「今日のコラム」(2025年 5月分)


5月1日(木)<今日は朝9時頃には箱根・仙石原の宿をでて・・>
今日は朝9時頃には箱根・仙石原の宿をでて、御殿場にあるテスラ充電施設のあるコメダ珈琲店まで行った。netで調べると充電がどこでできるか直ぐに分かる。富士山を眺めたりコーヒーを飲んでいる間にかなりの充電ができる。家に帰るための十分な充電ができたところで、更に先の三島市にある三嶋大社や楽寿園を見学に行った。帰途は新東名高速に乗ると思いの外早く帰宅できた。午後の3時には家でゆっくり休養。友人夫妻が途中で具合が悪くなり先に帰るアクシデントはあったが久々のドライブ旅行を満喫することができた。何より一人で運転を引き受けてくれた妻に休養を求めている・・。
2025-05-01この日の富士山@御殿場にて
 
2025-05-01 三嶋大社          楽寿園の藤@三島市


5月2日(金)<今日はテニスの日・・>
今日はテニスの日。朝7時頃には雨が降っていなかったので、いつものようにテニスの準備をして7時20分に家を出た。神宮外苑のテニス場の入口に順番とりの荷物を置き喫茶店でコーヒーを飲んでまたテニス場に向かったところ小雨が降り始めていた。小雨は予報通りであり他には誰も来ていない。LINEでは雨の予報なのでテニスは休みますと仲間から連絡を受けている。しばし様子を見ていたが帰ることを決断。30数分後、家に帰り着く頃、家の周囲でも雨が降り始めていた。家で30分ほど休憩して今度は傘をさして10時に始まる近所のスポーツジムに行った。テニスウェアのままジムで筋トレをやったりウオーキングをしたりした。テニス場まで行った往復、バス、電車が三路線の往復が全く無駄という感覚がなく気分転換に思えるのが嬉しい・・。
5月3日(土)<家を出て住宅街を歩いていると日の丸の旗・・>
家を出て住宅街を歩いていると日の丸の旗を掲げた家があった。そう、今日は憲法記念日で「国民の祝日」である。当方は祝日とは関係なく午前中はいつものスポーツジムでトレーニング。そして、午後は妻の運転で四谷の東長寺に息子の墓参りに行った(月命日が2日)。東長寺の墓といっても屋外の墓ではなく納骨堂に多くの位牌が並べられている中から息子の戒名の位牌を探し出してお参りするので、これまでの墓参りと気分が異なる。それでも亡くなった息子と私たちの交流は続く。私たちの心のあり方は納骨堂でも墓でも変わりはない。・・今日の写真は家の側の住宅街で見た「ブラシノキ」(下に掲載)。本当に赤いブラシそのものに見える。花や植物など、自然は人が思いも及ばぬ形を造る・・。
2025-05-03ブラシノキ@目黒区八雲
5月4日(日)<今日は連休の中日・・>
今日は連休の中日。今日、4日(日)はみどりの日。明日、5日(月)はこどもの日で休日。昨日3日(土)は憲法記念日の休日。みどりの日が日曜日と重なったので6日(火)がみどりの日の振替休日となる。2006年まではみどりの日は4月29日であった。今は4月29日は「昭和の日」の祝日。4月29日といえば以前は天皇誕生日として昭和天皇崩御まではお馴染みであった(昭和前半までは天長節、初めは明治天皇の誕生日11月3日が天長節であった)。このように国民の休日・連休といっても何の休日なのか落ち着いて考えなければ分からなくなる。連休だから何をするというより連休だから外出を控えるという自由の身であるのがありがたい。それにしても自由時間に片付けだけをやるのでなく前向きの仕事をもっと取り込みたいものだ・・。
5月5日(月)<久しぶりに九品仏・浄真寺(世田谷区)へ墓参り・・>
久しぶりに九品仏・浄真寺(世田谷区)へ墓参りに行った。父母の墓があるので墓参りも自然であるが少し前までは父母の墓に息子も入れてもらっていたので毎月・月命日に墓参りをしてきた。それを去年になって息子の遺骨を他の納骨堂に移したので父母と長兄系統だけの墓となった。(父母と息子の後、長兄、兄嫁と続いて埋葬されたので息子の遺骨を移した経緯がある)ところが、今日の墓前にはこの1ヶ月の間に供えられたと見える花と缶ビールが墓前に置かれていた。父母の知り合い、長兄の知り合いでビールを墓前に置く人は考えられないので、息子の友人が最近供えてくれたに違いない。(以前から息子の友人が命日の4月2日にビールを供えてくれていた)遺骨を他に移すことは友人たちにもまだまだ徹底させなければならないと思い知らされる・・。

