「今日のコラム」(2025年 4月分)


4月1日(火)<今日から4月・・>
今日から4月。新年度の始まりは冬に逆戻りした寒さとなった。東京は冷たい雨が終日降り続いたが北関東では一部雪まで予報されている。・・以前から表紙に掲載している陶芸作品「照明具」は途中の制作中写真ばかりだったので4月になってしまったけれども「完成品」の写真を掲載する。陶芸コーナー(=ここ)には表紙以外の写真も掲載したが、中央部の球はバラバラにしておくこともできる。中央の上下の球は接触なしに磁石で接近しているだけ。LEDの照明部は少々眩しいがこんなものとした。LEDのあかりが球体に反射して面白いけれど全体写真ではよく見えないので球体のアップを下に掲載してみる。モノづくりはやはり思うことを好きにやれるので楽しい・・。
 


4月2日(水)<今日も冷たい雨が降り・・>
今日も冷たい雨が降り花見の気分にもならない。午前中はスポーツジムで筋トレ、午後は東銀座の画廊で開催されている展覧会を見に行った。大学と会社での先輩が年に一度の展覧会に水彩画を出す。毎年展覧会を見に行くが、今年は先輩が会場にいる時間を見計らって行ったので色々と話もできた。長年のお付き合いがある先輩だが、今日初めて知ったこともある。先ず年齢。私の一つ二つ年上と認識していたが、実はもう87歳になったという。私より三つも年上だ。以前からランニングが趣味であることは知っていたが今も隔日に4kmを走ることを50年以上続けているという。<会社勤めの時には昼休みに必ず走っていた>絵画もランニングも90歳までは続けるつもりとか。今の元気な様子から見ると100歳まででも続けられそうに見えた。展覧会に行って体力に刺激を受けることは稀だ。私も学ばなければならない・・。
4月3日(木)<今日も雨・・>
今日も雨。最高気温は9℃で2月並みと報じられている。家の中に閉じこもらずに外に出たいとスポーツジムに行ったが、やはり途中は寒かった。ジムの側で雨に打たれている満開の桜の写真を撮った(下に掲載)。少し離れたところには満天星(ドウダン)の蕾が大きくなっているので、これも写真に撮った。寒い中でも花を見ると”今は春”を感じる。昨日、絵の展覧会で会った87際の先輩を見ていても、とにかく日常よく動くことが健康の秘訣と見えた。無精をしないでなんでも良いから身体を動かす。花の写真を撮るだけでも無駄ではない・・。
 
2025-04-03雨に濡れた桜         右は満天星(ドウダン)の蕾
4月4日(金)<久しぶりに晴れ・・>
久しぶりに晴れて気温も上昇し春らしくなった。午前中は金曜日であるのでテニス。何といっても陽光を浴びながらプレーするテニスが一番楽しい。心地よい疲労感を覚えて家に帰り着いて昼食、そして休息。このところ晴れ間も見ることはなかったので、貴重な太陽と思えて、午後は妻と近所の宮前公園(東京・目黒区)まで花見に行った。公園までは歩いて約10分。途中、家から歩いて数分の住宅街で華やかに咲いている「花海棠(ハナカイドウ)」を見かけたので写真を撮った。リンゴ属のハナカイドウは遠目には桜と間違えるほど花が華やかだ。更にその直ぐ側の緑道でも桜が満開。公園に着くまえに花見ができたが、宮前公園の桜はまさに今満開。遠くまで出かけて花見をしなくても満足できるほど見事な桜が咲いていた・・。
 
2025-04-04ハナカイドウ@目黒区八雲   緑道の桜(目黒区)
 
