「今日のコラム」(2022年 9月分)


9月1日(木) <今朝、5時半に起床・・・>
今朝、5時半に起床して外を見ると雨。更に6時半頃には土砂降りとなった。今日はテニスに行く予定をしていたけれども、即テニスは止めと決めた。昨日の天気予報では晴れ予報であったのに半日先の予報も外すのが今の予報技術かと愕然。・・今日、9月1日は防災の日。いうまでもなく、関東大震災の日だ。関東大震災は1923年(大正12年)の昼・12時頃に発生した。女学生の頃に東京でこの大震災に遭遇した母から、この時の様子を何度も聞かされた。母は地震以上にその後の今で言うフェイクニュース(偽情報)が怖かったと言っていた。当時と比べると情報交換の機器は格段に進化している現代でさえ、どれがフェイクか分からないような偽情報がはびこる。・・このところ創作作品を披露できない。この際、モノ作りの片鱗でも見せたいと思い、”創作”の新しさはないが、依頼されて制作中の32面体の部品(正五角形板12枚)の写真を掲載する。あと、正六角形が20枚で32面体となる。個人名の入る正六角形の作品も名前を見えなくして掲載することを考えている・・。
記念・32面体部品(正五角形12枚)
9月2日(金) <今日はどのような日であるのか・・・>
今日はどのような日であるのか、i-Phoneのカレンダー(兼)予定表にはいくつもの項目が並んでいた。歯医者に行く予定(朝薬を飲むことの注意まである)、息子の月命日であること、そして、妻の誕生日であることなど。一日を経てみると、結局、予定通り近所の歯医者さんに行っただけ。終日雨が降り続いたので墓参りも延期した。「今日は何の日」と問うと、こじつけてどんな日にでもなる。今日 9月2日は9(く)と2(じ)から「宝くじの日」と言われても何も関係がない。カレンダーにいくつも項目があったとしても特別に行動と結びつかないこともある。それにしても、妻の誕生日に何もできないのは問題だ。今日という日はまだ終わっていない。ささやかなお祝いを考えよう・・。

9月3日(土) <今日は九品仏浄真寺(東京・世田谷区)に墓参り・・・>
今日は九品仏浄真寺(東京・世田谷区)に墓参りに行った。昨日、2日が息子の月命日であったが土砂降りの雨であったので今日とした。月命日の墓参は特に日にちにこだわることもない。原則として月命日、その時々で月に2〜3回墓参に行くこともあるので墓のある九品仏(くほんぶつ)浄真寺には随分の回数訪れている。まるで庭のような親しみ方である。この寺の境内はどのシーズンでも独特の雰囲気を醸し出す。春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の枯葉などはワンパターンな言い方だが、一ヶ月ずれるとどの季節でも風情が変わる。毎回、お寺の境内で写真を撮って掲載するので重複する構図もあるが樹木の色付き方が皆異なっている。今日は境内のどのような写真を掲載しようかと迷った末に選んだのが下の写真。本堂ー仁王(仁王門内)ー大イチョウ(天然記念物)と以前も掲載したことがあるかも知れないが、これらの写真は今日午後3時37~40分現在の風景だ・・。
 
2022-09-03 九品仏の本堂  右は山門(仁王門)内の仁王と大イチョウ


9月4日(日) <日頃、評論をするのでなく実行をする・・・>
日頃、評論をするのでなく実行をするように自分には言い聞かせている。毎日コラムを書いていても”能書”だけならば何とでもなるが、アウトプットを掲載しようとすると容易ではない。今日は新しい作品ではないが新しい”表現”を試みたので、これを掲載してみる(表紙の写真を入れ替え)。以前、陶芸作品として掲載した「球体内蔵・球体オブジェ」に照明を組み込んだもの。先に噴水用として紹介した「丸型LED」を使用した応用編。このような応用編も10月に陶芸の展覧会が開催されることが決まったので色々と考える。”他人に見てもらうために”という意識は以前全くなかったけれども、展覧会が開催されなくなると、自己満足で制作しても誰にも見ていただけない。これは実につまらないと思い知らされた。僅かな照明の変化が必要か否かは別問題として何でもやってみようが許されるところがいい・・。