5月6日(火)<朝6時25分から10分間、毎日NHK教育テレビを見ながら体操・・>
朝6時25分から10分間、毎日NHK教育テレビを見ながら体操を欠かしたことがない。ラジオ体操第一とラジオ体操とを続けてやるケースもあればみんなの体操とラジオ体操の組み合わせの場合もある。自分としてはこのテレビ体操は大好きで役に立つ。眠くてしょうがない場合にも目が覚めるし、睡眠時に身体を捻ったりした場合も直ぐに左右のアンバランスが分かる。ラジオ体操の歴史は長い。旧ラジオ体操第一が制定されたのは戦前・1928年(昭和3年)、旧ラジオ体操第二が制定されたのが1932年(昭和7年)。敗戦後日本の占領政策を実施したGHQが旧ラジオ体操がラジオから曲が始まると一糸乱れぬ体操をするのが全体主義的と見なしてラジオ体操を中止させたというから面白い。その後、今のラジオ体操第一が始まったのが1951年(昭和26年)、ラジオ体操第二が始まったのが1952年(昭和27年)で70数年の歴史がある訳だ。テレビを見ながらの体操は一糸乱れぬでなく、かなり自由にアレンジしながら体操ができる・・。


5月7日(水)<今日は「資源ゴミ」の回収日・・>
今日は「資源ゴミ」の回収日。東京・目黒区では毎週1回(こちらでは水曜日)だ。プラスチック製の容器、ペットボトル、ビン、缶、それとダンボールなどを回収してくれる。毎回、分別には気を使うが、他の「燃やすゴミ」、「燃やさないゴミ」、「粗大ゴミ」などゴミの回収は地方自治体の一大仕事ではないかと毎回処分のやり方を注目する。我が家の直ぐ前の回収場所では実に丁寧に後を汚さずに処理してくれる(カラスの汚しも含めて)。一方で分別されていない場合には素早くその旨の張り紙を貼り付けて残す。東京では毎日膨大な処分ごみが出るので焼却するにしても、再利用するにしても、また埋めて処分するのしても想像を絶する手間だ。地方自治体にはこのためだけでも税金を払わなければならないと思う。一方で、パソコンやキーボード、テレビ、エアコンなどはゴミとしては処分できないので別の手間がかかる。廃棄はこれからも大きな課題となりそうだ・・。
5月8日(木)<久しぶりに粗大ゴミを出す手続き・・>
久しぶりに粗大ゴミを出す手続きをした。粗大ゴミを出す場合にはまず目黒区の受付センターに申し込んで処理手数料を決めてもらう。そのため事前に出すゴミの縦・横・奥行きの寸法を確認しておかなければならない。その上で粗大ゴミ処理券をコンビニなどで購入し、ゴミに貼り付けて収集を待つ段取りだ。今日、電話で目黒区の受付センターで確認できた例を示すと、折りたたみのパイプ椅子で全部で8脚(一脚400円)、蛍光灯セットが400円、カーテンレールが3本で400円、高枝切りが4本(一本400円)。400円券はないので200円券を28枚揃えなければならない。合計5600円かかる。コンビニでこれだけの処理券を購入して指定された日にちまでにゴミに貼り付ける。粗大ゴミの処理といっても疲れる。元気がなければできない。今日、手続きをした粗大ゴミは処理したいもののほんの一部に過ぎない。目黒区での処理でなく民間の業者に依頼すれば手数はかからないかも知れない。どちらにしてもまだ利用できるものをゴミとして処分しなければならないのが一番疲れの元となっている・・。
5月9日(金)<金曜日はテニスの日・・>
金曜日はテニスの日。曇り空ではあったが、朝7時20分に家を出て午前中、神宮外苑のテニス場で存分にテニスを楽しんだ。今日はテニス場近辺の草むらで撮った写真を掲載する。東京のいろいろな場所で見かける雑草の花であるが意外に細かく調べたことはないので調べてみた。写真左は「ハルジオン(春紫苑)」。キク科の雑草で空き地や道端でよく見かける。ほとんど似た花で「ヒメジョオン(姫女苑)」がある。ハルジオンの茎には空洞があるがヒメジョオンの茎には空洞がないなど微妙な違いがある。いずれも驚異的な繁殖力があり駆除が難しいとされる。写真右は「ナガミノヒナゲシ(長実雛芥子)」。これも帰化植物で爆発的な繁殖力があり他の草花を駆逐してしまうので厄介な植物のようだ。一方で「ヒナゲシ(雛芥子)・虞美人草」は観賞用として栽培して良い種だというから難しい。私は雑草という種類はなくそれぞれの個性を重んじていくべきと思っていたが、大抵は生命力が強過ぎて他の命を奪ってしまう現実を知らされる。何か人間社会も植物の世界に似ているかも知れない・・。
 
