「今日のコラム」(2022年 1月分)

    1月1日(土) <明けましておめでとうございます・・・>
    明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。新年の挨拶の決まり文句のようであるが本心そのもの。自分一人では何もできない、何も面白くない、全て繋がりのある人々のお世話で生活の張りが成り立っている。・・元旦の今日は午前中、九品仏・浄真寺(東京・世田谷区)に初詣兼お墓詣り。午後は小平霊園(東京・小平市)に墓掃除と墓参り。前者は私の系列の墓、後者は妻の実家の系列の墓。ご先祖さまへ正月のご挨拶と言うところだ。・・表紙に掲載した「虎の絵」はそれぞれに名画として有名な虎の絵を模写して描き、正月用にアレンジし仕上げた。さて、今年の寅年はどんな年になるか。”よろしくお願いします”とお願いするだけではなく、自分でできる限り何かお世話をしたい望みはある。幸に健康であるからには思う存分活動しよう・・。


     
    2022-01-01  九品仏浄真寺にて
    1月2日(日) <凧揚げほど正月風景として気持ち良く爽やかな・・・>
    凧揚げほど正月風景として気持ち良く爽やかなものはない。最近は正月以外に凧揚げを見ることがないので正月は凧揚げを見る貴重な機会でもある。今日の午後、快晴となった駒沢公園(東京・世田谷区)では中央広場で20個以上の凧が上がっており壮観だった。今の凧はほとんどが購入品で手作りではないが、いろいろな種類がある。そして皆が実によく揚がる。私が子供の頃は凧は全て手作り。竹ひご(ひごの漢字=籤)を竹から作り、構造も見様見真似の形にするのでバランス、羽根の曲げ具合など微妙な調整が上手くできないと高く揚がらない。今は航空力学が考慮された最適な構造で「売り物」が出来ているから昔と比べて感心するほど見事に揚がる。ただし、写真を撮ってみたが、凧揚げの写真は凧が空に取り込まれて見えなくなり、空に浮かぶ多くの凧を同時に写真で残すことは出来なかった。今朝は早朝に八雲氷川神社(東京・目黒区)にお詣りに行ったので、その写真と合わせて凧揚げの雰囲気だけの写真を下に掲載する・・。
     
    2022-01-02 am7:01 八雲氷川神社     14:07 駒沢公園    
    1月3日(月) <早朝に散歩をすると思いがけず「いい写真」・・・>
    早朝に散歩をすると思いがけず「いい写真」が撮れる。今日、正月三日、食事の前に駒沢公園方面に散歩に行った際に撮影した写真を下に掲載する。一つは深沢一丁目(東京・世田谷区)で撮影した太陽が下に見える竹林。この竹林の前を何度となく通ったが、日の出直後にこのような位置に太陽を見ることができることを初めて知った。竹林の周りには当然背丈のある住宅が密集しているが、陽光が通過できる隙間がある訳だ。今の時期、この時刻でないと見ることができない景色だ。もう一つ、駒沢公園(東京・世田谷区)の中央広場は頻繁に訪れる場所だが、今朝は陽光をを背に受けて立った自分の影が長くて面白かったので写真を撮った。自分の影を写真に撮って喜んでいるのは正におめでたい。もう一枚、日の出の太陽は珍しくはないが、刻々と変わる朝の太陽を目の当たりにして気分が爽快になるのは確かだ。地球もあらゆる生物も含んだ全ての源である太陽は日の出直後に特別のインパクトを与えてくれる・・。
    2022-01-03 am7:29深沢一丁目にて 
     
    am7:20駒沢公園中央広場にて(中央の影は自分)
    1月4日(火) <正月の三ヶ日が終わり・・・>
    正月の三ヶ日が終わり今日が仕事始め。こちらは”仕事”とは関係ないにしてもお休み気分は払拭しなければならない。正月にテレビを一生懸命に見る訳ではないがテレビをつける時はスポーツ関連にチャンネルを回す。お笑い芸人の番組は余りにワンパターンで新鮮味がない。その点、スポーツには結果のわからないドラマがある。箱根駅伝ではトップの青山学院はほぼ独走で勝利したのでドラマとしては地味であったが、今日の高校サッカー準々決勝、静岡学園と関東一高の対戦は予想もしない大逆転で関東一高が勝利する様が生中継された。スポーツの良さはこのようなドラマであるのに、一方で箱根駅伝を中継する日本テレビは生中継の何倍もの時間使って、勝者をスターか芸能人かと言うほどに持ち上げる番組を流すのには少々辟易する。過ぎたるは及ばざるが如しで、現役のスポーツ選手をスター扱いし過ぎると嫌味になる。全般にテレビ番組は過渡期にあるように思える。放送権を独占して所持している民放がスポンサー(つまり視聴率)しか関心がないのは昔からにしても番組の内容に進化がない。今はテレビの代わりにYouTubeを見るという人も増えている。テレビのスポンサーを見る視聴者の目も変わるに違いない・・。
    <今日も早朝に神社を巡った時の写真を下に掲載>
     
