「今日のコラム」(2022年 7月分)


7月1日(金) <今日から7月・・・>
今日から7月。6月末からの猛暑続きで”まだ7月の始まり?”と言いたくなる。東京の最高気温は37℃となり、今日で7日間、連続の猛暑日となった。暑さの愚痴ばかり言ってもしようがないので、何か新しいものを探す・・。絵画とか陶芸で新作を紹介できれば良いが、このところネタがない。そこで自分で関わった目の前のものを適宜拾い出してみた。一つは、4月の陶芸作品として紹介した「新噴水容器」(=ここ=参照)の横に描いた三つの四角にイタズラをした。三つの四角の中央にLEDテープの照明部を切り取って貼り付けたもの(下に写真)。自分ではこれを恒久的な文様にしようと気に入っている。もう一つは毎日風呂上がりに飲む梅酒を入れた瓶(下の写真右)。瓶の内部が三層になっているので飲んだ梅酒の量によって毎回違う様相を見せるのが面白い。こんな瓶があるから、このところ毎夜、少々飲み過ぎる・・。
 
2022-07-01 陶芸・噴水容器のサイド文様      梅酒を入れた瓶
7月2日(土) <今日は午後に猛暑の中、陶芸教室・・・>
今日は午後に猛暑の中、陶芸教室(自由が丘)まで歩いていき釉薬をかける作業をした。東京都心の最高気温は今日も35℃を越し、8日連続の猛暑日となったが部屋にこもっている訳にはいかない。陶芸教室に朝電話したところ「球体オブジェ」の素焼が完了していることが分かり急遽午後の予約をしたものだ。ずいぶん時間が経っているが、6月6日のコラムにも書いた「球体オブジェ」(粘土の写真=ここ)の素焼がようやく終わったもので、この作品は最大限の気合を入れて作成した経緯がある。今日の釉薬掛けは思うより手間がかかり3時間いっときも休むことなく集中して作業をした。タイミングよく、早速に今日の夕方、本焼成の窯に入れてくれることになった。来週には本焼きが完了する。家に帰った時には心地よい疲労感。ただし、今日に限って、前屈みで釉薬の細筆を使って細かい作業をする連続であったので、このところ毎日リハビリで矯正している背骨が悪化した感じ。パソコン仕事も同じだろうが、作業、仕事の際の姿勢は不自然なことが多い。要は間で休息を入れて背筋を伸ばすことか。言うだけはたやすい・・。
7月3日(日) <今日は朝の8時30分にオーケー新用賀店・・・>
今日は朝の8時30分にオーケー新用賀店(デイスカウントスーパーマーケット)の駐車場に車を置いた。この時間に駐車場はほとんど満員。妻がしばらく買い物をしていないと張り切って歩き回り、最後は段ボール4箱に買ったものを入れて車に積み込んだ。帰途、そのまま九品仏浄真寺(東京・世田谷区)に墓参に行った。昨日が息子の月命日であった。今日は昨日までの猛暑日の暑さと比べると幾分楽で墓の掃除も丁寧に終えた。帰宅してもまだ昼前。スタートの早い日曜日には余裕がある・・。
 
