「今日のコラム」(2023年 7月分)



7月1日(土) <今日の東京は朝から梅雨空・・・>
今日の東京は朝から梅雨空で時々雨が激しく降った。けれども夕刻には雨が止んだので犬のクーちゃんを連れて近所まで散歩に出かけた。このところ散歩の時撮影した草花の話題ばかりをコラムに書いているが、今日もまた同じ。始めの写真(下)は名前を知らぬのでカメラを向けたが、検索すると「白粉花(オシロイバナ)」。よく聞く名前だ。オシロイバナの花の色は写真の黄色の他、赤や白があるという。白粉花は「黒い果実(種子)を割ると、白い粉質のものがあり、それが白粉の粉のようなので、この名がつけられています」と解説にある。花の色とは関係がない。もう一つの写真も名前が浮かばないので撮影して検索すると、ただの「万両」の蕾。万両は真っ赤な赤い実が正月の縁起物として誰にでも知られている。今の時期にはこのように賑やかに蕾をつけている・・。今回は両方の植物の名をiPhoneに内蔵されたPictureThisというソフトで検索した。昔のように植物辞典で調べなくても写真を撮ると即、名前や関連事項を教えてくれる。今の時代はこんなことができるのが嬉しい・・。
 
2023-07-01オシロイバナ    右は万両の蕾(つぼみ)
7月2日(日) <今日は息子の月命日・・・>
今日は息子の月命日。妻と犬のクーちゃん連れて九品仏浄真寺(東京・世田谷区)に墓参りに行った。息子は14年前・2009年の4月に38歳で亡くなった。今更、生きていればどうこうと考えてもしようがない。運命を認めて毎月一度の墓参りの際に話を交わす。今、自分の墓をどうするか検討中だが、昔からの「〇〇家の墓」を一家の長男が引き継いでいくやり方には違和感がある。父母の墓に今は息子も入れてもらっているが息子を引き取った後に父母の墓の面倒を誰がどう引き継ぐのか・・。いろいろな考え方があるが、これらもまた運命が絡んでくる。当分の間は無心で墓参りをしたい・・。
 
2023-07-02九品仏浄真寺にて<この日は真夏日で暑い!>
7月3日(月) <九州・熊本地方では大雨で河川の氾濫・・・>
九州・熊本地方では大雨で河川の氾濫など被害の報道が続いている。東京都心では9時過ぎに雲間から太陽が出て体感温度が急上昇。湿度も高くテニスには厳しい条件となった(最高気温は32℃)。そのような中で、今日のテニスは熱中症に気をつけながらのプレー。持参した水筒の水は全て飲み干し、別にコート脇の飲料水設備で水を飲んだ。11時15分に無事、三試合を終了し、”お疲れさん”。最近のテニスは勝ち負けにこだわらなくなった。誰と組んで勝っても負けても騒ぐほどのことではない。ゲームの途中でひっくり返り、動けなくなると直ぐに大勢の仲間で有名になる。10年以上前の話だが、よく一緒にプレーをしたことのある仲間の一人がNo.1コートでプレー中に倒れて救急車で搬送されて、結局亡くなった事件があった。その時、私はいなかったので話を聞いただけだが、救急車が来る前にテニス場の側に住んでいた奥様が駆けつけたそうだ。仲間の反応は好きなテニスをやっている最中に亡くなったのだから本望だろうとか( 年齢は80歳を超えていた)、奥様は美人だったとか、無責任なコメントばかりだった。考えてみると、テニス場で亡くなった人は、この人しか知らないが、昔の仲間で亡くなったと知らされた人は何人もいる。そうか、テニス歴は50数年だ・・。
7月4日(火) <私たちの生きてきた時代は技術の進化・・・>
私たちの生きてきた時代は技術の進化を目の当たりにするものだった。以前は夢物語であった自動車や飛行機などが現実化した。通信の技術も同じ。想像した未来の姿が次々と実現された。身近なところでは個人が扱う画像の進化も著しい。ほんの180年前に銀版写真ができた後に一挙にフィルム写真が普及。8mmの動画フィルムを一般人が使うまで時間がかからなかった。その後のデジタル化はご承知の通り。今は昔のフィルムを持っていても使えない。今、私などが使うデジカメにしてもわずか数年で解像度など格段に向上している。ただし、このところ少々気になるのが”ありのままを映す”写真に対して、意図的に修正を加える技術が普及していること。こうなると写真が現実を伝えるものでなくフェイクの情報になりかねない。写真に映った顔に化粧をすることなど不要だ・・。
7月5日(水) <都会の生活と地方での親密な隣人社会の生活・・・>
