy-VSOP)やワインを飲むこともあるが、どうも「いいちこ」が性に合うようだ。けれども自分ではお酒の良し悪しを判定する舌を持ち合わせていないと思っている。高価なワインと安価ワインを比べて評価しろと言われてもできない。コニャックでも白ワインでも赤ワインでも飲むお酒はどれもが美味しい。どうして値段が10倍、100倍になるのか理解できない。ブランドを飲むのでなく美味しさを飲むのなら「いいちこ」で何も不足はない。時々、妻のように体質としてお酒を飲めない人がかわいそうに思えることがある。一緒に飲む楽しみはないけれども、当分は「いいちこ」の幸せを続けたい。もちろん、飲み過ぎのないように・・。
11月14日(月) <今日は早朝から強風・・・>
今日は早朝から強風が吹き荒れた(東京)。昨夜は久しぶりに雨が降り、空を覆っていた厚い雲が地平線に沿って風で吹き飛ばされたような珍しい朝の風景が見られたので写真を撮った(下に掲載)。・・今日もトレーニングジムに行き一時間ほど色々な器具を使いトレーニングに励んだ。最近は時間が許せば極力ジムに行くことにしている。以前は何より散歩をした。室内で運動するより屋外の風景に触れながら歩く方が好きだったからだ。けれども歩くだけでは腕力やその他衰えつつある筋力を維持するのが難しいように思えてきた。今、リハビリの中心である右腕が自由に動かない症状は筋力以前であるが、ジムに行って器具を使ってみると右腕以外に身体全体の至る所で筋力の低下を感じる。今ならまだトレーニングをやれば回復できるとの感触だ。トレーニングジムの入り口に「アンスリウム」の花が咲いていた。赤色のアンスリウムの花言葉は 「情熱」とか。体力回復にも情熱を持って取り組もう・・。

2022-11-14早朝の風景
 ジムの入り口で見たアンスリウム
11月15日(火) <今日は月に一度の病院での検診日・・・>
今日は月に一度の病院での検診日。雨の中を傘をさして東京医療センター(東京・目黒区)まで歩いていった。毎度のことながら家から病院まで片道20分ほどのウォーキングは適度の運動となる。検診の結果は採取した血液の分析でPSA値が前回より低くなり特に問題なし。先生曰く、”どういう訳か数値が下がりましたね”。PSAの数値が15を越すと先生は別の薬に変えるつもりであったが従来と同じ薬を続けることとなった。・・前回、テニスに行って右腕が思うように使えなかったのが10月20であったので、それから1ヶ月近くテニスをやっていない。その間、必死にリハビリを続けて、最近はかなり回復したけれどもまだ右腕が重く完治はしていない。けれども右腕のトレーニングを兼ねてそろそろテニスを始めようかと思い始めた。軽く壁打ちでも良い、何か始めなければならない。医療センターに通うのは前立腺関連の数値が高いからだが、自覚できる身体の不具合や異常は全くない。一方で誰でもできる腕を上げる動作ができなくなる。身体の仕組みは実に不思議だ・・。
11月16日(水) <最近、インスタグラム(Instagram)の動画に見入ってしまう・・・>
最近、インスタグラム(Instagram)の動画に見入ってしまうことがある。自分では、2021年6月にウォーキングの時にAppleWatchのGPSの機能を使って地上絵を描き、これをInstagramに投稿したが、それ以来新たに投稿したものはない。地上絵は自分では非常に面白いと思ったのだが都会の道路で地上絵を描いたところで一般的にはほとんど興味を持たれないことが分かった(同じ内容をこのホームページ表紙の”地上絵特設コーナー”<すぐ下>に今も掲載している)。Instagramは写真や動画の投稿をメインとしているSNS(Social Networking Service)。世界中で毎月10億人以上が利用していると言われる人気のSNSだ。私の iPhoneのInstagramに勝手に入ってくる動画の中に色々な工作方法とか、修理方法、モノ作りに関連した動画も多く、見ていて飽きない。投稿者とのコミュニケーションはないが投稿した人の真面目な自負が見えて気持ちが良い。「インスタ映え」という言葉があるが、人によってそれぞれに”映える”写真や動画は異なるだろう。自分の好みの動画に出会うと”元気をくれた動画を有難う”と心の中で感謝する・・
11月17日(木) <約1ヶ月ぶりに神宮外苑のテニス場・・・>
約1ヶ月ぶりに神宮外苑のテニス場に行った。テニス仲間からは何人もからゲームに誘ってもらったけれども、初めから今日はラケットでボールを打った時の感触を確認するために”壁打ち”をする目的であったのでゲームへの参加はお断りして、独りで壁打ちを続けた。久しぶりに球を打ってみると期待したほどに右腕が動かない。やはり、ゲームは無理だったと思いながらも、1時間以上、壁に向かって球を打ったり、素振りをしたりした。ゲームをできなかったけれども今日のテニス場は自分としては満足。やはり実際にラケットで球を打つ動作は何よりのリハビリになったと確信する。神宮外苑の銀杏並木の写真も撮ってきた。今年初めて見る色づいた銀杏並木が久しぶりに神宮外苑に来た自分を歓迎してくれたようにも思えて幸せ・・。
 