2022-07-03九品仏浄真寺境内にて    右は中品阿弥陀如来像@中品堂
7月4日(月) <九州に接近中の台風4号の影響・・・>
九州に接近中の台風4号の影響で関東地区にも雲が流れてきたようだ。東京で久しぶりに最高気温が30℃を下回った今日であるが、これまでの猛暑続きの生活パターンは崩せない。外出するよりも冷房の効いた室内でパソコン仕事や陶芸のデザイン作業をやる。どうしてだか自分でも分からないが、最近、床の中で陶芸のアイデイアが浮かんで起床すると直ぐにメモをすることが続いた。後で考えても面白いアイデイアであったりする。AppleWatchの睡眠分析では相変わらず”深い睡眠”が十分でない。床の中で余計なことを考えているからと言われそうだが、自分では就寝時に陶芸のことなど全く考えていない。睡眠中の脳の働きは不思議なものだ。・・今日の午後には久々にジムに行ってトレーニングをした。家の中にある機器を使って運動するよりも間違いなくジムのトレーニング機器の方が優れており効果がある。今のところは左の肩とか背骨の違和感をなくすリハビリを最優先としているが、もっとジムを活用するのが理想。できればコンスタントに通って”筋トレ”に励むようにしたい・・。
7月5日(火) <久しぶりに朝一番でテニス・・・>
久しぶりに朝一番でテニスに行った。仲間からテニスを誘われていたが、天気予報では雨模様で先ず無理と断っていたが、今朝6時前に起床して外を見ると薄日も出ており、午前中は雨はないと判断して7時20分には家を出た次第。プレーを始めた当初は陽射しがあり、体感温度は猛暑並であったが、徐々に雲が増えて11時過ぎまで存分にテニスを楽しむことができた。一緒にプレーをした仲間は先週の猛暑日にもテニスをしたという。私はさすがに熱中症を警戒して先週は休んだというのに・・。こんな仲間がいるから体力が引き上げられる。・・今日の写真としてテニス場の脇と家の近所で撮影した「木槿(むくげ)」の写真を下に掲載する。「ムクゲ」は韓国の国花としても知られる。日本では華道の初期には「禁花」とされたが、茶道では花のはかなさが一期一会の茶道の精神に合致するとして”夏の茶花”となっているという。俳句では「ムクゲ」は秋の季語。「それがしも その日暮らしぞ 花木槿」(小林一茶)・・。
2022-07-05 ムクゲ
7月6日(水) <表紙に「球体内臓・球体オブジェ」(陶芸作品)を掲載・・・>
表紙に「球体内臓・球体オブジェ」(陶芸作品)を掲載する。丁度、1ヶ月前の6月6日に粘土でこの作品を制作中の写真を陶芸コーナーに掲載している(=ここ)。この時のコラムにも書いているように、球体の内部に球体を内臓するという、これまで見たことのない構造に挑戦した作品。内部の球体と外部の球体が同時に1200℃を越す高温にさらされて釉薬が溶融するので焼成時に内外の球体が接触しないように工夫しなければならないとか、通常の陶芸にはない配慮も必要だった。今日掲載した写真はまだ最終的に完成したものではない。内部の球体を浮かすやり方(今針金が見える)や内部の球体を上絵で最終的な色(金色など)にするなどまだやりたい事は残っている。それにしても写真では内部の球体が上手く表現できない。内部をいかに見せるかもこれからの課題だ・・。

7月7日(木) <7月7日は七夕(たなばた)・・・>
7月7日は七夕(たなばた)。残念ながら個人的にはどこの七夕祭りも今は全く無縁。「七夕の 一粒の雨 ふりにけり」山口青邨)。俳句では七夕は旧暦で秋の季語という。今日の明け方は曇り空で一粒の雨程度だったので熱中症の心配はないだろうと、朝食後すぐにテニスに出かけた。午前中は陽射しもなく、気温も比較的低くテニスを満喫できた。そういえば昨日の夕方には台風から変化した熱帯低気圧の影響で東から西へ大きな雲が流れて、都心の風景が独特であった。昨日であるが写真を撮ったので下に掲載する。今日はテニスの時に厚い雲を背景にした神宮外苑の銀杏並木の写真を撮った。これも下に掲載する。体調が完璧でないにしても、このような環境でテニスが続けられるのは本当に”感謝”である・・。

2022-07-07@神宮外苑
7月8日(金) <今日は妻と電気自動車・テスラに乗って川崎大師・・・>
今日は妻と電気自動車・テスラに乗って川崎大師に行き、自動車安全祈願・車のお祓いをお願いした。川崎大師には10数年以上前か、正月の初詣に行ったことがあるが、当時大勢の人が押し合いへし合いしながら参拝する状況で誰かが転倒すると将棋倒れになりそうで怖かった思い出がある。今日は混雑していない川崎大師を初体験した。川崎大師と言っても非常に広い。「自動車交通安全祈祷殿」という駐車場付きの広大な車専用のお祓い場所は川崎大師本殿のある場所から約1.2km離れた場所にある。この場所に着いた時には我が家の車一台だけであったが、11時にお祓いをする時には車は3台になった。車のお祓いの後、川崎大師大本殿にも参拝。境内には本殿以外に20を超える建築があり、伝統ある大寺院の風格を堪能できた。正月の初詣以外のお寺めぐりを他でも考えたい・・。
 
