「今日のコラム」(2024年 10月分)

10月1日(火)<10月のスタート・・>
10月のスタート。10月1日は「都民の日」で、公立の学校はお休み。都営の博物館や動物園なども無料になるというが、こちらは関係なしで、墓のある九品仏・浄真寺(東京・世田谷区)に行った。15年前、2009年に息子が急逝してこの寺の父母の墓に埋葬させてもらった。その後、毎月のように墓参を繰り返してきたが、墓の後継は長男の息子(甥)であるので、私たちは少し前に別の墓(室内納骨堂)を買った。息子の分の墓(位牌)も買ったので、今日は以前の墓からの「改葬」の相談に行ったのである。現在の墓から儀式を経て遺骨を取り出して、新しい納骨堂に納めなければならない。新しい墓(室内の共同納骨堂)では33回忌まで位牌を安置した後、合葬墓に葬られる。墓のあり方は議論されることもあるが、私たちは余り大袈裟には考えず自然体で成り行きに任せる・・。
 
2024-10-01九品仏浄真寺境内
10月2日(水)<今日の東京は朝から快晴・・>
今日の東京は朝から快晴で最高気温が31℃を越す夏日となった。昨日の夕日が余りに美しかったので写真を撮り下に掲載したが、このような夕焼けが今日の天気を呼んだのだろうか。今日は久しぶりのテニス。前回のテニスは9月20日であったので12日振りになる。この数日ようやく秋の訪れを感じていたけれども、今日は強烈な日差しを受けながらテニスを楽しんだ。テニスコートの写真を下に掲載する。神宮外苑の再開発でテニス場も周囲の秩父宮ラグビー場、神宮球場など全てが近々取り壊されることが決まっているので、このようなテニスコート周辺の写真を残したくなる。高層ビルに囲まれたテニス場ができる頃には私はもうテニスをしないだろう。何故再開発をやるのかなどとは言わない。前にも書いたが、このような環境で50年以上(!!)テニスができたことに感謝しかない・・。
昨日、夕刻の風景

2024-10-2神宮外苑テニス場風景     テニス場から隣の神宮球場を見る
10月3日(木)<久々に「今日の作品」として「MIEUへの絵手紙」・・>
久々に「今日の作品」として「MIEUへの絵手紙」を表紙に掲載した。このところ絵作品にしても陶芸作品にしても新しい「今日の作品」が更新されないので気になっていた。それでは孫娘のMIEUさんへ絵手紙を描こうと決めた。2〜3日中に描くつもりであったが、描き始めると半日で終わってしまった。そう、葉書一枚分であるから簡単ではある。描いたのは、彼岸花(曼珠沙華)。彼岸花は誰でもが知っている大きな花で、今の時期よく見かける。けれども、いざ描くとなると大きな花がどう繋がっているのか分かり難い不思議な構造をしている。自分も納得する意味で脇に開花以前の蕾の状態も描いた。やはり、描いてみると自分も新しく知ることがある。MIEUのことは下に幼い頃のバイオリン演奏をリンクしているが今は大学(大学院)を卒業して日本で働いている。もはやMIEUさんを元気づけるために絵手紙を出すのでなく、こちらの都合で葉書受取人になってもらっている・・。

