「今日のコラム」(2023年 8月分)

8月1日(火) <今日から8月・・・>
今日から8月と思った途端に曇り空となり、これまでの猛暑が収まった。午後には東京でも久しぶりに雨。一時は雷光がピカピカ、そして激しい雷雨。東京中の加熱した道路や建物を一気に冷やしてくれた恵みの雨だった。・・月が変わったので朝6時25分から始まるテレビ体操(NHK教育テレビ)の開始画像が新しくなった。「テレビ体操」のタイトル画像はほんの数秒間だけしか見られないので、今日はカメラを準備して時間を待った。4月4日のコラム(=ここ)に2~3月、4~5月のテレビ体操画像を掲載しているが、タイトル画像は2ヶ月ごとに変わる。6~7月の画像は紫陽花の模様があった。この写真は撮らなかったのでもう見ることはできない。今朝は6時25分の直前にカメラを準備していたので、前の番組(=さかなクンが”トビハゼ”の生態を解説)のトビハゼの写真も撮った。今朝のテレビ画面も今でないと見られない歴史的な画像と思えば見る目も緊張する・・。
 
2023-08-01この日から開始されたタイトル   さかなクンが解説したトビハゼ


8月2日(水) <東京都内は再び「猛暑日」・・・>
東京都内は再び「猛暑日」。日本国内だけでなく世界中で記録的な猛暑が報じられている。目についたニュースを記してみる。イタリア・ローマで40℃、イタリア・サルデーニャ島では欧州最高気温48.8℃、中国・北京で41.1℃、中国・新疆では気温52.2℃で過去最高気温を更新、米国・デスバレーでは気温53℃、etc。その他、欧州(スペイン他)やカナダなどで熱波による森林火災が続発している。正に「地球が沸騰する」事態。それにしても”地球は逞しく生きている”。地球の歴史は46億年。4億年前には生物ができるが、その後環境の変化に伴い絶滅と進化を繰り返す。地球は氷河期と間氷期を繰り返す。最後の氷河時代と言われる第四紀氷河時代は約260万年前に始まり 周期的に氷期と間氷期を繰り返している。人類が誕生したのはほんの20万年前。現在の地球は間氷期にあり最終氷期は約1万年前に終わった。次の氷期は5万年後と見られるとか。人為的な地球温暖化がどの程度地球の活動に影響を及ぼすか。もちろん今の地球上にいる人類ができるベストの事をやらなければならない。一方で、地球自身が持つ強大なエネルギーを考えるとただ穏便にと”神に祈る”だけとなる。東京の気温が35℃になる程度ならば軽い軽い・・。
8月3日(木) <今日は”燃えるゴミ”を出す日・・・>
今日は”燃えるゴミ”を出す日。朝7時前に我が家のゴミ袋を出す時に、 改めて道路掃除をした。このところの大風もあり道路脇には大量の落ち葉が溜まっている。我が家(共同住宅)の前、右隣、左隣、そしてお向かい(ゴミの集積場もある)の道路20mほどを掃除するにはかなりの時間がかかり大汗をかいた。早朝であったので誰にも会わず、密やかに清掃できた。他人に見せる事なく道路を掃除している人は他にも大勢いるのだろう。この一帯の住宅地の道路は本当に綺麗に保たれている。一方で、昼前にスポーツジムに行くために通った住宅地に道路が周囲と際立って落ち葉や雑草だらけという一軒が目についた。庭の樹木も全く放置された状態なので空き家かと思うと表札はあった。ただ、人が住んでいるのかどうかは分からない。周囲の家も遠慮してこの家の前の清掃まで手を出さないという事情が見える。問題は目黒区、世田谷区など区の道路上のものはゴミといえども区のものと言われないかどうか。道路掃除の時にはいつもこの事が気になる。区にしても区道は自分が清掃しているから綺麗とは思っていないだろうが、役所はどう言う解釈なのだろう。個々人が区がやるべき清掃を自主的にお手伝いしているのか。私などは個人の敷地にある落ち葉までも少々は盗んでゴミ袋に入れてしまう・・。
8月4日(金) <今日の東京都心の最高気温は36.7℃・・・>
今日の東京都心の最高気温は36.7℃。熱中症警戒アラートも発令されていた。1日の行動で実際に自分が体験した温度環境はどう変化したか書き出してみる。朝7時29分、テニスの準備を整えて家を出る。快晴での下、日陰のバス停でバスを待つ。バスに乗った途端に涼しさでほっとする。バスを降りて今度は電車。電車も乗ってしまえば冷房が効いているので快適だ。電車を2度乗り換えて3台の電車に乗った。神宮外苑駅からテニス場の入り口までは強い日差しの中を歩く。入り口に荷物を置いた後、冷房の効いた喫茶店でお茶。テニス場の開門に合わせて入り口に集合して、これからがテニス本番。雲ひとつない快晴で直射日光を浴びながらゲームをしたので体感温度は40℃を越していただろう。一試合、4ゲーム先取として試合が終わると一時陰に移動して休む。これを三試合続けた。試合後は冷房の効いたロッカーで着替えて休息。復路はまた電車ーバスで家に着いたのが丁度12時だった。家では風が通る居間で妻と昼食。その後、休息していたが何か疲労感がとれない。気がつくと居間の室温が35℃だった。急遽、冷房を入れたけれども室温が30℃をきるだけで1時間以上かかった。先ほど冷房をしていない寝室の室温を見ると36℃。今住んでいる共同住宅で我が家は最上階。天井の上は屋上のコンクリートであるので、夏場には直射日光で蓄積されたコンクリートの熱が部屋に放出される。冷房なしでは夜も過ごせない。日中の屋外で熱中症を警戒しなければならないのは言うまでもないが、我が家の室温コントロールが非常に重要だと改めて気づく・・。
8月5日(土) <花を上手に育てること・・・>
花を上手に育てることには全く自信がない。本気で取り組んだこともないので何が”適切”であるか分かっていない。それでもベランダに花壇があるので早朝と夕方の水やりは私が担当する。毎日のように猛暑が続く今の時期は花も大変だ。以前からあるテッセンや薔薇、紫陽花(アジサイ)などの花は終わってしまったが、水だけはやる。最近植えたインパチェンスや鶏頭も元気はないが水をやり続ける。朝顔は花が咲いたのでどこまで続くか注目株。水やりも一週間に一度は肥料を混ぜることはまだ分かるが、水をやり過ぎも良くないと言われるのが困る。・・家の外を歩いていると植物にも暑さに強い植物、弱い植物があるのがはっきりと見える。近所の農園のサルスベリ(百日紅)が見事な花を咲かせていた(下に写真掲載)。サルスベリは世界の熱帯各地に分布するだけあって花期は7~10月の真夏。「花は開花したその日で萎んでしまう一日花であるが、蕾が次々と開花するため、百日紅の別名どおり100日近く咲き続ける」とWikipediaで解説があった。サルスベリなどの大木はほとんど雨の降らない時期でも大地からしっかりと水分を吸い上げて生き続けているのに感心する・・。
 