宮前公園(目黒区八雲)の桜(右も同じ)
4月5日(土)<表紙に掲載している「照明具」の次の陶芸作品・・>
表紙に掲載している「照明具」の次の陶芸作品の構想を練っている。けれども少々雑念が入る。無心で好きなように制作するのが一番とは思うが、身辺の雑物を処理する事情が出てきている。そうすると、陶芸作品も何の役に立つのか、誰が喜ぶのか、私がいなくなるとどう処理をするのかなどと考える。”ゴミ”を作り誰かに迷惑がかかるのでないかとマイナスの心配が出てくる。既にこれまで制作した噴水、水盆、パズル、多面体など多くの陶芸作品を今は地下の一室に置かせてもらっている。他人からはよく置く場所がありますねと感心されることがあるが、陶芸作者は長年制作していると皆置く場所に苦労するようだ。作品でなくても日記やアルバムでもアナログのものは場所をとる。その点、デジタル化すると場所は取らない。このホームページも日記的な意味合いもあるが、20数年分の日記帳は相当なものだ。20数年分のアルバムはやはり後の処理が大変になる。その点、ホームページはコンピュータのほんの一部。陶芸に限らず絵画、他のアナログ作品はごく一部以外は時代とともに姿を消すと考えるべきだろう。・・暗い話題となったので「今日の桜」で気分を直そう。家の近所(目黒区八雲)で撮影した写真を下に掲載する・・。
 2025-04-05目黒区八雲の桜
4月6日(日)<今、蓼科高原(長野県)・・>
今、蓼科高原(長野県)にきている。義兄・義姉夫婦とこちらの夫婦でのドライブ旅行。運転は専ら妻がやっている。天気は生憎曇り空と思っていたら、高原の上り坂では道の周囲には残雪があり凍結しないか緊張した。幸い、夕刻にかけて薄日がさしてきたので早めに宿につき休息している。ドライブでの途中では桜や桃の花も見たが長野の高原まで来ると花は見られない。けれども下の写真のようなアルプスの山並みを見ているとやはり非日常で元気付けられる・・。
 
2025-04-06八ヶ岳から南アルプス&中央アルプス方面を見る
4月7日(月)<蓼科高原(長野県)に来たものの・・>
蓼科高原(長野県)に来たものの、さてこれからどこに行くか。皆で色々検討した末に、電気自動車の充電も確実に実施したいので松本へ行くことにした。松本のテスラ専用の充電器のある場所でほぼ100%まで意外に短時間で充電することができて有り難かった。続けて松本城の見学、松本独特の商店街の散策などを楽しんだ。夕刻にはまた蓼科高原の宿まで戻り今夜も高原で過ごすことになる・・。
 
2025-04-07 松本城
4月9日(水)<昨日のコラムはなし・・>
昨日のコラムはなしとなってしまった。昨日は蓼科高原で朝食を済ませた後、白樺湖~車山〜霧ヶ峰方面をドライブ、再度松本を経て長野自動車道、中央自動車道などを走る。途中色々と寄り道をして最後は横浜・川和町のマンションまで義姉夫妻を送って行って夕食を一緒にした。それから東京まで帰ったので家には就寝の時間近くとなりコラムを書く余裕も取れなかった次第。蓼科高原では雪は見たけれども桜とは無縁だったので、今日は一転、東京で花見を楽しんだ。場所は東京科学大学(前の東京工業大学、最近東京医科歯科大学を合併させて名前が変わった)。東工大には我が家から桜並木の緑道を通り歩いて行くこともできるので、毎年のように花見に行く。今日は妻と電車(二駅)に乗り大岡山まで行き大学校内に入った。まさに満開の桜を満喫できて幸い・・。
 
2025-04-09旧東工大校内の桜
 
4月10日(木)<今日はどんよりした曇空・・>
今日はどんよりした曇空。たまたま妻が中目黒で用事があったので、待ち合わせをして目黒川の花見に行った。
中目黒近辺の目黒川沿の桜は今は有名になっているが、一昔前には全く桜の名所ではなかった。15年前まで恵比寿に自宅があったので、20年以上前に目黒川沿の道は犬の散歩で頻繁に使用した。目黒川を横断する橋の名前はほとんど記憶していたものだ。そんな懐かしくもある目黒川沿の桜は今日は花のピークが過ぎたものも多く場所によって葉桜も目立った。同じ東京でも昨日の東工大校内の桜と大きな違いがあった。川沿いの桜にプラスして道端の店で売っていた桜の盆栽が珍しかったので写真を撮った(下に掲載)。東京ではもう満開の桜は過ぎ去りつつある・・。
 