10月4日(金)<今日は小雨の中でテニス・・>
今日は小雨の中でテニスをした。と言ってもほとんどの時間は雨にも濡れず直射日光にもさらされず、快適な運動時間だった。家を出た時は昨夜の雨の跡はあったけれども全く雨は降っていたかったが、神宮外苑のテニス場まで行くとパラパラと雨が降ってきた。雨雲の動きで微妙に雨が降ったり止んだりしていたが、テニス場が開門する頃には雨は止んだ。開門の直前の雲の様子は下の写真。テニス場の隣の秩父宮ラグビー場の写真だが雲が時事刻々変化するのが分かった。写真の左には神宮外苑の銀杏並木が見える。正面のビルは青山通りに面した伊藤忠のビル。ラグビー場を含めてこの辺りは遠からず全て取り壊されて再開発される。これまではラグビー場の写真など撮影したこともなかったが、再開発が決まると、この風景も今が最後と姿を残したくなった・・・。
2024-10-4秩父宮ラグビー場(テニス場の隣)
10月5日(土)<任天堂の「バランス年齢計測」が今日で5000回・・>
任天堂の「バランス年齢計測」が今日で5000回となる。昨日の計測が4999回目であった。毎日、コラムの改訂が終わった後、夜に「バランス年齢計測」を行うので、正確にいうと今日の夜、間違いなく5000回目の計測を行う。この計測は任天堂の計測用の台の上に乗り、テレビの画面で指示されるテストを行うもの。始めに個人の登録をするのでその人が開始してから何日目であるかが表示される。テスト台の上でのテストは10種類の内容のうち2種類のテストが施行され、組み合わせはその都度変わる。基本バランステスト、静止テスト、片足立ちテスト、ウォーキングテスト、敏捷性テスト、動作予測テスト、記憶力テスト、判断力テスト、ヂュアルバランステスト、周辺視野テストの種類があるので、組み合わせでその日の成績が大きく異なる。ちなみに、5000回直前のこの一週間のバランス年齢計測結果は、28歳、27歳、45歳、70歳、51歳、74歳、51歳(実年齢83.5歳)とバラツキが大きい。私の場合、重心をブレなく一点に集中し続けるのが苦手で、一方、敏捷性、記憶力、判断力などが得意である。13年半以上を継続していると、その時々の体調の変化や全般的な衰えなどが見える。では、どのような対策が実行できるのかそこが課題だ・・。
10月6日(日)<昨日、コラムを書いた後、5000回目・・>
昨日、コラムを書いた後、5000回目となる「バランス年齢計測」を行った。このような機会はまたとないと計測中の画像を撮影した写真を下に掲載する(昨日のコラム参照=ここ)。この時の「バランス年齢」は27歳(実年齢マイナス56歳)とでた。テストの内容が「基本バランステスト」と「記憶力テスト」であったので、比較的 得意分野の組合せだった。記憶力テストとは次々と表示される数字が一つ前の字より大きい時に屈んで合図する。先に進むだけでなくいくつも戻るケースがあり、また前に表示された数字は消えるので表示された以前の数を記憶していなければならない。合計25回の反応が必要だが緊張してやれば満点がとれる(昨日は満点)。バランス年齢の算定は最低で20歳であるようで、以前は時々20歳も出したことがあるが、最近はどれほど良くても20歳にはならない。逆に、実年齢相当などということもある。昨日も書いたが、計測値をその都度気にすることはない。身体機能を知る一つの指標として楽しんでやればいいだろう・・。
2024-10-05夜の画像
10月7日(月)<「ひつまぶし」が妻との話題・・>
「ひつまぶし」が妻との話題になった。私はほとんど知識がなかったので妻に教えられた方だが、”櫃(ひつ)まぶし”とはウナギの蒲焼を用いた郷土料理。Wikipediaによると「蒲焼にしたウナギの身を切り分けた上で、お櫃(おひつ)などに入れたご飯に乗せ(まぶし)たものとある。お櫃から茶碗などに取り分けて食べるのが基本というが、語源の由来は他にも諸説あるようだ。三重県の津市や名古屋が発祥の地として競っているというが、今は全国的に鰻料理の店では一般的に使用されているとか。一般的に考えると大きな高級鰻料理より大きさが不揃いであっても外観が売りものにならなくても細かく切り刻んでまぶして食べるのは無駄を省く良いやり方だろう。それにしても鰻料理など久しく食べていないな〜が結びの言葉。「ひまつぶし」の会話であった・・。
10月8日(火)<父母の墓がある九品仏・浄真寺・・>
父母の墓がある九品仏・浄真寺(東京・世田谷)は浄土宗のお寺である。息子が急逝した時にこのお墓に埋葬してもらったが、私たち夫婦として息子の分も含めて最近新しく自分の墓を手に入れたので息子の遺骨を私たちの墓に移す改葬の準備をしている。墓と言ってもお寺の中にある室内の納骨壇に三十三回忌まで位牌を安置して供養してくれるもの。このお寺は曹洞宗。これまでお寺の宗派を気にすることはなかったが、浄真寺と別にやはり毎月墓参りをする谷中の瑞輪寺(義兄の墓がある)は日蓮宗であるので、仏教の宗派についてもう少し学ばなければならないと思い始めた。今更ではあるが、浄土宗は1175年頃、法然聖人が開いた宗派。浄土宗の総本山は知恩院。法然の弟子であった親鸞が浄土宗から派生して浄土真宗を開いた(1224年頃)。曹洞宗は鎌倉時代初期に道元により伝えられて日本でも広まったとされる。道元は宗(中国)に渡り曹洞宗を習得して1228年に日本に帰るが、京都では弾圧されて越前へ移り住み永平寺を開山した。座禅を広めたのも道元とされる。仏教の宗派はまだまだ多くそれぞれに歴史がある。この種の歴史や考え方を学ぶと際限なく深い。息子の遺骨を改葬する機会に勉強しよう・・。
10月9日(水)<今日の東京は朝から本格的な雨・・>
今日の東京は朝から本格的な雨。気温は15℃まで下がり上着が必要となった。このような時には家でのパソコン仕事がはかどる。一方で、外出するとこれまでにない緊張感で道端を見る。昼前に傘をさして近所のスポーツジムに出かけた時に、ヘチマの花が咲いていたので見とれてしまった。下に撮影した写真を掲載したが、畑の上でなく、見事に目線の位置に咲いた花にインパクトがあった。・・冷たい雨の中を歩きながら、どれほどの猛暑であっても時が経てば確実に気候が変化して寒さをもたらす自然の力を感じた・・。
 