2023-08-05夏空・目黒区の農園にて(右のサルスベリも農園内)
8月6日(日) <今日はトレーニングジムに行った後・・・>
今日はトレーニングジムに行った後、すぐ側にあるお稲荷さんに寄ってみた。目黒通り(東京のメインの通りの一つ)に面したところにあるが、入り口に幅2~3mの小さな鳥居があるだけでほとんど目立たない。奥行きの方は10m以上あり写真のように両側で狐が守っている。稲荷は京都伏見稲荷大社の分社という位置付けで、日本全国で3万もの小さな稲荷があるそうだ。稲荷(いなり)の語源は稲を成らせる「稲成り」で、元来は五穀豊穣の神様。それにしても米を食べ荒らすネズミを捕まえる狐を神のつかいとするところがユニークだ。狐をじっくり観察すると、これも良くできている。左の狐は巻物をくわえていている。これは仏教の経典。右の狐がくわえているのは宝珠か。これは諸願成就。この稲荷にお参りする人はほとんど見たことはないが、駐車場にすることもなく、そのまま残してあるところが貴重だ・・。
 
2023-08-06稲荷神社@目黒区八雲
8月7日(月) <今日は午前中テニス・・・>
今日は午前中テニス。東京は猛暑にはならず時々雲も広がり屋外で運動するには比較的楽な天気であった。東京ではほとんど雨が降らないのに台風6号が沖縄付近に何日間も停滞したあと、今度は進路を真北に変えて徐々に九州に近づきつつある。これまで見たことのない台風の動きにやはり今時の異常気象を感じる。・・今日の表紙に「MIYUへの絵手紙(アヤメ)」<ペンと色鉛筆>を掲載した。この時期に何故「アヤメ」と言われそうだが、何が何でも「今日の作品」を更新したかった。アヤメは葛飾北斎のカタログにある「北斎写真画譜」を参考にしたもの。原画には色はなく絵手紙は全体を適当にアレンジした。こちらから「MIYUへの絵手紙」を送ってしまったが、今ニューヨークにいるMIYUは間もなくスペインに留学するという。ボストンのバークレー音楽大学をバイオリンで卒業した続きのようだ。ボストンのハーバードを同時に卒業しているがこちらは一旦お預けらしい。とにかくもMIYUを見ていると健気に何でも良くやる。アヤメの花言葉は「よい便り」。どうか時には思い切り休んで気楽に過ごして欲しい・・。

