「今日のコラム」(2024年 4月分)

4月1日(月) <一週間以上テニスに行っていない・・・>
一週間以上テニスに行っていないので今日こそは存分にテニスをやろうと楽しみにしていたのに、今日も起床すると雨が音を立てて降っている。天気予報を見ると8時頃まで強い雨が降り続けるとある。先週もテニス日の月曜日、金曜日は雨だった。ここまでくると、テニスは即諦めて、他の運動を考えた。午前中にはジムに行き、小一時間筋トレ。そして雨が止み、青空も見え始めた午後には駒沢公園までウオーキング。公園の最奥部にあるコブシの大樹(世田谷区の名木)の花がどれほど咲いたか見たかったのであるが、花数は少なかった(下に写真)。4月のスタートで一気に桜の花が開花するのを期待しているが、今日のところは桜もまだ三分咲き程度か。3~4日後の満開の桜が今年は特別に待ち遠しく思える・・。
 
2024-04-01駒沢公園のコブシの大樹(部分的には右のように花があるが全体写真ではよく見えない)
目黒区の呑川緑道の桜が咲き始めた

4月2日(火) <今日は息子が亡くなってから15年・・・>
今日は息子が亡くなってから15年となる命日。15年前の当日そして葬儀でも桜が満開であったことを思い出す。今日は朝早くから墓のある九品仏・浄真寺(東京・世田谷区)に妻と娘と一緒に墓参りに行った。今年はまだ桜が咲き始めたところであったが、お寺で撮影した桜の写真を下に掲載する。今日の桜は満開には至らないが、息子の命日には西行法師の歌「願はくは 花の下にて 春死なん その如月(きさらき)の 望月(もちつき)のころ」を必ず思い出す。西行法師の望んだ春に満開の花の下で亡くなったのが息子の死のせめてもの慰みとなった。・・東京都内ではこの2~3日で桜が満開となる予想なので、明日以降「今日の桜」の写真を掲載して見たい・・。
 
2024-04-02九品仏・浄真寺(世田谷区)境内にて
墓地の桜の木(満開時には華やかになる)
4月3日(水) <「今日の桜」の写真・・・>
「今日の桜」の写真を下に掲載する。今日はあいにくの雨。目黒川沿の桜を見るためにだけに雨の中を出かけた訳ではない。今日は東銀座の画廊で友人の絵の展覧会があったので見に行った。友人と会場で色々と話ができて楽しかった。家に帰るとき東銀座から日比谷線で中目黒駅、そして東横線に乗り換えて自由が丘駅までのルートを通る。途中下車で目黒川沿の桜を見た訳だ。東京の桜の満開予想は明日、4日となっている。桜はやはり青空の下で見たいが、明日も天気は期待できないようだ。今年は雨に濡れた桜を鑑賞することになるのだろうか・・。
 
2024-04-03雨の中の桜@目黒川沿     自由が丘公園にて
4月4日(木) <東京で桜の満開・・・>
東京で桜の満開が発表された。「今日の桜」として東京工業大学・大岡山キャンパス内(目黒区)の桜を下に掲載する。我が家から目黒区の呑川緑道(=ここにも桜並木がある)を通り30~40分歩くと大岡山の東工大まで行くことができる。普段はもちろんバスと電車を利用するルートであるが、今の桜の時期だけは桜並木を楽しみながら歩く気になる。東工大キャンパスの桜は今年も相変わらず見事だった。本館前のソメイヨシノと思われる桜の他、東工大というと下の写真最後の二つ、ピンクの濃い桜がいつも印象に残る。今年もまた強烈なピンクが際立っていた。青空は見えなかったが今年もようやく桜を満喫できた・・。
 
2024-04-04東京工業大学大岡山キャンパスの桜(本館前)
 
東工大キャンパス内の別の桜
4月5日(金) <「今日の桜」は”神宮外苑の桜”・・・>
「今日の桜」は”神宮外苑の桜”とする(下に掲載)。今朝、起床して外を見ると小雨が降っている。今日、金曜日はテニスの日。天気予報を見ると1時間後には雨が止む見込みになっていたので、この際、何が何でもテニスに行くことにして朝食後すぐに神宮外苑のテニス場へ向かった。ところが、まだ地面は雨で濡れているし、テニス仲間は誰も来ていない。そこで急遽、側の神宮外苑を一周して花見をすることにした。私自身も桜の時期に外苑をゆっくりと見て回るのはあまり経験がなかったので興味深かった。テニスをすることができず、欲求不満は残るが午前中だけで歩数9000歩を記録したので運動量としてはまずまずか・・。
 