2025-04-10 目黒川沿の桜        川沿いで販売されていた桜の盆栽
4月11日(金)<昨夜の雨が明け方には止み・・>
昨夜の雨が明け方には止み、今日のテニスは何とかできる見通しとなった。8時過ぎには神宮外苑のテニス場前に順番とりの荷物を置き、コーヒーを一杯飲んで時間待ち。テニス場の入口には秩父宮ラグビー場の駐車場を通るが、今日に限って大きなトラックが何台も駐車場に来てラグビーの準備を始めていた。調べてみると今日は「NTTジャパンラグビーリーグ」の試合「三重ホンダヒート対埼玉パナソニックワイルドナイツ」が夕刻19時から行われるという。朝から下に写真を掲載したような大きなトラックから荷を下ろし準備を始めているから大変だ。テニス場の開門直前には沢山のスズメたちが歓迎に来ていた<下に写真>(実は仲間の一人がスズメに餌を与えることがあるので期待しているだけ)。9時にテニスを始めて2時間足らず、個人的には不本意なプレーもあるが、とにかくも汗を流しながら走り回る機会があることに感謝・・。
 
2025-04-11 秩父宮ラグビー場駐車場(テニス場入口途中)にて
4月12日(土)<昨晩の雷雨と打って変わり・・>
昨晩の雷雨と打って変わり今朝は穏やかな快晴。朝8時に家を出て谷中に墓参りに行った。今日は車を使わず、バスで目黒駅まで行き、山手線で目黒駅から日暮里駅まで、それから谷中の瑞輪寺まで歩くというコース。電車(山手線)の時間が長く、空いていたので周りには外人観光客ばかり目立った。ふと「墓参り」を外人に説明するのは何というか考えて、その場でi-Phoneで調べる。「visit to a grave、visiting a grave, tendinga grave」などが出てくる。なるほどと勉強した上で、谷中の日蓮宗本山慈雲山瑞輪寺に着いた。この寺には2013年に亡くなった義兄の墓がある。私たちが今住んでいる家は義兄がなくなる時まで住んでいたところ。生前もお世話になったが縁あってその後も世話になり続けている。お参りの後、今日は上野まで歩いて行った。こちらでも外人の姿が目についたが、桜はピークを過ぎて葉桜が多かった。「明日ありと 思う心の仇桜  夜半に嵐の 吹かぬものかは」(親鸞)。昨晩の風雨もこれに近かったが一部の桜はまだしぶとく残っていたのが嬉しい・・。
 
2025-04-12 瑞輪寺本堂(谷中) 右側の八重桜が満開
 
上野公園にて
4月13日(日)<今日の日曜日は雨・・>
今日の日曜日は雨が降ったり止んだりして気温も下がった。午前中、久しぶりにスポーツジムに行ってトレーニングをした。一週間ぶりだが、ジムに行かない時は旅行で歩いたり花見のために外出して相応に歩いていた。ジムの帰り道、桜に変わってもうサツキの花が満開だったので写真を撮った(下に掲載)。・・今日から大阪万博がオープンして半年間続く。大阪万博というと55年前、1970年の万博を思い出す。丁度、息子が生まれた年で、私だけ見学に行った。そうか、亡くなった息子が生きていれば55歳になる・・。
2025-04-13雨の中のサツキ(目黒区八雲)
4月14日(月)<今日は絶好のテニス日和・・>
今日は絶好のテニス日和となった。早朝には雨が止み地面はまだ濡れてはいたがテニスのスタートとなる9時頃にはコートの人工芝は全く問題なくなっていた。約2時間のテニスを楽しくプレーすることができたが、最近はプレーをしながら体力の持続力がなく悔しい思いをする。短時間であればそれなりに身体動くがラリーが長くなると身体の反応が悪くなる。それと動体視力が以前と比べて劣っていることを実感する。そんな不本意なこともあるがとにかくも楽しくプレーすることはできるので何とかまだ続けたい。久しぶりに晴れ上がった神宮外苑の銀杏並木をテニスコート場から見た写真を下に掲載する。このような場所でテニスを続けることができるのを感謝である・・。
 2025-04-14神宮外苑テニス場から銀杏並木を見る
4月15日(火)<今日は朝8時過ぎに家を出て・・>
今日は朝8時過ぎに家を出て歩いて東京医療センターへ。月に一度の泌尿器科での定期的な診察であるが、診察前に採血を行う必要がある。その結果を見ながら診断を受け、その後、腹部に注射をして、精算。最後に薬を受領する。 毎回同じ順序であるがそれぞれの部署での待ち時間があり午前中はフルに時間が取られる。今日の診断結果はこれまでとほとんど変わらず(PSAという数値で判断するがこのところ毎回低下傾向=良い方向=にある)。・・東京医療センターへ歩いて往復するのはウオーキングの運動としては丁度良い片道20~30分程度。それと普段は通らない住宅街を通るので独特の花や植物をみる機会にもなり嬉しい。今日の写真はそんな中の一つハナミズキの花を掲載する(下)桜が葉桜となったと思うとハナミズキが出てきている。もう一つ、東京医療センターにも沢山桜があるが、今も頑張っている桜を写真に撮った。
  