2022-11-17 神宮外苑の銀杏並木
 
2022-11-17 神宮外苑 右はテニス場の脇に咲いていたヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)/カンイタドリ(寒虎杖)
11月18日(金) <今日、喪中はがきを受け取り友人二人が今年死去・・・>
今日、喪中はがきを受け取り友人二人が今年死去した事を知った。一人は勤め人時代からの友人で絵を描くのが趣味だったので毎年絵画展に行って 会うのが恒例だった。今年は展覧会の案内が来ないと思っていたら、9月に亡くなったとお子様からの連絡だった。奥様を入れて一緒に食事などしたこともあったが数年前に奥様が先に亡くなっている。もう一人は大学に在学中に楽器を持ち寄って演奏する数名のグループのリーダーであった友人。彼はアコーデオンをバンドネオンのようにしてタンゴを演奏した。編曲も自由自在で何でもできる人だった。お二人共に82歳でのご逝去だ。合掌・・・同学年の友人の死で改めて我が身を振り返る。右腕の自由がきかないと必死にリハビリをやりながらも、今日も駒沢公園まで小一時間の散歩をして秋空を堪能できたのは感謝しかない・・。
 
2022-11-18駒沢公園から見た駒澤大学   駒沢公園にてイチョウの奥が屋内球技場
 
2022-11-18 駒沢公園にて
11月19日(土) <今、音楽会から帰ってきた・・・>
今、音楽会から帰ってきたところ。フランス人二人、日本人(女性)二人のピアニストが出演した「横浜市招待国際ピアノ演奏会」(横浜みなとみらい小ホール)は満員で大盛況だった。久々の”みなとみらい”についても書きたいが今日は時間が遅い。横浜に行くのだからと、演奏会の前に横浜・三溪園の観光をしてきた時の写真を掲載して今日は終わる・・。
 
2022-11-19 横浜・三溪園にて
11月20日(日) <表紙に「12面体骨組み」(陶芸作品)を掲載・・・>
表紙に「12面体骨組み」(陶芸作品)を掲載した。陶芸作品が最近更新されていないので未だ完成とは言えない途中経過の状況を掲載した。更にプラスの部品を加える予定だ。この作品は初めは全ての骨組みを一体で制作を始めたところ粘土が乾く以前に潰れてしまったので部品をつなぐ構造にした経緯がある。正五角形・12個の骨組みを組み合わせた構造体を陶芸作品とみられないかも知れないが、何かを作り上げたい一心で進める・・。
今日は東京・大田区のシクラメンの専門店に行った。これからシクラメンが本格出荷される時期なので温室内のシクラメンの山が見事だった(下に写真)。毎年この店を訪れてシクラメンを買うので店主ともお馴染みだが、今年は園芸専門学校を出たばかりの3代目の若者が車までシクラメンを運んでくれた。今、購入したガーデンシクラメンは我が家の新しいベランダ花壇に並んでいる・・。

 2022-11-20東京・大田区のシクラメン専門店にて
11月21日(月) <一昨日、横浜地区(みなとみらい・三溪園)に行った際・・・>
一昨日、横浜地区(みなとみらい・三溪園)に行った際、先に横浜に行っていた妻とみなとみらい駅のホームで待ち合わせた。私が自由が丘駅で中華街駅行きの特急電車に乗って間もなく、妻からLINE入り、予定より早くみなとみらい駅のホームのベンチに着いたとの連絡が入った。私が電車時刻を調べて、到着時刻と電車の車両番号をLINEで連絡すると、直ぐに妻からその車両に乗るとLINEで返事。結局、みなとみらい駅でホームに降りることなく電車内で簡単に会うことができた。一緒に降りたのは終点の中華街駅。電車内で何度もLINEのやりとりをして臨機応変に待ち合わせができた。・・今日の夕刻、6時過ぎに5回目の新型コロナウィルス感染症予防接種に行く。目黒区による予防接種の案内、日時の設定などは全てLINEだ。今朝には、目黒区からlLINEで「本日、予約があります」と連絡が来た。接種券、予診票など必要な持ち物も丁寧に書いてある。・・LINEをやりながら今の時代を感じる・・。
11月22日(火) <青空が広がると・・・>
青空が広がると近所のトレーニングジムに行くよりも屋外で散歩をしたくなる。今日もまた駒沢公園まで往復した。所要時間約1時間。このところジムで右腕のリハビリを重点的にやってきたこともあり、散歩中でも右腕を上下左右にぐるぐる回しながら歩く。歩いているときは住宅街の道でほとんど人には会わない。公園まで行けば腕の揚げ下ろしの動作は異様ではない。それにしても今の時節は公園内の樹木の紅葉が美しい。下に写真を掲載するが毎日のように色合いが変わる。オリンピック記念塔の前の池には中央にLEDを点灯するのであろう人工の花が浮かんでいた。私が工作で作りたくなるような花なので思わず微笑んだ・・。
 