2025-5-09 ハルジオン(左)& ナガミノヒナゲシ(右)

5月10日(土)<昨夜から降り続いていた雨が午前中で止んだ・・>
昨夜から降り続いていた雨が午前中で止んだ。それでもどんよりした曇り空の下、車で谷中の瑞輪寺に墓参りに行った。義兄の墓がある瑞輪寺(台東区谷中)は正式名称は日蓮宗本山慈雲山瑞輪寺。この寺の開山は慈雲院日新上人、開基大檀越は徳川家康公。家康公が幼少の時に日新上人が学問教育の師範であった縁で寺が創建されたが、その後、類焼を繰り返し、谷中の地に再建された長い歴史を持つ。毎月、義兄の月命日である11日前後に何度もこの寺に墓参りに来ているが、お墓だけでなく、本堂と日蓮上人の銅像などに接するのも楽しみになっている。今日は曇り空であったが下の写真のように境内に何か品格があり落ち着くことができた・・。
 
2025-05-10 瑞輪寺本堂         日蓮上人銅像


5月11日(日)<目黒区の粗大ゴミで処理する第一段階・・>
目黒区の粗大ゴミで処理する第一段階は先日8のコラムで書いた。目黒区では収集されない電気ヒーターや除湿機などを近所の古ものを買取、販売している店に行って相談したところ引き取れるのは2022年以降に制作されたもの限るとあっさあり断られた。民間のゴミ収集業者を使わなければ処理できないので、それなりの処理費がかかりそうだ。ゴミ処理ばかりを考えていると気分も落ち込むので明るいものを求めると"花”に限る。下に掲載した「ブラシの木」は先日、3日に写真のアップを掲載した近所の住宅街で咲く花の全体像。ブラシもこれだけ並ぶと迫力がある。もう一つ掲載したのは我が家のベランダ花壇に今咲いている薔薇。ほとんど面倒を見ていないのに立派に育った。”花の命は短くて・・”。花には優しく接して丁寧に鑑賞しよう・・。
 
2025-05-11ブラシの木@目黒区八雲     薔薇@ベランダ花壇にて
5月12日(月)<最近は知らない言葉が次々・・>
最近は知らない言葉が次々に現れる。「デジタルノマド」も最近テレビで教えてもらった。”デジタルの窓”ではない。ノマドはNomadsで遊牧民のことで、デジタルノマドは「IT技術を活用して場所にとらわれず、世界を旅しながら仕事をする人々のこと」。リモートワークやインターネット環境を活用し、好きな場所で仕事をするライフスタイルが特徴だ。好きな場所と言っても一定の国に留まるのでなく、国を転々としながらITを活用してリモートで自由に働くという。それでも平均年収は1700万円というから働く環境ができている訳だ。デジタルノマド以前にはノマドワーカー(Nonads Worker=遊牧民風仕事人)と呼ばれる言葉もあったようだ。 これは会社など特定の場所でなく、カフェや他のスペースで仕事を行う人を指していたが、「デジタルノマド」は  IT人材が自国を離れて他国の好きな場所で仕事をすることだという。時代とともに働き方も世界規模でかわりつつある・・。
5月13日(火)<今日は東京医療センターでの診察・・>
今日は東京医療センターでの診察の日。朝、8時過ぎに家を出て歩いて医療センター(東京・目黒区)に行き、口腔外科と泌尿器科で診察を受けるだけで家に帰り着いたのは12時を過ぎていた。毎回ではあるが病院では待たされることで忍耐を鍛えられる。誰が悪い訳ではなく病院のスタッフも一生懸命にやっているのはよく分かるが、患者の数が余りに多いのだろう。診断結果は特別に書く内容はない。病院からの帰途、いつものように隣の駒沢公園を通って帰った。駒沢公園も何か行事がなければ人が少なく別世界のように静かだ。片道、約1.5kmほどの距離を散歩しながら軽く往復できることを今更のようにありがたく思う・・。
 