2024-10-09ヘチマ(糸瓜)の花@東京・目黒区にて
10月10日(木)<今日は九品仏・浄真寺(世田谷区)のお墓から・・>
今日は九品仏・浄真寺(世田谷区)のお墓から改葬のため息子の遺骨をとりだす儀式をした。お坊様が墓前で骨壷を見ながら南無阿弥陀仏とお経を唱える。骨壷には平成21年4月2日に亡くなった日付と息子の名前が見えた。息子が逝って(平成21年=2009年)から15年も経過した。この間、月に一度以上墓参りをしているので180回以上この寺に来たことになる。父母の墓でもあるので父母へのお参りでもあったが、息子がいなければこれほどに来られなかっただろう。この墓は父母の長男から更にその長男(甥)が引き継いだので、私たちが他の場所に手に入れた墓に息子の遺骨を移す次第。明日、新しいお寺に納骨する予定で、今は我が家の居間に骨壷を置いてある。息子の骨壷を初めて目の前に置いてじっくりと見た。複雑な感慨がわいたのは勿論だが、遺骨は私のものとしても変わらない・・。
10月11日(金)<ようやく息子の改葬が完了・・>
ようやく息子の改葬が完了した。改葬とは「お墓に埋葬されている遺体・遺骨を別のお墓や合葬墓、納骨堂に移すこと」。改葬の手続きは法律で定められており、原則的には市町村の許可なく遺骨を墓地外に持ち出すことはできないので色々と手続きが必要だった。今回の場合は15年前に息子が急逝したため急遽父母の墓に埋葬してもらっていたが私たち夫婦が新たに決めた納骨堂に息子の遺骨を引き取るという趣旨であった。今日、新しいお寺の納骨堂で儀式を受けて、昨日預かった遺骨を納めた。実質的に何が変わるというものではないが、今回の諸々の手続きで感じたのはお墓のあり方。お墓が長男相続のスタイルで代々引き継がれる保証はどこにもない。時代に応じてまだまだ変わると思われる・・。
10月12日(土)<今朝の日本時間9時からNHKテレビでドジャース・・>
今朝の日本時間9時からNHKテレビでドジャース対パドレスの試合が生中継された。対戦成績2対2で今日が最終戦というこの戦いに、先発ピッチャーは、パドレスがダルビッシュ有投手、ドジャースが山本由伸投手という日本人選手同士の投げ合い。ドジャース・大谷翔平選手以外にも日本人の注目選手がそろった。私はこの歴史的とも言える試合を近所のスポーツジムでウオーキングマシーンの上を歩きながら付属のテレビで見続けた。大リーグの野球を生中継で見ながら運動をするのは正に今の時代であるからできると、独り感動しながら時間を過ごした。試合はドジャースが2対0でパドレスに勝利した。ドジャースは来週のリーグ優勝決定シリーズでメッツと対戦する。大谷翔平の活躍をまた来週も見ることができる。万歳!!・・気持ちの良い秋晴れの今日、近所の住宅街で見たノイバラとツルハナナスの写真を掲載する・・。
 