都会の生活と地方での親密な隣人社会の生活は個々人の好みで大きく変わる。都会では隣人との繋がりがほとんどない一方、細かく干渉されることがない。私の今の都会生活でも隣近所の人との面識はほとんどない。道路掃除も隣人の部分は素早く遠慮がちに済ませる。一方で気を使うのは、家から少しでも離れる場合は必ず身分証明などを持参すること。以前、私の知り合いのお年寄りが自分の家の直ぐ前で転倒し病院に搬送されたが、何時間も何処の誰か判明せずに病院が非常に苦労した話を聞いた。家族のいる家の前で倒れても本人の意識がなければ家族に連絡はこない。本人確認ができることは今の時代では都会・地方関係なく必須かもしれない・・。・・今日の写真はトリミングをしたばかりの「今日のクーちゃん」とノートパソコンに乗せた「虫除けトンボ」を掲載する・・。
 
2023-07-05今日のクーちゃん      アップルに乗った虫除けトンボ
7月6日(木) <・・七月六日はサラダ記念日・・>
“「この味がいいね」と君が言ったから 七月六日はサラダ記念日”。そう、今日は1987年(昭和62年)に出版された俵万智さんの歌集「サラダ記念日」の中のタイトルともなった一首の日。この歌集は実に衝撃的であった。短歌には全く縁がなかった私たちも「サラダ記念日」を購入した。短歌とはこれほど自由で面白いのかとショックを受けたことを覚えている。まさに現代短歌の先駆けとなった俵万智さんだった(俵万智さんは現在60歳)。・・更にもう一つ、今日、7月6日は丁度200年前、1823年のこの日、ドイツの医者・植物学者であったシーボルトが日本に初めてピアノを持ち込んだ日で、「ピアノの日」とされる。この日本で一番古いピアノは山口県萩市の美術館に保管されているそうだ。・・サラダ記念日と同じように私たちの毎日は意識すれば何らかの記念日にできる。今日の私は「秋の目黒区作品展」に申し込みをした記念日だ・・。
7月7日(金) <今日、7月7日は七夕・・>
今日、7月7日は七夕(たなばた)。元来は旧暦の7月7日に行われたお祭りだというが、どちらにしても今の東京では、夜空を見上げても、天の川も、牽牛星、織女星も見えない。その代わりでもないが、今日に限って早起きをして日の出風景を撮ったので下に写真を掲載する。今日の日の出時刻は(東京)4時32分であるので日の出の20分後の写真だ。いかにも暑くなりそうな日の出風景だが、今日の東京の最高気温は34℃に達した。過度な運動をしないように警告される天気の下、午前中はテニスをやった。無事にテニスを終えてテニス場を出る時に秩父宮ラグビー場の駐車場にラグビー日本代表のバス:BRAVE BLOSSOMSが止まっていたので、これも写真に撮った(下)。ラグビー場とテニス場の入り口は同じ。明日、日本代表とニュージーランドとが対戦するようだ。この暑さの中でラグビーとは信じられないが多分日本が有利だろう。それにしても暑い。外出は控え目に<なんだ?>・・。

2023-07-07日の出風景
 
ラグビー日本代表のバス(@秩父宮ラグビー場)   七夕の飾り
7月8日(土) <表紙に「クーちゃん(MIYUへの絵手紙)」・・>
表紙に「クーちゃん(MIYUへの絵手紙)」<ペンと色鉛筆>を掲載した。本当に久しぶりの絵手紙だ。実は今孫娘ミユはニューヨークに独りで住んでいる。この5月にボストンでハーバード大学とバークレー音楽大学を同時に卒業したのでボストンの寮は引き払った。バークレーの音楽大学として更にスペイン・バレンシアにあるバークレー大学院に行くことを勧められて、1ヶ月後にはスペインに留学するという。とにかくも、孫娘に出す絵手紙も送るタイミングが難しくなり絵も描けなくなっていた。今回、目の前にいるクーちゃんを描くと絵葉書程度であれば直ぐに完成することを改めて納得した。大袈裟に考えることなく気楽に毎日のように描くのが本来の絵手紙であろう。陶芸作品も含めて最近創作意欲が湧かないのは雑念が多すぎるからとは思う。けれども理屈では分かっていても頭と手足がついてこないと駄目。クーちゃんを転機にして心機一転できるか・・。

7月9日(日) <我が家の直ぐ前にテニスコート・・>