2022-07-08 川崎大師・ 自動車交通安全祈祷殿(自動車は我が家の車) 右は川崎大師大本殿
7月9日(土) <今日は午前中に陶芸の釉薬掛け、午後は音楽会・・・>
今日は午前中に陶芸の釉薬掛け、午後は音楽会。共に、自由が丘にある教室と会場で、我が家から歩いて行ける距離の地元での催しだった。陶芸教室へは歩いて行ったが、音楽会は妻と一緒なのでバスを使った。音楽会は本当に久しぶり。40人ほどが定員の小さな会場で、バイオリン、ピアノ、歌の三人の独奏と合奏だった。演奏曲目は初めてのものばかり。フランスの作曲家、セヴラックの曲が多かった。セヴラックはドビュッシーと同時代の作曲家(生誕150年とか)で画家のピカソとも交流があったという。その他、やはり同時代のフランスの作曲家、セルヴァ、そして、カントループと知らない作曲家、曲目が続いた。それでも久々の生の音楽は脳に刺激を与えてくれる。聴き慣れた曲であると演奏に先入観ができているけれども、初めて聴く曲は素直にその演奏に浸ることができる。まだ、マスクをしての音楽会であるが、そろそろマスクを外して音楽を聴くようにもなりたい・・。
7月10日(日) <今日、日曜日の早朝(〜5時50分)のNHKテレビ・・・>
今日、日曜日の早朝(〜5時50分)のNHKテレビ「桂文珍の園芸図鑑」でゲストが評論家・樋口恵子という珍しい出演者なので、思わず見入ってしまった。対談ゲストの樋口恵子さんは90歳を迎えても、なお評論活動や講演会を続けているという。腰は少々曲がっているが頭の回転は早く喋り方にも淀みがない。年齢相応に身体の不具合を含めて色々と苦労を重ねてこられているが、自分よりもっと大変な人がいると暗さがない。卒寿(88歳)の時に詠んだ詩が紹介されていた:「卒寿でも? 我もなりたや ビスケット(微助っ人)」。少しでも人を助ける「微助っ人=ビスケット菓子の洒落」運動が日本各地であることをこの時に知った。樋口恵子さんが最近書いた本のタイトル:「老〜い、どん! あなたにもヨタヘロ期がやってくる」、「老〜い、ドン! どっこい生きてる90歳」。独特のカボチャの絵などで知られる画家の草間彌生さんは93歳でなお現役でいる。自分の年齢を本で強調すれば、即それは過去の話となる。現実は絶え間なく延長されている命が見える・・。
7月11日(月) <今日11日は義兄の月命日・・・>
今日11日は義兄の月命日。いつもは妻と一緒に義兄の墓参りをするが、今日は私一人で出かけた。バス・電車を乗り継いで山手線の日暮里駅まで行き、お墓のある瑞輪寺まで歩くのだが、駅からお寺までは10数分かかる。途中にお寺も多いのでそれぞれのお寺の境内などを見学をしながら行くこともあるが、今日のような暑さの中では一目散に瑞輪寺に向かう。お寺に着くと立派な本堂が正面で迎えてくれるし、日蓮聖人の銅像が見守ってくれている。暑さに負けずお墓周りを徹底的に掃除した後、お花、お線香でお参り。・・一人でも来ることができてよかった・・。帰りは、日暮里駅まで、別ルートで谷中霊園の中を通った。谷中霊園には徳川慶喜の墓があるが、今日はそこには寄らず最短コースで霊園を通り抜けた。春の時節にはこの谷中霊園の桜が素晴らしいことを思い出したが、今は真夏の景色・・。
 