2024-04-05左に一部見えるのが外苑の銀杏並木   右のバックは国立競技場
 
神宮外苑絵画館前から池を見る(左右に桜が見える)
4月6日(土) <「今日の桜」は「等々力の桜」・・・>
「今日の桜」は「等々力の桜」とした。等々力(とどろき)は東京・世田谷区の町名。一般的には都内で唯一の渓谷、”等々力渓谷”で知られる。我が家からはバスに乗れば10分ほどで行くことができるが、あまり行くチャンスはない。今日は花見のために等々力渓谷の奥、不動の滝のそばにある等々力不動尊(満願寺)を中心に訪れた。渓谷には水は流れているが花は少ない。等々力不動尊では満開の桜が見られた。不動尊の山門の桜も立派だ。もう一枚、玉川神社の岩獅子の場所の桜の写真も掲載した。玉川神社も等々力で不動尊から近い。寺巡りをしながら花見もするとは何と贅沢なことか・・。
 
2024-04-06等々力不動尊山門の桜    不動尊から見た渓谷側を見下ろした風景
 
2024-04-06等々力渓谷公園にて      玉川神社の岩獅子の上に桜
4月7日(日) <久しぶりに陽光を浴びる・・・>
久しぶりに陽光を浴びることができた日曜日。「今日の桜」は「代々木公園の桜」とした。代々木公園は東京・渋谷区の公園。明治神宮の森と隣接しており、合わせて東京ドーム27個分に匹敵する広さの森とされる。我が家からは東横線が副都心線に接続しているので明治神宮駅(原宿駅)に乗り換えなしで一本で行くことができる。昔は犬を連れて行ったこともあるが、最近は明治神宮には行くが代々木公園には何年間も行っていない。今回は代々木公園でまさに満開の桜を満喫できた。”花見”の口実があるから、代々木を訪れることができた。観光に理屈はいらない。花見は今しかできないからあえて行ってみると、やはり、自然が作り出す”美”の力に圧倒される・・。
 
2024-04-07代々木公園の桜
 
2024-04-07代々木公園の桜(つづき)
4月8日(月) <今朝、朝一番で神宮外苑のテニスコート・・・>
今朝、朝一番で神宮外苑のテニスコートで順番取りをしたが、何と一番だった。場所取りの後、20分ほど近くの喫茶店でコーヒーを飲んで時間をつぶす。このところ雨が続き、本当に久々のテニスだったが、体調は最悪。昨夜は数回トイレのために起床した。睡眠(熟睡)が十分でなく、テニス以前に朝から疲労感が高かった。コラムには書かなかったが、この3〜4日間は妻が娘の伊豆の家に行っていたので、私は独りで食事などをカバーした。花見で「今日の桜」を見つけるのも独りでやりたい事をやった。妻は昨晩帰宅したので、通常の生活に戻ったが、体調管理までは及ばない。それでも、テニスの後、秩父宮ラグビー場の向かいにある青山高校の桜が見事だったので、「今日の桜」として写真を撮った・・。
2024-04-08都立青山高校の桜
4月9日(火) <春の嵐を体験・・・>
春の嵐を体験した。雨の中、近所のスポーツジムに出かける。帰る頃になって急に風が強くなって、傘もさせないほどの強風。帽子が吹き飛ばされて濡れながら10m以上帽子を追いかけて拾い上げた後、雨に濡れながら走って家にたどり着いた。午後、3時過ぎには雨も風もかなり収まったので、自由が丘の陶芸教室に出かけた、作陶はせずに家で制作した大型水盆を素焼に出しただけだが、制作中のメンバーは皆嵐の中を教室にきたと話をしていた。帰途、自由が丘公園の前を通ると、満開だった桜の花が散り、真っ白になって地面を埋めていた・・
 