2024-10-12 ノイバラ(野茨)の果実   右はツルハナナス(蔓花茄子)
10月13日(日)<先日、外出の時にi-Phone(ケイタイ)を忘れて・・>
先日、外出の時にi-Phone(ケイタイ)を忘れてしまった。今更ながらケイタイは外出時の必需品であると思い知った。外出先から家に連絡できないとか、緊急時に電話を受けることができないとか、バスの時間が分からないなどは当然として、時間のある時にInstagramやTikTok、YouTubeなどを見ることもできない。少し前はi-Phoneを使ってKindleの本を読むとかホームページを見たりしたが最近は更に安易に何でも見る素材がある。改めて感じるのは現代は実に多くの情報源に親しんでいる。言うまでもなく、Instagram、TikTok、YouTubeなど猛烈に情報量が多い一方で、インチキ情報も多い。意図的なフェイクニュースと同レベルの偽情報、AIを活用した偽動画までニセ情報の混じった情報が流布される。今の時代は全ての情報の質を個々人が判定しなければならなくなっていることを承知の上で家でも外出先でもi-Phoneを楽しみたい・・。
10月14日(月)<今日もまた大リーグ野球の生中継・・>
今日もまた大リーグ野球の生中継テレビをスポーツジムで見た。ナショナルリーグの優勝決定シリーズの第一戦、ドジャース対メッツ戦でドジャースが9対0で快勝した。大谷翔平は2安打1打点でまずまずの成績。ジムのウオーキングマシーンに乗ってトレーニングをすると、いつもは20分、30分の時間が長く感じられるが生中継の試合を見ていると時間の経過を忘れる。それにしても大谷翔平がいるから大リーグを見る。大谷がいなければ、身体中に刺青だらけの選手など私の好みではないから見ないだろう。・・今日もまた最後に花の写真を掲載する。最近、花や植物の形態を見ると以前より”不思議感”が強くなり興味が尽きない。何故にこのような形状になったのか追求は不可能。自然の名の下に神が造ったにしても形状が多様すぎる。今日掲載した左の花は「タイワンツクバネウツギ(台湾衝羽根空木)」、別名「アベリア」。右の花は「ヘチマ(糸瓜)」。少し前にも掲載したが青空を背景にした姿をぜひ残したかったので写真を撮った・・。
 
2024-10-14 台湾つくばね空木@東京・目黒区  右は糸瓜の花
10月15日(火)<今日は1ヶ月ぶりに東京医療センター・・>
今日は1ヶ月ぶりに東京医療センター(目黒区)での定期検診の日。血液を採取してPSA(前立腺特異抗体)の値を分析・比較して前立腺癌の進行傾向がないかを確認するのはいつも通り。数値が前回(その前も)とほとんど変わらないので、当面はこれまで通りの薬を続けるという診断だった。・・東京医療センターの直ぐ隣に駒沢公園がある。毎回、東京医療センターには家から歩いて通うので、天気が良いと20~30分を歩く絶好のウオーキングの機会となる。今日は特別に気持ちの良い秋晴れとなったので、そのまま家に帰るのは勿体無いと、帰途に駒沢公園の奥の奥までゆっくりと散歩した。下に写真を掲載したが、いつもの駒沢公園ではない”駒沢風景”が撮れた・・。
 
