「今日のコラム」(2023年 1月分)


1月1日(日) <明けましておめでとう・・・>
明けましておめでとうございます。今年の元旦はとにかく忙しい元旦だった。朝食のお節料理を娘家族と一緒に5人で食べた後、皆揃って車に乗り(犬も一緒)、お墓参りに行った。始めは九品仏浄真寺(東京・世田谷区)。ここは私の両親と早世した私たちの息子の墓。次に行ったのは、多摩霊園(東京・府中市)。ここは娘婿の母方の系列の墓。その次に行ったのが、小平霊園(東京・小平市、東村山市)。ここは妻の両親の系列の墓。更に、娘家族を娘婿の父の墓のある東長寺(東京・新宿区)まで送って行き、娘家族と別れた。墓参りはまた墓掃除の大作業を伴うので、お花、お線香をあげるだけではない。お正月であるからこそ、このような手間もかけられるのだろう。・・表紙には今年の年賀状に使うために模写したうさぎ関係の絵を掲載した。絵を描くときに、ピーターラビットの作者、ビアトリクス・ポターは80年も前に亡くなった人だとはじめて知った・・。


1月2日(月) <最近の写真画像の処理技術・・・>
最近の写真画像の処理技術は日進月歩。少しでも最新技術に追いつくために正月の時間を使ってあれこれと試してみた。i-Phoneのメモの項目はこれまで単純なメモにしか使ったことがなかったが、カメラの文様の箇所を押すとたくさんの写真機能が表示される。例えば、「書類をスキャン」の項目を選び、書類の位置をファインダーに選ぶと自動で書類の範囲を選びスキャンしてくれる。今回、年賀状の絵をスキャンしようと思うとあっという間にハガキの枠をスキャンしてくれた(もちろん、範囲の変更などもできる)。その写真メモを誰かに送付したい場合、メッセージ、メール、LINEなど好みのスタイルを選び送付ボタンを押すとそのまま画像と文章が相手に届く。写真を特別に保存しておきメールに添付しなくても「メモ」から簡単に画像と文章が送れることを知った。以上はほんの一例で自分の持っているパソコンやケイタイの機能をフル活用するにはまだ奥が深い。下の画像も「メモ」からスキャンしたもの。簡単に実に美しくスキャンしてくれる・・。
2023-01-02メモ機能のテストにて
1月3日(火) <正月三日。明治神宮にお参り・・・>
正月三日。明治神宮にお参りに行こうと妻と原宿駅から参道を歩き始めた。ところが順調に流れていた参拝の集団が全く動かなくなった。10分ほど待ったが相変わらず前進しないので急遽脇にそれて明治神宮の御苑に入った。入場料500円かかったが参道とは別世界で人はほとんどいない。花菖蒲の名所には水がないけれども冬場の御苑はまた格別であった。参拝は改めてすると割り切って、その後、新装なった原宿駅舎の中でコーヒーを飲んだり(@猿田彦)、原宿駅前のイケアやユニクロなど新施設を巡る。それにしても原宿の駅周辺は数年前と比べて激変しており、妻とオノボリサン気分を満喫した。・・昨日〜今日と開催された箱根駅伝で駒澤大学が総合優勝を果たした。夕刻、犬を連れて駒沢公園に散歩に行った際、隣接する駒澤大学の正門まで足を伸ばし、何か変わったことがないかを見に行った。大学では幟(のぼり)一つ出すこともなく非常に静かであったのが印象的。平穏な大学を見てホッとした・・。
 
2023-01-03明治神宮大鳥居       御苑風景(5月には花菖蒲で埋まる)
 