我が家の直ぐ前にテニスコートがある。三面だけであるが本格的な練習コートで、仲間とゲームをして遊ぶことはなく専らコーチのつくトレーニング用。生徒のレベルは非常に高く、テニスの経験のある知人が我が家に来るとテニスの練習時の打音が他と全く違うと驚いたこともあった。今日のような休日には幼児や子供専用にコートを使う。今日も、この猛暑の中でトレーニングをしている。これがまたレベルが高い。どう見ても小学校に入る以前と思われる幼児が個人のレッスンを受けているところをしばらく見ていたことがあるが、信じられないほど打球が強く安定していた。このような幼児・子供は大抵親が車で送り迎えをしている。将来、世界的に活躍するテニスプレーヤーになるかも知れない。一方で何か可哀想に思える一面もある。私の時代などはテニスも野球も相撲も何でも親と関係なしに好きに遊んだ。親が選んだ道を進むのは良いとして子供だからできる遊びの時期に、”道一筋”が良いのか悪いのか。今の子供達は忙しすぎるとの話を聞くが、何をやるにしても自分自身で選んだ道に進むのが一番だろう・・。
7月10日(月) <今日の東京都心の最高気温は36℃・・>
今日の東京都心の最高気温は36℃を越し、今年の最高気温を記録した。熱中症警戒アラートが出されて不要な外出などを控えるように呼びかけられたが、このような日でもテニスのメンバーは十分に集まる。今日も神宮外苑のテニスコートの順番とりで8時過ぎには神宮外苑に行った。9時前にテニスを始めようとすると確かにこれまでになくかなり日差しが強い。直射日光を受けてテニスをするので体感温度は記録される気温より数℃は高い。当然、プレーをする際にはお互いに無理をしないように配慮をして適当に休憩を挟む。それにしても今日の太陽は厳しかった。夏場のテニスはいわば自己コントロールでどこまで運動ができるかを確かめながらプレーをする。勝負にこだわる余裕はないので、無事にゲームを終了するとお互いに”お疲れさん”。”がんばれ”の言葉は決してかけない。頑張らないで、気楽にやる。最近はテニス以外でも”気楽に”が合言葉のようになってきた・・。
7月11日(火) <今日は月に一度の病院での定期検診の日・・>
今日は月に一度の病院での定期検診の日。検診を行う東京医療センター(目黒区)は駒沢公園の東隣にある。今日も朝8時30分頃に家を出て歩いて医療センターまで行った。病院で直ぐに注意されたのは”マスクはお持ちでないですか?”このところ外出時にマスクをしない習慣となっていた。今はバス・電車の中でもほとんどマスクなしで済ましている。病院では慌ててバッグの底からマスクを出して装着したが、周りを見ると100%の人がマスクをしていた。検診のルーチンは採血、採血の分析結果から泌尿器科の医師がpsa値を判定・診断、医師の指定でもとに注射、薬の指示(薬局で入手)、精算。今日の結果は少し数値が上昇し。医師が首を捻った・・。昨日に続き今日の東京都心の最高気温も34℃を越したという。病院からの帰路も歩いて帰ったが、途中、緑道で休息を取り、ヨタヨタと家に帰り着いた・・。下に掲載する写真は昨夕東京医療センター方面の雲が珍しかったので撮影したもの・・。
2023-07-10pm18:56東京・北の空
7月12日(水) <連日、猛暑が続く・・>
連日、猛暑が続く。今日も東京都心では37.5℃を記録して今年最高の気温となったいう。朝の9時過ぎから、大谷翔平が出場するMLB(メジャーリーグベースボール)オールスターゲームが米国・シアトルの球場からテレビの生中継が始まった。冷房の効いた居間でこのテレビを見ていたが、ふと気がついた。今日は散歩に行くのも暑すぎる。このままでは間違いなく運動不足となる。そこで、運動着に着替えて近所のトレーニングジムに出かけた。ウォーキングを15分間、自転車漕ぎを10分ほどやる間、テレビの生中継でオールスターゲームを観戦。グッドアイデイアで大谷のホームランをジムで見られるかと期待したが、大谷の活躍はお預けとなった。ジムでは当然ウォーキングなどとは別に腕や脚の筋トレをやるが、これらはテレビを見ながらとはいかない。といっても今日の大リーグのオールスターゲームは特別で、日頃はトレーニングをしながら見たいと思うテレビの内容はほとんどない。特にお笑い芸人が出る番組はシラけるばかりで笑えない。話は飛躍するが猛暑の日でも見たくなるテレビ番組を作って欲しい・・。
7月13日(木) <最近はSNS(Social Networking Service)で個々人が・・>