2024-04-09自由が丘公園にて<満開の花が散っている>
4月10日(水) <今日は朝から穏やかな快晴・・・>
今日は朝から穏やかな快晴。東京で桜の満開が宣言されて以来、最高の花見日和とも思われたが、昨日の春の嵐でほとんど桜は散ってしまったのでないかと心配された。ところが我が家(目黒区)の周辺で見る限り、桜はしぶとく生き残っていた。もちろん、かなりの花は昨日の猛烈な風雨で吹き飛ばされていても、良くこれだけの花が持ちこたえて残っていると驚嘆する桜が何箇所もあった。桜はひ弱な花ではない。一方で、桜の花の散り際の潔さは際立っている。散った後もまた文様をなして人を楽しませてくれる。そして。散ったといっても一年後には必ずまた見事な花を咲かせる。桜はどんな状況でも人を勇気づける要素がある。下に掲載した写真は我が家と同じ町内の宮前公園の桜。少し前まで公園の改修工事をやっていたが、桜の開花直前に終了して満開の桜を迎えた。
「さくら咲いて、なるほど日本の春で(種田山頭火)」・・。
2024-04-10目黒区宮前公園の桜
4月11日(木) <今日は義兄の月命日・・・>
今日は義兄の月命日。朝8時過ぎに家を出て妻の運転する車で谷中(東京・台東区)の瑞輪寺へ墓参りに行った。毎度のことながら我が家(目黒区)から谷中に行くルートは都心を通るので、その間の桜風景を撮影して残そうとカメラを構えて車に乗った。一昨日の春の嵐でかなりの桜の花は散ってはいるが、しぶとく咲き続ける桜を見ると感動を思える。それにしても都心は各所に桜の樹があり、今の時節はどこに移動しても桜に囲まれる。これだけでも何と幸せなことか。そして、次の瞬間には桜はあっという間に散ってしまう。これもまた教訓的。やがてなくなってしまうから、有り難みは倍化される。楽しめる時に楽しむに限る・・。
 
2024-04-11靖国神社前          北の丸公園(九段下)の桜
 
2024-04-11市ヶ谷・外堀沿の桜      青山霊園の桜
4月12日(金) <今日は朝からテニス・・・>
今日は朝からテニス。今週は8日・月曜日にもテニスに行ったが、コラムでも書いたように体調が最低だった。その後、体温を測ると38℃近く熱があったので軽い風邪であったと納得して、すぐに床につき休養した。そのためか翌日から直ぐに体温も正常になり、身体は普通に動くようになった。今日も元気いっぱい、楽しくテニスができた。体温がこれほど微妙に身体の調子を左右するかを改めて実感している。今日はテニスを終えた昼近くになって急に小雨が降り始めて、雨に濡れながら家に帰り着いた。そのため、しばらく続いた「今日の桜」の写真はなし。それでも今年の桜はしぶとい。この週末も機会があれば「趣のある桜」の写真を求めたい・・。
4月13日(土) <原宿の新施設「ハラカド」・・・>
原宿の新施設「ハラカド」を一足先に見てきた。妻と一緒に外出する先に私の好みで原宿を選んだ。「ハラカド」は明治通りと表参道が交わる神宮前交差点(カド地)に東急不動産が再開発事業として建設した東急プラザ原宿の新名称。正式には来週4月17日(水)に開業するので今日は外観しか見られなかったが、開業した直後は逆に混雑して簡単には入れないだろう。ハラカド(地下3階、地上9階建)の屋上もユニーク。建築デザインは建築家平田晃久氏。単なる超高層ビルとは違うこのような建築が原宿の交差点にできることが私には大進化に思える。これは正式に開業した後にも改めて見学しなければならない・・。
 
2024-04-13来週正式オープンする「ハラカド」=東急プラザ原宿
屋上部分の拡大
4月14日(日) <桜のピークが過ぎた途端に躑躅(つつじ)・・・>
桜のピークが過ぎた途端に躑躅(つつじ)の花が目につき始めた。家の近所に見事な「ドウダンツツジ」がある。ドウダンツツジんの漢字は「灯台躑躅」とか「満天星躑躅」が当てられるが、私は白色の釣鐘のような花がまさに満天星のように無数に散りばめられた姿を思わせる「満天星躑躅」の文字が好きだ。・・日本では四季がありそれぞれの時期に季節の花が咲く。当たり前のようなことだが自然の豊かさをこれほど享受できることは本当に恵まれている。草でさえも春の七草、秋の七草と細かく鑑賞できる国はそう多くはないだろう・・。
 