御苑の中にこんな遊びもある       駒澤大学正門
1月4日(水) <任天堂のWiiによる「バランス年齢計測」・・・>
任天堂のWiiによる「バランス年齢計測」を毎日続けていることはコラムにも何度か書いたことがある。テレビと連動した計測台の上に乗り、リモコンを操作しながら、静止テスト、片足立ちテスト、ウオーキングテスト、記憶力テスト、判断力テスト、敏捷性テスト、周辺視野テスト、予測力テスト、基本バランステスト、デュアルバランステストの中から毎日二項目の課題が提示されて計測を行う。その結果が即、”バランス年齢”として示される。年の初めであるので回数を確認すると今日で開始してから4360日目だ!昨年、2022年1月9日に4000回であったのでコラムに書いている(=ここ)。アレ?、一年365日で休みなしになる。宿泊旅行で計測できなかった日があるはずだがなぜだ? ちなみに、今年に入ってからのバランス年齢計測結果は、元旦=37歳、二日=61歳、三日=36歳だった(今日はこれから計測)。61歳で実年齢マイナス20歳ですと言われても、少しも嬉しいことはなく、ただガッカリする。実年齢マイナス40歳以下でなければならない。12年前にWiiの計測を始めた当初より習熟により算定される年齢が低くなっているとすると”年齢”を云々することも意味ないとも言えるが、気にせずに今年もマイナス40歳が保たれるか、計測を続けよう・・。
1月5日(木) <バスで都立大学駅(東横線)に着いた後・・・>
バスで都立大学駅(東横線)に着いた後、7時35分発の電車で渋谷まで行く。渋谷で半蔵門線に乗り換え、続いて表参道駅で銀座線に乗り換え外苑前駅で降りる。テニスに行く時のお決まりコースだが、いつもは混み合う電車も今日は空いていた。学校が始まっていると外苑前駅でも都立青山高校や國學院の学生で混雑するが今日はまだガラガラ。久しぶりのテニスを楽しんだ後、今日は帰途、特別な用事をこなした。テニスをやる前に気がついたのであるが、腕に装着しているAppleWatchが表示しない(真っ黒のまま)。充電は昨日十分にしたはずだし、原因不明・・。そこでテニスの帰りに表参道のAppleStoreに寄って調べてみてもらった。結果は充電したつもりが3%しか電気がなかったことと分かり一件落着。それにしても表参道のアップルストアはいい場所にある。毎回、地下鉄を利用するが、地上に出ることは希。今日はアップルストアに行く口実で表参道の風景も楽しむことができた・・。
2023-01-05表参道のアップルストア
1月6日(金) <犬を連れて散歩に行くと・・・>
犬を連れて散歩に行くと独りで散歩するときにはあり得ない他人とのコミュニケーションができる。今、ニューヨークから帰省している娘の犬を預かっているので毎日の散歩には犬を連れて行く。駒沢公園に行くと同じように犬の散歩で来ている人も多く、犬が鼻を突き合わせて遊んだりしてお礼を言って別れることは毎日のようにある。今日は犬を連れていないおばあさんが私が連れていたクーちゃん(ヨークシャーテリアとプードルの混血、10歳)を可愛がってくれた。始め、おばあさんが背をかがめて手を出すと、クーちゃんは大喜びではしゃぎ回った。娘と勘違いしたのかと思うほどの喜びようで、おはあさんはクーちゃんをしばらく抱っこして遊んでくれた。おばあさんは少し前まで38年間も犬を飼い続けていたと言っていたが、本当に犬の扱いには慣れていた。・・下に駒沢公園で撮ったクーちゃんの写真を掲載するが、こうなると、もう親バカ、いや、ジジバカの部類か・・。
 