9月5日(月) <今日月曜日にテニスをやりたいと・・・>
今日月曜日にテニスをやりたいと仲間を誘ったところ、明日、火曜日ならば都合が良いとのことで、今日のテニスは止めて明日にした。そうすると今日は朝から家での諸々の仕事が驚くほどはかどった。早朝からゴミ出しついでに道路掃除、部屋の掃除、片付け、普段はやらない家計簿的なデータ整理、もちろん、モノづくりやパソコンでの調査や整理、資料作りもできた。テニスの時間が自由時間になったというだけで何か特別な時間をプレゼントされたという感覚になるとは思わなかった。それでもテニスをやめようという気にはならない。テニスのためには当然室内外でのトレーニングも必要でそれも日常生活の中に取り込んでいる。何をやるにしても嫌々やるのでなく好きでやるのが時間の価値がでる。最近は道路掃除や草取りも好きになって、任されれば1時間でもやり続けるかも知れない・・。
9月6日(火) <朝から久しぶりのテニス・・・>
朝から久しぶりのテニス。残暑が厳しく、太陽も照りつけたので、体力的にはかなり厳しかったが、11時過ぎまで何とか続けることができた。家に帰ると思わぬ連絡が入っていた。兄の奥様が亡くなったという。義姉は1937年生まれとすぐに出てくる。名前に「ミナ」の文字があるのは37からきている。兄と高校での同級生だから兄も同年。兄たちが結婚した時は私は独身であり、その頃からの長いお付き合いであった。膵臓がんで何年間も治療を続けてきた経緯を聞くと胸が痛む。合掌・・。
9月7日(水) <今、箱根・仙石原の宿・・・>
今、箱根・仙石原の宿にいる。小雨の中、久しぶりのドライブで箱根町に来た。雨が降っているので仙石原ススキ草原や湿生花園ではなく、美術館の方が良いかと初めはポーラ美術館に行ってみたら、休館だった。結局は箱根ガラスの森美術館と岡田美術館に行った。どちらの美術館にも以前訪れたことがあり、初めてではないが、十分に楽しむことができた。昔と今では感性が変わっているというか、見方が変化しているというか、異なった感動がある。何度見ても新たな発見があってこそ「美術」が本物であるのだろう。それにしても、今回のドライブ旅行は事前の予定は一切なし。その場の成り行きで行動を決める。場合によっては半日温泉に入っていても良い。時にはこのような旅行も気分転換になる・・。
 
2022-09-07 箱根ガラスの森美術館にて 右はクリスラルガラスのススキ
9月8日(木) <今日もまた昨日と同じ箱根・仙石原の宿・・・>
今日もまた昨日と同じ箱根・仙石原の宿にいる。今日昼前には雨が止んだので屋外の見学も存分にできた。先ず彫刻の森美術館へ行った。以前訪れたことのある場所だが展示物がずいぶん入れ替わっている。何より広大な敷地が完璧と言えるほど清掃されて美しく維持されているのに驚嘆した。後に訪れた湿生花園も手入れが行き届いている。更に、昼食をとった富士屋ホテルもまた歴史ある建物を見事に維持して古さを感じさせない。いずれも名のある観光スポットは過去の評判に頼らず今現在を磨いている様がよく見えて気持ちが良かった・・。
 
2022-09-08 箱根・彫刻の森美術館にて
 
箱根・仙石原・湿生花園         箱根・富士屋ホテル
9月9日(金) <夕刻、箱根旅行から無事に帰宅・・・>
夕刻、箱根旅行から無事に帰宅した。今日は、箱根神社(元箱根)や山中城跡(三島市山中新田)などを訪れたので下に写真を掲載する。久しぶりのドライブ旅行であったが、このところ新型コロナ感染防止の関連でほとんど外出や観光の機会がなかったので、全てが新鮮に思えた。やはり、普段と違う光景に接すると特別に刺激を受ける。・・今日の日本時間 午前2時半頃、英国のエリザベス女王が死去したと報じられた。享年96歳。ちなみに、日本の上皇さまは88歳(12月には89歳)、上皇后美智子さまは87歳。 年月を経てなお尊敬される人は何かが違う・・。
 