2024-04-14満天星躑躅          サツキ躑躅 @東京・目黒区 
4月15日(月) <昨日の夕刻、私より3歳年上の兄が亡くなった・・・>
昨日の夕刻、私より3歳年上の兄が亡くなったと連絡を受けた。兄嫁は2年前に亡くなって、兄は老人施設に入っていた。何年か前からパーキンソン病で車椅子の生活を続けていたけれども、子供たち(娘や息子)が車椅子を押して朝のラジオ体操にも出席すると言うので有名だったという。兄と兄嫁は姫路の高等学校での同級生。東京の大学に二人揃って合格できて手を取り合って喜んだのだろう。私も60年以上前からペアとして知っていた事になる。樹木葬で二人一緒に葬る段取りができていると聞いて安心した。合掌・・。
4月16日(火) <今日も昨日に続き晴天・・・>
今日も昨日に続き晴天で真夏のような暑さが続く。家の室温(東京)は27℃。今日は家の側の住宅街にある農園(東京・目黒区)の樹木の写真を掲載する。以前から目立つ樹木であったが季節により次々と姿を変えるので、その時々の写真を撮り保存していた。今日はかなり緑の葉が目立ったので改めて写真を撮った。PictureThisと言う植物の名前を写真から判定するソフトで名前を確認すると「ヒノキ(檜)」とでた。実は何ヶ月も前から毎度名前を確認すると。その都度違う名前が出るので困っていた。機会があれば農園の人に名前を確認したいが、今日のところはPictureThisで判定された名前を下に掲載する。写真で見るように、この4ヶ月間でこの樹木の外観は見事に変わった。自然はこれほどの大変化をしながら、一年後にはまた元と同じ姿に戻る・・。
    03-27撮影 2023-12-13撮影
2024-04-16撮影=檜  ヨーロッパクロセヤマナラシ メタセコイア(曙杉、イチイヒノキ)
4月17日(水) <三日前に亡くなった兄・・・>
三日前に亡くなった兄の”お別れの会”に参列した。以前の”葬式”ではなく兄の自宅で行われる身内だけの”送る会”。それでも、私たちのような兄の兄弟・姉妹と姪たち、兄の息子、娘、孫たちと10数名が集まって賑やかだった。最後は火葬場へ送る専門業者が出棺の作業を行った。5月の末に2年前に亡くなった連れ合いと一緒に樹木葬をする段取りができているという。誰もが避けることのできない”別れ”であっても暗くないと救われる・・。
4月18日(木) <今、山中湖の湖畔の宿・・・>
今、山中湖の湖畔の宿にいる。富士山の東北に位置する山中湖近辺まで来て、今日はまだ一度も富士山を見ていない。天気予報でもあったが黄砂の影響であろうか雨は降っていないけれども空が霞んで見える。妻と娘と娘の飼っている犬が2頭というメンバーでの一泊旅行。富士山を見ることはできなかったが、非日常の旅行によってリフレッシュされることは間違いない。下に写真を掲載した北口本宮富士浅間神社(せんげんじんじゃ)は1900年以上の歴史がある富士登山道の入り口にある霊験あらたかな神社・・。
 
2024-04-18北口本宮冨士浅間神社の富士山大鳥居    樹齢1000年の富士太郎杉
 
富士浅間神社本堂              桜がまだ残っている
4月19日(金) <先ほど、夕刻(pm6:40)に山中湖・箱根から家に帰る・・・>
先ほど、夕刻(pm6:40)に山中湖・箱根から家に帰ることができた。帰路の東名高速道路で車がこれまで経験したことのない大渋滞となり、クタクタになって家にたどり着いたところだ。1〜2時間もの間、車がほとんど動かない状態は大苦痛を引き起こす。・・今日のところは、まともにコラムを書く元気がないので写真の掲載だけとさせていただく。昨日と打って変わって富士山の姿を堪能できたのは幸いだった・・。
 