8月8日(火) <沖縄近辺で3~4日停滞していた台風6号・・・>
沖縄近辺で3~4日停滞していた台風6号はUターンして九州の南まで戻り、更に北北西に進路を変えて今は屋久島辺り。今後九州の西をゆっくり北上する見込みという。日本の南海上では次の台風7号が発生した。このような台風の影響なのか知らないが、東京は昨日、今日と雲の多い変化の激しい天気となっている。特に昨日の夕刻には我が家のベランダから有り得ないような不思議な雲の景色を見た。早速に写真を撮ったが、「今日の写真」として小さな写真で掲載するには勿体ない迫力だったので、大きな画像にして「今日の絵作品」のコーナーに掲載した(=ここ)。実際の空の風景は、ただの青空や雲と違い正に自然の複雑さ、地球の面白さを見る思いで、いつまで見ていても飽きなかった。「天の気」というが、地球上のあらゆる条件を反映させた空の不可思議。是非、ここを見ていただきたい。それにしても空は広いですね・・。
8月9日(水) <年寄り同士の会話で好きでないのは・・・>
年寄り同士の会話で好きでないのは、自分の身体のここが悪い、あれが良くないと、お互いに弱みを自慢し合う雰囲気になる事だ。どれだけ病院に通っているかの情報交換となるケースも多い。コラムでも自分の身体の悪いところは極力書かないように努めているが今日はそのまま書く。このところ夜中に熟睡できないので悩んでいる。何が原因か昼間の生活と結びつけて考えてみるが判然としない。一つは口の中の違和感。歯を治療中であるので横になっても違和感が残る。昨夜は夜中に目が覚めて口をゆすいだりしたが、その時、寝室の温度を見ると30℃あった。就寝時にクーラーを入れたが一度冷えた室温が上がってしまっていた。再度、風量を変えて冷房を続けると、その後は良く眠れた。やはり、寝室が冷えていないと熟睡はできない。今ひとつ、現在の体調としては軽度の夏バテというか、この夏の暑さの疲労が蓄積されているようにも思える。疲労回復のためにも熟睡したいが単純ではない。睡眠には余りに多くの要素が絡んでいる。・・今日の東京では久しぶりに短時間ではあるが土砂降りの雨が降った。今は九州地方で台風の大雨による被害が出ているが、一方で多くの場所では”恵みの雨”でもある。大雨の後、目黒通りの街路樹が生き返ったように元気になった・・。
8月10日(木) <今日は久しぶりに谷中に墓参り・・・>
今日は久しぶりに谷中に墓参りに行った。これまでも書いたが、大変世話になった義兄が10年前の6月11日に亡くなった。この10年間はほぼ毎月、月命日の頃に墓のある谷中の瑞輪寺に墓参りをするのを慣例としていたけれども、先月7月には墓参りの機会を逸していた。気になっていたので、今日は1日早い月命日であるが妻と予定を組んで車で谷中まで行った。相変わらずの猛暑であったが、やはり家にいるより行動する方が緊張して元気になる。車で目黒区の我が家から台東区の谷中まで行くと、往復の間に東京観光の気分を味わえるのも確かだ。六本木、西麻布、乃木坂、青山一丁目、赤坂、半蔵門、皇居、後楽園、東京大学など、途中で車を降りて見たい場所がいくつもある。下にはたまたま帰路に正面を通った迎賓館赤坂離宮の写真を掲載する。・・今日の教訓:暑さを警戒する余り全く外出をしないのは問題。無理をしない程度に外出して外界と接した方が良い・・。
 