2022-09-09 箱根神社         右は山中城跡
9月10日(土) <初めて兄が住んでいる老人ホーム・・・>
初めて兄が住んでいる老人ホームを訪れた。兄は今週はじめに連合いを亡くしたばかり。義姉が入院したところで兄が一人で暮らせないのでホームに入居したと聞いた。兄は85歳であるが、パーキンソン病で車椅子での生活だ。それでも身体の不自由はあるが、まだ気力は衰えていないように見えたので少し安心。・・昨日はエリザベス女王が96歳で逝去されたニュースを記したが、今日も幾人もの死亡ニュースが目についてしまった。一部享年を書き出してみる。バイオリニスト佐藤陽子さん(池田満寿夫さんのパートナー)72歳、占い師細木数子さん82歳、フォークシンガー山本コータローさん73歳。こうしてみると皆さんまだ若い。一方で、動物王国の創始者ムツゴロウさんこと、畑正憲さんが87歳でなおご活躍とのニュースもある。誰もが独りで生きている訳ではない。それぞれの運命かも知れないが、最近は自分も”生かされている”と思うことが多い・・。今日は中秋の名月だが、夕日の景色が美しかったので写真を撮った。
2022-09-10 17:42 東京・目黒区にて
9月11日(日) <今日は義兄の月命日・・・>
今日は義兄の月命日なので谷中の瑞輪寺に墓参りに行った。妻が運転するテスラでの墓参りは初めて。目黒〜六本木〜赤坂〜皇居周囲〜水道橋〜本郷など都心を通ったが日曜日なので車の数は少なくて、家から1時間ほどでお寺に着くことができた。自動車であると楽ではあるが身体の運動にはならないのが欠点か。帰途、シェラトン都ホテル東京(港区白金台)に寄って昼食をした。このホテルは都心にありながら庭の樹木が豊富。秋の紅葉シーズン(東京では二ヶ月後か)にまた訪れたいと思った。墓参りを口実に、半分はレジャー気分で楽しんでいる。大袈裟な旅行をしなくても都内で行ってみたいところが山ほどあるのは確かだ・・。
 
2022-09-11 墓のある瑞輪寺本堂(台東区谷中) 右は シェラトン都ホテル東京(港区白金台)の庭園
9月12日(月) <今の日本は天下泰平・・・>
今の日本は天下泰平。あれこれあるとしても平和が続き楽しく生活している。テレビで多くのお笑い芸人が人を笑わせ、若い人もそれぞれの分野で活躍。余りに恵まれ過ぎていると自分のことが見えなくなるのではと思うこともある。時に日本の若者は徴兵制がない幸せを知っているのかとも思う。世界にこんな国はない。良く言われるように永世中立国のスイスでも厳密な徴兵制がある。ロシアのウクライナ侵攻にみるように理由さえつければ隣国に軍隊を派遣する国が現代でも存在する。それでも徴兵制なしで豊かに生活をしている稀有な国。犯罪も少ない国。貧富の差も、人種差別も比較的少ない国。その割に”いい国に住んでいる”とは言わない。幸せだとか、満足しているとも言わない。満足といえば進化がなくなるというメンタリテイーで進化を続けるのだろうか・・。
9月13日(火) <今日は月に一度の東京医療センター・・・>
今日は月に一度の東京医療センターでの検診日。家から片道20分ほどの道を歩いて往復するのが楽しみでもある。病院での採血、その結果のPSA数値を見ての面接診断、注射などお決まりコースの待ち時間がKindleでの読書時間となる。診断結果はPSA数値が先月よりより若干下がったことで問題なし。帰途は住宅街の中を今咲いている庭の花を眺めながら歩く。白い花の写真を撮り、後で名前を調べるとサルスベリ(シマサルスベリ)だった。赤い百日紅(サルスベリ)ならば直ぐに名前は分かる。百日紅の文字から赤い花をサルスベリと呼ぶと思っていた。もう一つ、いつもは白い木槿(むくげ)を見慣れているのでピンクの花が何だろうと思うと、これも木槿だった。こんな学習をしながら歩いていると時間を忘れる。下に写真を掲載する・・。