2023-01-06駒沢公園にて、手前にクーちゃんがいる
1月7日(土) <駒沢公園に行くとサザンカ(山茶花)の隣にツバキ(椿)・・・>
駒沢公園に行くとサザンカ(山茶花)の隣にツバキ(椿)が咲いていた。サザンカはツバキ科で、八重のツバキと非常によく似ているので間違えやすい。けれども、決定的な違いは、ツバキは花が散る時に花首から落ちるのに対して、サザンカは花びらが落ちることであるようだ。よく分からないのは、俳句ではサザンカは冬の季語、ツバキは春の季語であること。確かにツバキは開花時期が遅く春に近いが、寒椿、冬椿など冬の季語となることもある。俳句といえば、椿の俳句には”落ちる椿”ばかり表現されているので可哀想に思えることがある。「赤い椿 白い椿と 落ちにけり」(河東碧梧桐)。与謝蕪村もこんな句を詠んでいる「椿落ちて きのふの雨を こぼしけり」。もっと、美しい椿を詠んだ俳句を見たいものだが・・。
2023-01-07駒沢公園にて
1月8日(日) <陶芸を始めて20年以上・・・>
陶芸を始めて20年以上経過した。他人と同じでないものを創作したい一存で、オブジェや噴水、照明類など思いつくものを好き勝手に作ってきた。陶芸の仲間や先生、あるいは友人から、作品をどこに保存しているのですかとか、よく家の中に置くスペースがありますねと言われたことが何度もある。お皿やお茶碗を専門に作っている男性の陶芸仲間は家に持ち帰ると、奥様からもう十分あるから作る必要はないと言われることもあるようだ。我が家では非常にラッキーなことに今借りている住宅の離れに別室があり、その部屋に陶芸も絵もなんでも置いている。年末に娘と孫娘が帰省してきて部屋を見ると、作品を倉庫に置くようにただ重ねたり積み上げているのでなく、棚の上に並べてみせるようにしたほうが良いと提案があった。正月明けから大掛な棚の組立を始めたが果たしてどう収まるか。画家の場合なども作品の置き場に苦労するという話を聞く。アートに限らず、全てのモノ作りにはモノが蓄積される。一方で、私の周囲にも「終活」と言って、自分の作品を含めて全てを処分し始める人もいる。私は、自分の死んだ後のことなど気にしない、なるようになるという考えだ。生きている限りは”ゴミ”でも良い、モノづくりを続ける姿勢をとりたい・・。
1月9日(月) <成人の日・・・>
成人の日。成人と言っても十人十色。それぞれに個性があって同じでないところが良い。最近、樹木にも個性があり、同じ種でも決して同一でないことに気がついた。樹木も成長する際の土壌や日光の当たり具合が異なるので同じにならないことは理解できるが、それにしても、はっきりと個性がある。下にはクスノキとケヤキの写真を掲載する。樹木の種が違うので当然姿が異なるのは当然だ。人間と猿を並べるようなものかも知れない。それでも、個別にクスノキもケヤキも隣の樹木を細かく観察すると同じ種類でも驚くほど異なっている。クスノキもケヤキも自然の環境に従うのか、天命に従うのか、健気に成長を続ける個性ある姿が見られる。・・今日はこれらの樹木の側で辛夷(コブシ)の蕾を見つけた(下に写真)。春が確実に近づいている・・。
 
2023-01-09 クスノキ(左)とケヤキ(右)@駒沢公園  右はコブシの蕾
1月10日(火) <正月休みに大掃除・・・>
正月休みに大掃除をした。本来、年末にやるべきものが年を越してしまった感もある。この際、妻とも相談して使用していないものを思い切り処分することにした。ただし、不用品であっても「廃品」とするには”もったいない”ものがある。古い掃除機も使えないことなない。扇風機、暖房用ヒーターも然り。その他、アンプやスピーカーも使える。自転車は欲しい人に譲ることにしたが、他のものは近所のリサイクルショップに持っていき引き取ってもらう予定だ。リサイクルショップで事前に相談したところ、電気製品は製造から数年を経ているものは値がつきません、有料の引き取りになるかも知れませんと言われた。廃品回収あるいは不用品回収を無料でやる業者もいるようだが、実質は中に有料化できるものがあるから成り立つようだ。公共機関ならば”粗大ゴミ”を出すにはお金がかかる。廃品でなく”不用品”の中には有用なものも多いはずだが、実際には大多数は”ゴミ”となる。できる限り。ゴミを減らそう勤めるけれども年間に膨大なゴミを捨てているのが実態だ・・。
1月11日(水) <昔の手帳が出てきた・・・>
昔の手帳が出てきたので中身を読み始めると止まらなくなった。10年ほど前の手帳には、その時々の新聞、雑誌、文献などで自分が気に入った文章や感動した言葉などを日付入りでメモしている。こんなことをメモしたのだと思い出す内容もあれば、すっかり忘れてしまっていることもある。二、三引用してみよう<各、2013年のメモ>。@(産経新聞)医者、易者、記者、+学者など「者」のつく職業人はプライドが高く謝らない。A(毎日新聞)「優越の錯覚」人は平均で2割ほど自分を過大評価する。自己評価が高かった人ほど脳内で快楽物質を出す部位が活発である一方、状況を判断する前頭葉の働きが弱くなる・・。B世阿弥の言葉:「住する所なきを、まず花と知るべし」。・・2013年といえば私は70才を過ぎている。この歳でこのような言葉をメモすることは元気であった証明のように思える。今は日記をつけるが言葉のメモはしない。同じ2013年、当時102才であった日野原さんの語録もメモしていた。「人は創める(はじめる)ことを忘れなければいつまでも若くある(オーストリアの哲学者の言葉)。なるほど・・・。
1月12日(木) <今日、テニスで一緒にプレーした仲間・・・>
今日、テニスで一緒にプレーした仲間の一人から、この正月二日に奥様が亡くなられたことを聞いた。以前から他の病気で都心の大病院に入院中であったのが、新型コロナの院内感染であっという間に亡くなったという。葬儀もできず、遺体と火葬場にも行けず、葬儀屋さんが遺骨を入れた壺を持ってきてくれただけだと悲痛に話された。このような時にお悔やみとして何をいうべきか言葉が出ない。それにしても、本来は一番安全と思われる病院の中でのコロナ感染は結構数が多いと聞く。医者や看護婦さんの気遣い、苦労はどれほどのものか。持病がある高齢者は特に院内感染に注意しろと言われても、ではどうすべきなのか。新型コロナの感染による死者が身近に出るとやはり緊張感を覚える・・。
1月13日(金) <今日は義兄の墓参り・・・>
今日は義兄の墓参りに行った。義兄の月命日が11日であるので毎月この頃に妻と一緒にお墓参りすることを習慣としている。今月は11日が二日ずれ今日13日となった。特にノルマで墓参りにする訳ではなく、楽しみな墓参であるので都合の良い日を選ぶ。墓のあるお寺の正式名称は「日蓮宗本山慈雲山瑞輪寺」。このお寺にお参りするのも100回を越すことになったが、毎回その時々の風景と独特の味わいがある。今日は陽光の加減で本堂入り口(上部)にある彫刻が鮮明に見えたので写真を撮った(下に掲載)。・・それにしても東京は年末から気持ちの良い晴天が長く続く・・。
 