    2022-01-04 am7:23自由が丘熊野神社   am7:36奥澤神社
    1月5日(水) <今年初めてのテニス・・・>
    今年初めてのテニスを楽しんだ。今日は朝テニスに出かける前に食事をできない事情があったので早めに家を出て、テニス場入り口に順番とりの荷物を置いた後、神宮外苑駅の側のDOUTORでコーヒー付きの朝食をとった。青山通りの(神宮)外苑前交差点をDOUTORの2階から眺めながらサンドウィッチを頬張るのも悪くはない。片道3車線の広い青山通りを通過する車の流れを見ているだけでも退屈しないが、しばらくして通りの両側に日本の国旗があるのに気がついた。そう、青山通りは正月や祝日に国旗を掲揚する。米国に住む孫娘などは日本ではなぜ国旗を見ることがないのか不思議がる。青山通りの日本国旗はアッと思わせ、そしてホッとさせてくれる。・・テニスの前段で年の始めらしさを体験した後、テニスをしながら気持ちの良い晴天に改めて感謝。元旦以降、東京では毎日本当に気持ちの良い晴れが続く。一方で日本海側では大雪。天気もいろいろである。一般的には現時点での最大の注目ポイントは日本を含めて世界的に新型コロナ・オミクロン株の感染急拡大の動向か。終息への道筋は誰もわからない・・。
    東京・青山通りの国旗
    1月6日(木) <東京でも昼前から雪・・・>
    東京でも昼前から雪が降り始め、夕刻には数センチの積雪となっている。久しぶりに雪景色を眺めるのは良いがウォーキングに出る訳にはいかない。けれども今日は”歩数”は十分に足りている。たまたま今朝は朝食前に1時間近く歩いてきた。いつも散歩に行く駒沢公園より距離は少し遠い玉川神社まで行ったのである。我が家からは目黒通りに沿って多摩川方面に約30分ほど、寒さの中を手袋をして急ぎ足で歩いた。・・それにしてもまだ雪は静かに降り続く。東京に大雪警報が出た。明日の朝はどんな雪景色となるのだろう・・。
     
    2022-01-06am7:24玉川神社(東京。世田谷区) pm15:00我が家(目黒区)のベランダ
    1月7日(金) <東京では4年ぶりという大雪・・・>
    東京では4年ぶりという大雪の朝、雪は完全に止み快晴となった。積雪10cmは東京では特別の景色を生む。昨日の夕刻に我が家のベランダから写真を撮った同じアングルの写真を下に掲載する。遠くの桜の木には雪の花が咲いている(右の写真)。陽光を浴びて南側ではどんどん雪は溶けていくが北側の影では凍結が続く。一時、近所に出かけたが坂道を滑らないように細心の注意を払った。東京では雪が降るだけで交通機関が混乱し歩き方も一変する。雪国の苦労を思いやる貴重な機会にもなる。天候で生活が左右される。けれども一方で天候にかかわらず人間は同じ生活を維持している・・。
     
    2022-01-07am7:13 東京の雪景色      右は雪の花(桜の名所)
    1月8日(土) <表紙に「Mieuさんへの絵手紙・2022年!」・・・>
    表紙に「Mieuさんへの絵手紙・2022年!」(ペンと水彩)を掲載した。孫娘Mieuは2000年生まれだから、もう21歳である。普段はBostonで学生寮に入り大学の生活を謳歌しているからお爺さんの妙な絵手紙など必要ないだろうが、専ら送り手からの一方通行で絵手紙を送る。私が描く絵手紙の始まりは娘が一人パリに留学した際に何か元気付けたいというのがスタートだった。それが今や娘も孫娘も自立した成人となり絵手紙で励ますような相手ではなくなった。むしろ、こちらが勝手に描かせてもらっている。描く対象も今回のような抽象画がいいのか、素直な静物の写生画がいいのか分からないままに、好きに描けるのが身内の強みだ。何事も、良し悪し、上手い下手、利口バカなど全く意識せずに行動するところに自由の素晴らしさがある。何をやっても所詮、己は己でしかない・・。