2024-04-19山中湖畔の富士山
 
山中湖・花の都公園から見た富士山(右も同じ)
4月20日(土) <先週、兄が亡くなったこと・・・>
先週、兄が亡くなったことは4月15日のコラムで書いた(4月14日死去、享年86歳)。17日の出棺に立ち会った時には、2年前に亡くなった兄の妻のことが話題になった。兄たちは高校で同級生だった仲の良い夫婦だったが、兄よりも連れ合いの方が積極的で人生の最後はやりたいことをやったように思えるのでそのことを書いてみたい。義姉は9年前、77歳の時に癌が見つかり、医者から余命2ヶ月と言われたという。それでもガンを克服して以後医者も考えなかったほどに活発に活動した。それ以前に、70歳を過ぎて世界一周する船旅をしたのも義姉の計画によるものだった。ガンの宣告を受けた以降、温泉巡りもしたが普段は趣味の編み物や木彫などを続けた。驚いたのは84歳で亡くなる直前にパラグライダーやバギーに興味を持って、息子と一緒にパラグライダーで空を飛んだり、バギーで森の中を疾走したという。夫婦で樹木葬の墓に一緒に入ることを決めたのも義姉のようだ。女性は決して弱くはないのは言うまでもないか・・。
4月21日(日) <先週、山中湖畔に旅行に行った際・・・>
先週、山中湖畔に旅行に行った際には桜(ソメイヨシノ)が満開だった。富士山をバックにした桜の写真も撮った。花の都公園では八重桜の並木の花が咲き始めで満開は一週間後のように思えた。気温も東京より低く寒さ対策で苦労するほどだった。東京に戻ると、夏のような暑さで上着はいらない。あれほど華やかに咲いていた桜も終わっている。その代わりに躑躅(ツツジ)の鮮やかな色が目につくようになった。卯月(ウヅキ)は間もなく終わり、”皐月(サツキ)”となる・・。
 