最近はSNS(Social Networking Service)で個々人が記録した写真や映像、或いはコメントなどがインターネットで紹介されて、多くの人が閲覧しているいる。Facebook、Instagram、Twitter、LINE、YouTub、TikTokなどの道具を使って、毎日、毎時、毎秒、情報交換される量は信じられない程膨大なものだ。内容は特に価値があるものでなくても良い。犬や猫の可愛らしい姿でも評判となる。例えば、自分が撮影した動画を大勢の他人が閲覧してくれたとして、それでどうしたの、目的は何なの、と思えなくもない。・・そういうことを言えば、このホームページでもコラムを書いたり、写真を掲載するのも特別の目的がある訳ではない。半分は日記のような自己満足か。今日の写真は”今日見た花”。家の近所(目黒区八雲)で撮影したもの・・。
 
2023-07-13まだ咲いている紫陽花がる   薔薇も水滴を浴びて元気になる
7月14日(金) <今日の東京は朝から曇り空・・>
今日の東京は朝から曇り空で連日続いた猛暑はおさまった。特にテニスの時には太陽が照りつけている場合と雲がある場合では体感温度がまるで違う。今日は比較的楽な条件で午前中テニスをした。四人のメンバーで組み合わせを変えて3試合。約2時間半のプレーだった。”楽な条件”といっても、プレー中には、熱中症など体調には十分気をつけたことは言うまでもない。水分補給をしながら適度に休息もとった。そしてプレーを終えた後、ロッカーでの着替え。今日はその後、椅子に座って改めて余分の休息をとった。その日のテニスの疲労度は帰途を歩いている時に分かる。特に地下鉄の階段を上り、地上に出る際の脚の動きで疲れ程度が判定できる。今日はプレー後の休息も効いたのか、先週の金曜日、今週の月曜日の猛暑の日にテニスをやった時と比べると脚がよく動いた。前回は階段途中で休憩しながらヨタヨタと歩いたものだ。これからの夏場のテニスはプレーの後、ロッカー室で10分間の休息をしようかと思いついた・・。
7月15日(土) <朝から新宿・四谷にある曹洞宗東長寺・・>
朝から新宿・四谷にある曹洞宗東長寺という寺に室内納骨堂の見学に行った。娘夫婦とその両親が利用している納骨で、紹介されたもの。以前も書いたが、毎月墓参りに行く九品仏・浄真寺(世田谷区)には両親の墓があり、2009年4月に若くして息子が亡くなった時に、この墓に入れてもらった経緯がある。その後、両親の長男、そして、その長男が墓を引き継いだ。昔はあまり考えなかったが、自分たちがこの墓に入るわけにはいかないので、息子の遺骨を引き取り、私たちの納まる場所を検討し始めた次第。東長寺のシステムは33回忌までは位牌とともに納骨堂に遺骨を納骨堂におさめて、それ以降は合葬墓に移すというもの。昔からの墓でよく見られる「〇〇家の墓」を長男だけが相続するやり方は明らかに不都合があるが、墓の問題は一筋縄ではいかない。納骨堂はそれなりに現代の事情に合致はする。猛暑の中、墓のことを考えなければならない歳になったかと暑さが更に加わった・・。
7月16日(日) <新盆(七月盆)であるので朝一番で九品仏・浄真寺・・>
新盆(七月盆)であるので朝一番で九品仏・浄真寺に墓参りに行った。昨日の納骨堂見学のお寺と違い、この九品仏浄真寺は私にとっては10代の後半から我が家のお寺として親しくした。14年前には思いがけず息子が40歳前に亡くなり、この墓に入れてもらった。それ以降は毎月命日の他、頻繁にこのお寺を訪れることとなった。春夏秋冬、境内の樹木の色ずきの変化も存分に味わった。これまで、この寺に200回以上は訪れている。ところが自分が墓に入る事態を考える歳になると「我がお寺」、「我がお墓」ではないことに気がついて複雑な感情になる。更に歳月が経てば全てスムースに収まっていることだろう・・。
 
2023-07-16九品仏浄真寺(東京・世田谷区)境内
 
蓮の花               病を治す尊者
7月17日(月) <今日は「海の日」で休日・・>