2025-04-15ハナミズキ@やくも街かど公園   東京医療センター(バックの建物)の桜
4月16日(水)<このところ陶芸のやり方が変わってきた・・>
このところ陶芸のやり方が変わってきた。陶芸教室に行き粘土の土練(つちねり)から始めて何度か教室に通って仕上げるのが出来なくなった。出来なくなったのではなく教室で集中して何時間も時間を取るのでなく家で少しづつでも好きな時間に手を加える安易なやり方を選択するようになったというべきかも知れない。家で陶芸をする場合、1時間やった後、数時間してまた手を加えることなど簡単にできる。決まった時間の制限もない。今日はこうして家で製作した粘土の状態を陶芸教室に持ち込み、最後の仕上げだけを教室で行い、素焼きに出した。陶芸教室から4Kgの粘土を家に持ち帰り製作した状態の写真を下に掲載する。ダブル花器ともいうべきもので下部の皿には水を溜めるように考えている。今日はこの状態で陶芸教室に持ち込み細かい仕上げ作業を行って素焼きに出した次第。陶芸教室との接触期間は少なくなるが陶芸も何とか継続したい・・。
2025-04-16家で製作したダブル花器(陶芸教室に持ち込み前)
4月17日(木)<今日は何年かに一度の車のクリーニング・・>
今日は何年かに一度の車のクリーニングをやってもらった。大田区の第二京浜道路沿の車のクリーニング専門店で3時間ほど時間がかかるという。車を預けた後、妻とその店から歩いていけるホームセンター(島忠)に行って店内を見て回ったが、まだ時間があるので新田神社(大田区矢口)に行った。私は直ぐ側を何度も通ったことはあるが神社に行ったのは初めてだ。新田神社の創建は南北朝時代で新田義貞の息子・新田義興が今の多摩川河畔の矢口の渡しで壮絶な死を遂げたのを機に創建された。神社本堂は先の東京空襲で焼失し後に再建されたものだが境内には樹齢700年と言われるケヤキの木が残っている。また平賀源内がこの寺のために魔除けとして考案した「矢守」が「破魔矢」の元祖となり全国に広がったことでも知られるそうだ。・・車のクリーニングを機会に思わぬ”観光”をしてしまうこともある・・。
 