2023-08-10本山慈雲山瑞輪寺(台東区谷中)      本堂
迎賓館赤坂離宮
8月11日(金) <今日は山の日で休日・・・>
今日は山の日で休日。台風6号が朝鮮半島へ通り過ぎた後、南から台風7号が日本列島に近づいている。4~5日後に、また影響が出そうであるが、先ずは快晴で暑さが戻った。・・今日は昨日谷中のお寺で写真を撮った珍しい植物「キササゲ」のことを書く。30cm以上の長さのあるツル(実)が束になっている植物の名をiPhoneのPictureThisで検索すると「キササゲ(木大角豆)」だった。ササゲ(大角豆)はサヤインゲンと似ている豆で昔から赤飯に小豆(あずき)と同じように食された。といっても、長い蔓(つる)の中の実はササゲとキササゲは異なっており、ササゲは食用とされたけれども、キササゲの実は食用にならず薬用 のみという。キササゲの別名は「雷電木」。高さが巨大で庭木にすると雷が落ちないとされたという。徳川家康は雷が嫌いだったので東照宮にはキササゲの木が植えられているとの話もある。・・植物ことは調べれば調べるほど奥が深い。際限がないので成り行きで縁ができた植物をその都度楽しむだけと割り切っている・・。
2023-08-10撮影@谷中・瑞輪寺にて
8月12日(土) <今日は九品仏浄真寺(世田谷区)に墓参り・・・>
今日は九品仏浄真寺(世田谷区)に墓参りに行った。いつもは息子の月命日である2日行くことが多いが今月はお盆の1日前の今日となった。今日は車を使わず、家からお寺まで片道20分ほどを歩いて往復。照りつける陽光は強烈であったが途中休息も入れてマイペースで歩いた。九品仏浄真寺境内の写真を下に掲載する。毎回同じような構図であるが、この寺は境内の木陰が多くて今の時節には助かる。それと、広い境内がどこも清掃・メンテナンスが行き渡っているのには感心する。・・お盆ということは最早”残暑”。実際にはまだ猛暑は続くだろうが、そろそろ先が見えてきたか・・。
 
2023-08-12 九品仏浄真寺 山門
8月13日(日) <このところどうしても”やる気”が出ない・・・>
このところどうしても”やる気”が出ない。私の場合、”やる気”は創造的なアイデイが出るか、創造のための行動ができるかが目安になる。前にも書いたが、歯を治療中であることと夏バテ気味で熟睡ができないことが、やる気が出ない原因と見ている。以前には睡眠中に陶芸の新作品のアイデイアが頭に浮かんで起床しても覚えていたりしたが、今は寝床に入っても身体の不調しか頭に浮かばない。このままではあの世に行く方が楽だなどと思いながら横になっているのでは”やる気”など出るはずが無い。最近、認知症にならないために何をすべきかを解説したテレビ番組を見かけるようになったが、認知症も現実逃避の願望で発症するケースもあるのでないか。自分の意思でやりたいことをやるためには体調がベースであると改めて思う。暑さを問題にせず外に出かけて美術館などで刺激を受ける元気がなければならない・・。
8月14日(月) <お盆休みの真っ只中・・・>
お盆休みの真っ只中。都心の交通機関はいつになく空いている。今日も朝からテニスに行ったが、バスでも電車でも座ることができた。お盆の時期は一年中で一番空いているのが都心だ。テニスもまた空いていたのは雨予報のせいだろう。それでも9時前から10時過ぎまで2試合をプレーできた。その後、雨が降ってきたので中止した。傘をさして家路についたが自宅の側まで帰ると傘はいらなくなった。台風7号が紀伊半島に近づいているので関東でも気候が不安定で、雨が降ったと思うとすぐ後で青空が見えたりする。・・テレビで台風研究の第一人者が台風を解説していた。今の時代でも台風や大雨、大風を防ぐことはできない。被害を最小限にする対応しかできない。防御しかできないならば、せめてその膨大なエネルギーを一部でも利用する方法は無いものかと思うけれども・・。
8月15日(火) <今日は月に一回の病院での検診・・・>
今日は月に一回の病院での検診の日。東京医療センター( 東京・目黒区)までいつものように片道20分余を歩いて行った。朝の9時前には医療センターに着いたが、いつもより人が多く混雑している。健康保険証の確認をする場所から長蛇の列。注射でも待ち時間が長かった。お盆の日に何故、と思ったが、近所の町医者ではお盆で休診のところが多いので、逆に医療センターが混むのだろうと納得した。検診のメインであるpsa値(前立腺の異常検知)は先月とほとんど変わらぬ値で現状のままの薬を飲む診断。医療センターへ行った時には帰路駒沢公園を通って草花の写真を撮る楽しみがある。今日、撮影したヒマワリとフヨウ(芙蓉)の写真を下に掲載する。・・終戦記念日でもある今日、台風7号は早朝に紀伊半島に上陸して北上。午後には明石近辺に再上陸して近畿を縦断中だ。自然の圧倒的な力に対して人がいかに受け流すか、終わりなき戦いは続く・・。
 