今日は「海の日」で休日。東京の最高気温は37℃。全国で猛暑が続いている一方で秋田地方などでは豪雨による水害が報じられている。テレビの天気解説では日本列島と大陸を含めた天気図を示して天気の予報をする。東京の一区画など狭い地域の雨、曇りの予報はしばしば予報が外れることがあるが気象予報士は一切弁解などしない。このような時に私は母方の祖母のことを思い出す。祖父が測候所で天気予報を出していたが、予報が外れると頭を下げて外出したという<明治末期>。”下駄を放り投げて裏表で天気を予報した方が当たるわね”と言われたという。こんな祖父母から思いついて祖父のことをインターネットで検索するとすごい経歴がでてきた。祖父(平田徳太郎=ここ)は森林治山・治水の調査機関である林業試験場で仕事をする学者であったが気象部がその中にあったようだ。私も「水資源と森林」とか「水源地の水文学」など何冊もの本を祖父からいただき保管している。生涯を森林治水事業に専念したというが、現在の水害被害などを見ると何を思うだろう。それにしても現代のインターネット検索の力には改めて感動した・・。
7月18日(火) <昨夕、テニスの仲間から今日テニスに行こうとお誘い・・>
昨夕、テニスの仲間から今日テニスに行こうとお誘いがあったので、今日はどんな猛暑になってもテニスに行くと決めていた。今朝は5時過ぎに起床し朝のトレーニングを始め準備万端整えていたら、6時過ぎにその仲間からメッセージと電話があり、今朝起きて見ると腰の具合が悪くテニスはやめにしたいとの連絡。それはそれで止むを得ないけれど、約束なしでテニスに行き相手をその場で探すかどうか、しばし悩んだ。結局、炎天下の下であえてテニスをやる事もないと今日のテニスの中止を決断した。7時過ぎに家を出てテニスに行くことをなくすと、突然に時間がたっぷりできた気になり、ベランダ花壇への水やりや植物の剪定、更に、これまでやる気が出なかった工作など次々に仕事がはかどった。更に、昼前に近所のジムに行き、1時間足らずであるがトレーニングもやった。行動する気合を持って起床するとこれほどに身体が動くかと感心する。ちなみに、今日の東京都心の最高気温は37.5℃。三日連続の猛暑日(35度以上)となった。結果的にはテニスの中止は大正解だったかも知れない・・。
7月19日(水) <表紙に「卒業おめでとう(MIYUへの絵手紙)」を掲載・・>
表紙に「卒業おめでとう(MIYUへの絵手紙)」(ペンと色鉛筆)を掲載した。孫娘MIYUの卒業は5月だったので、絵手紙のタイミングを逸して悔やんでいた。今回、妻から今ならまだ良いのでないかとアドバイスをもらったので、遅まきながら絵手紙を描いた。孫娘の日本名は「美友」で英文字として始めは「MIEU」を使っていたが、友達同士の感触では「MIYU」の方が良いというので、最近はMIYUの字を使っている。そうすると四文字全てが左右対称なので文字を図案化してみた。ミユはボストンのハーバード大学とバークリー音楽大学を同時に卒業した。それも双方特別な賞をいただくほど優秀な成績であったと聞く。これからの高いレベルの道は一方で激烈な競合を伴う。こちらからは何も言えない。ただ、山谷を気にせず気楽に人生を楽しんでほしいと思うばかり。それと、健康第一ですね・・。
MIYUへの絵手紙
7月20日(木) <「継続は力」・・>
「継続は力」という。けれども人間の一生で継続できる回数はほんの微々たるものだ。今、朝のNHKテレビで毎日放映されている「らんまん』の主人公、牧野富太郎(1862~1957, 日本の植物学の父とされる植物学者)は94年の生涯で40万枚もの植物標本を残した。自ら命名した植物は2500種類以上(新種発見は600種余)とか。仮に、80年間、365日毎日一枚の標本を作ったとして29200枚。毎日10枚の標本を作ったとしても29万枚にしかならない!私も自分で忍耐強く続けると思うことがあるが、この10年間以上、毎日続けているバンス年齢計測(任天堂の計測具)が今4500回余、このホームページの更新が20年余(=約8000回)だ。自分の回数を植物学者と比較するつもりはさらさらないが、それにしても植物や生物の世界は想像を絶する深さ。よく継続するエネルギーが続くと思う。一生でやり終えるなど考えもなしに「継続」できる人がいるから進化ができるのだろう・・。
7月21日(金) <起床は5時15分・・>