    1月9日(日) <今日はWiiによるバランス計測が開始から4000日目・・・>
    今日はWiiによるバランス計測が開始から4000日目となった。Wiiは任天堂の計測器具で台の上に乗って色々な計測を行う。体重やBMI値の計測後に、静止テスト、片足で立つテスト、ウオーキングテスト(「左右のバランスを見る)、記憶力テスト、判断力テスト、敏捷性テスト、周辺視野テスト、予知テストなどの中から2項目が課題で与えられて計測すると「バランス年齢」が提示される。ほぼ毎日一度の計測を欠かさないので4000日は約11年になる。もちろん旅行でできない日もあるが、見当をつけて11年前のコラムに開始した時の資料がないかを調べると発見!2011年1月18日のコラムに「妻とWiiフィットネスを始めた」とあった(=ここ)。初めは”フィットネス”として始めたが、続いたのは「バランス年齢計測」だけだったことになる。4000日も続けていると計器の”クセ”を熟知するので当然計測された年齢はただの目安に過ぎない。今日の記念日のテレビ画面を写真に撮った(下)。Wiiのコメント通り”だからといって、特に何もない”。バランス年齢は32歳だったが、これも何ということはない。時には実年齢マイナス60歳のこともある・・。
     
    2022-01-09 Wii計測時のテレビ画面
     
    1月10日(月) <2022年が始まり、私の「陶芸」は今、過渡期・・・>
    2022年が始まり、私の「陶芸」は今、過渡期にある。陶芸を始めたのは20年前。代官山の陶芸教室が家の近所であったので試しに初心者コースに入会したのが始まりで、粘土での三次元の創作が気に入って延々と続けてきた。その間、代官山の教室が閉鎖され、次に通った下北沢の教室から、さらに現在の自由が丘の教室に変わった経緯がある。たまたま私が入会した初心者コースで陶芸を始めた3人のメンバーの中に20歳そこそこの女の子がいた。やる気満々であったその女の子がやがて教室の助手となり、各種の応募展で入賞を重ねたりした後、プロの陶芸家となった。今は海外にも出展するなどして活躍している。その彼女がこの度新しく代官山で教室を開くこととなり、昔の代官山教室の仲間が新教室のメンバーとなり応援することとなった。一昨日には皆で新教室の名前を一緒に考えて決めることまでやった。今の自由が丘の陶芸教室では先日最後の釉薬掛け作業を行い、教室の責任者にも事情を話して了解してもらった。そこで、この教室での最後の作品・噴水の完成はまだ先になるが、途中経過の状況を下に写真を掲載する。この作品も自由が丘の教室があったからこそ制作することができた。嬉しいことに、次の展覧会の時期には私は代官山の教室に移っているが、この完成した噴水を展示してくれることになった・・。
     
    陶芸教室で噴水の釉薬掛け 前の水盆と上部組み合わせ  右は家にて噴水機構テスト・2022-01-10
    1月11日(火) <朝から冷たい雨・・・>
    朝から冷たい雨が終日降り続く。朝9時前に雨の中を歩いて東京医療センター(東京・目黒区)まで行った、採血、注射、診断を終えて薬局で薬をもらって、また歩いて家に帰り着いたのは丁度12時。月に一度の診療日で結果も特筆する内容はなし。・・今日の初めての体験は電気自動車に試乗したこと。といっても、妻が運転する車に同乗して細かく電気自動車を確認したが自分で運転体験はしなかった。米国製のテスラ3型という評判の電気自動車に乗って雨の中を走って見ただけでコメントするほどのことはしていないが、自動車は今大きな変革期にあることは実感できた。数年後、10年後の自動車はどうなっているのか。”アッシには関係がない”ということなしに関心を持とう・・。
    1月12日(水) <今日は午前中に義兄の墓参り・・・>
    今日は午前中に義兄の墓参りに行った。昨日、降り続いた雨が上がり、朝から抜けるような青空となったが、冷たい風が吹き荒れた1日だった。墓のある瑞輪寺(台東区谷中)の本堂は陽光を浴びていつになく彫り物の文様が際立って見えた(下に写真)。この瑞輪寺にある義兄の墓には月に一度(月命日は11日)はお参りをする。私たちが今住んでいる共同住宅には以前、義兄が住んでいた。私たちが転居を迫られた時に奇跡的な偶然が重なり、そこに住まわせてもらうことになったが、生前にも義兄にはどれだけ世話になったか語り尽くせない。谷中での墓参りは、そのことを忘れないようにするためであるが、今では月に一度都内でも普段私たちが親しんでいる場所と異なる地区を観光するような機会となった。最近は新型コロナの感染がまだ継続している事もあり、都心を通るチャンスもほとんどなくなってしまったのに、今日だけで印象に残った風景を列挙してみる:銀座鳩居堂、銀座和光の時計台、銀座松屋(銀座通りにすぎないか・・)、京橋、日本橋、上野不忍池、本郷、東大赤門、皇居のお堀、日比谷公園、警視庁、国会議事堂、豊川稲荷・・。
     