2022-07-11 瑞輪寺本堂(台東区谷中)  西光寺のお地蔵さん
 
谷中霊園から見た東京スカイツリー     谷中霊園にて
7月12日(火) <今日は月に一度の病院での検診・・・>
今日は月に一度の病院での検診の日。東京医療センター(東京・目黒区)まで片道20分余を歩いて往復するのはいつもの通り。採血、(採血の結果から)診断、注射なども毎月同じやり方。今回はPSA数値が初めて10を若干オーバーしたが、診断では従来通りの対応で問題なしとされた。東京医療センターまで往復する時は目黒区の住宅街を通るので、珍しい庭の植木や草花に出会う楽しみがある。今日も名を知らぬ花に会って写真を撮ったので下に掲載する。・・午後のテレビで先日凶弾に倒れた安倍晋三元首相の告別式(@増上寺)が放映されていた<合掌>。41歳の犯人は政治信念も何もない人間で母親が統一教会に多額の献金をして破産したことなどで、団体への強い恨みを持ち、さらに間違えた思い込みから安倍さんに被害が波及した不思議な事件であるようだ。そんな人間がネットの情報から手作りで強力な武器を作ることができるという深刻な問題が浮上してきた。インターネットは極めて便利な道具であることは確かだが、誰がどのようにコントロールするのか、まだまだ未完成に思える・・。