起床は5時15分。朝の室内トレーニングとテレビ体操を終えて7時に家を出る。バスで二駅、都立大学駅で東急線に乗る。中目黒駅、代官山駅を経由して渋谷駅で半蔵門線(田園都市線)に乗り換え表参道駅へ。表参道駅で銀座線に乗り換え神宮外苑前駅で降りる。今日は神宮外苑駅のすぐ側、青山通りに面したドトールコヒー店に入り、モーニングサービスのサンドウィッチの朝食をとった。今朝は妻が5時30分に外出したのでこうなった次第。朝食を済ませた後、歩いて外苑ラグビー場の隣にあるテニス場まで行き、入り口に荷物を置いて順番とり。8時5分前であったので順番は三人目だった。その後はまたカフェ・ベローチェでコヒーを飲みながら開門時間を待つ。はじめから荷物を置いてベローチェで朝食をとることもできたが、荷物の順番を一位としたくない思いだ。・・今日の午前中は雲が広がり、強烈な陽光でないテニスには絶好の天気であった。テニスの日にはプレーをしている時間以外に色々と社会との接点ができる・・。
7月22日(土) <今日は久しぶりに自由が丘の陶芸教室・・>
今日は久しぶりに自由が丘の陶芸教室に行って作陶した。このところ陶芸をやりたいと思いながら、制作する作品のアイデイアが浮かばず、教室にも行けなかった。ところが、このホームページの最近の陶芸ページを見ていると「制作中の作品」として完成させた覚えのない角形の花器の写真があった(4月22日のコラム写真=ここ)。教室に確認したところ、素焼が完了した状態で保管してあるというので今日教室に行き釉薬を塗布して本焼成に出した次第。制作途中の作品があることを忘れていたとはお粗末至極。この時期、球体オブジェ(玉転がし)が完成したので、こちらの調整工作に忙しかったのは確かだが言い訳にはならない。それにしても久々の陶芸教室での作業がスムースにできたのが嬉しい。・・今日の写真として自由が丘まで歩いて行く途中の住宅街で見た「サルスベリ(百日紅)の花を掲載する。サルスベリは漢字で百日紅と書くように普通は赤い花が多いが、白花もある。いかにも猛暑をもろともせず咲き続けるたくましさがある・・。
2023-07-22サルスベリの白花
7月23日(日) <毎朝、6時25分から10分間,NHKテレビ(教育)・・>
毎朝、6時25分から10分間,NHKテレビ(教育)でテレビ体操の時間がある。テレビ画像に合わせて自分でも体操をやるが、基本的なラジオ体操・テレビ体操をすると自分のその時の体調が非常によく分かる。特に左右の腕のバランスが狂っている場合など直ぐに自覚できる。最近は左右の腕力も回復しテニスもほとんど以前通りにできるようになったが、一時は体操で腕を真上に上げることができなかった。日誌で経緯を調べると、昨年の10月末頃にはテニスもできず、その後、テニスに行ってもゲームに加わらずに壁打ちで調子を整えていた。何故そうなったのか原因を探ろうとしたが不明。10月中旬に陶芸の展覧会がありテニスを休んだが、それで一挙に腕力が衰えたとも考え難い。それにしても、昨日(土)、今日(日)とテニスをできない時に近所のスポーツジムで軽く筋トレやウォーキングをするようにしてからは腕力と足腰が安定しているように思える。逆にコンスタントに腕力などを使っていないと見る間に衰えるのは確かだ。無理をせずにいかに筋力を維持するかが課題だろう・・。今日の写真「アンスリウム」(下)はスポーツジムの玄関脇で撮影したもの。熱帯原産だけあって暑さに負けない勢いがある・・。
2023-07-23アンスリウム@リバテイヒルクラブ
7月24日(月) <今日の東京は朝から雲ひとつない快晴・・>
今日の東京は朝から雲ひとつない快晴。7時20分に家を出て神宮外苑までテニスに行った。最近、全国ネットのテレビ番組でも「明治神宮外苑の再開発」の話題が取り上げられるので、自分でもテニス場周辺を見る目が変わってきた。今、通っているテニス場は後2年程度しか使用できない。再開発がどのような形態になるのかまだ議論が続いているようであるが、基本線は都からも了解されているようだ。まず、テニス場の両隣にある神宮球場と神宮ラグビー場は場所を移動して新たに再建設される。新しい神宮球場にはホテルが併設せれるとか、今のラグビー場は一年365日中約60日使用されて残りの300日余は利用されないのを屋根付きにして文化イベントも行われるとか伝えられている。テニス場は元より消えてしまう。今日は期限付きの今の環境が気になってテニス場周辺の写真を撮った(下に掲載)。最初に掲載したラグビー場の入口部の写真は見難いが、中央下部に秩父宮様がラグビーボールを持った銅像がある(B文字の左隣)。バックはこれから開催されるラグビー大会の宣伝用張り紙だ。テニス場の両端に神宮球場とラグビー場が見える写真も撮った。もう一つはテニス場から見た神宮球場の写真。今日は高校野球の予選が行われていた。このような写真が過去の風景となってしまう。再開発全体の完成予定は2036年とか。再開発後の姿を見るのには100歳まで生きなければならない・・。
 