2023-01-13 瑞輪寺本堂&上部の彫刻(@谷中)
1月14日(土) <表紙に「レゴの胡蝶蘭」(工作)を掲載・・・>
表紙に「レゴの胡蝶蘭」(工作)を掲載した。正月の年賀状をいつまでもホームページの表紙にすることはないと思いながら、新しい絵も陶芸作品もない。そこで今回は正月用に組立てたレゴによる胡蝶蘭の花を掲載した。もちろん、レゴによる巧みな葉もついているが全体像の写真を掲載すると本当の胡蝶蘭のように見えてしまうので、あえてクローズアップしてレゴ工作が見えるようにした。今はレゴを使った本当に多彩な工作物が売り出されている。他にも娘からプレゼントされたレゴ工作があるが大作なので組立がまだ追いつかない。その内、これも完成させるつもりだ。それにしてもレゴを「今日の作品」として掲載する事態は少々恥ずかしい。作品はあくまでも自分のオリジナルでなければなあない。・・今日は今年初めて陶芸教室に通った。身体を使わなければ作品は出来上がらない・・。

1月15日(日) <パソコンのバックアップを完了・・・>
パソコンのバックアップを完了させた。今のパソコンは、Mac-Book-13inchで、2014年9月10日から使い始めている。その時の経緯を細かく記録していた。前日まで使用していたMacOSXが9月9日に突然フリーズしてコントロールできなくなった。再起動をしたり色々試みたが、結局正常に戻らなかったので、翌日、新宿のヨドバシカメラまで行き今のパソコンを購入した。このパソコンを8年半使用していることになる。前のMacは2008年7月に購入しており、6年で使えなくなった。・・以上は後でわかった経緯だが、アメリカから帰省中の孫娘がコンピュータのバックアップを確実にとっておいた方が良いと、強く勧めてくれた。そしてバックアップ機まで購入した上でバックアップをとってくれた次第。私も別置のハードデイスクにバックアップを取るようにしていたが、ダブルのバックアップも必要とか。ちなみに、新しいバックアップ機は大きさは前の四分の一、容量は前のものが500GB、今回のは2TB(=2000GB=2000000MB !)。技術の進化は目覚ましい。ノートパソコンも替え時だろうか・・。
1月16日(月) <孫娘が間もなくボストンの大学・・・>
孫娘が間もなくボストンの大学(今年の5月にはもうハーバード大を卒業する)へ帰らなければならないので、昨夜、イタリアンレストランで送別の食事会をした。ワインが飲み放題のコースであったので色々な種類のワインを飲むことができた。私が密かに(?)絶対的に自信を持っているのはワインの格付けができないこと。どのワインも美味しい。高級とか一般とかの区別が分からない。価格の差が10倍違う理由は不思議としかいえない。考えてみると、お酒全般に同じことが言える。日本酒でも焼酎でもウィスキーでも皆本当に美味しい。飲めるだけで幸せを感じるのに、ブランドによる差別を聞きたくもない。個々の人がそれぞれ味に好みがあるのは分かるがランク付や絶対的な評価をするべきではないだろう。・・孫娘はワインの銘柄をその都度店の人に確認してケイタイでメモをしていた。私などは自分で好き勝手に飲んでいるだけだが、孫娘にとってはコミュニケーションの一つの材料としてワインはまだまだ先が長いテーマであるようだ・・。
1月17日(火) <今日は月一回の病院での検診・・・>
今日は月一回の病院での検診の日。東京医療センターで半日を過ごした。9時には採血をしてもらい、その分析結果をもとに10時からの診断が始まる。実際に診断を受けたのは11時近かったが、結果はこれまでと変わらずで従来通りの薬を処方された。その後、さらに腕と腹に2箇所の注射を受ける。それにつけても、私の生活の中ではこの大病院で一番多くの人と接触する。採血、診断、注射で医者や看護婦さんと話をして手当を受ける以外に、待合や移動、精算など過程で数多くの人と顔を合わせる。テニスの仲間の奥様が入院中にコロナに感染して正月二日に突然死去したとの話を聞いて、改めて病院内の状況を観察すると、実に多くの人が院内を歩き回っていることに気が付く。手を消毒したりマスクをしていると言っても感染の可能性はスーパーや一般の店より多いかもしれない。こちらは感染を気にしたりはしないが、病院内のお医者さん、看護婦さんは大変であろうと同情をする。・・まずは今月も診断に問題はなく安心。家までは元気に歩いて帰った。・・今朝、家から見た東京西方向の風景写真を下に掲載する。これほどまでに奥多摩の山々が鮮明に見えるのは珍しい・・。