2024-04-21躑躅@栗山農園(目黒区)
4月22日(月) <月曜日はテニスの日・・・>
月曜日はテニスの日。このような日に限って朝からダラダラと小雨が降り続く。ザーザー降りの雨であると諦めがつくが、もしかすると1時間後には止みそうな小雨が一番始末に悪い。結局はテニスは休み。その代わりに家の近所のスポーツジムに行ってトレーニングをした。朝10時のジムのオープンに合わせて入場。ジムの装置を使って主に腕力と脚力のトレーニングを初めにやり、最後にランニングマシーンで20分間のウオーキング。自己流であるが大股で両腕を大きく降りながら歩く。トータルで1時間ほどであるけれども適度に運動した満足感は得られる。月曜日、金曜日のテニスに行く日以外の日にはできる限りこのジムに行くことにしている。有難いことに、雨であろうが風が吹こうか関係なしにジムでは運動ができる・・。
4月23日(火) <我が家と同じ町内に今、スーパーマーケットのライフ・・・>
我が家と同じ町内に今、スーパーマーケットのライフが店舗を建設中だ。オープンは1ヶ月ほど先だろうか。目黒通り沿いの「ライフ目黒八雲店」で我が家からは100mもない場所なので非常に便利になる。スーパーマーケットの業界は実に厳しい競合を繰返している。ご存知のように、かつてスーパーのトップに君臨していたダイエーはイオンに買収されて今は見る影もない。新しい「ライフ店」の道路を隔てた向かいに「シェルガーデン(ザ・ガーデン自由が丘)」という高級スーパーがあったが、何と「ライフ」のオープンを前に閉店してしまった。私はこれまで「ライフ」の店舗を利用したことがなく、ライフについて何も知らなかったが、ライフの創業者・清水信次氏はスーパーマーケット創成期のダイエー・中内功氏、イトーヨーカ堂・伊藤雅俊氏、イオンの岡田卓也氏らと並ぶ経営者として知られていたという。大阪が発祥で、その後東京と都市圏に集中して出店しているそうだ。今はこの歴史あるライフの筆頭株主は三菱商事で、経営は三菱グループとなっている。ライフもダイエーと同じくある時点までは同族経営であったが、今は名前はそのままで清水家の同族経営から脱却したという。8000億円の売上高となるスーパーマーケットの経営は容易でないだろう・・。
4月24日(水) <昨晩はよく眠れなかった・・・>
昨晩はよく眠れなかった。最近は夜もAppleWatchを腕につけて寝るので起床すると前夜の睡眠状況をチェックする。AutoSleepというソフトがあり、i-Phoneと連動させて睡眠中の心拍数の変化、呼吸の変化、目覚めた時刻、深い睡眠の時刻・回数その他の睡眠分析を見ることができる。このところ、深い睡眠を含めた睡眠の評価は大抵100%で問題はなかった。ところが昨夜は深い睡眠が30分(赤)、心拍数低下が63(赤)、総合評価は83%とでた。何と昨晩はトイレに6回ほど起きた。こんなことは初めてだ。直ぐに原因で思いついたのは、昨日は月に一度の東京医療センターでの診察日で、前立腺ガンの予防で注射を打ったこと。もう、何年間も毎月同じパターンで同じ注射を打っているが、1ヶ月前にやはり注射を打った日の夜にトイレの回数が多くなったことを思い出した。注射は「ゴナックス皮下注用80mg」といって、月に一度腹部に投与する。ゴナックスは皮下注射後、体液と触れることでゲル状の丸い塊を形成し、そこから徐々に薬の成分が放出されて1ヶ月間効果を発揮するという。1ヶ月分の注射で初めに身体が過剰に反応しないのかと素人なりに考えたが、副作用として”頻尿”などの表記はない。今晩、そして明日の様子を観察するしかなさそうだ・・。
4月25日(木) <年寄りの話題は”カラダ”のこと・・・>
年寄りの話題は”カラダ”のことが多いという。〇〇が調子が悪い、昨日は病院に行って××を見てもらったなど、ワンパターン。昨日のコラムで体調が悪いことを書いたので、少しは改善したことを取り上げようとも思ったが、あえて別のテーマを書く。・・気温が高くなってきたので、ベランダの畑仕事を始めようと妻と話をしている。といっても、土を石を分離した後に一旦別に移して畑を枠から作り替える大工事となる。長期戦で少しづつでも手をつけようとしている。単独の植木鉢も見直すつもり。今日はそんな植木鉢の一つの写真を撮った。このヒマツリ(火祭り)は多年生草木で肉厚の葉が季節によって色が変化する。秋には緑色であったものが冬には真っ赤に紅葉。日当たりがよい場所であれば、水と肥料は控え目の方がよく育つという。多肉植物は初心者でも育て易いので我が家には適しているかも知れない・・。
2024-04-25ヒマツリ(クラッスラ属)
4月26日(金) <今日は午前中、神宮外苑でテニス・・・>
今日は午前中、神宮外苑でテニス、午後は自由が丘の歯医者での治療と予定が決まっていた。朝から3時間近く夏の服装でテニスをやったが、暑さに慣れていないこともあり、かなり体力の限界を感じた。東京の気温は25℃程度であったが時々太陽が顔を覗かせたので体感温度は真夏並み。反射神経は誰にも負けないつもりであったが、過去の話で今日は分かっていても身体がついていかない。筋力も、眼力も衰えが目立つ。随所で屈辱を味わうことが多かった。それでも先ずはグループ内で同等にプレーできたことを感謝しよう。・・歯医者さんからの帰路の歩きを含めて、今日の歩数は約15000歩。最近、ウオーキングだけでの健康維持は難しいと感じる。テニスのような腕の上げ下げの運動は単純な腕力とも異なるので鍛え方も変わる。特別なスポーツは例外としても、人間の日常生活は食事、掃除、洗濯などの他、畑仕事、大工仕事など極めて複雑な動きの連続だ。あらゆる動きを容易にこなすのはかなり上手に鍛えていなければできない・・。
4月27日(土) <今日は午後久しぶりに陶芸教室・・・>
今日は午後久しぶりに陶芸教室に行った。丁度1ヶ月前の3月27日のコラム(=ここ)に書いているが、陶芸教室で素焼をした大型の水盆が窯の中で破裂してしまった(ほかに被害はなし)。初めての経験だったが直ぐにリベンジで同じものを制作し、三日後には粘土で形を作った。それを乾燥させて素焼を終えたのが昨日か、そして今日釉薬をかけた訳だ。今回はひび割れもなく順調な仕上がりだった。もっとも、私としてはもしまた素焼の段階で破裂したら陶芸は止めるというほど覚悟をして、慎重に、確実に粘土を仕上げた経緯はあった。今日の釉薬掛けはまだ完全に終わっていないが、途中経過の写真を下に掲載する。やはり陶芸に取り組んでいる時間は無心に集中して作業するので他に変えられない貴重な時間だ。更に、本焼成を行った後に噴水や照明の工作作業が入り、二つとない陶芸作品を作り上げる。考えてみると贅沢な趣味ではある・・。
2024-04-27素焼の後、釉薬をかけた状態の水盆
4月28日(日) <知っているはずの草花や樹木の名・・・>
知っているはずの草花や樹木の名がでてこないことがよくある。人の名前や固有名詞を思い出せないのは”老化現象”とされるが、どちらにしても、80歳を過ぎると以前できていたことができなくなることは確かだ。一番の対策は言葉を声を出して頻繁に使うとか、何度も言葉を書いてみることか。そう思って今日は花の名前をコラムの題材とする。・・今の時期。ハナミズキをよく見かける。我が家の玄関脇にはヤマボウシがある。ヤマボウシ(山法師)の名は坊主頭を思わせる中心部と白い頭巾の花びらで、一度覚えると忘れ難い。私の場合、ハナミズキの白をみると、まずヤマボウシの名が浮かんで、次にアメリカンヤマボウシの別名が「ハナミズキ」となる。間もなく五月。暖かくなって急に草花も目につくようになった。下に家の近所で見つけた花を掲載する。左の「チェリーセージ」は前に覚えた記憶があるのに名前がでてこなかった。チェリーセージはシソ科の宿根草。特徴のある花なので、これは忘れないで確実に名前を記憶したい。・・と希望のみを記したがどうなりますか・・。
 