2025-05-13駒沢公園中央広場       屋内球技場
5月14日(水)<今日の東京は昨日に続き二日連続で25℃・・>
今日の東京は昨日に続き二日連続で25℃以上の夏日になったと報じられている。水曜日は通常テニスには行かないが、今週は週末の旅行で金曜日はテニスを休むと言ったら、では水曜日にやらないかと誘われてテニスに出かけた。少々暑いと言ってもやはり身体を動かすのは気持ちが良い。一方で、昔と比べると、思うように体がボールに反応しなかったり、体力不足を感じるケースも多く悔しい思いをする。それでも一緒にプレーを楽しめる仲間がいるだけもラッキーだ。テニス場開門の直前に撮った写真を下に掲載する。鳩は直ぐ側まで来て歓迎してくれるし、草花もまた静かに迎えてくれる・・。
 
2025-05-14神宮外苑テニス場脇にて(後ろは秩父宮ラグビー場) 右はオオムラサキツユクサ
5月15日(木)<今、栃木県の那須塩原の宿・・>
今、栃木県の那須塩原の宿にいる。今朝、東京を出て義理の姉夫妻を横浜でピックアップしてのドライブ旅行。那須塩原まで来る前に栃木市の「蔵の街」を見学して歩いた。江戸時代〜明治時代に日光から江戸、京都へ至る交通路として北関東(今の栃木市)には関東有数の豪商が集まり蔵の街を作り、今も伝統的建築物保存地区として独特の蔵が並んだ景観が見られる。今日のところは下の写真掲載まで、早く眠りたい・・。
 
2025-05-15 栃木県栃木市・蔵の街でのスナップ写真  
5月16日(金)<今日は栃木県・那須高原をドライブ・・>
今日は栃木県・那須高原をドライブした。今は那須塩原の宿に戻ってきている。もう一泊して明日、東京に帰る予定だ。那須岳ロープウェイで茶臼岳に登った際には直ぐ側に残雪があった。また、車を置いてつつじ吊橋を渡って行くと素晴らしいツツジの花が見られた。<それぞれの写真を下に掲載>同行している義理の兄は89歳になり杖をついているがよく歩く。非日常を満喫できるのは嬉しい・・。
 
2025-05-16茶臼岳にのぼるロープウェイ(残雪が見える) つつじ吊橋
つつじの花
5月17日(土)<那須高原地方のドライブ旅行から夕刻、無事に帰宅・・>
那須高原地方のドライブ旅行から夕刻、無事に帰宅した。今日は那須塩原の宿を朝出発して東京への帰途、足利フラワーパークに立ち寄った。名物のフジはすでに終わっていたが、代わりのバラ園が素晴らしく、小雨の中で十分に楽しむことができた。関連する写真を下に掲載する。
 