2022-07-12 目黒区の住宅街で見た花・左=ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)、右=ルリタマアザミ
7月13日(水) <朝から本格的な雨・・・>
朝から本格的な雨が降り続く。今日は先日代官山の陶芸教室から持ち帰った陶芸作品を掲載してみよう(表紙に写真掲載)。「多重板容器」と名付けたが、この作品には色々と負い目がある。深い検討もせずに衝動的に制作を開始。7枚の板を重ねて中央に共通の穴を開けて容器となるようにして、更に一番上にもう一枚取り外しができる板を加えた。それぞれの板は本のように背表紙部があるところまで一気に作り上げたのはいいが、素焼に出した後、制作したことも忘れてしまった。他の作業をしているときに、素焼ができてますと言われても何か思い出せなかった。姿を見て初めて多重板を思い出して必死に釉掛けをした経緯がある。一枚一枚は単純な板であっても重ねて一加工すると容器にもなるという主張をしたユニークな作品ができたが、実用的にどのような使い方をするかが問題。上に蓋をして、”台”として使用するか・・。
 多重板容器<上に蓋をした状態>
7月14日(木) <木曜日はテニスに行くことにしているが・・・>
木曜日はテニスに行くことにしているが今日は迷った末にやめた。朝6時頃起床して外を見ると雨が止んだところで道路には水溜まりがある。天気予報では午前中雨の確率が50%。しかも1mm程度の小雨であるから、テニスに行けば大抵は仲間が来ていると思われたが、体調も考えて休みとした。・・テニスの代わりに家でやることは多いが、今日は作業の割に成果が見せられない内容ばかり。掃除や片付け、整理、パソコン仕事なども成果がどうというものではないが、今日は陶芸の完成品に手を加えようとして余計な、いわば失敗の作業に時間をとってしまった。午後は本降りになってきた雨の中、家の近くのジムに行って身体を動かした。ジムではマスクはもちろん必須。運動器具を使った後は、用意された道具を使って必ず自分で消毒をする。新型コロナの新規感染者がまたまた増加を始めて、”第七派”に入っているという。誰もがもういい加減にコロナが収束するのを期待しているのに・・。
7月15日(金) <今日も雨・・・>
今日も雨。この数日、梅雨のような雨が続く。東京でも今年はいつになく早く6月27日に梅雨明け宣言が出されたというのによく雨が降る。まあ、猛暑ではないので救われている。・・今は雨の日に限らず、毎日パソコンに向かう。パソコンでのメールで煩わしい作業の一つが迷惑メールの削除。今、メールアドレスを三つ持っているが、一番始末の悪いのは私の名前(英文字)で送られてくるインチキメールで、”貴様のメールを乗っ取った、他の人に迷惑を掛けたくなければ金をよこせ”の趣旨を英文で送ってくる。このアドレスを発行しているサイトにアドレスを変えるべきか相談したが、無視するに限るとのアドバイスだったので、それ以来無視し続けたけれども、相手も何年間もワンパターンに送り続けてきた。最近は頻度は減ったのでそろそろ諦めるだろうか。迷惑メール扱いにするのは、これを含めて多い時には30~40通/dayに達する。・・迷惑メールではないが今日は妙なメールがメールのサーバーから届いた。お客様(当方のこと)のメールボックスが上限に達したので、”メールを削除して容量を空けない限り、送られてきたメールは送信者に戻り、受信されません”とある。もちろん、こちらのローカル受信箱にはごく一部の直近のメールしか入っていないが、一度も見たことのないメールサーバーにはこれまでのメールが全て残っているということらしい。こちらとしてはサーバーの受信箱に残っている昔のメールなど全て不要であるのに、消去するのは当方で行えという。20年も前に定めたサーバーに入るための名前やパスワードを調べて、サーバーにあるデーターを全て削除したつもりだが、果たしてどうなるか・・。このサーバーとは近々お別れをするかも知れない・・。
7月16日(土) <表紙に陶芸作品「多重板容器C」の新しい写真・・・>
表紙に陶芸作品「多重板容器C」の新しい写真を掲載した。この作品は写真で表現するのが難しい。以前掲載していた写真は容器と蓋の構造を示したが、全体的なイメージが伝わらないように思えた。この多重板は視線の位置でもずいぶん印象が変わる。今回は容器を無視して外観だけにこだわった。この多重板はこれからどう使うか。使い方を考える楽しみがある・・。これまで制作した陶芸作品では小さな一輪挿しが数多い。最近、利用せずに置いてある以前制作した一輪挿しを使って、妻がベランダ花壇の花を頻繁に活けてくれるようになった。ベランダ花壇の花はそれなりに健気に咲いてくれて美しいが、やがて散る。室内の一輪挿しでも同じように花の命は短いが、目の前で存分に鑑賞することができる。私にとっては更に”昔、こんな一輪挿しをつくったなぁ”と花器を作った時の思い出までよみがえるので嬉しい限りだ・・。
 2022-07-16使用中の一輪挿し
7月17日(日) <陶芸で「球体内蔵・球体オブジェ」・・・>
陶芸で「球体内蔵・球体オブジェ」の焼成が完了した作品(7/6コラム=ここ=に掲載)を家に持ち帰り最終完成を目指して手を加えていたものが一応完成したので、下に写真を掲載する。”手を加える”段階で失敗続きで、悪戦苦闘の末に仕上げたもの。まだこの先、手を加えたいところもあるので、”一応”の完成とした。焼成をする時に、内部の球体と外部の球体が接触しないように保持することによって出来上がったものであるが、今度は内部の球体に金色と白色のドットを追加した。そして、内部の球体を外部球体のほぼ中間位置に浮いて見えるように針金糸で吊るした。上絵として外面の一部には白で化粧したところもある。やった作業としてはそれだけ。オブジェとしては自分で思うようにすれば良いと思いながら、どこまでで最終完成品とするか悩む。完成品は表紙のメインに写真を掲載したいが・・。
 
2022-07-17球体内蔵・球体オブジェ<内部に球体が浮いている>
7月18日(月) <バルト三国の深刻な事情・・・>
バルト三国の深刻な事情がテレビで放映されていた。バルト海に面したエストニア、ラトビア、リトアニア三国は旧ソ連時代にスターリンによって一方的にソ連に併合されて、第二次世界大戦後もソ連の傘下に置かれた。1991年ソ連崩壊に合わせてそれぞれ独立したが、現在のロシア(プーチン)のウクライナ侵略を目の当たりにすると他人事でなく恐怖を覚えるのは良く分かる。私がこんな話題を取り上げるのはエストニアに特別の親しみがあるからだ。現役で仕事をしていた50年も前の話であるが、技術提携をしているアメリカの会社を訪れた際、一番丁寧に対応してくれたエンジニアがエストニアからの亡命者だった。そのエンジニアは自宅にも招いてくれて色々と話を聞くことができたが、そのころのソ連を徹底的に嫌っていた。ヨーロッパの各国を飛行機で回るような時に一時的にしてもモスクワ空港に着陸する飛行機には絶対に乗らないと言っていたことを思い出す。後にエストニアという国は教育レベルが世界的にも高く、特に技術力が優れていることを知った。生まれた国で生きていくことができずやむを得ず他の国で生きている人は世界に数知れずいる。・・今日は作品としてではなく今日の眺めとして下に写真を掲載した。
2022-07-18今日の眺め
7月19日(火) <今、近江琵琶湖のそばの宿・・・>
今、近江琵琶湖のそばの宿にいる。今朝早く東京を出て新幹線で米原。そしてレンタカーを借りて雨の中を長浜や旧中山道の醒井(さめがい)宿などを訪れた後、草津の琵琶湖畔までやってきた。妻の姉夫婦と一緒の旅行だ。今はいつもの就寝時刻を大幅に過ぎている。とりあえず、写真を掲載する・・。
 