2022-09-13シマサルスベリとムクゲ
9月14日(水) <今日は開始してから4248日目です・・・>
今日は開始してから4248日目ですと表示が出た。任天堂のWiiという計測器具での話。毎日、家にいる時には夕刻にWiiの台に乗るのが習慣。登録してあるので始めに何日目の表示が出る。たまに旅行などで計測をやらない日があると、○○さん昨日はどうしたのですかなどと余計なコメントをされる。その後、BMI数値(体重関連)などの表示があり、続いてその日のバランス年齢計測テストを行う。調べてみると今年の1月9日にWii計測が4000日目となり、この日のコラムにWiiのことを書いていた(=ここ)。11年間もWiiの計測をやっていると当然やり方に習熟する。それでも記憶力テストとか判断力テストは毎回ほぼ満点をとるが、一点に集中して静止するテストやウオーキングで左右のバランスを測るテストなどは点数が低い。その日の体調でテストの成績が変わるので毎日続けていると体調の判定もできる。ちなみに、今日のバランス年齢は56歳で私としては良くなかった。前の三日間は(日曜日から)37歳、20歳、33歳だった。このところ滅多に出ない20歳(実年齢マイナス61歳)が一昨日出たので体調がいいいのかも知れない。それにしてもバランス年齢は体力年齢とは異なる。いい気にならず、体力年齢をいかに低く維持するかの本題に取り組まなかればならない・・。
9月15日(木) <今日は久しぶりのテニス・・・>
今日は久しぶりのテニスを楽しんだ。練習の合間の休憩時間にパートナーがケイタイで電話しているので何となく話を聞くと、入院中の奥様との電話だった。奥様は入院中に転倒して骨折して長引いたこともあり、四ヶ月間も入院していると言う。奥様も同じテニスクラブの会員で会費を収めているが、もうテニスは諦めなければならないとか。どうか奥様を大切に面倒を見てあげてよと言ったが、それ以上に話す言葉がなかった。私の友人や周囲に奥様が先に亡くなられた方が何人かいる。自分のことを考えると、その後どのような生活となるのか想像するだけで暗くなる。傘寿を過ぎて無心にボールを打ち合っていられるだけで何と恵まれていることか・・。
9月16日(金) <今日、早朝5時30分頃の東京の空・・・>
今日、早朝5時30分頃の東京の空の写真を下に掲載する。今日の東京の日の出時刻は5時24分。早朝の空は時々刻々色が変化する様が美しい。昨日テニスで会った85歳を過ぎたベテランメンバーが毎日早朝に散歩していると話していた。私はこの時間は家でいわば自主トレをする。直径15cm,長さ90cmの発泡スチロール製の円筒を縦、横に使って背骨や腰回りをほぐす運動がメイン。その後、6時25分からのテレビ体操をやると動きがスムースにできる。前にも書いたことがあるが、ラジオ体操、テレビ体操を真面目にやると、その日の体調が分かるし、左右のアンバランスも非常にはっきりと把握できる。私はラジオ体操を大勢で集まってやるのも悪くはないが、テレビの見本となるお兄さん、お姉さんの格好を見ながらやる方が自分の欠点が分かるのでベターと思っている。実際に我が家のテレビのある居間には横を向くと大きな鏡があるので、体操をしながら鏡に映った我が姿を見ると余りに無様で驚くことがしばしばある。自分もテレビのお兄さんのように格好よく体操ができていると思うと大間違いだ。適度な運動をすべきとしばしば言われるが、何が適度か、自主トレも自分流のトレーニングが最適とは限らない。運動やトレーニングの内容を決めつけずに変化させることも必要となりそうだ・・。
2022-09-16早朝の東京の空
9月17日(土) <自分の生まれた日の新聞・・・>