2025-05-17名物の藤棚はスケールだけ分かる    バラの花が数限りなく咲き誇る

5月18日(日)<昨日までのドライブ旅行から一転・・>
昨日までのドライブ旅行から一転、今日から普段の生活に戻った。午前中はスポーツジムでトレーニング、午後は姪の音楽会があったが夕刻には家でくつろいでいる。家では家のやるべき仕事が山ほどある。予定が決まっていることもあるが、他に何を先にやるかを優先順位を考える。当面は陶芸で素焼が完了しているところで釉薬掛けをやりたいが、まだ日にちが決まらない。何事も無理をせずにやりたい時にやろうと自分に言い聞かせている・・。
5月19日(月)<朝7時前にいつもの「燃えるゴミ」・・>
朝7時前にいつもの「燃えるゴミ」出しをした後、特別に「粗大ゴミ」を出した。5/8のコラムに書いたように目黒区から指示された「粗大ゴミ処理券」28枚を貼り付けた粗大ゴミを家の前に並べておく。そうすると昼頃にテニスから帰宅する頃には全て処分は終わっていた。ゴミ出しをしたせいとは言いたくないが、今日のテニスに出かけた後、すぐにスマホを家に忘れてきたことに気がついた。今時、スマホを持っていないと何かと不便である。テニスの待ち時間の時にも人に分からないように貧乏ゆすりのトレーニングで時間を潰した。何よりテニス場の周囲で可愛らしい花を見つけても写真を撮ることができないのも残念だった。今日は意外に気温が低く、半ズボンを準備していたが長ズボンのままでテニスの試合を続けた。朝から終日、曇り空の日であったが、テニスで存分に身体を動かすことができたので、心地の良かった1日と言えるだろう・・。
5月20日(火)<今日の東京は30℃を越す真夏日・・>
今日の東京は30℃を越す真夏日となった。暑さの中、歩いて自由が丘の陶芸教室に行った。4月16日に素焼きに出した作品(花器)がようやく素焼が完了したので今日は釉薬掛け。釉薬の構想は家で大筋は考えて行ったので素早く作業は進んだ。久しぶりの陶芸仕事であったが、粘土からの造形、釉薬がけまでどの工程でも陶芸は楽しいのは間違いない。ただし、テーブルに座ったままで何時間も同じ姿勢で作業すると身体に無理がかかる可能性があるので、途中で姿勢を変えたり背筋を伸ばすなど気分転換が必要だ。今日は2時間余作業をしたが足腰には全く異常はなかった。釉薬掛けは終わったが本焼成完成まではまだ2~3週間はかかる。窯の中で1300℃以上に温度を上げて焼き上げる陶芸は時間がなければ完成しない贅沢な趣味に思える・・。
5月21日(水)<今日は私の姉と弟夫妻と会食・・>
今日は私の姉と弟夫妻と会食をした。兄はパーキンソン病という難病で昨年亡くなってしまった。姉は88歳になるが杖もつかず元気に歩くことができるし、頭脳も明晰、認知症の気配は全くない。姉によれば週に何度もプールに通って水泳をするという。姉弟で会うと、60年、70年前の昔話ができるので懐かしくなると同時に元気な姿に触れて大いに刺激を受ける。・・姉と弟の家が深大寺の近くなので、妻の車の運転で深大寺側のレストランまで行っての食事会であったが、食事会の後、深大寺と神代植物公園を訪れた。深大寺では秘仏である「元三大師像」の大開帳中、神代植物公園ではバラ園が真っ盛りであった。(下に写真掲載)
 