    2022-01-12谷中・瑞輪寺本堂
    1月13日(木) <久しぶりに駒沢公園トレーニングルーム・・・>
    久しぶりに駒沢公園トレーニングルームで身体を鍛えようと、家から急足で歩いてジムに着いてみると入り口に1月31日まで休場の張り紙。今日、木曜日は本来はテニスに行く日であるけれども仲間の都合に合わせてテニスは明日金曜日にした。昨年の東京オリンピックのためにテニス場が3ヶ月間閉鎖された時に、駒沢のジムに通ったのであるが、まだ使用カードが残っているので、今日あえてジムを目指したのが無駄足だった。それではと今度はバスに乗って自由が丘まで行き、自由が丘の陶芸教室をのぞいた。この陶芸教室とは1月末でお別れとなるのでスタッフのメンバーに改めての挨拶。さらに歩いて九品仏浄真寺まで行った(もちろん、墓参りもした)。今日家を出る時には陶芸教室に寄ったりお寺に行くことなど考えもしなかった。予定通りに進まずに急遽変更して別の道を進むと案外にその方がよかったということがしばしばある。今日はそのような日であった・・。
     
    2022-01-13 九品仏浄真寺境内  右はお寺のマスコットキャラクター「きゅっぽん」
    1月14日(金) <日本海側は冬の嵐・・・>
    日本海側は冬の嵐というのに東京は申し訳なく思えるほどの晴天。太陽が眩しいとかボールが見にくいと言いながら陽光を浴びてのテニスは正に至福の時間だ。けれどもゲームの合間の休息時間となると話題は自分の体調不良をいかに克服したか、これまでどれほど手術や入院を繰り返したかの話になる。今日一緒にプレーした仲間は平均年齢81歳ほどか。このテニス場で最高齢で私も色々と話したことのある94歳の男性が家で熱湯をこぼして火傷した情報まで流れてくる。約70歳を過ぎた頃から、同年配の仲間の共通の話題がどうしても病気や体調になった。海外旅行へ行ってきた話題は少し浮いてしまうが、このところ聞かない。選挙の時期に政治の話題になると何かシコリが残る。コロナは最早話題の域を超えてしまった。テニスを一緒にプレーできても、意外に共通の話題は限られるものだ。皆さんの病気の経験談を聞いていると元気にテニスをやっているけれども、皆が幸運にも生き延びている感じすらする・・。
    1月15日(土) <今日は初めて代官山に新しくオープンした陶芸教室・・・>
    今日は初めて代官山に新しくオープンした陶芸教室に行った。前にも書いたが(=1/10コラム参照=ここ)、20年前に私が陶芸の初心者コースで一緒に陶芸を始めた女性が今は陶芸家となり今回新しく教室をオープンさせたもの。私も同じだが昔の仲間が今までの教室をキャンセルして新しい教室を応援するために集まってきている。今日、隣で陶芸をやった女性は昔の仲間で30年も陶芸を続けている大ベテランだ。新しい教室なので道具の置き場、種類、布や雑巾の場所まで、全てを確認しながら作業を進める。今日は初めての教室での制作であるので張り切って事前に計画、設計した「花器つき新型噴水」を制作開始した。粘土を5kg購入してほとんどを使い切って第一段階の形状を仕上げたものを記念に写真に撮った(下)。3時間足らずでここまで制作したが”設計図”とはひどく違っている。元来、陶芸の設計図は”ねばならない”という図面でなく、制作中に適宜変更しても構わないから気楽だ。現在は粘土が柔らかく形状をかろうじて維持している状態。これを以後どう仕上げるか、焦らずに見守ろう・・。
    2022-01-15粘土で制作を始めた作品
    1月16日(日) <今日の写真として「噴水機能」・・・>