自分の生まれた日の新聞を初めて目にした。妻と私が入会しているスポーツジムで妻の誕生月(9月)の食事会を開いてくれた。ジムのスタッフも一緒に食事をしながらの懇親会であったが、その時ジム側のスッタフから妻と私、双方の「生まれた日」の朝日新聞のコピーをプレゼントされたのである。私が生まれたのは太平洋戦争(第二次世界大戦)が始まる約一年前の1941年1月であるが、記憶にあるのは敗戦後の防空壕や焼夷弾の跡しかない。生まれた当日の朝日新聞には「総動員法を拡大強化」、とか「挙国一致の確保」など正に戦争に突入する直前の見出しが並ぶ。妻の生まれたのは1943年9月であるので開戦後1年9ヶ月を経た戦争中であり、その日の新聞の見出しは「南鳥島に敵来襲」、「空襲に断固勝ち抜け・・今ぞ総決起の秋」など既に敗戦の兆しの見える文字。ジムからの思わぬプレゼントで自分たちの歴史を見ることとなったが、わずか80年前に日本が戦争をしていた事実には改めて色々な思いが交差する・・。
9月18日(日) <午後、目黒区が開催する「敬老のつどい」・・・>
午後、目黒区が開催する「敬老のつどい」に参加した。土砂降りの雨が降る中を傘をさして20分余歩いてめぐろパーシモンホールへ。この「つどい」は本来は2年前に80歳となった時に実施されるものが新型コロナウィルス感染防止のため中止されていたので、2年越しで開催された。今年度82歳のなる対象者が今日の集いに招待されて、昨年と今年の該当者は明日の敬老の日の午前・午後にそれぞれ「敬老のつどい」が実施されるという。今日の「つどい」の第一部は目黒区長や来賓の挨拶。ホールの参加者はざっと見て500〜600名ほどで雨の中を多勢集まったと思っていたら、目黒区では今日のつどいの該当者が1700人もいるという。更に目黒区だけで100歳を越す人が160人もいるとの話も聞いた。第二部はアトラクション。中国雑技団のアクロバットを初めて目の前で見たが驚異的だった。鶴岡雅義と東京ロマンチカの歌謡ショーも、これまでこのようなショーを見たことがなかったが、何と言うか情が移って感動的。ちなみに今のメンバーは昔の大メンバーとは異なっているが、リーダー・鶴岡雅義は89歳でギターを弾き健在。リードボーカルの宮内ひろし(72歳)がグループを引っ張っていた。今や80歳そこそこを”敬老”と言う時代ではないと思いながらも、帰りには土産までいただき、間違いなく忘れられない良い思い出となった・・。
9月19日(月) <今日は敬老の日で休日・・・>
今日は敬老の日で休日。大型の台風14号が九州北部から北東に向きを変えて日本を縦断するコース進んでいる真っ最中。台風とは遠く離れた東京でも今日は大雨が降ったり止んだりの不安定な天気となった。九州や中国地方では「敬老の日のつどい」が台風のため中止されたところが多いのでないか。今年の高齢社会白書によれば、65歳以上の高齢者人口は3600万人余で総人口に占める割合(高齢化率)は28.9%であるという。ちなみに、今年発表された日本人の平均寿命(2021年)は女性が87.57歳(昨年87.74歳)、男性が81.57歳(昨年81.64歳)<それぞれ10年ぶりに前の年を下回ったのは新型コロナウィルス感染のためと分析されている>。また、この日現在、日本人で100歳以上の高齢者は9万526人。人口研究所の推定によれば今後も100歳以上の高齢者は増え続けて、2025年には15万4千人、2035年には31万9千人と予測している(調査が始まった1963年には全国でわずか153人だった!)。このようなデータを見ていると、昨日、目黒区で特別に二年年越しの「敬老のつどい」を開催してもらった身としては烏滸がましいが、65歳以上を高齢者とするのは改変した方が良いのでないか。70歳でもまだ若い・・。
9月20日(火) <日本列島を縦断した台風14号・・・>