2025-05-21深大寺本堂          神代植物公園のバラ園
5月22日(木)<今日は午前中のスポーツジムにも行かず・・>
今日は午前中のスポーツジムにも行かず、家の片付け作業をやった。南側のベランダに置いていた花壇の土を何枚もの袋に入れして仮置きした上で花壇の枠からやり直す作業。体力勝負の大仕事であったので3時間も働くとすっかりくたびれてしまった。やるべきことの半分しかできていないので、これから先も時間をかけて続けるつもりだ。この種の仕事は妻が主導権をとって私より動くのでこちらが弱音を吐く訳にはいかない。・・それにしても今日も暑い日が続く。東京の気温が27℃を越したと報じられているが湿度も高く蒸し暑い。昨日のバランス年齢計測(任天堂)の結果は42歳だった。今日はどうなるか。バランス年齢も気分次第で大きく変わることを実感している。弱々しくしてはいられない・・。
5月23日(金)<今日は曇り空の下、神宮外苑のテニス場・・>
今日は曇り空の下、神宮外苑のテニス場で楽しくテニスをやった。テニスは毎度のことであるので、別のことを書こう。何となく本棚を見ていると「娘への絵手紙(小林勇著)」という本が目についた。1997年末に購入した本。絵を描いた小林勇さんは1903年生まれで、創業間もない岩波書店に入社後、創業者の岩波茂雄の娘と結婚して岩波書店の会長までになった人(1981年没)。絵手紙は外国に滞在していた娘夫妻(娘さん=小松美沙子)に送られたもので、1964年から1年2ヶ月の間に120枚の絵手紙があり、そのうち62枚が製本されている。小林勇さんは幸田露伴、斎藤茂吉、寺田寅彦などとの交流があり、中でも寺田寅彦と一緒に絵を描いたと言うから描く環境には恵まれていた。「娘への絵手紙」というと私にもこのホームページの一角に掲載しているが、その後の確執などを考えると「絵手紙」があれば良いと言うものでもない。複雑な心境になってしまった・・。
5月24日(土)<80歳~90歳になると外出の機会が少なくなった・・>
80歳~90歳になると外出の機会が少なくなったり、人と話をする時間がほとんどなくなると言う話をよく聞く。実際に家に引きこもっている人ほど認知症になりやすいようだ。外部からの何らかの刺激が脳を活発にするのはよく分かる。私たち夫婦は比較的外に出ると言うものの、自宅へのお客さんが激減していることに気が付く。お客さん用のワイングラスなどが沢山棚に置いてあるが最近はほとんど使ったことがない。来客ために部屋を片付けることも少なくなった。妻は今もピアノを弾き始めた。ピアノは指の運動とともに頭を使う。私はホームページを更新するだけでは大して頭は使わない。成果が見えるものが欲しい。妻とも近場で良いから出来るだけ頻繁に一緒に外出しようと話をしているが実行が伴わなければならない・・。
5月25日(日)<今日、スポーツジムで「水素吸入機」を初めて体験・・>
今日、スポーツジムで「水素吸入機」を初めて体験した。医療機関や介護施設への導入が進んでいるという「水素吸入器」をジムの中で20分間だけ無料で体験する催しに申し込んだのだ。血中水素飽和度2.0%が脳梗塞・心筋梗塞・心肺停止症候群などに治療効果あるとされているところで、水素吸入機によってターゲットの血中水素飽和度2.0%を達成するという。20分間だけやったところで、即刻気分が変わるものではないし。今晩の睡眠がどうなるかは分からない。無料体験の期間は6月までは続くのでまた別の機会に体験するつもりだ。それにしても今時色々な健康器具がある・・。
5月26日(月)<今日も午前中はテニス・・>
今日も午前中はテニス。曇り空で風が強かったがいつもの四人の仲間で楽しくプレーできた。個人的には不本意なミスが多くとても満足のいくプレーとは言い難いが、三試合を無事に乗り切ったのは良しとしよう。・・テニス場の脇に沢山の雑草に混じって花が咲いていたので写真を撮った(下に掲載)。実は余りにポピュラーな花であるのに名前が出なかった。そう、「ドクダミ」の花。ドクダミの名には「ドク」の文字があるが「毒」はなく古くから民間薬として利用されている。語源は毒を抑える意味の「毒をためる」から「毒ため」更に「毒だみ」になったという説がある。どくだみは俳句では夏の季語。こんな俳句がある:「どくだみや 真昼の闇に しろ十字」(川端芽舎)。こう言うことを書いて最近名前が出てこないことを少しでも防ごうと試みている・・。
2025-05-26ドクダミ@神宮外苑
5月27日(火)<我が家のベランダ花壇では今「パンジー」・・>
我が家のベランダ花壇では今「パンジー」が頑張って咲いている。パンジーはスミレ科のスミレ属の一年草。特別の世話はしないが元気に育ってくれる。下に掲載した花の写真は黄色と青色であるが赤やピンク、白など色の種類も多い。比較的丈夫で育てやすいので最近は花屋さんからパンジーを購入することも多い。写真は掲載しないが隣の花壇には薔薇が咲いている。ただ、10日ほど前に足利フラワーパークのバラ園、更に神代植物園のバラ園を続けて見たばかりであるので、スケールの大きなバラと比べると我が家のベランダのバラはささやかに見える。パンジーは色も華やかである。パンジーがスミレから分化したものと知ると、昔は道路縁などに群生していたスミレを最近見なくなったことに気が付く。花壇の花も良いが、道端に咲くスミレのような地味な花が懐かしい・・。
2025-05-27家の花壇のパンジー
5月28日(水)<最近のテレビは面白くない・・>
最近のテレビは面白くないとかテレビを見なくなったというは話をよく聞く。私もほとんどがワンパターンのふざけ番組であったり、コマーシャルが長くテレビのスイッチを切ることが多くなった。民放テレビは番組の質以前に視聴率によって評価が決まるようだ。いくら良い番組でも視聴率が高くなければスポンサーが集まり難い。そう言いながら、民法は特別に国から許可された独占放送権を持つ。一昔前と大きく異なるのは、今は放送権がなくても個人で世界中に発信できるシステムがある。Instagram,TokTok,Youtubeなどで電車の中でもバスの中でも自由に情報が得られる。ただし、偽情報も混在するので個々の判断が必要だ。最近、よく分からないのが、問題になっているフジテレビ系列の経営権を巡ってアメリカの投資会社が大株主の力で経営全般を把握しようとしていること。確かに、フジ・メディア・ホールディングスは不動産ビジネスが大きな要素を占めるという。それでは放送権をもつマスメデイアとしての役割は何なのか。あまり深刻になってテレビを見ることもないか・・。
5月29日(木)<今日の午後3時からグレゴリオ聖歌によるミサ・・>
今日の午後3時からグレゴリオ聖歌によるミサ「聖マグダレナ・ソフィア・バラ列聖100年」に行った。聖心女子大学の聖堂で行われたミサで、妻がグレゴリオ聖歌を歌うグループに入っているので音楽会を聞きに行くような感覚で出席したのであるが、久しぶりの聖心女子大学、聖堂のミサはそれなりに新鮮で気分も一新した。グレゴリオ聖歌は言葉が全く分からない。譜面を見せてもらうと一般の五線譜と違う四線で音符が全く異なるので普通の音符を読めるだけでは歌えない。それを承知でミサそのものは、心地よい子守唄を聞いているようになり心が休まった。妻も私も信者ではないが別世界の良心的な人たちに接する感じでありがたい時間であった・・。
 