2025-04-17新田神社本堂(大田区矢口)・左に破魔矢    樹齢700年のケヤキ
4月18日(金)<今日の東京の最高気温は25℃・・>
今日の東京の最高気温は25℃を超えた。半袖、半ズボンで元気にテニスをしたのは良いが、スタイルと関係なく身体の動き、反応には相変わらず不満が残る。自分の凡ミスばかり目立つと老化のせいで誤魔化すだけでは済まない。このところテニスが終わった段階でどうするべきかアレコレと考えさせられる。・・妻が自動車免許の更新を行うので、まず鮫洲で認知症検査を受けた。これまでと違ったのは検査は個々にタブレットで電子検定というべきやり方だったという。自分で音の大きさを調整したり電子ペンを使って回答出来なければならない。75歳以上の認知症検査であるから歳をとって自動車免許を維持するにはタブレットの操作にも習熟していなければならない。その代わりに検査の結果はインプットすると即・合格ですと結果が出たようだ。パソコンの操作を若者だけに任せる訳にはいかない時代だ・・。
4月19日(土)<今日は昨日より更に気温が上がり・・>
今日は昨日より更に気温が上がり今年最高の夏日になった。東京では昼前に25℃を越し、午後には最高28℃。午前中にスポーツジムに行ったが無理をせず汗をかいて暑さに慣れる訓練を心がけた。土曜日であるのでジムは混雑していたがウオーキングも20分間確実に行った。ジムから家に帰る途中では桜の花がすっかり終わり、サツキが華やかに花を咲かせている風景に出会う(下に写真)。自然の移り変わりは正直だ。サツキと同時に大きく白い花を咲かせているのがハナミズキ(花水木・これも下に写真)。今の時節、至る所で花を咲かせたハナミズキをみることができるが、これは別名アメリカヤマボウシ。日本からアメリカ・ワシントンに桜を送った際に返礼として贈られた木である。日本には昔から法師の坊主頭に花に見える白い総苞片を白い頭巾に見立てた「山法師=ヤマボウシ」が自生していたので、山法師に似た花に「アメリカヤマボウシ」の名をつけたようだ。我が家の一角にはヤマボウシの木があるがまだ花を咲かせていない。今は近所でもヤマボウシよりハナミズキの方が数が多いかもしれない・・。
 
2025-04-19サツキ@目黒区        ハナミズキ@目黒区
4月20日(日)<今日は平賀源内のこと・・>
今日は平賀源内のことを書きたい。先日(17日)に新田神社(東京・大田区)に行った時に平賀源内が魔除けとて考案した「矢守」が今も続く「破魔矢」の元祖となったということを知ったので平賀源内について調べてみた。一般的には平賀源内は江戸中期の発明家というか、この時代には珍しい学者や医者のイメージがある。それがエレキテル(静電気発生機)などの発明家のほか、本草学者(医薬に関する学問)、地質学者、蘭学者、戯作者、俳人、画家などの肩書きがある。これほど好き勝手なことをやっているから余程良い家柄に育ったのかと思うと貧しい家柄で苦労をしている。意外だったのは1778年に死去したのは仲間と口論の末、相手を殺傷し獄中で病死したとのこと<1728年生まれで享年52歳>。晩年詠んだ歌が「功ならず名斗(ばかり)遂(とげ)て年暮ぬ」。墓は友人でもあった杉田玄白が 私財を投じて建てた墓(江戸・総泉寺)に収められたという。それにしても江戸中期という時代にこれほど自由に学び発明もできる環境があった日本に驚く・・。
4月21日(月)<今日は午前中、神宮外苑でテニス・・>
今日は午前中、神宮外苑でテニス、午後は国立新美術館(六本木)に行った。国立新美術館では春陽会の展覧会が開催されており、そこに妻の姉の絵が展示されている。国立新美術館での展覧会は毎回一通り見て回るだけで相当の労力を必要とする。今日の春陽展でもトータルの出展は300点以上でそれも100号以上の絵画など大物がほとんどだ。細かく鑑賞するといくら時間があっても足りない。今日は姉の絵を主体に見ただけであるが、それでもかなりくたびれた。姉の年齢は85歳、この歳でよく大きな油絵を描けると思うが、側には90歳で亡くなった方の遺作が説明付きで飾ってあった。趣味で絵を描く人は実に多いと感心する。姉を見ていても絵を描くことが生きがいとなり元気となるケースは多いようだ。また、絵を描くことによってかなり強烈に自己主張することもできることが分かる。自分はほとんど描くことを止めてしまっているが、描くことを復活するのも面白いだろう・・。
  