2023-01-17東京の西・中央のビルは 、世田谷ビジネススクエア(用賀・28階建て)
1月18日(水) <SNSと言われる情報交流・・・>
SNSと言われる情報交流には恐るべきものを感じる。私の場合、Instagramというアメリカ発の写真・動画共有SNSを最近見る機会が増えた。このホームページにも掲載している「地上絵」を2年ほど前にInstagramに掲載したのを契機に、Instagramを閲覧することを覚えた。自分の地上絵はAppleWatchをつけて道路を歩くとGPSによって経路が全て示されるので自分で意図的に近所の道で地上絵を描き、面白がってInstagramに掲載したのだが、知らない土地の地上絵など一般的には全く関心を持たれないことを知った。それはともかく、他のInstagram(写真&動画)の内容が極めて質が高い。世界中の素晴らしい”才能”を目の当たりにできる。芸術分野に限らず工作などでも全く知らなかった技術が見られる。天才的な書を描く幼児も印象に残る。ちなみに、TicTocという同じような動画のSNSサイトもある、これは中国版のSNSでやはり内容は豊富だが、私は動画の再生方法でInstagramの方が親しみやすい。もちろん、写真や動画にも”偽物”が混入するだろうが”宝”があるのも確か。今の子供達は世界最高レベルの芸術や技術を友達感覚で接している。こうした子供たちがどんな歴史を作るのだろうか・・。
1月19日(木) <今日のテニスは珍しく・・・>
今日のテニスは珍しく初めての人とペアを組んでゲームをすることとなった。普通は何年間もお馴染みの仲間同士と組んで試合をする。今日組んだ人はそれなりに上手で年齢は私より若い70歳代と思われたが、私は実年齢の10歳マイナスと見られることもあるので相手は私のことを年下と思って話したのであろうが、何かとお説教や指導をするので辟易した。ミスをするとこうやるべき、あれはダメなどと分かりきったことを忠告する。以前のように身体が思うように動かない屈辱に耐えながらプレーすることなど想像もしない相手の言動に二度とこの人物とゲームをしないと思った。ある程度の年齢になると”迷惑をかける”とテニスをリタイアした人を何人も知っているが、今日のようなテニスならば続けることはできないのは良く分かる。このようなテニスをした今日は、何と私が82才の誕生日だ。それでも私はリタイアしない。これからもまだまだテニスに励むつもりだ・・。
1月20日(金) <駒沢公園の入り口に「都立公園開園150周年」・・・>
駒沢公園の入り口に「都立公園開園150周年」の垂れ幕があった(下)。明治時代が始まって間もなく明治6年(1873年)にはじめて日本に公園制度が発足し東京府に最初の5公園ができたそうだ。150周年を迎える今年、東京都ではスタンプラリーなど色々なイベントをやっている(都の特設サイト=ここ)。ラリーで巡るのは今東京にある86箇所の公園。と言っても、公園という名は72箇所、庭園相当が9箇所、その他(動物園、文化園など)が5箇所だ。更に細かい名前を見ると戦前宮内庁が御料地として所有していた土地が恩賜された公園は正式には「恩賜公園」の名で残っている。上野恩賜公園、井の頭恩賜公園、浜離宮恩賜庭園などお馴染みの名がある。都のサイトを見ると公園とされた年表があり公園の歴史が見える。いくかの公園では150年記念のライトアップが明日21日まで実施されるようだ(駒沢オリンピック公園でも実施)。一つの都市に86箇所も公園があるのは世界でも東京だけとも思えるがどうだろう。公園は都会のオアシス。大切にしたい・・。
2023-01-20駒沢オリンピック公園にて