2024-10-15駒沢公園散策
 
10月16日(水)<今日は新宿発の観光バスに乗って山梨県・・>
今日は新宿発の観光バスに乗って山梨県を丸一日巡る 旅行をした。目玉は笛吹市のぶどう園でシャインマスカットの食べ放題」を経験したこと。下に掲載したような葡萄の満杯に出来上がった房(ふさ)を自分で刈り取り、30分の時間内で好きなだけ食べても良いと言うもの。一房を妻と一緒に食べたが二人で二房で満腹になった。更に、甲州市・勝沼のハーブ庭園でハーブなどの試飲、出来立ての何種類もの勝沼ワインの試飲など。夜の8時頃に帰宅。少々くたびれたが、久しぶりに広々とした自然にも接してリフレッシュしたのは確かだ・・。
 
2024-10-16 シャインマスカット食べ放題 の葡萄棚 右はぶどう園の前から見た風景
10月17日(木)<今日から陶芸教室が主催する陶芸展・・>
今日から陶芸教室が主催する陶芸展が始まった。毎年同じであるが陶芸展の会場である自由が丘のギャラリー・大塚文庫自体が歴史的木造建築で独特の雰囲気がある。今回は私の出展は4点。「今日の作品」欄(上)に会場での展示写真を掲載した。毎回、陶芸展は陶芸仲間の完成品を目にすることができる貴重な機会である。同時に予想もしなかった人から”毎年貴方の作品を見るのを楽しみにしています”などと言われて刺激される。今日は展覧会がスタートしたところで陶芸仲間と一般客を相手に説明を繰り返したが、明日は親しい友人・知人が何人か訪れてくれる予定だ。作品を他人の目にさらすことが進化のベースであることを展覧会の度に痛感させられる・・。

10月18日(金)<陶芸展二日目の今日・・>
陶芸展二日目の今日は妻に大活躍してもらった。姉と弟(夫妻)、遠い親戚の知人、私の高校〜大学の同級生仲間、会社時代の友人など多くの人たちが展覧会に来てくれたが、妻は全員をよく知っていたので、私の作品説明以外に妻が話し相手となって接待してくれた。皆が展覧会のために時間をかけて会場まで来ていただいており、それぞれの満足感は分からないが、”来年もまた来よう”という気になってくれたことを祈るばかり。それにしても最近は人と会うチャンスは貴重になっている。この陶芸展が一年を通してただ一度の会う機会というケースもある。また、友人、知人だけでなく、名も知らぬ人から”毎年楽しみにしてます”と言われると、これだけで、来年の展覧会に向けて新たな陶芸作品に挑戦しようという気になる・・。
10月19日(土)<今開催中の陶芸展の作品に並べて・・>
今開催中の陶芸展の作品に並べて私の「陶芸作品写真集」を置いている。”ご自由にご覧ください”と書いて自由に閲覧できるようにいているので大勢の人が見ていただける。このホームページの陶芸欄にも2002年以降の作品を掲載しているが、これの写真集版だ。自分で言うのもおかしいが、10年〜20年前の陶芸作品を今見ると雑念がなく思い切りよく好きな表現をしていて気持ちが良い。作品作りの場合、年数、年功などと作品の質とは一切関係がない。自分の今の制作意欲は昔より劣っているのは認めざるを得ない。「初心に還る」と言う言葉があるが、今の心境も自分に”初心に還れ”と言いたい。このようなことを考えさせてくれるのも陶芸展の成果だろう・・。下には展覧会場から西側・多摩川方面を見た風景の写真を掲載した・・。

2024-10-19陶芸展会場(大塚文庫2F)から見た風景
10月20日(日)<今日は昼前に千葉から友人夫妻が陶芸展・・>
今日は昼前に千葉から友人夫妻が陶芸展に来てくれたので昼食を一緒にした。考えてみるとこの友人と出会ったのは高校生の頃、60数年前になる。私が地方の中学を卒業して東京の高校生として生活を始めて最初に親しくなったのが彼だった。二人で奈良に旅行して古いお寺巡りをしたことは今でも忘れられない。大学の専門は異なったけれども、リタイアした後夫婦で一緒に旅行したりする機会が増えた。陶芸展ではこのような縁のある友人と会えるのも嬉しい。今日が陶芸展の最終日。午後4時45分、展覧会場閉鎖の直前に会場から多摩川方面に日が沈む風景を写真に撮った(下に掲載)。この写真の15分後、5時に陶芸展は無事終了した・・。