    今日の写真として「噴水機能」を下に掲載する。昨日のコラムで新しい陶芸教室(代官山)で「花器付き噴水」を制作し始めたことを書いたが、今日の噴水写真はこれまでの陶芸教室(自由が丘)で制作した最後の作品に使用する「噴水機能」だ。この噴水の台座(容器)は現在、以前の教室で焼成中で完成を待っている。これが完成するまでは、両方の教室に顔を出すことになる。「噴水機能」は1/10日のコラム(=ここ)にも試作段階の写真を掲載したが、更に調整をして今日掲載したようなスタイルに変更した。今回計画した噴水装置は周囲の吹き出し口が12箇所、中央の吹き出し口が1箇所ある。使用する小型の水ポンプには水量調整装置付いていないので周囲の噴水と中心部の水量のバランスを考えながら水を一部バイパスさせて戻すところが”調整”のポイントだ。1/10の写真では中心部で水を戻す構造を考えていたが、中心は一本の細い噴水だけとシンプルにした。これで台座が完成した時点で更に微調整すると完成できる目処がついた・・。
    2022-01-16 陶芸作品のための噴水機能(調整中)
    1月17日(月) <”この電車は7時丁度に出発します”・・・>
    ”この電車は7時丁度に出発します”というアナウスを表参道駅で聞いた。7時15分には神宮外苑駅の脇の店でモーニングサービスの朝食をとり始めた。神宮外苑でのテニスは9時から約2時間半。帰路にある代官山駅の側で昼食。12時20分から代官山の陶芸教室で陶芸開始。今回は一昨日(1/15)に制作した粘土の追加加工を3時30分まで。そして夕刻に帰宅。・・今日の一日は特別ではあるがよく身体が動いたと自分でも思う。テニスをやった後はいつもは1~2時間のんびりと家で休んでいることが多いが、陶芸をやればそこそこに出来ることが分かった。それにしても今晩はゆっくり風呂に入って休みたい・・。
    1月18日(火) <今日も昨日に続けてテニス・・・>
    今日も昨日に続けてテニスをやった。昨日の夕刻にメッセージが入り、火曜日のテニスのメンバーが一人足りないので来ることが出来ないか問い合わせたあったので直ぐに乗ったのである。最近はLINEやメッセージの使用頻度が急に増えた。私の場合は先ず腕に付けているAppleWatchがブルブル震えて受け付けるので即刻分かる。i-Phoneで直ぐ返事を出すので時間のロスはない。昨日訪れた代官山の陶芸教室では早速LINEのグループに登録されて、色々と連絡が入ってくる。新型コロナワクチンの三回目の接種を今週末に予約したが、これは目黒区からのLINEを受けて、予約完了まで全てLINEで済ますことが出来た。電話のように待ったなしで時間を拘束されずに連絡がとれる。けれどもメールのようにいつオープンされるか分からない時間待ちはないので、適度に使用しやすい。・・人と人の交流は話し合い以外に色々な手法がある。切手を貼った手紙では直接口頭では表現できない微妙な感情を伝えることもできる。今の時代の交流の手段の一つとしてLINEやメッセージはそれなりに便利だ。正月の年賀状を今年限りで、来年からは止めますという賀状を今年も何人かからいただいた。それぞれのやり方はあるにしても、どんな手法を使ってもいいいから何か人と交流することがなければ生きていてもつまらないのではと思ってしまう・・。
    1月19日(水) <西の空の満月が・・・>
    西の空の満月が見る間に沈んでいく。一方で東の空はどんどん明るくなり、やがて太陽が覗き始める。・・今日は特別の日。朝、6時23分に家を出て散歩に出かけた。思ったより気温が低く、手袋を忘れたのでポケットに手を入れて急ぎ足で駒沢公園まで歩いた。冒頭の満月と朝陽は駒沢公園で一休みしたときの風景。何か地球は回っているのだと気付かされるほどに月にも太陽にも動きを感じた。今日は私の81歳の誕生日だが、月や太陽を見ていると人の一生など宇宙のレベルではほんの瞬時に過ぎないと思い知る。また今の時代は100歳を越す人も珍しくない。81歳など若造とさえ見られることもある。もはや年齢で人を決めることはできない。何ができるか、何をやりたいのか、そしてどんな些細なことでも良い、他人のために役立っているかが問われる・・、と言いたいが自分についてはコメントできない。とにかくも誕生日というだけでプレゼントしてくれた家族がありがたい。プレゼントされたチョコレートの形が面白く、気に入ったので写真を撮った(下に掲載)。もちろん、味の方も絶品でした・・。
     
    2022-01-19 6:42 西の空に満月(駒沢公園にて) 6:54 東の空の日の出(駒沢公園にて)
     