1月21日(土) <年末から正月にかけて帰省していた孫娘・・・>
年末から正月にかけて帰省していた孫娘は今はボストンでの寮生活に戻っている。東京の我が家で暮らしていた時にも毎日のようにリモートでアメリカと繋がっていた。夜中でも、どんな時間でもリモートで勉強していたのでいつ寝るのか分からないほどだった。一方で、ハーバード大での友人たちが何人か東京に帰省しているので、昼間はそういう友人たちと東京中を飛び回っていた。遊びに行ったかと思うと、東工大(我が家から比較的近い)とか、慶應大(三田)、東大(本郷)などの図書館を利用して夜まで勉強しているケースもあった。今は学び方が昔と全く異なっている。国境もないのと同じ。世界中と瞬時に情報交換ができる。そして、学ぶこと、研究することには限界がない。今年の5月に大学を卒業するという孫娘はまだまだ先が長い・・。
1月22日(日) <犬を連れて散歩すると・・・>
犬を連れて散歩すると家の周辺でも普段は使わない道を通る。今日は目黒通り(東京)から自由が丘方面に行く道で「谷畑坂(やばたざか)という案内を見つけて新鮮だった。説明に「旧衾村(ふすま村)の字(あざ)谷畑にあることから谷畑坂と名付けられた。かつては湿地で鷺草が自生していた」とある。更に、少し自由が丘方面に歩くと「鷺草の里」という標識があった。そう、江戸時代にはこの辺りの広い地域が「衾村(ふすまむら)」であった。明治時代になって今の碑文谷地区と合体して「碑衾村」そして昭和になり「碑衾町」となった。「自由が丘」の名前は東横線の駅ができたときに自由が丘学園の名をモデルにして先ず駅名からスタートしたことは良く知られている。当時の文化人が活動する前までは「衾(ふすま)駅」が駅名に内定していたという。今だから「ふすま駅」もまた面白いと言える・・。
表紙に「球体オブジェ」(陶芸作品・釉薬途中)を掲載した。もう一息、釉薬を追加して完成としたいので”途中作品”としたい。詳細はまた完成時に掲載する・・。
 2023-01-22谷畑坂の標識など
1月23日(月) <明日から日本全体が大雪・・・>
明日から日本全体が大雪と”10年に一度”の寒波が予想されると警報が出されている。一足先に春節の最中である中国で気温マイナス56℃を記録された場所があるという。東京がどうなるか、成り行きに従う以外ないが、我が家のベランダ花壇にはいま色々な花が元気に咲いている。薔薇、葉牡丹(花キャベツ)、パンジー、金魚草、それとラナンキュラス。外出した際に花の写真を撮ってホームページに掲載することは良くあるが、家の花壇の花を写真に撮ることはほとんどない。今日はラナンキュラスの写真を撮って下に掲載する。ランキュラスはキンポウゲ(金鳳花)属の英語名であるという。このラナンキュラスや他の花々は少々の雪が降っても問題なく乗り越えるに違いない・・。
2023-01-23ベランダのランスキュラス
1月24日(火) <全国的な寒波襲来・・・>
全国的な寒波襲来とか。東京では今夜都心で2cmの雪が降ると報じられている。ところが今日の東京は午後には晴れ間が広がり、風もなく本当に気持ちの良い穏やかな天気となった。犬を連れて駒沢公園に散歩に行くと、広場のベンチに座っていつも以上にのんびりと日光浴をして過ごしたり、遠回りをして余計に歩いたり・・。とても”寒波”の雰囲気ではない。青空の下、駒沢公園で樹木の写真を撮ったので下に掲載する。「クスノキ」が常緑樹だけあり葉も満杯で、ケヤキやイチョウの木と差別化を見せている。それでもケヤキの写真のように葉のない枝の姿もまた今の季節を 象徴する姿で美しい。・・さて。今晩、東京に雪は降るのだろうか・・。
 