2024-10-20 pm4:45陶芸展会場(大塚文庫2F)から見た夕日
10月21日(月)<今日は久しぶりにテニス・・>
今日は久しぶりにテニスに行った。先週は陶芸展が開催されてテニスの余裕のない一週間だったので、体調に気をつけながらも思う存分身体を動かした。今日の東京は最低気温11.5℃、最高気温19〜20℃と急に冬の訪れを思わせる気候だったのでテニスをやるには絶好の条件だった。これから以後、どれだけテニスが続けられるか分からないが、今現在、こうしてテニスを楽しめるのは本当にラッキーと思うこの頃だ・・。昨日の東京は早朝に猛烈な強風が吹き、そのため都心の遠景が滅多にないほどクリアに見えたので写真を撮った。1日前の写真であるが、ここに掲載しておく・・。
昨日早朝の風景
10月22日(火)<このところ「貧乏ゆすり」を毎日・・>
このところ「貧乏ゆすり」を毎日試みている。貧乏ゆすりの語源は「着るものも食べるものもままならない貧乏な人が、寒さや飢えからブルブルと小刻みに震えている様子から命名された」とあるが、最近は「血行をよくするための生理現象の一種」ともとらえたれている。運動効果としても注目されて「健康ゆすり」として積極的に貧乏ゆすりをすることが推奨されている。私の場合、外側にイボイボがついた半球を二個床に置いて、その上に左右の足の指の部分を乗せて「ゆする」。これが足裏の指のマッサージを兼ねて膝全体の刺激にもなり非常に気持ちが良い。何がどう変わったという即効性は感じられないにしても体調が良いのでしばらく続けてみるつもりだ・・。今日は家の近所で見つけた「ハイビスカス」の花の写真を下に掲載する。ハイビスカスはハワイ州の花として有名だが、花の名前を調べると日本名で「ブッソウゲ(仏桑華)」と出ることもある。厳密な違いはよく分からない・・。
ハイビスカス@東京・目黒区にて
10月23日(水)<柿が目につく時節・・>
柿が目につく時節となった。隣の家の住人から”家の柿”ですとわざわざ 柿を届けてくれた。我が家には柿の木はないが柿は気軽にいただけるのでうれしい。近所(目黒区)の住宅街を歩いているときに沢山の柿がなった木を見つけたので写真を撮った(下)。「柿の俳句」といえば、一番に思いつくのは、「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」(正岡子規)。何となくの意味しか分からないが余りに有名で、法隆寺の境内には子規の筆跡による句碑まであるそうだ。子規の句にはこんなものもある:「柿落ちて犬吠ゆる奈良の横町かな」。後年、こんなパロデイもできた:「柿食えば遥か遠くの子規思う(小林凛)」。柿の俳句は極めて多いが、もう一句書いてみよう:「仏壇に一つの柿のあかるさ置く(沙羅)」・・。
2024-10-23目黒区の住宅街にて
10月24日(木)<最近は都内で「トンボ」を見なくなった・・>
最近は都内で「トンボ」を見なくなった。一昔前には色々なところでトンボが見られた。私は神宮外苑のテニス場で秋になるとコート上に赤蜻蛉が行き交い、追い払うのが大変だったことを思い出す。今ではテニス場でトンボを目にすることはない。今日は家の近くの住宅街(東京・目黒区)でブラシの木の花に留まったアゲハ蝶を見たので写真を撮った(下に掲載)。蝶々を見る機会も少なくなった。東京の子供達は昆虫採集もできないだろう。その代わりでもないだろうが、このところ家の近所ではカラスが多すぎる。今日のような「燃えるゴミ」の収集日にはこちらでゴミを出す時にもう一枚大型のゴミ袋を用意してカラスが食い散らした生ゴミを拾い集めるのが習慣となっている。カラス防止のネット(網)を持ち上げて中のゴミ袋を破るほどにカラスも賢い・・。
2024-10-24東京・目黒区の住宅街にて
10月25日(金)<自由が丘駅に近い歯医者さん・・>
自由が丘駅に近い歯医者さんにいったが、時間が早すぎたので自由が丘駅前の広場で時間を過ごした。東横線、大井町線の駅である自由が丘駅前広場は今、再開発の真っ最中。何年か先には電車の線路も立体交差させるなど更に大改造の予定と聞く。自由が丘駅前広場に自由が丘の歴史を記した石碑があったので一部を写してみよう。「昭和の初め。この地には田畑がのどかに広がっていました。昭和2年、当時の衾(ふすま)西部耕地整理組合長の栗山久次郎氏が街の発展のためにと五島慶太氏と交渉を重ね、この地に駅を誘致することに成功しました。当時は「九品仏」という駅でしたが、昭和4年には大井町線も通り、駅の名称も「自由が丘」と改名し場所も現在の位置に移されました・・」。当時の進歩的文化人が付けた「自由が丘」の名はその後周辺の町名まで自由が丘に変えてしまった話は有名だ。東京中、至る所で再開発が進む。私の考えは再開発は当然。歴史がある姿も短い一瞬の姿に過ぎない。数年後にはどんな自由が丘駅前の姿が見られるだろうか・・。