日本列島を縦断した台風14号(新潟に再上陸し岩手県を通過)は午前9時頃に三陸沖で温帯低気圧に変わったが、東京では今日一日、雨と同時に大風が断続的に吹き荒れた。このように外で運動をできない時に家の中で身体を動かす動機付けとなるのがAppleWatchとi-Phpneが連動している「アクティビティ」というソフトだ。これは三つの項目(ムーブ、エクササイズ、スタンド)の目標値が設定されており、三つとも丸が描ければ目標達成となる。ムーブとは動くことによって消費されるカロリーの量(kcal/日)、エクササイズとは早歩きと同等かそれ以上の活動レベルを示す時間(分/日)、スタンドとは一時間当たりに立ち上がって移動した時間回数(時間/日)とされているが、中身はAppleWatchのソフト任せで何をどう測定して数値を出しているかは定かではない。朝から家の片付け仕事などをかなりやって動いたつもりでもアクササイズは4分(早朝のテレビ体操の成果のみ)でカウントされない。今日の夕刻の数値を書いてみよう<()内は私の目標値>。ムーブ=597kcal(240)、エクササイズ=39分(30)、スタンド=14時間(12時間)。全て目標達成となっているがエクササイズは室内で特別に運動をして数値を増やした結果。AppleWatchの動機付けで運動するのも馬鹿げてはいるが、何であっても身体を動かすことは悪いことではないと割り切る・・
9月21日(水) <今日、銀行のATMでカードを使って・・・>
今日、銀行のATMでカードを使ってお金を引き出そうとすると、カードの読み込みができない。銀行の窓口で調べてもらうとカードの磁気がダメになっているという。銀行の通帳を持っていたので、通帳から引き出そうをすると今度は印鑑がないとできない(写真付きの身分証明書があってもダメ)。窓口でのアドバイスではカードを発行した支店に行った方が再発行の手続きは早いとのことなので、家に帰り一休みした後、印鑑を持って、数KM離れた別の支店まで行った。再発行の手続きは通帳と身分証明書それに印鑑を準備していたので問題なし。何とか再発行のカードを受け取った。磁気カードは最近磁力を持つスマートフォンなどと一緒に保管されるので磁気が狂うケースがあるとのこと。それにしても「印鑑」を相変わらず重視する銀行システムを目の当たりにした。今現在は官庁に「印鑑体制」が残っているので銀行も印鑑から脱却できないかも知れないが、近い将来には遺物となるに違いない・・。
9月22日(木) <7時30分に家の近所でバス・・・>
7時30分に家の近所でバスに乗り都立大学駅まで、そして東横線、半蔵門線、銀座線を乗り継いで神宮外苑駅まで行くのがテニスの日の決まったやり方。神宮外苑のテニス場の入り口には8時10分頃について順番待ちの荷物を置いた後、近所の喫茶店でコーヒーを一杯飲む。テニス場の開門は8時45分で大抵は私より早い人が数人はいる。30分遅くテニス場についても待ち時間なしでプレーはできないことはないが、電車が30分遅いとラッシュアワーとなり混雑の仕方が大きく違うので、このような”早出”を習慣にしている。今日は比較的涼しくテニスは快適。他のグループと交代しながら三試合、昼前までプレーをした。帰宅はジャスト13時。昼食が美味しくいただけるのも嬉しい・・。
9月23日(金) <このホームページの特徴・・・>
このホームページの特徴としては「今日の作品」など新しい制作テーマを頻繁に更新するとことであるはずなのが最近は絵でも陶芸でも他でも何も変わらない。一つは娘も孫娘も成長して絵手紙を送る習慣が途絶えてしまったこと、もう一つは陶芸を続けてはいるが発表・展示できない作品を制作していることにある。依頼されて陶芸を制作するのはこれまでなかったので、個人名を入れた32面体を制作していると色々と戸惑うことが多い。クラウドファンディングで彫刻家の作品展示場を設けたところに協力者の名前を記念に入れた32面体を設置するもので公示するべきものでない。それは分かるが制作した陶芸作品を展覧会にも出せない、名前が見えるように発表してはならないとなると何か制作する側ではいつものやりがいが見えなくなる。そこで本日は最終組み立て前の「記念版32面体」の写真を名前が見えないようにして表紙に掲載した。この二つのブロックを接続すると32面体が完成する。陶芸としての部品板(正六角形20枚、正五角形12枚)の制作以上に組み立て工作が意外に手間がかかる。まだ最終仕上げは残るが、この記念版32面体も貴重な体験となった・・。