2025-05-29聖心女子大学構内(右も同じ)
 
大学内の聖堂(外観)              聖堂(内部)
5月30日(金)<朝から本格的な雨でテニスはできない・・>
朝から本格的な雨でテニスはできない。時間ができたので、有吉佐和子の本を読み始めると止まらなくなった。テレビの話題で、今文庫本で一番読まれているのがかなり昔の有吉佐和子作「青い壺」と紹介されていた。早速Kindkleでダウンロードして読み始めると思った以上に面白い。初めは陶芸家が青磁の壺を作るところから始る。私がとしては陶芸に関する記述も非常に興味深かったが、この壺の持ち主が次々と変わり、壺が色々な人生模様を見て回る設定が非常にユニークだ。小説がこれほど読み応えがあるのは久しぶり。まだ先が楽しみだ。・・家の側の農園で見つけた花の写真を下に掲載する。花の名は「フェイジョア」。原産地はパラグアイ、ブラジルなどの熱帯果実。この花は知らなかった。知らない花は数知れない・・。
フェイジョア@東京・目黒区にて
5月31日(土)<今日で5月も終わり・・>
今日で5月も終わり。明日から6月だ・・。5月の最終日は朝から冷たい雨で家の中でも上着を重ねて着ないと寒い。外出もしなかったので、昨日コラムに書いた有吉佐和子の小説「青い壺」を読み終えた。現代の陶芸家が制作した青磁の壺の持ち主が次々と変わりながら色々な人間模様に触れていく様が実に細かく書かれており面白かった。有吉佐和子さん(1931年1月生まれ)は1962年に一度結婚して一人娘さんがいるが1964年に離婚。1984年に急性心不全で亡くなった。享年53歳。キリスト教徒だったので墓石の戒名には「マリア・マグダレナ」の洗礼名が刻まれているそうだ。「恍惚の人」や「華岡青洲の妻」など文学史に残る小説を数多く残しているが、後、20年〜30年生きて自らが老化を体験するとまたどんな作品が出来上がったかと早逝が残念ではある。遅まきながら合掌・・。

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