2025-04-21国立新美術館玄関       美術館の前庭

4月22日(火)<「終活」は好きではないが・・>
「終活」は好きではないが、身辺に余りに余計なものが多すぎるので何とか処分をしたいと整理を始める。思い切って”これは捨てる”と決断しても簡単に処分することができないのが悩みとなる。燃やすゴミ、燃やさないゴミ、資源ゴミの範囲で定期的に収集されるものは簡単だが問題は粗大ゴミの部類だ。粗大ゴミでも有料で目黒区で回収してくれるものもあるが、粗大ゴミでも出せないゴミも沢山ある。有料での収集業者はいくつもあるが業者によって価格がバラバラ。何より自分としては使用できると思う大型工具類や電線などがただ捨てるだけになるのが心残りとなる。買取でなくても再利用されるやり方もあるが余り数が多いと面倒になる。自分が処分を始めると日本中、世界中で膨大な量のまだ使用できる廃棄物を出すのと同じことをやっていることに気付き頭を下げている・・。
4月23日(水)<今日は毎日計測している任天堂のWii・・>
今日は毎日計測している任天堂のWiiによるバランス計測が5200日を記録したのでこのことを書こう。台の上に乗って基本的な体重(BMI)計測や重心計測を行った後に、基本バランステスト、静止テスト、片足バランステスト、動作予測テスト、判断力テスト、周辺視野テスト、敏捷性テスト、デユアルバランステスト、記憶力テストの内任意の二つのテストが課せられてバランス年齢が判定される。今日、5200日目の成績は下に示すようにバランス年齢28歳とでた。今日はたまたま得意分野である基本バランステストと記憶力テストが重なったために成績が良かった。テストの組み合わせによっては70~80歳にもなる。5200日も続けて計測できたのはその日の体調が分かることと、衰えゆく筋力・体力がどこから始まるかを見られるからであろうか。運動の仕方ひとつでバランス年齢も回復するから人の身体というのは非常にデリケートであることも教えられる・・。
  


4月24日(木)<青森では今、桜が見頃・・>
青森では今、桜が見頃だと報じられている。東京では桜は終わり、サツキの時節になった。コブシやハナミズキも続いて咲いている。このようには日本中で花の話題ができることは平和な証だ。戦争状態ならば”花”どころではない。もちろん、テレビを見ていると、強盗とか詐欺、交通事故、盗みなど悪いことをする人間のネタも際限なく続く。昔から犯罪者はいるが最近は外国人の絡んだ犯罪が目につくようになった。更に最近の傾向としては薬物が絡んだ犯罪が増えている。まともな神経ならばありえないことが薬物によって引き起こされる。貿易戦争はあるにしても深刻な争いごとのない国で花の移り変わりを報道してくれるだけで平和を感じる。天下泰平は望んでも簡単に手に入るものではない。タンポポ(下の写真)のような何処にでもある花でもしっかりと咲いている姿を見るだけで平穏のありがたさを思う・・。

2025-04-24 セイヨウタンポポ@目黒区
4月25日(金)<今日は根津神社(文京区)の躑躅・・>
今日は根津神社(文京区)の躑躅(ツツジ)を見に行った。テニス場まで妻が車で迎えにきてくれたので正午には根津神社に着いていた。根津神社のつつじはこの地が江戸時代に徳川6代将軍の屋敷であった時に植えられたのが起源で300年以上の歴史があるという。今は100種類、3000株のつつじが見頃を迎えている。今月30日まで文京区の「文京つつじまつり」が開催中だ。それなりに混雑している中でやはり外人の姿も多かった。確かに外国では見られない日本独特な風景であるだろう。「立つ人に赤色赤光躑躅燃ゆ」( 山口青邨)・・。
 
2025-4-25 根津神社のつつじ
 
4月26日(土)<家の近所の農園の一角に・・>
家の近所の農園の一角に沢山のタンポポの絮(わた)が出来ているのに気がついた。側のツツジにも負けないほどに勢いがある(下に写真)。今の時節、この場所ではタンポポの花よりも絮(わた)の方が圧倒的に目立った。タンポポもタンポポの絮も俳句では春の季語。自分では俳句を詠めないので、資料から俳句を引用させていただく。・・「たんぽぽの皆上向きて正午なり」(星野立子)、「たんぽぽの絮(わた)の毬蹴りいゆくなり」( 山口青邨)、「たんぽぽの花には花の風生れ」 (中村汀女)、「たんぽぽの絮(わた)の中なる無音界」( 藤田湘子)・・。こうして見ると、タンポポからも広い世界が広がっている・・。
 