2022-11-22駒沢公園にて
 
2022-11-22駒沢公園         右はオリンピック記念塔前の池
11月23日(水) <今日は勤労感謝の休日・・・>
今日は勤労感謝の休日というのに朝から冷たい雨。昨日までの秋晴れはどこに行ったのか。午後、雨の中を傘をさして徒歩で久しぶりに陶芸教室に行った。素焼きが完了している小物が一つあるので釉薬掛けをしたかった。釉薬掛けを終えた状態の写真を下に掲載する。これは今このページの表紙に掲載している「12面体骨組み」の上に置く寸法になっている。骨組みの上部が大き過ぎて間が抜けて見えるので、このスペースに置く水を溜められるお皿を作ったものだ。完成してうまくマッチしなければ外しても良い。中央部にポツポツ見えるのはガラス。赤い色のガラスは焼成すると赤は残らないのでただ透明ガラスの痕跡だけとなるかも知れない。1時間余で教室でやるべきことは終わってしまったが、やはり、この程度でも達成感はある。本焼成するとどうなるのか、結果が見えるのは一週間以上先になる。・・日が暮れて今もなお冷たい雨が降り続いている。明日はテニス場で壁打ちをやりたいと思っているが天気がどうなるだろう・・。
2022-11-23釉薬掛けが終わった五角形皿
11月24日(木) <サッカーW杯・カタール大会・・・>
サッカーW杯・カタール大会で日本がドイツに歴史的勝利をした。今朝からの大ニュースで伝えられているが、昨夜カタール・ドーハで行われた日本の初戦でドイツに逆転勝利をした試合は確かに奇跡的な勝利だ。ビデオで何度も見ることができたが、後半、終了間際に浅野が決めたゴールなど正に神業。強豪ドイツを相手に良くても引き分けが大方の予想であったであろうが、勝負事はやってみなければ分からない。これだけのことで日本中が活気に溢れたように見える。・・今日は一週間ぶりにまたテニスに行った。今日も壁打ちだけやり体調チェックのみ。何人もの仲間からゲームに誘われたがお断りして、壁打ちと素振りの練習に終始した。先週よりも良くなった感触はあるがまだ右腕に十分には力が入らないのでゲームは無理。身体の不調の話をすると仲間はそれぞれに自分もいかに不具合を克服してきたかの話が出る。元気一杯に見えても皆色々と体験をしていることを納得させられる。神宮外苑のテニス場に行くと、外苑の銀杏並木の”オマケ”がつくので嬉しい・・。<先週17日と逆方向から撮影した写真を下に掲載>
 2022-11-24神宮外苑の銀杏並木
11月25日(金) <妻が干し柿作り・・・>
妻が干し柿作りをした。大和柿と愛宕(あたご)柿という種類の違う柿を両方干し柿にすると張り切ってやるのを、こちらは眺めるだけ。愛宕柿は釣鐘状で先端が細く尖っている比較的大きな柿。大和柿は愛宕柿より小さいが形は比較的似ている。砲弾型と言われて、やはり先端は尖っている。最後に南側のベランダに吊るす役割は私がやった。干し柿にした後、大和柿と愛宕柿の区別ができるようにビニールテープで色分け。さて、大和柿、愛宕柿の干し柿に味の違いがあるのだろうか。二週間後のお楽しみ。・・明日から長野県南佐久郡の小海近辺にドライブ旅行をする予定だ。久しぶりに二泊する。この間、右腕のリハビリは続けたい・・。
11月26日(土) <今、小海リエックスホテル・・・>
今、小海リエックスホテル(長野県南佐久郡小海町)のコテッジにいる。今朝、車で東京を出発した時には雨模様だったのが中央道の小渕沢に来た頃には雲が切れた。昼に到着した八ヶ岳高原ロッジ(長野県南佐久郡)では太陽が眩しかった。美鈴湖から赤岳、横岳、硫黄岳をくっきりと見ることができたのもラッキーとしか言えない。下に掲載した写真が何より全てを語ってくれる・・。
 