2024-10-25再開発中の自由が丘駅前広場
10月26日(土)<ワールドシリーズ・ドジャース対ヤンキースの1回戦・・>
ワールドシリーズ・ドジャース対ヤンキースの1回戦をテレビの生中継で見た。ロサンゼルスで行われた試合は日本時間で朝の8時030分頃から生中継された。10時前には近所のスポーツジムに行き、ウオーキングマシーンの上で歩きながら付属のテレビで生中継の試合を見続けた。11時過ぎには家に帰って、また居間のテレビで中継を見た。大谷翔平は8回に二塁打を放ち、自ら2対2の同点となるホームを踏んだのが大きい。9回裏まで2対2で決着がつかず延長戦。10回表にヤンキースが1点を入れてリードされるもドジャースは10回裏に2死満塁で打席に入ったフリーマンが満塁ホームラン。ドジャースは6対3の劇的な逆転勝利を収めた。大谷翔平がいなければワールドシリーズを見ることもなかっただろうが、このような劇的な幕切れとなる試合を見ることができて幸いであった・・。ジムからの帰り道に見つけた「糸瓜(ヘチマ)」の写真を下に掲載する。
2024-10-26ヘチマ@目黒区・栗山農園にて
10月27日(日)<ドジャースがワールドシリーズ第二戦でヤンキースを破り・・>
ドジャースがワールドシリーズ第二戦でヤンキースを破り、二連勝した。今日もまた現地からのテレビ生中継で試合を見た。アメリカでの試合を生中継で見ることができるとは便利な時代になったものだ。今日の試合はドジャースの大谷翔平でなく、ピッチャー山本由伸の活躍が目覚ましかった。山本由伸は1回から7回途中まで1失点の快投を見せ勝利投手となった。結果は4-2。ロスアンジェルスでの1、2戦をドジャースが連勝して、次は明後日からヤンキースの地元ニューヨーク・ヤンキースタジアムでの3連戦となる。・・どういう訳か、私は松井秀喜がヤンキースに在籍していた頃、ヤンキースタジアムで野球の試合を見た思い出がある。アメリカで見た唯一の大リーグの試合で、今でも忘れられない・・。
10月28日(月)<今日も朝から小雨・・>
今日も朝から小雨が降り続き、テニス行きは諦めた。先週の金曜日もほとんど同じような雨でテニスには行けず、2回続けてお休み。その代わり、近所のスポーツジムに行った。ジムは10時から始まるところ開門と同時に入る。数十台のトレーニングマシーンがあるが、朝の一番であるのでどれでも使用することができるが、自分なりに使う順序が決まっている。最初は両腕の筋トレマシーン。テニスができなかった時にはこの腕の筋トレをいつも以上に時間をかける。合計で約50分間ほどトレーニングをするが、最後はウオーキングマシーンで20分間歩く。今日も帰りの時間には雨は止んでいた。帰り道に椿の花の写真を撮った(下に掲載)。こんな面白い俳句があった:「白椿咲いていて僕寝ていたり (五島高資)」・・。
2024-10-28 椿@目黒区の住宅街にて
10月29日(火)<今日は東京医療センター・・>
今日は東京医療センター(東京・目黒区)での定期検診の日。9時過ぎに口腔外科で検診を受けた後、精算を済ませて、薬局で薬を受け取ってもまだ時間に余裕があった。そこで医療センターの隣の駒沢公園を回ってみた。これまで駒沢公園を何度も訪れているが広大な公園なので園内をゆっくりと歩いて回ると、新鮮さを感じる場所がいくつも出てくる。今日はそのような写真を何枚か撮り、その中で「自由広場」と「ヒマラヤ杉」を 下に掲載した。広い園内にはいくつもの広場やスペースがあるが「自由広場」もその中の一つ。また、駒沢公園には欅(けやき)の大樹が沢山あるが、写真のような「ヒマラヤ杉」の大樹もある。・・昼前に自宅に帰りつき、テレビをつけるとまだワールドシリーズ・ドジャース対ヤンキース第三戦(@ニューヨークのヤンキースタジアム)の試合の真っ最中だった(生中継)。大谷翔平は前回の試合で負傷したが今日は出場できた。大谷は残念ながらノーヒットだったが試合は4-2で勝利。ドジャースはワールドシリーズで三連勝となった・・。勝負はこれからだと思おう・・。
 