9月24日(土) <台風15号は静岡県沖で・・・>
台風15号は静岡県沖で熱帯低気圧となったが、なお関東・東北地方の太平洋側を北上中。東京は朝から雨が降ったり止んだりで晴れ間は見られない。このところ台風の連続でいささかウンザリだ。午後3時半頃に雨が止んでいるので思い切って駒沢公園に散歩に出かけた。久しぶりとも言える散歩はやはり大きな気分転換になる。彼岸花をみつけて写真を撮ったのもこのシーズン初めて。ちょうど駒沢公園に着いた頃にゴロゴロと雷がなり始めた。どんどん音が大きくなるので夕立が来るかも知れないと公園の一周ウオーキングは止めて帰路についた。家に着いてからしばらくすると物凄い豪雨。危うくセーフであった・・。今日の表紙に、昨日書いた記念版32面体の組立完成の作品を掲載した。名前は消したのでただの黒色32面体に見える。

 
2022-09-24 駒沢公園         右は彼岸花
9月25日(日) <最近、「メタバース」という言葉・・・>
最近、「メタバース」という言葉を目にする機会が増えた。Wikipediaによればメタバースとは「コンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された、三次元の仮想空間やそのサービスを指す」と解説されている。Metaverseは造語で英語のMeta(超越、代謝)とUniverse(宇宙)を合体させた言葉で仮想空間(現実とは違う異次元の世界)として使用されたもの。日本でもバーチャル空間とかサイバースペースと言われたこともあったが今は更に進化した言葉となったようだ。メタバースでゲームや娯楽で仮想空間に身を置いてさまざまな人とコミュニケーションをしたり楽しんでいるのは、そんな体験もありかとも思えたが、最近はメタバース投資などへ拡大して目を見張る。仮想通貨でデジタル資産を購入するなどの経済活動がアメリカのみならず中国でも大流行していると聞くと恐ろしくなる。コンピュータのキーボードを操作するだけで巨額の金を手に入れるなど夢で終わらせてもらいたい・・。
9月26日(月) <今日の午前中に手にした工作用具・・・>
今日の午前中に手にした工作用具を見て思わず苦笑いをしてしまった。ペンチ、ニッパー、ドラバー、ヤスリ、金槌、そして半田ごて(半田付き)・・。何というアナログ、旧時代のものばかり。諸々の修理作業はお手のものと言ってみても自慢にはならないが、コンピュータの故障には手が出なくても周囲の生活用品を自分で修理する道楽はいつの時代なってもなくならない。・・午後は気分転換に駒沢公園方面をウォーキング。気持ちの良い秋晴れと言いたいところが気温が29℃と残暑。秋に相応しい写真を撮ろうと木々を見たが東京では紅葉はまだ始まらない。それでも猛暑の続いた夏を思うと、確実に季節は動いている。ススキと彼岸花が並んだ風景も今しかない・・。
 
2022-09-26駒沢公園にて(人が少ない!) 公園内の花壇にて
9月27日(火) <今日は安倍晋三元首相の国葬・・・>
今日は安倍晋三元首相の国葬の日。午後2時からの国葬の中継を何となくテレビで見てしまった。国葬反対の意見をマスコミは盛んに取り上げていたが葬儀はスムースに完了したように見える。一般の献花をする人が予想外に多く、行列が葬儀場の武道館から四谷駅まで延々と続き4〜5時間並んだとか、デジタル献花は正午過ぎで25万件を超えてアクセス期間を延長したとか、一般の人の弔意も相当なものであったようだ。一方で国葬反対のプラカードを持って叫んでいる人もテレビで全国に見せる。葬儀の日の反対運動も自由であるところが日本らしい。菅義偉前首相の弔辞が何と言っても評判が良い。心のこもった素直な表現が感動的だった。・・今、6時過ぎにLIVEテレビで葬儀が全て完了し阿部氏の遺骨が会場を後にしている光景が映し出されている・・。