2022-07-10 大通寺参道(長浜市)    大通寺本堂
 
旧中山道醒井宿地蔵川<清水で知られる> 醒井宿の神社
7月20日(水) <今日は、草津の宿から、佐川美術館・・・>
今日は、草津の宿から、佐川美術館(守山市)〜水生植物園水の森(草津市)〜近江八幡宮(近江八幡市)など琵琶湖の東岸部をレンタカーで巡った後、夕刻、電車で京都まで来た。佐川美術館も水生植物園も想像以上に充実しており感動した。今日も、写真だけを掲載させていただく・・。
 
2022-07-20 佐川美術館外観       水生植物園にて
 
近江八幡宮               琵琶湖風景         
7月21日(木) <今日は久ぶりの京都・・・>
今日は久ぶりの京都。どこにいくか義姉夫婦と話し合った末に、先ず平等院(京都府宇治市)を訪れた。平等院には以前何度か来たことがあるが、来る度に新しい発見があるのが世界文化遺産の貫禄でもあろう。雲中供養菩薩像(国宝26駆)を直近で見ることができるなど、以前はなかった展示物も増えていた。その後、京都に戻り、二条城を見学した。二条城は初めての訪問。徳川慶喜が大政奉還を行った部屋など、有名どころとも親しんだ。今日、訪れた箇所は少ないが、京都駅周辺を含めて京都の雰囲気は十分に堪能した・・。
 
2022-07-21平等院<10円模様の典型写真>  右は手前にハスの花
 
二条城・唐門              二条城・二の丸庭園
7月22日(金) <今日も一日京都を観光・・・>
今日も一日京都を観光して、先ほど夕刻に東京の家に帰り着いた。京都の宿が京都御所の 前であったので、今朝は朝食前に一人で30分間余私一人で京都御所の中を散策したが、後は、義姉夫妻と私たち夫婦の四人一緒の行動。世界遺産に登録されている東寺と西本願寺の観光がメインで、他に錦市場や細見美術館なども訪れた。全般にはやはり新型コロナ感染の増大( 第七波)の影響もあり、観光客は随分少なく見えた。観光をしながら、何か一部でひけめをも感じる旅行でもあった。とにかくも無事に帰京できたことを感謝・・。
 