    6:53 トップに朝日を浴びる体育館(駒沢公園) 誕生日プレゼントのチョコレート    
    1月20日(木) <人の身体、健康は・・・>
    人の身体、健康は容易にはコントロールできない。何も自分で意識しない人が誰よりも元気であったり、食事から運動、行動、全てに気を配っている人が病気になったり不具合を起こす。それでも少しでも良いことを取り入れたい要望が強いのだろう、テレビの健康番組ではやり方があれこれと紹介される。腰痛対策、肩凝り対策、柔軟性の改善、睡眠の改善など皆ごもっともと思いながらも全部を取り込んで365日継続することはできない。健康法の基本としてウォーキングが推奨される(以前には1万歩以上と言われたが今は1万歩は多過ぎとか)。これも勿論歩いていれば健康とはいかない。・・今朝、起床直後に左腕が上がらないと違和感を感じた。6時25分からのテレビ体操をするとはっきりと左右の腕の違いがある。考えてみると、この三日間、これまで習慣としていた早朝の身体ほぐし運動を全くやらなかった。早朝の散歩とか、何もせずにテニスに出かけるなど”運動”はやっているが全身運動はしなかった。違和感を感じた今朝から集中して左腕の”ほぐし”をやって、かなり改善したがまだ違和感は残る。睡眠中の寝相の影響かとも考えたが、毎日との違いはない。自己流ではあるが毎朝の”ほぐし運動”を、わずか三日ほど欠かしただけで不具合が生じる。幸に調子が良く、健康であっても非常に微妙な身体細胞とのバランス上に成り立っているのだろう・・。
    1月21日(金) <今日もウォーキングで駒沢公園・・・>
    今日もウォーキングで駒沢公園(東京・世田谷区)まで行った。我が家から駒沢公園の入り口まで15-20分ほどで歩いて行くには丁度良い距離だ。公園の中には陸上競技場、球技場、体育館、屋内球技場、野球場、さらに、サイクリングコース、ジョギングコースなどがあり、公園の面積は41ha余。公園の中を歩くだけでウォーキングの時間はいくらでも膨れ上がる。この公園の正式名称は駒沢オリンピック公園。1964年東京オリンピックの時には国立競技場に次ぐ第二会場として使用された。昨年、東京オリンピック(2021年に実施されたが名称は2020・東京オリンピック)が開催されたので「駒沢オリンピック公園」の名前が変わるのか注目していたが変更はなかった。・・今日の東京は寒波到来で快晴であったが風が冷たかった。駒沢公園のジョギングコースを走る人も少なく、中央広場には犬を散歩させる人以外に人を見かけなかった。それにしても58年前のオリンピックのおかげで、このような広大な公園が残った・・。
    2022-01-21駒沢公園・中央広場の オリンピック記念塔
    1月22日(土) <先ほどまで近所のアスレチッククラブ・・・>
    先ほどまで近所のアスレチッククラブのトレーニングマシーンを初体験して汗を流してきた。今日のアスレチックは”お試し”で来週から本格的にやるつもり。今から一休みした後、車検を終えた自動車を受け取りに出かけなければならない。帰りは車で帰れるが、行きはバスと電車を乗り換えて小一時間かかりそうだ。今日はまた夕方には3回目の新型コロナワクチンの接種に出かける予定。家に帰るのは7時を過ぎるだろう。期日はないけれども家のベランダの土をリニューアルするとか、ベランダの手摺のペンキがハゲているので再塗装するなど、やるべき雑用も多い。やる事が多いのは良い事かも知れない。毎日病院に行く予定がいっぱいで自由時間がないと不平を言うお年寄りも、自分でやりたいことがない場合もある。時間は全ての人に平等。自分の時間をどう作り、何に使うか、それが人の人生そのものか・・。
    1月23日(日) <太陽光パネルの大廃棄・・・>
    太陽光パネルの大廃棄が迫っているとのニュース記事を見た。太陽光パネルは寿命が20年そこそこで、雪の重みなどにも弱いので、初期に導入された太陽光パネルが既に廃棄され始めているという。岩手県のある産業廃棄物の処理工場では昨年1年間に持ち込まれた太陽光パネルは約3万枚。2030年以降、寿命となる太陽光パネルは膨大な量となり、2040年には年間80万トンのパネルが廃棄されると予想され、埋め立て処分だけでも大問題となるとか。・・日本をはじめ各国で2050年には「カーボンニュートラル」となるように目指すと宣言している。「排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が同じ量にする」というカーボンニュートラルの目標に対しては発電分野で一つの対応策が太陽光発電であった。やり方を変えると新たな問題が発生する。人は常にそれを乗り越えてきた。太陽光パネルの廃棄問題をどうするか。人間は知恵を出し合って必ずや解決するに違いない・・。
    1月24日(月) <今日は家の外での活動で忙しかった・・・>
    今日は家の外での活動で忙しかった日。新型コロナウィルスのオミクロン株による感染が急拡大しているご時世で当然自分ではそれなりの配慮はしているが、午前中のテニスの仲間で感染を警戒してテニス場へ来ることを止めたという人が何人かいることは確かだ。テニスの後、帰途に代官山の陶芸教室に立ち寄り陶芸をしたが、昼食を含めて密にはならぬように注意はする。今日の陶芸作業は前に粘土で成形した「花器付き噴水」の削りだけ。それでも今日で完了とせずにもう一度最終仕上げをやるつもりだ。今日の状態を写真に撮って下に掲載するが、1/15日に掲載した写真(=ここ)と比べると進化はしている。前に書いたが代官山の陶芸教室には9日前から通い始めたばかり。8年前までは代官山に近い場所に家があったので陶芸教室の近所を歩くと懐かしい場所も多く元気になる・・。
     