2023-01-24駒沢公園にて、クスノキ(左)とケヤキ(右)
1月25日(水) <”10年に一度”といわれる最強寒波・・・>
”10年に一度”といわれる最強寒波が日本列島を襲っている。北海道や日本海側だけでなく九州、中国地方、京都など関西、中部、北関東など各地で車の大渋滞、立ち往生、JRの運転停止などが伝えられる。けれども東京では昨夜2cmの積雪が予想されたのが初雪だけで積雪に至っていない。夜中には確かに台風並みの強風であったが朝には風も収まった・昼は青空が広がり快晴(下に写真)。窓から外の晴れ間を見ていると寒波や大雪で苦労している地方の人には申し訳ないような気になる。テレビを見ていると群馬県草津温泉から中継していた。朝の気温はマイナス15.5℃を記録したという。温泉といえども単純に温まっているだけでは済まない。日本列島は世界地図で見ると小さな島国だが北から南、日本海側、太平洋側、それぞれの地理は大きく異なる。更に世界規模で見ると人間はどのような環境でも適合して生命をつなぐ。気候をコントロール出来ないならばせめて人間同士が助け合うことが道理であろうが・・。
2023-01-25
1月26日(木) <早朝は気温マイナス2℃・・・>
早朝は気温マイナス2℃の寒さ(@東京)。このシーズン初めて手袋をしてテニスに出かけた。それでもテニスをスタートさせた9時頃には快晴で無風というこれ以上ない天気。存分にプレーを楽しめたが、自分のプレーはまだまだ本調子とはいかず、ミスで謝ってばかりだった。筋力は直ぐには回復しないのと、動体視力の衰えを感じる。プレーを重ねるごとに次々と新しい課題が出てくる・・。午前中テニスで運動したのに午後の犬の散歩にはいつも以上に時間をかけた。散歩コースの駒沢公園は新味はないが青空が気持ちがいい。今日はこれまで駒沢公園で撮影したことのないアングルで屋内球技場の写真を撮り掲載してみた。屋内球技場は独特の釣天井で屋内には柱が一つもないことで知られる。下の写真のように左奥にオリンピック記念塔が見える位置関係にある。我が家からこの屋内球技場とオリンピック記念塔を重ねてみることができる。直線距離で1.5~2km先だろうか・・。
 
2023-01-26駒沢公園オリンピック記念塔(左)と屋内球技場(右)
1月27日(金) <表紙に「球体オブジェ2023-01・完成1」(陶芸作品)・・・>
表紙に「球体オブジェ2023-01・完成1」(陶芸作品)を掲載した。前回、陶芸教室で焼成したものが釉薬が薄く、満足できなかったので釉薬を追加して家の電気窯で再焼成した。更に、その後、一部に「楽焼」絵の具で色付けをして台所のオーブンで焼き付けた(230℃で20分間)。前の球体と比較すると色合いははるかに改善されたと思える。タイトルに"完成1"としたのは次の段階の完成を目指しているからだ。球体の内部にガラスの球体を入れて下からLEDランプで照明をする計画。このような工作となると俄然やる気が出てくる。次の完成2を後日掲載しよう。この球体には孫娘の手書きの言葉とサインを下部に入れた。「人生に乾杯を!」を英語と日本語で書いてくれた文字は陶芸コーナー(=ここ)でみることができる・・。