2022-07-22 東寺山門<屋根の上と案内板脇に鷺がいたので驚いた!> 右は東寺の五重塔
 
西本願寺・御影堂門           西本願寺・阿弥陀堂
7月23日(土) <旅行から帰ってきて冷房の効いた部屋・・・>
旅行から帰ってきて冷房の効いた部屋でのんびりと過ごしていると、これはこれで天国にいるような気分。観光旅行は昔から存在するものを初めて目にする喜びがあるが、その場、その時にしかない偶然の姿に接すると感動が倍加される。一つは空模様。太陽の日差し、雲と青空のバランスで建造物の印象は大きく変わる。更に、人と動植物との出会いでも印象が左右される。昨日のコラムでも触れたが、東寺の山門でサギに出会えて本当に嬉しかった。初めは置物と思ったほど、目前にサギがいた。次回訪れてもサギに出会えるか分からない。昨日撮影したものであるが、今日はそのサギの写真を下に掲載した。このような思い出に浸っているのが天国なのかも知れない・・。
昨日、東寺山門(京都)で出会ったサギ
7月24日(日) <今日は午後、妻と一緒に音楽会・・・>
今日は午後、妻と一緒に音楽会に行った。音楽会といっても代官山・ヒルサイドテラスの一角にある地下の会場で観客100人足らずの小音楽会。7月9日に自由が丘で更に少人数の音楽会にも行ったが、実はこれらの音楽会を主催している中心の人物が亡き息子の高校時代の友人。彼は役所に勤めながらユニークな音楽会を企画実践する。家族ぐるみで親しくしているので、彼の働きを見ていると13年前に亡くなった息子が生きていれこんな年代なのだと感ひとしおとなる。音楽会の演奏者は若手の有望音楽家6名で素晴らしかった。曲目は日本ではほとんど聴けないものばかりなので、タイトルだけ記載しておこう:「セヴラックとその師、その友〜南フランスに吹く風〜<セヴラック生誕150周年記念公演>」・・。


7月25日(月) <久しぶりに朝7時25分に家を出てテニス・・・>
久しぶりに朝7時25分に家を出てテニスに行った。昨夜メッセージで仲間から誘いがあったのに応じたもの。天気は快晴。気温は31~32℃であったが、強い日差しの下、風がなく、体感温度は35~36℃の感じ。1時間もプレーするとフラフラになった。それでも休憩を入れながらプレーを続けた。最後は立っているだけで身体が思うように動かない状態。悔しい思いをしながらも、途中で何度も水を飲みながら転倒しないように頑張った。11時過ぎまでプレーをしたが、今日はとても楽しむどころでなく、無事にやり終えた安堵感が大きかった。それでも帰路のバスで座って目を閉じていると心地よい達成感を感じるから止められない・・。
7月26日(火) <朝から本降りの雨・・・>
朝から本降りの雨。昨日の疲れもあり、今日は絶好の休養日となった。ウォーキングで近所を一周歩いてくることもせず、ジムに行くこともせずに、一日家の中で過ごした。それでも、AppleWatchの運動ノルマをクリアするために、室内で最低限の運動はやった。先ず、用具の上に両足を開いた状態で乗り、足をくっつけるまで用具を滑らす器具で往復120回の開脚・閉脚を繰り返す。次は、縦横に振動する台に乗って腕は適宜に振ったり振り回したりする運動。5分間のコースが三種類あるので、これは5分間を3回こなす。他には、トランポリンで右回り、左回りを合わせて120回飛ぶ。120回が好きであるが、何も理由はない。100回では少ないと思えるので以前から120回が習慣となった。実際には30分ほどの運動であるが、この程度でAppleWatchのエクササイズノルマをかろうじてクリアできる。今日はまだ時間があるので5kgのウェイトを二つ使って腕のトレーニングをやる予定。以前は無条件に歩くのがいいと思っていたが、歩くだけでは腕を使わない。テニス以外に少しは腕を使っていないと、本当に筋力が衰える。最低限のトレーニングでもやらないと体力は見る間に更に低下する・・。今日の表紙に「球体内蔵・球体オブジェ(陶芸作品)」を掲載した。以前、何度も触れた作品だが、また機会を見て詳細を説明したい・・。

7月27日(水) <朝、思いついて妻と自動車(テスラ)で西新井大師・・・>
朝、思いついて妻と自動車(テスラ)で西新井大師に行くことにした。昨日までは考えもしなかったが、妻が急に予定がなくなり時間ができたので、朝食後に”西新井大師”を決めて早々に出発した。先週、京都を旅行したが、考えてみると都内や関東地区でも行ったことのある名所はほんのわずか。機会を見て都内をテスラで巡ろうと相談をしていた。西新井大師・總持寺は足立区西新井にあり、我が家からは環状七号線を半周する感じで、道は非常に分かりやすい。所要時間は1時間15分ほど。先日訪れた川崎大師と同じく弘法大師によって創建された名刹だ。下に写真を掲載するが風格のあるお寺を満喫して家に戻ったのは正午過ぎ。半日で初めての場所を観光して戻ることができる体験はこれからも役立ちそうだ。コロナ感染が終息しない時期であるが、観光といっても写真で見るように人との接触はほとんどない・・。
 