9月28日(水) <朝、テニスの開門の時に・・・>
朝、テニスの開門の時に何人もの人から”珍しいね”、”久しぶりね”と言われた。確かに、最近はテニスは木曜日がほとんどで、水曜日に来ることはなかった。今日は早朝にテニスの友人からLINEが入り、急遽、今日のテニス行きを決めた経緯がある。以前は週に二度、三度テニスをやることもあったが、このところ週一回で抑えている。テニスは普通ダブルス4人でゲームを行うので仲間が必要になるが、最近、私は専ら成り行きのグループに加わる。少し前までは決まった仲間がいたが病気や入院などで思ったように集合できなくなった。私のテニス歴も50年を越すほどであるのでテニスでの知人は多い。名前を記憶するためにiPhoneのメモにテニス仲間の名前を書き込んでいるが、ざっと数えて50人ほどの名が挙がる。もちろん、その中で今はもう全くテニス場で会わなくなった人もいるが、メモの名前を見て思わず合掌するのは亡くなった人が5人もいること。ある時期、親しくゲームをしていた仲間でも、こればかりはどうしようもない。今日、テニスに誘ってくれた仲間(複数)も大切にしなければならない。何より、今日は体調が良く、身体が軽く動けたことに感謝・・。
9月29日(木) <起床するとまずアイスコーヒー・・・>
起床するとまずアイスコーヒーを一杯つくって飲むのが習慣。今日も冷蔵庫(冷凍庫)から氷を出そうとすると様子がおかしい。氷が溶けて水になっている。どう見ても冷凍ができなくなっている。朝食後に妻が頑張ってパソコンで原因を調べたり、冷蔵庫のサービス部門に電話連絡をとったりしたが進展しない。調査・修理を頼もうとすると来るのが一週間後になるという。その上、10年以上前の冷蔵庫であるので修理部品がないかもしれないが調査するだけで〇千円かかるとか、お金の話が先に出る。冷蔵庫の位置をずらして電源を抜き、しばらくして電源を再投入するなどやってみたが変わらない。冷凍室のものはどんどん溶ける。猶予できないので昼前に妻と新宿のビッグカメラ店に冷蔵庫を見に行く。後十年は使えるようにと、思い切って冷蔵庫を買い換えることにしたのだが、結論としては明日(!)新しい冷蔵庫が届くことになった。選ぶ過程で興味深かったのは、日立でも、東芝でも、三菱でもどこも「日本製」の表示がある機種と表示がないものがある。日本製でないのは中国など海外での製作のようであるが、機種によって何故日本か外国かの区別がつかない。とにかくも機種選定は妻に任せて、明日には新しい冷蔵・冷凍庫が来ることになった。修理の調査が一週間先になるとのギャップが際立つ・・。
9月30日(金) <自分のホームページ全般を精査・・・>
自分のホームページ全般を精査すると不具合・誤りが際限なく見つかる。毎日はコラムの更新をするだけで全般を見直すことことはないが、今日はページ内の「リンク」の不具合を何年分も見つけて改訂するのに時間がかかった。このホームページは今現在、20年以上前にgolというサイトでスタートした。けれども、このサイトが個人を相手にしない方針にしたとか、容量が少なく制限されるなどの問題があるので、最近、SAKURAというサイトをメインにして再構築した。けれども昔からのサイトで登録されている方を考えてgolサイトを完全消去せずに二本立てとしている。そのため、ページ間のリンクの選び方が時として混乱してしまう。今回の修正作業もリンク先がgolとなっているのをSAKURAに直したもの。月毎にコラムをまとめたページの最後のリンク先を見直したために、今日は古いコラムのページを何年分もチェックすることとなった。その結果普段はまず見返すことのない古いコラムを読むことができた。それにしても20年余の間、毎日毎日よく書いていると我ながら感心してしまった。”習慣は力”。”力”とは自分の生きる力のようにも思える・・。


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