2023-08-15ヒマワリ(向日葵)とフヨウ(芙蓉)@駒沢公園にて
8月16日(水) <台風一過・・・>
台風一過の晴天になるかと思えばそうではない。東京では断続的に雨が降り天気は安定しない。東京〜新大阪間の新幹線も午後2時過ぎになってようやく運転が再開されたようだ。今年のお盆期に旅行を計画していた多くの人々には大変だったであろうが、こちらは他人事としてニュースを眺めている。一方で週末には猛暑復活と言われると自分はどうするか、少々体力が落ちたことを自覚するので真剣に考える。このところ「薬の効用」を実感するようになった。これまでは、前立腺関連で処方された特別の薬以外には栄養補給のビタミン剤を飲む程度で、元気をつけるドリンク剤は意識して飲んだことはなかった。先日、疲労感が抜けないので妻からもらった元気薬を飲んでみるとその後、何か元気になったように思えた。歯を治療中であるので口の中に違和感があり睡眠時に気になるので就寝前に痛み止めの薬を飲んでみたところ熟睡できた。このように、身体の神経に何らかの良い刺激を与えると明らかに楽になると感じることが続いたので”薬”を見直した次第。体調が良ければ意識をしないでもやる気が出て頭を使うことに挑戦したりすることもできる。身体が資本だ・・。
8月17日(木) <今日は午後久しぶりに自由が丘の陶芸教室・・・>
今日は午後久しぶりに自由が丘の陶芸教室に挨拶に行こうと決心した。調べてみると前回は7月22日に教室で釉薬掛けをやり、それ以降一度も顔を出していない。家を出る前に今はお盆休暇かもしれないと電話をかけたり、教室のホームページで調べたりしたが、特別休暇の確証がなかったので、ダメ元を覚悟で家を出て、炎天下に日傘をさして陶芸教室に向かって歩いた。約15分後、教室にたどり着くと"案の定”お休み!想定内であったし、もともと陶芸をする予定はなく、ただ挨拶というか話をするだけのつもりであったので、即、Uターンしてまた家に向かって歩いた。帰路は、下に掲載したような道端の珍しい花の写真を撮る余裕。我ながら今日は体調がいいと感心した。明日はテニスに行って運動しよう・・。
 
2023-08-17 コムラサキ(小紫)と右はウキツリボク(浮釣木)@東京・目黒区の道端にて
8月18日(金) <今日、午前中はテニス、午後は歯医者・・・>
今日、午前中はテニス、午後は歯医者さんと予定のコース。特に歯医者さんでは待ちに待った治療を受けた。歯の違和感で熟睡できない感じでもあったので1日でも早く治療を受けたかったがお盆休みで伸び伸びになっていた。今日、治療はできたものの思ったよりも大変だった。歯を抜くために麻酔をかけたが十分に効かない。歯茎が腫れ上がっているので何度も麻酔をかけ直す。こちらも痛い思いをしながらひとまず今日のスケジュールは終わった。自分の身体の”劣化”はどうしようもないが、何でもものは考えよう。今のところ目、耳、鼻は問題ないだけ恵まれていると思おう。。それにしても人間の身体は上手く使えば年齢と関係なくそれなりに長持ちする。筋力、脚力など適度のトレーニングにより間違いなく力を維持できる。ただし、やり方によって劣化を復元できるのは程度が少ない範囲で勿論大きく劣化したものは復元できない。私の歯については成人以前の初期対応が余りによくなかったとみる・・。
8月19日(土) <エンゼルスの大谷翔平が43号満塁本塁打・・・>
エンゼルスの大谷翔平が43号満塁本塁打を打った。今日の昼前のこのニュース(アメリカ時間では18日の試合)が日本のテレビではそれほど大きく報道されない。甲子園で開催されている高校野球を中断してでも報道すべきニュースと思うけれど、それはなかった。大谷フィーバーがまだ続いているとは思うが、何か大谷だから当然という雰囲気がある。実は私たちは大谷の歴史的快挙に立ち会っている。10~50年後に大谷相当の大選手に出会えるかは分からない。大リーグでピッチャーと打者の二刀流をこなし、それぞれで最高の結果を残すことの偉大さは今以上に評価されて良い。・・今日は珍しくテレビで高校野球を何試合も続けてみている。今の野球選手は身体が昔よりはるかに大きいし技術も優れている。たまたま今見ている準々決勝の第四試合が花巻東と仙台育英の試合。花巻東は大谷翔平の出身校だ。大谷は花巻東を卒業する時点で日本のプロよりもメジャーリーグへの挑戦を表明していたのは有名な話だ。高校野球を見ていると大谷の後継がいくらでも輩出しそうだが、トータルの人間力がまた問われるのだろう・・。
8月20日(日) <”朝顔の写真”を撮る・・・>
”朝顔の写真”を撮ることが今朝、起床して最初にやったこと。下にその写真を掲載した。昨日の夕方、ベランダの花壇に植えている朝顔に思い切り水をやった。この時には花は咲いていなかったので、まさか翌日の朝にこれほどの朝顔が見られるとは思わなかった。我が家のベランダ花壇には他にケイトウ(鶏頭)、ベゴニア、薔薇、紫陽花、テッセンなど色々と試みているが、今年の夏は雨が少なく、猛暑が続くので水やりが非常に難しい。かなり水をやったつもりでも足りないケースがほとんど。最近はやり過ぎるほどの水を意識する。ちなみに、朝の朝顔は約10時間後の現在、下の写真右のように萎れている。しかも青色がこれほどに色が変わっている・・。
 