2022-07-27 西新井大師山門          本堂
7月28日(木) <今日も月曜日に続いてテニス・・・>
今日も月曜日に続いてテニスに行った。月曜日には猛暑の中で疲労困憊したが、今日は暑さの中の動きを少々学習した成果か、前回よりも格段に疲れは少なかった。一方で、普段の正常時ならばあり得ないミスも多く、不満は残る。仲間は皆同じように動きが悪くなったり本調子でないことを認めるが、それぞれが無理をしない範囲でテニスを楽しむ。身体のことは個人差が大きく自分で限界を判断しなければならない。もちろん、限界に挑戦する訳でなく”余裕度”をどの程度見込むかが問題だ。また、楽しむためにゲームをやるのであって。不快になるのなら止めれば良い。最近はこうした趣味のテニスを続けるためにはテニスに行かない日のトレーニング(身体の動かし方)が重要と思うようになった・・。
7月29日(金) <今日の東京の最高気温・・・>
今日の東京の最高気温は33.9℃。鳥取では最高気温37℃を越えたと報じられているので鳥取よりまだ樂か。冷房の効いた居間からベタンダを見ると花壇の土が乾き、一部の花はぐったりしている。それではと、直射日光を浴びながらベランダ花壇に水やりをした。最近植えたペチュニアの花が暑さの中で比較的元気に咲いている(下に写真)。ペチュニアは南米原産のナス科の植物というから暑さには強いのだろう。ペチュニアとはブラジル先住民の言語で「たばこ」の意味で、和名では「ツクバネ朝顔」とある。確かに朝顔に似ている。大きな樹木では百日紅(サルスベリ)が真夏に勢いよく花を咲かせるように、植物を見ていると夏に強い品種もある。人間様は熱中症にならないように気をつけるとして、気分だけでも後一ヶ月の夏を楽しむようにしたい・・。
 
2022-07-29 ベランダ花壇に咲いているペチュニ
7月30日(土) <今日は近来にない特別な日・・・>
今日は近来にない特別な日となった。朝5時30分にいつものように起床したが、就寝中から暑くて熟睡できなかった。冷房を朝まで使用したがフィルタの掃除が十分でなく性能が落ちた可能性もある。起床後テレビ体操など恒例の運動は行ったが、7時過ぎに妻と朝食を取ろうとすると両手、両足が細かく震えて止められない。妻が直ぐに体温計を出してきて体温を計測すると38℃。明らかに異常なので朝食は半分で終えて、寝室で氷枕して横になった。それから正午過ぎ前まで休むと体温は37.8°と若干下がった。昼食後も専ら寝室で休養の一日。夕刻7時に計測すると、38.0℃であった。コロナ感染であると私より来月妻が予定があるので大変なことになる。家庭内でも妻との距離をとり万全を期している。明日の様子を見よう・・。
7月31日(日) <今日は一日体温計測を繰り返しながら・・・>
今日は一日体温計測を繰り返しながら体調を観察した。結果からいうと、今朝の7時には体温は37.1℃であったのが夕刻5時の時点では36.1〜36.2℃となり、身体を動かすことに何も抵抗がなくなった。わずか体温2℃の違いでこれほど気分が違うかと驚く。昨日、熱冷ましの薬を飲んで一日休養していたのが正解だったのか。新型コロナのワクチンは4回目の接種も終えており、人と接触の機会は少ないので、新型コロナ感染とは違うと思ったが、熱中症に近い疲労の蓄積かもしれない。先週は、猛暑の中、月、木の二日間テニスをやったのも影響しているかも知れない。自分では”歳だから”といった言い訳は嫌いなのでいつまでも70歳代の延長で考えているが、まもなく82歳となることを考えると、やはり体力の限界値を見極めないと無理が出る。難しいのはトレーニングの内容と実際の運動負荷のバランスだろうか・・。

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