2025-04-26タンポポ@目黒区八雲
4月27日(日)<お金儲けのやり方は日進月歩・・>
お金儲けのやり方は日進月歩。昔は考えられなかったYouTuberやインフルエンサーの絡んだものに加えて、最近は「ライバービジネス」が注目されていることがテレビで取り上げられていた。ライブ配信(生配信)を配信中に商品を紹介し視聴者に購入してもらう手法であるが、お金を直接振り込む訳ではなく、アプリ内でバーチャルアイテムを購入(投げ銭)し応援したいライバーに送る仕組みで収益になるという。ライブ配信の内容は雑談、料理、歌などの趣味や特技など何を配信しても構わない。自分の趣味にファンがつき、ファンが増えれば増えるほど収益が多くなる。生配信で視聴者とのやり取りが出来なければならないし毎日の継続配信だけでも楽ではないだろう。それにしても次々とお金儲けのやり方を考えるものと感心してしまう。・・私としてはお金儲けとは無縁なので自然の花の方が気が休まる。近所で撮影した花の写真を下に掲載する・・。
  
2025-04-27ハナミズキ @目黒区八雲   ツルニチニチソウ(蔓日日草)
4月28日(月)<明日29日は昭和の日で休日・・>
明日29日は昭和の日で休日。今日は休日ではないが休日とすれば大型連休の前半となる。そのためか朝の通勤時間帯にバス、電車を使って神宮外苑のテニス場まで行く際に、いつもより混雑がなく空いていた。高校生はそれなりに多かったが一般の人で休日とした人も多かったのだろう。テニスは連休とは関係なくいつものメンバーが揃う。フルセットを続けながら三試合を楽しむことができた。午後は休養を入れながら明日からの旅行の準備。友人夫妻と箱根にドライブ旅行をすることにしたが、まさに連休のど真ん中であるので混雑具合はどうなるか。成り行きでどうにでもできる自由度があるから気楽ではある。天気は良さそうであるから十分に楽しみたい・・。

4月29日(火)<今、箱根・仙石原の宿で温泉・・>
今、箱根・仙石原の宿で温泉に入ってきたところだ。今日のルートは、熱海の起雲閣で友人夫妻と合流。起雲閣を1時間かけて説明を受けた後に、熱海の来宮神社へ、ここには樹齢1000年と言われる日本一の巨木を見た。続いて十国峠(ロープウェイで頂上まで)〜三国峠〜箱根峠〜芦ノ湖スカイライン〜仙石原のコースを妻の車でドライブした。無事に仙石原の宿に到達したが意外だったのが休日というのに車が少なかったこと。写真などは後日の追加としたい。今日はここまでとして早く休みたい・・。
5/1追加掲載:
 
来宮神社の大樹     十国峠からの眺め(右側の富士山は雲の中)


4月30日(水)<箱根・仙石原の宿で起床したところ・・>
箱根・仙石原の宿で起床したところアクシデントがあった。同行している友人夫妻の男性の方が体調を崩し熱があり早々に医者にかかりたいので旅行を中断して家に帰りたいという。即決して、一刻も早い方が良いと朝食もそこそこに友人夫妻を小田原駅まで送って行った。今日、明日の箱根旅行は私たち夫婦だけのものとなった。友人夫妻には勿体無いが、今日は素晴らしい快晴となり、その後、訪れた「山のホテル」ではツツジの間から素晴らしい富士山を見ることができた。これほど美しい富士山は見たことがないと懸命に写真を撮ったが、昨日に続き写真のソフトが調子が悪く、写真は掲載できない。追ってソフトを修復した後に掲載したい。山のホテルの後、ポーラ美術館など仙石原の近場を訪れて旅行を楽しんでいる。今晩も同じ仙石原の宿に泊まる・・。
5/1追加画像
 
2025-04-30箱根・山のホテルから見た富士山 右はツツジetc
 
ポーラ美術館での展示物(無限の鏡の間) ポーラ美術館の遊歩道にて


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