    2022-01-24 陶芸教室での制作途中作品  右は代官山T-SITE 
    1月25日(火) <今は多くの計測が容易・・・>
    今は多くの計測が容易に自分でできる。私が持っているAppleWatchでは血中酸素ウェルネスの計測、心電図、心拍数の計測、睡眠時の分析(良質な睡眠、深い睡眠、心拍数の変化など)はもちろん、i-Phoneと連動させてGPS機能を使って移動した道の軌跡を描いたり、登録してある他人のi-Phone位置確認なども自由自在だ。我が家で最近購入した体重計(名称は体組成計となっている)は裸足で計測台に乗ると体重だけでなく、BMI(Body Mass Project)、体脂肪率、筋肉量、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、体内年齢などが計測される。しかも一度登録すると次からは台に乗るだけで当人を自動認識して計測が開始される。今日はアスレチッククラブで家庭用でない更に高級な器具で身体計測を行った。やはり素足で台の上に乗り左右の手でセンサーを握ると、家庭用の体組成計では計測できない体成分分析(細胞内外の水分量、タンパク質量、ミネラル量、体脂肪量)や左右の腕や脚の筋肉バランスとか体幹などの数値も表示される。・・計測機の進化はありがたいが、計測値を自分でどのようにコントロールできるのかが問題だ。私はAppleWatchで毎日計測される睡眠の「深い睡眠」と生活習慣の相関関係がつかめない。一昨日の睡眠時の深い睡眠は零と計測されたが(昨日は1時間47分)、その原因が何であったかは分からない・・。
    1月26日(水) <表紙に陶芸作品「噴水2022-1a」・・・>
    表紙に陶芸作品「噴水2022-1a」を掲載した。以前から陶芸で制作した部品や噴水機構の試作品など何度かコラムに掲載した事があるが、今日ようやく円形の土台が完成して、陶芸としての必要部品は整った。けれども細かい水の吹き出し方の調整はこれから。噴水としての姿はもう少し後となる。更にLEDランプでの照明も組み込む予定だ。今日、自由が丘の陶芸教室に焼成が完了した土台を受け取りに行き、この教室とはお別れとなった。これからは代官山にオープンした新しい教室で作陶を続ける。自由が丘の教室のオーナーが今年の10月に展示会の開催が決まっているので、この噴水を出展することを勧めてくれた。陶芸作業は終わったが、噴水と照明を仕上げて、是非秋の展覧会には出展したいと思っている。仕上げ期間はたっぷり取れる・・。