2023-07-24秩父宮ラグビー場正面  テニス場の左隣が神宮球場、右隣がラグビー場、正面は銀杏並木
テニス場から神宮球場を見る
7月25日(火) <毎日の生活習慣として使用する ”道具”・・>
毎日の生活習慣として使用する ”道具”がその時代を表す。私の場合、起床するとまず腕につけているAppleWatchを充電させていたiPhoneの近くに置いて、iPhoneのAutoSleepというソフトで前日の睡眠状態をチェックする。基本的な数値を手書きでノート(日記帳)にメモするのが習慣だ。深い睡眠が何分間であったとか、睡眠中の心拍数の変動がどうであったかとか、毎日確かに変わっているが自分ではわからない事柄が興味深い。けれども何故にそのようになったのか昼間の記憶と結びつけようとしても相関関係はつかめない。就寝時に雑念を抱かぬとか無心になれとか言われるが睡眠に関してはそれほど単純に”悟り”がひらけない。その後、iPhoneやパソコン (iMac)でラインやメールの確認を行う。外部とのやりとりは非常に便利になったことは間違いないが、一方で、迷惑メールや迷惑ラインの消去がわずらわしい。”生活習慣”としてはこのコラムを書くのは夕刻。iMacを使うが、写真撮影にはiPhoneが欠かせない。花の名前がわからない時にはPictureThisというソフトが便利だ。ホームページの制作ソフトも昔と同じではない。全て日進月歩で進化する中で、これから道具をどう更新するか。成り行き見ながらついて行くしかない・・。
7月26日(水) <東京の最高気温は37.7℃・・>
東京の最高気温は37.7℃。猛暑の中を今日はよく歩いた。屋外で運動した訳ではないけれども歩数は10000歩を記録している。今日、想定外であったのは自由が丘にある新しい歯医者さんに行き、本格的な治療を受けることができたこと。朝10時頃には以前から通っている歯医者さんに電話をしても通じないので歩いてその歯科医院まで歩いて行き、相談しようとしたが扉が開かない。これまでの前一週間はお休みと公表されており明日・木曜日も休日なので、今日はオープンしているはずと、時間をずらして昼前に再度医院まで行ったが、やはり扉は開かなかった。最早忍耐の限界。そこでネットで見つけた自由が丘の歯医者さんに初めて電話をすると、即、今日の午後3時の予約が取れてスムースに治療が進んだ次第。猛暑の中を歩いたほとんどが歯医者さん通いのためだった。”想定外”で良い方向に進んだことはうれしい。新しい歯医者さんは設備や技術面でも以前の医者を超えるものと期待をしている・・。
7月27日(木) <最近、近所のスポーツジムで1時間足らずトレーニング・・>
最近、近所のスポーツジムで1時間足らずトレーニングをする機会が増えた。テニスには週に2回を原則にして行くようにしているが猛暑の時期には2時間もプレーはできない。プレーの時間よりも往復の時間の方が多いのがテニスの日。その点、スポーツジムは家から数分の場所にあり、暑さは関係なく気軽に一定の運動ができる。今日もジムで腕や脚の筋トレと合わせて20分間のウォーキングをした。ウォーキングマシーンの上に乗って私の場合大きく両腕を振りながら歩くのであるが、この時目の前の画面でテレビを見ることができる。歩きながらテレビを見ることを何度かやると、家の居間で見るテレビと違う感覚になった。民放の場合、これほどコマーシャルが多いのかと思うほどコマーシャルが頻繁。それとすぐに結論を見せずに延々と時間を引き延ばす演出が多過ぎる。1分〜2分、黙々と歩き続けていてもこの間テレビの内容は何も進んでいない。今更、テレビの批判をしてもしようがない。テレビを見ながらトレーニングをしようと思う方が間違いかも知れない・・。
7月28日(金) <今朝は5時半に起床してテレビ・・>