2023-08-20家のベランダの朝顔 左=am5:50  右=pm3:40青色が変色
8月21日(月) <”ツユクサ”の写真・・・>
”ツユクサ”の写真を下に掲載する。7月30日のコラムでもツユクサの写真を掲載したが、この時の写真はピンボケで気に入らないので再度の掲載。写真を撮ったのは前回と同じ神宮外苑のテニス場の入り口。撮影時刻も同じ8時45分だ。ツユクサは開花期が1日しかない。朝顔と同じく花は朝に咲くと昼には萎んでしまうという。花は蝶の形をした数mmの小さな花だ。朝露を浴びて花を咲かせる「ツユクサ」の花言葉は「密かな恋、なつかしい関係、望みと夢」などいろいろな例があった。・・今日のテニスも熱中症警戒アラートの下、2時間半ほどプレーを楽しんだ。一緒にゲームをした4人の誰もの体調に気を配りながらお互いに無理をしないのがポイント。猛暑の中では自分や仲間のミスを認めるところが楽しむ秘訣か。勝敗は全く問題にしない・・。

2023-08-21ツユクサ@神宮外苑
8月22日(火) <朝顔が朝と夕刻で花の色が変わる現象・・・>
朝顔が朝と夕刻で花の色が変わる現象(一昨日のコラムで書いた)を更に詳しく調べてみた。アジサイ(紫陽花)の花の色は土が酸性かアルカリ性か、土壌のpHで変わることはよく知られている。一方で朝顔は土壌のpHの影響をそれほど受けないそうだ。朝顔の色を決める色素はアントシアニンという成分(=強い抗酸化作用を持つ)。花弁の細胞に含まれるこの成分は土壌のpHには直接影響を受けず、溶けている溶液のpH(水素イオン濃度)で色が決まる。すなわち溶液が中性の時には紫色、酸性の時には赤色、アルカリ性の時には青色に変化するという。蕾や萎んだ時にはpHは酸性に偏る、、青色系の朝顔で蕾の時には赤紫(ph=6.6)、開花すると鮮やかな青色(pH=7.7)、萎れると再び赤くなる事例が出ていた。下に今朝のベランダ朝顔の写真を掲載したが、同じ朝顔が夕方には右のように変わっている。植物にも不思議は限りがない・・。
 