2024-10-29 駒沢公園内の自由広場     公園内のヒマラヤ杉
10月30日(水)<明日、10月31日はハロウィン・・>
明日、10月31日はハロウィン。スポーツジムのロビーに数日前からハロウィンの飾りがある。最近は色々な場所でハロウィンの飾りを見るが、改めて考えてみると「ハロウィン」とは何かよく知らない。そこで少し調べてみた。キリスト教では11月1日は「諸聖人の日」という祝日(全ての聖人を記念する日)で10月31日は「諸聖人の日の前夜祭」。「All Hallows Day(諸聖人の日)」の前夜「All Hallo's Evening」からHalloweenとなった。起源は2000年以上昔の古代ケルト人が1年の終わりである10月31日に収穫物を集めて行う盛大なお祭りで、日本のお盆と同じで、この日ご先祖様が現世に戻ってくるとされた。ご先祖様と一緒に悪霊なども来るので、仮面で仮装したり魔除けをして身を守ろうとしたのが諸々の飾りの始まりという。現在はキリスト教ではハロウィンは正式な祝祭ではないが、アメリカでは多くに人に受け入れられているそうだ。それにしても日本の渋谷で大騒ぎするお祭りでもないだろう・・。<下にジムのハロウィンの飾りを掲載>
2024-10-30
10月31日(木)<MLBワールドシリーズ第5戦・・>
MLBワールドシリーズ第5戦でロスアンゼルス・ドジャースがニューヨーク・ヤンキースに7-6で勝利して世界一に輝いた(対戦成績4−1)。5点差を大逆転して悲願のワールドシリーズ制覇だ。今日の最終戦ではドジャース・大谷翔平の目覚ましい活躍はみられなかったが、やはり存在感は大きかった。・・今日は二ヶ所の墓参りの他、外出ばかりしていたので野球の試合の進行状況は車の中でケイタイ(i-Phone)で調べていた。最近、息子の墓を改葬して四谷(新宿区)のお寺の室内納骨堂へ骨壷を移した(10月11日コラム=ここ=参照)ので今日ははじめに四谷のお寺に行った。以前やっていた普通の屋外の墓参りと室内の納骨堂での墓参りでは随分様相が違った。都心である四谷のお寺では屋外のお墓も下の写真のように高層ビルから見下ろされる独特の雰囲気になる。お墓の形態も時代と共にどんどん変わっていくことは間違いない・・。
 
2024-10-31左=屋外のお墓  右=室内共同納骨堂の位牌

これまでの「今日のコラム」(総括版)に戻る


 Menu + Picture + Ceramics+ Gallery + Corgi + Special + Links