今朝は5時半に起床してテレビをつけると素晴らしいニュースが待っていた。大リーグのエンゼルスとタイガースのダブルヘッダーの試合が日本時間のam2時頃に始まったので正にホットニュース。第一試合で注目のエンゼルス・大谷翔平が「2番DH兼投手」で出場してメジャーで自身初めての完封勝利を挙げた(エンゼルス6ー0タイガース)。浴びた安打は一本のみ。8奪三振、タイガースに三塁を踏ませなかった。こんなニュースを聞いていると続いてダブルヘッダー二戦目(日本時間5時過ぎから開始)で大谷翔平が37号ホームランを打ったとの報。凄いと感心していると、また続いて2打席連発で38号ホームランを打ったとニュースが続いた。結局、エンゼルスは11−4でタイガースに快勝。大谷翔平は異次元の活躍と報じられているが、人が生涯を通じて滅多に目にすることのできない歴史的な偉人であろう。それも明るいニュースを生み出す極めて貴重な存在だ。・・今日も東京では猛暑が続く。朝の9時から約2時間炎天下でテニスをしたが楽しむというより皆がトラブルのないことを最優先させた。持参した水筒の水を全て飲み干してもまだ喉が渇いた。毎度のことであるが無事に家にたどり着けたことを感謝・・。
7月29日(土) <今の時代の子供たちにとって幸せ・・>
今の時代の子供たちにとって幸せなのは、世界最高の映像をいとも簡単に見ることができることだろう。Instagram,TicToc,YouTubeなどによって、世界最高級のテニスの技術、卓球の様子、音楽の演奏、美術などを自分の目で確認できる。最高レベルの本物を小さな子供が見ることの影響は計り知れない。私が子供の頃、バイオリンを習わせてもらったが、バイオリンの演奏がどのようなものであるのか、見たことも聞いたこともなかった。レコードの本物の演奏を知らずして楽譜を見るだけでは音楽にもならない。今は世界中の子供が最高の芸術や世界一を争うスポーツ(サッカーや野球、水泳、スケート)etc.の生の映像に接している。子供全般のレベルはひと昔と比べて格段に進化しているだろう。特殊な画像に限らず情報が世界中に拡散することにより地球レベルで変化をもたらすことも確実だ。一部の独裁国家は情報統制をして国家体制の維持を図るが、国民が他国の情報を知れば変わらざるを得なくなる。一方で偽情報への対応がこれからのテーマであろうか・・。今日の夕刻から隅田川の花火大会が開催される。4年ぶりの花火大会。妻に冗談で見に行こうかと声をかけたら即座に拒否された。今日も東京は猛暑。冷房の効いた部屋で18:30からテレビで隅田川の花火を楽しむことにした・・。
7月30日(日) <今日は”風の彫刻家”と言われる新宮 晋・・>
今日は”風の彫刻家”と言われる新宮 晋(しんぐうすすむ)の事を書こう。今朝6時前にNHK教育テレビで大阪中之島美術館で開催されている「新宮 晋」の展覧会が紹介されていた((9/14まで=ここ)。新宮晋さんは1937年生まれの彫刻家で風や水で動く彫刻で知られる。私も新宮さんの独特な動く彫刻が大好きで以前から作品はよく見ていたが、失礼ながら、”しんぐうすすむ”と名を読むとは知らなかった。作品の概要は=ここ=でも見ることができる。鯉のぼりでも風車でも風で動くものは昔からあるが、新宮の作品はこれらを大発展させた正に「呼吸する大地」。技術的にも容易でないことは良く分かる。世界中でこのような日本人の作品が認められていることはうれしい。何より、新宮さんが86歳という年齢にもかかわらず、未だにノートを開いて新しいアイデイアをメモしているテレビの姿が感動的だった。私なんぞがアイデイア不足と言って創作をサボっているのが恥ずかしい・・。
7月31日(月) <今日で7月も終わる・・>
今日で7月も終わる。東京都心では今日で8日間”猛暑日”(=最高気温35℃を超える日)が続いたと報じられている。今年は今日まで猛暑日を13日記録しており、これは観測史上初めてだという。このような猛暑の中、今日は午前中のテニスを1時間半ほどで切り上げた。それでも、1時間でも大汗を汗をかくと、その後、気持ちが良いとテニス仲間の全員が言う。もちろん、暑さの中で身体は思うように動かないとか、疲労困憊はするけれども、限度の手前で止めて、その後汗を拭いて冷房の効いた部屋で休憩すると何か爽やかになるのは確かだ。問題は”限度の手前”の判断で限度を越してはならない。今日、テニスの開門を待つ時に撮影した「ツユクサ」の写真を下に掲載する。このツユクサは数mmの小さな花で開花期は1日しかないという。テニスの仲間で植物に詳しい人がPictureThisで撮影した花と解説文を見て喜んでくれた。テニスにはこのような仲間との交流もある・・。
2023-07-31ツユクサ(神宮外苑テニス場の入り口にて )

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