    1月27日(木) <最近、SDGsという文字・・・>
    最近、SDGsという文字をやたらと目にするようになった。SDGs=Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称。元来は2015年に国連サミットで採択されたもので、国連加盟国193カ国が2030年までに達成するために掲げられた目標(ゴール)が示されている。内容は17の目標と169項目の具体的なターゲットや数値目標がある。目標には「貧困をなくす」、「飢餓をゼロに」、「全ての人に健康と福祉を」など発展途上国向けに見えるもの以外に、「働きがいも経済成長も」、「住み続けられる町づくりを」、「つくる責任つかう責任」など先進国の事情を踏まえた内容もあるため、国連の”きれいごと”だけではなく、世界中で広がりを見せているようだ。日本でも政府の方針にしたがって、例えば「SDGsを原動力とした地方創生、魅力的なまちづくり」が実施されている。SDGsにしたがって持続可能な都市を経済、環境、社会で定義しているという。更に、世界の投資家が「持続可能な世界」を目指すとしてSDGsの達成に貢献している企業を投資の対象としていることにも注目される。中長期的企業価値としてSDGsにしたがって「持続可能」を目指す企業の方が投資対象となるらしい。世界各国は利害特質があり容易にはまとまらない。けれども”理想論” のようなSDGsがよく示されたと感心してしまう・・。
    1月28日(金) <誰にでも好不調の波・・・>
    誰にでも好不調の波はある。今日の私は不調で、ウォーキングに行くこともアスレチックに行くことも気が進まない。時間をかけてコンピュータで画像処理をした写真の印刷がうまく出来ないことが原因であることは分かっている。これまで何も苦労せずに出来ていたことが突如出来なくなり、じっくりと対応を考える以前にくたびれてしまった。そこで全く関係のない噴水の工作を進めて少し気が晴れた。プリンターのソフトやパソコンの設定を考えるよりもメカ的な工作は目に見えて単純だ。今日の表紙に掲載した写真は短時間で仕上げた現状の噴水。周囲12箇所からの噴水と中央の噴水のバランスとか、LED照明の色や固定方法はまだ最終姿ではない。パソコン仕事以外に陶芸などの手仕事があることはありがたい。それよりも”畑仕事”が一番よと言われると、ごもっともかも知れないが・・。

    1月29日(土) <サラリーマン川柳の入選作品・・・>
    サラリーマン川柳の入選作品100句が紹介されている(=ここ)。毎度お馴染みだが、第一生命が作品を募集したもので、更に投票によって5月下旬にベスト10が選ばれるという。”サラリーマン”と限定しているところが気に入らないが必ずしもサラリーマンだけの心情とも限らない。今の時期、何といっても新型コロナに関する句が多いが、またコロナとは無関係の句もある。個人的な趣味で面白いと思ったものを拾い出してみる(ただの遊びだ)。「打ちました! ワクチン?いいえ 大谷さん」、「久しぶり 妻とお出かけ 接種場」(これは実感)、「ワクチンの 副反応よ もうデルナ」、「やっぱりね 亭主出勤 留守がいい」、「8時だよ!! 昔は集合 今閉店」、「あっ、マスク! 降りた階段 また登り」。・・こんな句もあった:「SDGs 掲げた我が社 持続せず」<これは1/27のコラム=ここ=を見て欲しい>。ここで我が一句、と出ないところの寂しさよ・・。
    1月30日(日) <春夏秋冬には「色」・・・>
    春夏秋冬には「色」がある。春=青春、夏=朱夏、秋=白秋、冬=玄冬。冬の「玄」は黒。「玄」の漢字は「黒色、あるいは赤みを帯びた黒色」を表わし、更に、微妙で深い、深遠な趣、天地万象の根源となるものなどの意味となる。玄関、玄人(シロウトでなくクロウト)、玄米など納得させられる文字が思い浮かぶ。・・玄冬の今日、東京でも曇り空に冷たい風が吹き寒かったが、駒沢公園で梅が咲き始めているのを見た(下に写真)。まだ寒いけれども春はそこまでか。冬は確かに色がなく暗い。それだからこそ、後に咲く花の色、樹木の緑、紅葉の美しさが際立つ。玄冬もまた味わい深い風情を醸し出す・・。
     
    2022-1-30 駒沢公園(東京・世田谷区)にて 右は公園内の梅林で見た梅
    1月31日(月) <今日のテニスでは無様な姿・・・>
    今日のテニスでは無様な姿をさらした。練習の時には気がつかなかったが試合でサーブをしようとすると左腕が上がらない。ボールのトスができないということで、サイドサーブやアンダーサーブで何とか凌いだが、50年以上のテニス活動で、こんな事態は初めての経験だった。1月20日のコラム(=ここ)で書いた左腕の違和感が今まで続いた訳で、20日以降、家にあるあらゆるマッサージ道具を動員して毎日自分で左肩近辺の揉みほぐしをしたが治らなかった。問題は24日、27日にもテニスをやったが、この時にはサーブのトスに何の違和感を感じなかったので、何が痛みを増加させたのか。思い当たるのは、昨日・30日にこれまで使用しなかった背筋をエビのように反転させる器具を初めて使用したこと。気にいって長時間使って直そうとして返って悪化させたようだ。テニス仲間は専門の整体師のところできっちり直した方が良いと言ってくれる・・。

               これまでの「今日のコラム」(総括版)に戻る
 Menu + Picture + Ceramics+ Gallery + Corgi + Special + Links