2024-04-28チェリーセージ(サルビア・ミクロフィラ) セイヨウサンタンカ +ヒメヒオウギ
4月29日(月) <今日は昭和の日で休日・・・>
今日は昭和の日で休日。昭和天皇の誕生日が今日4月29日だった。色々と法律上の問題があり、昭和天皇崩御の1989年(昭和64年)から2006年(平成18年)までは4月29日は「みどりの日」の休日とした。2007年(平成19年)から4月29日は昭和の日で休日、そして従来の国民の休日であった「みどりの日」は5月4日に移動した。当時はとにかくも休日が増えるのだからいい、と傍観したことを思い出す。・・ゴールデンウイークの真っ只中の今日、どこかに出かけようかと妻と相談したが結局はやめた。その代わりに家仕事に汗を流した。共同駐車場を全面的に大掃除、車の目印テープなども張り替える。いつかはやりたいと思いながら2〜3年が経過している手間のかかる作業は今日のような特別休日が一番やり易い。それからパソコン関連の普段できない面倒な整理も連休向きの作業だ。ハードデイスクに収納したデーターが案外に中途半端なデーターで驚いたりするのもこの時期だ。それにしても、一生懸命に床を掃除すると他の部分の汚れが目立つし、パソコンデータを一部整理すると他の未整理が山ほど目につく。世の中、これで完璧、終わりはあり得ないと見える・・。
4月30日(火) <今日は休日ではないが・・・>
今日は休日ではないが先週末からの連休と今週末の休日につながってゴルデンウィーク。お休み気分となって特別な過ごし方となった。昼前に家を出て、妻と一緒に自由が丘方面に歩く。いつもは通らない住宅街の道を選んで庭木を眺めながらの散歩。何より私として久々のゼイタクだったのは、妻と駅前のラーメン店で昼食をしたこと。選んだ「冷やし野菜坦々麺」がまた絶品だった。このような非日常ができるのがゴールデンウィークだ。明日から5月。時間がたっぷりあるように思える一方で、限られた時間がどんどん少なくなることも感じる・・。
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