2023-08-22朝顔の朝と夕方(同じ朝顔@ベランダ花壇にて)
8月23日(水) <先ほど、午後4時49分、甲子園球場で行われた高校野球・・・>
先ほど、午後4時49分、甲子園球場で行われた高校野球の決勝戦で慶應高校が仙台育英高校を8-2で破った瞬間をテレビで見た。慶應高校の優勝は実に107年ぶりという。仙台育英は春の高校野球で優勝している強豪なので応援するなら慶應高校であったのでめでたい。今日の午後は久しぶりに自由が丘の陶芸教室に行き、二つの釉薬掛けをやった。陶芸教室ではラジオで高校野球の番組を流していたので決勝戦の初めからの経緯を知っている。慶應高校の一番バッターがいきなりホームラン。これで慶應は調子に乗った。陶芸をやりながらラジオを聞いていた隣の男性は慶應の出身とのことで喜んでいた。4時過ぎに陶芸教室を出て家に帰り、テレビをつけると丁度9回裏。大詰めを家のテレビで見た次第だ。・・高校野球が終わると何か今年の夏も終わりの感覚になる。そう、あと一週間で8月も終わる・・。
8月24日(木) <最近はテニスに行く日以外は昼前の1時間・・・>
最近はテニスに行く日以外は昼前の1時間ほどスポーツジムでトレーニングをする習慣ができた。スポーツジムには家から数分歩くだけで行けるので運動用のシャツと短パンで家を出て着替えもしない。ジムにはいろいろなトレーニングマシーンが揃っている。器具の空き具合を見てどのマシーンを使うかを決める。必ずやるのは、頭上にあるバーを引くことによって腕や肩、広背筋を鍛えるマシーン。負荷を変え、持ち方を変えて、合計40〜50回繰り返す。一つのマシーンで一番時間をかけるのはランニングマシーン。私の場合、マシーン上でウォーキングを20分間続ける。この間、両腕を大きく振りながらやって腕の運動も意識している。20分間は長いので前面にあるテレビを見たり、他の動画を適宜見ている。その他、レッグプレス言って両足でウェイトを押し出すマシーン、太ももに大きな負荷をかけるレッグプレスなどを使用するが、それでもジムの中のトレーニングマシーンの一部しか縁がない。注意しているのは負荷をかけすぎないこと。鍛えるというより筋力維持と柔軟性を保つことが目的なので無理をしない。この程度のトレーニングでも「続けること」が一番の基本だろう・・。
8月25日(金) <「乃木坂46」の名は・・・>
「乃木坂46」の名はこのコラムでは場違いな感じだが、今朝8時頃にテニス場に入るため神宮外苑の秩父宮ラグビー場の入口を通ろうとすると「乃木坂46真夏の全国ツアー」の大きな案内がラグビー場の上部に掲げてあった。またラグビー場の駐車場では多くの人がテントやデスクを準備したり人を受け入れる準備をしている。ラグビー場の隣にある神宮球場で今日の18時から(開場は15:30)真夏の東京公演が行われるのに合わせて、ラグビー場の駐車場でポスターなど乃木坂46の関連グッズを販売することが分かった。東京公演は26日、27日、28日も同じ神宮球場で開催されるという。このような公演を全国で実施するのだから、ものすごい動員力だ。私は、乃木坂46と言っても、AKB48も欅坂46も区別がつかないが、こうしたグループのパワーだけは感じ取ることができる。・・ところで今日のテニス。相変わらずの猛暑の下、何とか無事に2時間を乗り切った・・。
2023-08-25神宮外苑秩父宮ラグビー場入り口にて
8月26日(土) <今日の東京の最高気温は34℃・・・>
今日の東京の最高気温は34℃。東京では7月6日から連続して最高気温が30℃を上回る真夏日となっており歴代1位の暑さの記録であるという。もちろん、日本の他の地域では更に厳しい猛暑となっている所も多い。下に家のベランダから撮影した東京の北東部の風景を掲載する。早朝と昼の写真を並べたが、暑さを忘れると夏空の雲が何と美しいことか。自然の力は強大でしばしば罪もない人間が吹き飛ばされるけれども、大昔から人間は自然と妥協しながら生き延びてきた。地球という自然は日本では暑さの後には必ず寒さをもたらす。黙って時期を待てば涼しくなる・・。


2023-08-26 夏の雲(ベランダから見た風景)
8月27日(日) <真夏に咲いている花・・・>
真夏に咲いている花で一番目立つのは何と言っても百日紅(サルスベリ)。我が家の周辺、目黒区や世田谷区の住宅街でもよく見かける。サルスベリの名は、漢字で書くと百日紅で、赤い花が100日もの長い期間咲き続ける意味で花に目を向けられているように見えるが、「サルスベリ」の語源は木登りが上手な猿でも滑り落ちるほど樹皮がツルツルしていることから名付けられたもので花が全く無視されてかわいそうな気がする。下に今現在華やかに咲いている花の写真と以前撮影した花がなく樹皮だけの写真を並べて掲載した。サルスベリの花は長期間咲き続けるように見えるが、実際には開花して1日で萎んでしまう一日花。蕾がたくさん並んでいて次々と開花して咲き続けるように見えるそうだ。花は10月まで続くのでまだまだ百日紅を楽しめる。
「散れば咲き 散れば咲きして 百日紅」(加賀千代女)、「又しても 百日紅の 暑さ哉」(正岡子規)、「炎天の 地上花あり 百日紅」(高浜虚子)・・。
 