1月28日(土) <今、流行りのinstagramやTikTokをみていると・・・>
今、流行りのinstagramやTikTokをみていると、習字の天才画像が良く出てくる。幼児から大人まで中国人であろうが筆で書く漢字文字は信じられないほど巧みで、美しく、完璧だ。初めは珍しいので次々と出てくる天才たちの筆さばきを見ながら、中国にはこんな天才が何万人もいるのだろうと感心していた。ところが最近になって突然「相田みつを」さんの文字を思い出して、これこそ本物のオリジナル。中国流の真っ反対だとガッテンした。相田みつをさん(1924~1991)は詩人・書家と紹介されるが、有楽町の東京国際フォーラムにある「相田みつを美術館」で作品を見られる。相田さんの書は子供が書いたような下手っぽい文字で知られるが、それが独特の雰囲気を醸し出す。私も初めは知らなかったが、相田みつをさんは若い頃(10代)には日本の権威ある書道展で入賞するなど正統派の素晴らしい文字を書いていた。それが、どこかで独特な文字で平易な文章を書として表現するようになった。考えてみると、書の達人の文字で、それらの言葉が書かれたとすると”もう結構、止めてくれ”と言いたくなる。書体も言葉の内容も実にデリケートだ。カレンダーにあった相田みつをの書と言葉を下に掲載してみる・・。
 
1月29日(日) <陶芸作品「球体オブジェ」の内蔵物を制作・・・>
陶芸作品「球体オブジェ」の内蔵物を制作した。下に写真を掲載するが40mmのガラス球にサポート台をつけて、下部からLEDランプで照明するもの。ガラス球を上部から吊り下げる案も検討したが使い方を考えてサポート台を採用した。完成させた後の結論から言うと、LEDの照明はそれほどインパクトがない。むしろ良くみると内部にガラス球を発見する程度の方が作品としては落ち着く。陶芸作品としては他の仕掛けが多すぎると陶芸自体が目につかなくなる。陶芸作品を見せるには”うるさすぎる”付属物はいらない。今回の内蔵物もこんなイメージにもできますと時々灯りをつける程度で考えたい。今日の表紙の写真は内部に赤い照明をつけた状態。穴から覗けばガラス球に反射する赤い照明が見える。この球体オブジェは使い方次第で、まだ色々な表現ができるように思えてきた・・。
 2023-01-29球体オブジェの内蔵物
1月30日(月) <今日は珍しく自由が丘方面を・・・>
今日は珍しく自由が丘方面を犬のクーちゃんと散歩した。主目的は銀行で通帳の記載をするためであったので犬を入れられるバッグを持って、いつでも犬をバッグに入れて犬が見えないようにできる体制をとった。クーちゃんはこのバッグが大好きで入ると中でおとなしくしているので、銀行でもコンビニでもどこでも用事ができる。いつも散歩に行く駒沢公園は我が家の北方向、自由が丘は南方向。メインのバス通りでなく裏道を選んで自由が丘散歩を楽しんだ。銀行の後に立ち寄った自由が丘・熊野神社とラ・ヴィータ自由が丘(ベネチア風の運河やゴンドラがある)の写真を下に掲載する。娘から犬を預かっているので、こういう散歩ができる・・。
 
2023-01-30(左)自由が丘熊野神社 (右)ラ・ヴィータ自由が丘

1月31日(火) <最近は出来るだけ近所のジムに行く・・・>
最近は出来るだけ近所のジムに行くようにしている。まだコンスタントに時間や曜日を決めていないのでその時の思いつきによる。テニスでは筋力低下を実感するし運動も偏るので何とか腕のリハビリや筋トレを強化したい。ジムにはジーパンで行く訳にはいかないので上下着替えをして出かける。今日は家で休息したい誘惑を断ち切って、決断をしてジムまで行ったところ、月末の特別休日であった。一大決心をして出かけた時に限ってこういう結果になる。・・家に帰って気分転換に本棚から「初めて老人になるあなたへ」(B.F.スキナー著、成甲書房)を取り出してみた。何年も前に読んだ本であるが、心理学者であるスキナー博士が自戒をこめて”老人”の話題についてに忠告した項目を転記してみる。1)避けたい話題は病気と説教 2)同じ話は絶対に繰り返さない 3)10年以上前の話は封印しよう。正にその通りかもしれないが現実は全てそのままの話題が多い・・。



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