2022-11-26中央道を走行中の景色(雲が多い)  右は八ヶ岳高原にて
 
2022-11-26八ヶ岳高原・美鈴湖からみた八ヶ岳(右も同じ)
11月27日(日) <今も昨日と同じ小海リエックスホテル・・・>
今も昨日と同じ小海リエックスホテル(長野県南佐久郡小海町)のコテッジにいる。今回のドライブ旅行は電気自動車のテスラを使った初の本格的な長距離ドライブとも言える。昨日だけで自動車の電気残量が21%となってしまった。1日でフル容量の約80%を使ってしまったことになる。電気自動車の凄いところは、それでもまだ100km以上は走れる。けれども東京に帰り着くには充電が必要。今日はテスラの充電を第一にして観光したので思わぬ経験をした。始め茅野(長野県茅野市、諏訪市の隣)に電気自動車の充電設備があると見当をつけて行くと、結局はテスラとの接続ができないことが判明。それではと甲府にあるテスラの充電設備のある場所まで走った。そこで1時間足らずの高速充電で100%まで充電できた。その後、甲府に来たのだからと、山梨の観光スポットの昇仙峡に行った。 昇仙峡のケーブルカーにも乗って頂上に行くと富士山が美しく見えた。それからまた長野県の小海町まで戻ってきたのであるが、自動車での車窓風景がまた非日常・・。
 
2022-11-27 昇仙峡(山梨県)にて    右は昇仙峡ケーブルカーでの頂上にて
車窓風景(上は富士山。下は八ヶ岳)
11月28日(月) <今日の夕刻、二泊のドライブ旅行から無事帰宅・・・>
今日の夕刻、二泊のドライブ旅行から無事帰宅した。今朝、長野県南佐久郡の宿を出た後、北方にドライブして軽井沢へまで行った。軽井沢では石の教会(内村鑑三記念堂)や、聖パウロカトリック教会、アウトレット等々を訪れ、ホテルで昼食もした。帰途は上信越道〜関越道を使って東京へ。今日もドライブ中に撮影した風景を下に掲載する。
 
2022-11-28浅間山 (午前中は曇り)   帰途、上信越道にて
 上信越道にて
11月29日(火) <人は目の前に見える風景に単純に引きつけられる・・・>
人は目の前に見える風景に単純に引きつけられる。今日は住宅街をゆっくりと歩きながら色々な種類の紅葉を楽しんだ。昨日までのドライブをしながら車窓からみた風景との違いに気がついて納得。ドライブで見る景色は遠くの山波、山全体の紅葉など距離を置いたスケールの大きな風景。散歩をしながら見る景色はクローズアップした細密な文様。直ぐ側で見る紅葉は自然の色の不思議さを考えさせられるほど強烈だ。季節の変わり目でこのような色の変化を見ることができるのは何と幸せなことだろう・・。
 
2022-11-29 東京・目黒区の住宅街にて
 2022-11-29 東京・目黒区〜世田谷区
11月30日(水) <11月も今日で終わり、明日から師走・・・>
11月も今日で終わり、明日から師走だ。今日は珍しく二子玉川に散歩に行った。二子玉(ふたごたまがわを略してニコタマと呼ぶ)に散歩とは変な言い方だが、我が家の近所のバス停でバスに乗れば10数分で二子玉に着く。高齢者パスで料金は零で往復できるので、二子玉で川沿いを歩いて一周すると適度の散歩となる。今日も賑やかな商店街には一切目をくれず(私が大好きな蔦屋書店や蔦屋家電もあるが今日は寄らず)二子玉川公園方面へ歩く。帰真園という日本庭園を通り、多摩川沿いに出た後、川に沿って歩くコース。久しぶりに訪れた帰真園の紅葉も美しかった。往復のバスの時間も気にならず、”散歩”は十分に満足できるものだった。・・実は始めは家の側のスポーツジムに行くつもりであったが、月末の休館日であったので、急遽ニコタマ散歩にした経緯がある。ジムでのトレーニング以上に接する自然の風景がプラスアルファとなるので散歩もまた良い・・。
 
2022-11-30帰真園(東京・世田谷区)にて
 
2022-11-30多摩川(川崎方面を見る)   二子玉のビル 右は二子玉川ライズにて


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