2023-08-27百日紅@東京・目黒区にて   <参考>花のない時期のサルスベリ樹皮
8月28日(月) <今日の午前中はテニス・・・>
今日の午前中はテニス。比較的雲が多く、日陰に移動して休息することもなく十分プレーを楽しめた。炎天下でなく雲の影になるだけで、これほど暑さの感覚が異なるものかと雲のありがたさを実感する。今日、プレー中に気がついたのはコート上に赤とんぼが飛んでくること。毎年、秋が近づくと赤とんぼをみる。最近、東京では赤とんぼに限らずトンボをほとんど見ることがなくなったが、神宮外苑のテニス場では毎年赤とんぼに出会えるのである。今日の午後は東京でも雲がなくなり夏日が続いているが、もう秋は近い。・・このところコラムの写真に空や雲の写真を掲載することが多くなったが、昨日の夕日に染まった雲がまた美しかったので、今日もまた昨夕の写真を掲載する。雲がこの一瞬と同じ様相になることは二度とない・・。
2023-08-27 18:15 東京の西の空
8月29日(火) <今、都内の各所で樹木のメンテナンス仕事・・・>
今、都内の各所で樹木のメンテナンス仕事を見かけるようになった。我が家の向かいにあるテニス場でも練習を一時休業してテニスコート周辺や駐車場近辺の樹木の剪定を行っている。10m以上の高い位置に人を乗せられる特殊車両を使って高い樹木の剪定をするのは見ているだけで大変。しかも、残暑が厳しい今の時期にご苦労さんと言いたい。伐採した樹木を廃棄するだけでもトラックを何台も使っている。近所の住宅街を歩いていると程度の違いはあるが樹木のある庭をよく手入れしていると感心する。神宮外苑の銀杏並木は秋には見事に整った並木となるので有名だが、この銀杏のメンテナンスにも20m高さにも届く特殊車両を使って形を美しく保っている。自然は美しいいが放置すると野放図になる。人間が適度に手を入れることにより更に美しくなる・・。今日の写真として我が家のベランダ朝顔をまた掲載する。蕾はピンク色のものが早朝開花すると濃いブルー、夕方に萎むとまたピンク系となる<8月22日コラム参照=ここ>。いつ見ても不思議は変わらない・・。

8月30日(水) <雲ひとつない快晴・・・>
雲ひとつない快晴となった今日、朝からテニスに出かけた。定例のグループとは月曜日、金曜日をテニスと決めているが別のメンバーに誘われたので水曜日の今日もテニスとした。時間はフリーなのでどうでもできるが、問題は体力と気力。もちろん猛烈な暑さの下で無理はできない。結果として今日は上手なメンバーと試合をしたこともあり個人的には無様なミスも多かったが、最近はミスも余り気にしないことにしている。勝負にこだわり過ぎると楽しくなくなる。無事に試合を終えることが出来ただけでも感謝である。今日の東京都心の最高気温は34.6℃(練馬では35.2℃)。明後日は9月というのに暑さが続く・・。
8月31日(木) <名前の付け方に注文・・・>
名前の付け方に注文をつけるとキリがないが、最近は自分の好みとは違う名称が多くて戸惑う。今朝のテレビで道の駅、「しょうなん」、「みぶ」が紹介されていた。私は「湘南」(神奈川県)、「「壬生」(栃木県)がの方が好きだ。「埼玉」を「さいたま」とあえて”かな”にするのと同じだが、漢字の方がはるかに分かりやすい。漢字には名付けられた歴史がわかるのに何故”かな”にするのだろう。それと「壬生( みぶ)」など漢字を見る機会がないと文字も書けなくなる。一方で横文字系の言葉をそのまま公式にするやり方も過剰だ。インボイス制度(適格請求書、売手が買い手に対して正確な適用税率や消費税額などを伝えるもの)とかLRT(Light Rail Transit/低床式車両)など日本語でうまく表現できないのか。更に理解できないのはお笑い芸人がアインシュタインとかニューヨークなど既存の固有名詞を堂々と自分の名前に使用していること。まずは何でもが許されるおめでたい社会。それでも好き嫌いの多数決でも通用するのだろうか・・。
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