「今日のコラム」(2024年 11月分)

11月1日(金)<久しぶりにテニス・・>
久しぶりにテニスができた。爽やかな秋晴れの下、仲間と球を打ち合う気持ち良さは格別だった。神宮外苑にあるこのテニス場は周囲にある高級な私立のテニス場とは異なり、秩父宮ラグビーの構内にあり、国立競技場付属で独立行政法人日本スポーツ振興センターの管理下にある。そのため会費は安価であるが、コートを使用後続けて使うグループがいない時にはプレーしたグループがコートをブラシ掛けして清掃するなどの特別のルールがある。神宮外苑の再開発に伴ってラグビー場、神宮球場と共に今のテニス場がなくなることが決まっているので最近は何かと周囲の施設や風景に目が行くようになった。今日はテニスプレーの後、近くの国立競技場の写真を撮ってきたので下に掲載する・・。
 
2024-11-01国立競技場@神宮外苑    右はオリンピックシンボル@明治公園
11月2日(土)<片足で立ち続けること・・>
片足で立ち続けることが脚のトレーニングに非常に良いとTikTokの動画で説明があった。片足で1分間片足で立ち続けるだけで53分のウオーキングに相当する効果があるという。良いことは何でもやってみようと即試みた。ところが意外や意外。そんなのは簡単と思っていたが、右足はできたが左足がフラフラして続かない。軽く手でサポートをしないと1分間も続かないので驚いた。動画の説明でもライトタッチで軽く固定部に触れることが推奨されいたが、自分がサポートなしで1分間も立てないことが信じられなかった。それと、左右の足でこれほど差が出るとは思わなかった。やはり何でも実行してみないと分からない。そこで決心した。当分の間、毎日片足立を続ける・・。今日は終日雨模様。家の近くにある栗山農園(目黒区)で雨に濡れた植物の写真を撮ったので下に掲載する・・。
2024-11-2 雨に濡れたテーダ松&ブラシの木の花
11月3日(日)<11月3日は昔から「秋晴れの日」・・>
11月3日は昔から「秋晴れの日」に決まっていた。今日は正にその通りの快晴。あまりに天気が良かったので妻が思いついて一緒に「自然教育園」に行った。自然教育園(港区白金台)は国立科学博物館附属の天然記念物及び史跡と指定されている広大な植物園だ(400~500年前は豪族の館、江戸時代は大名の下屋敷などの歴史がある)。以前、恵比寿に住んでいた時には目黒駅の近所にある自然教育園には年に幾度も訪れていたが、最近はほとんど行ったことがなかった。今日は文化の日(国民の休日)で入園料も無料であることもあってか園内は混雑していた。入場料なしで自分の庭のように自由に回って存分に陽光も浴びる贅沢さは最高の気分転換になった。東京で紅葉はこれからであるので紅葉シーズンに是非また来ることを誓った・・。
 
2024-11-3 自然教育園にて(これらが全て都心の風景だ!!)
 
11月4日(月)<スポーツジムの玄関の飾りが「クリスマス用」・・>
スポーツジムの玄関の飾りが「クリスマス用」に変わった(表紙の写真)。少し前まで「ハロウィン」の飾りがあったのがアッという間にクリスマス用となった(=10/30コラムの写真=参照)。共に気合の入った飾り物で、スポーツジムもよくやると感心する。そういえば、年末が押し迫ってきている。夏の猛暑の期間が長かったけれども冬は確実にやってくる。ハロウィンもクリスマスも個人的には関係がないが、時間の経過を教えてくれる。巳年の年賀状のこともそろそろ考えなければならない。・・今日の東京は昨日に続いて快晴で、最高気温は23℃となったけれども、明日から週末にかけて気温は急降下すると予報されている。今年中にやりたいことはまだ多いぞ〜・・。
2024-11-4表紙の写真
11月5日(火)<家の近所に広い農園・・>
家の近所に広い農園がある。東京・目黒区内にある珍しい農園として有名で、江戸時代にはこの辺り(我が家や周りのマンションなど全てを含めた)一帯の大地主さんであった子孫が今も農園を維持している。その農園の一角に収穫した作物を並べて売る無人の販売所がある。買いたい人は箱の中に現金を入れて作物を持ち帰るのだが、こうした売り方ができることも嬉しい。この販売所から妻が「渋柿」を一袋(10個で300円!)買ってきた。今日、皮をむいてベランダに干した姿が下に掲載した写真。私は田舎育ち(兵庫県姫路市)であるので子供の頃には自分の家でたくさん渋柿を取り、親が干し柿を作ってくれた思い出がある。最近は自分の家で干し柿を作ることも少なくなったようだが、都心で採りたての渋柿を売ってくれるのは有難い・・。
2024-11-05干し柿
11月6日(水)<テレビで体操のお兄さん・佐藤弘道さん・・>
テレビで体操のお兄さん・佐藤弘道さんの病気とリハビリの様子を見た。佐藤弘道さんはNHK教育テレビで「体操のお兄さん」を12年間も努めた人気者で、現在、55歳。今も元気に体育関係の仕事を続けていた。それが今年の6月に突然歩くことも立つこともできなくなり緊急入院した。病名は「脊髄梗塞(せきずいこうそく)」。脊髄の動脈が詰まる血管障害と言われるが、脳梗塞、心筋梗塞は比較的発生しやすいが脊髄梗塞は極めて発生頻度が少ない病気で、発生すると下半身が麻痺して動くことができず回復不能とも言われたそうだ。それを、弘道お兄さんは動かなくなった足腰を強力な意志で少しづつ動かし、リハビリを続けた結果、かなり歩けるように回復させた。テレビでは30階の高層ビルの階段を上り下りする画像もあった。何より素晴らしいと思ったのは家族が前向きに援護していること。決してマイナスのことを言わずに、”生きていることだけでも幸せよ”とサポートしている奥様やお子様達は弘道さんの宝に思える。どうか脊髄梗塞克服の事例を作ってこれから先も活躍してほしい・・。
11月7日(木)<アメリカの大統領選挙でトランプ氏が勝利・・>
アメリカの大統領選挙でトランプ氏が勝利した。バイデン大統領が81歳の年齢もあり選挙に再出馬を断念し、急遽出馬が決まった副大統領のハリス氏(60歳)が初の女性大統領になるか注目されたが及ばなかった。選挙の戦いと言いながら相手の人間性を否定するような罵詈雑言を平気で口にするトランプ氏(78歳)のような人間が選ばれるアメリカの風土に驚くが、こちらでどうこうコメントするものではないだろう。ロシアや中国を見ると言い争いのできる選挙の自由があるだけでアメリカの選挙の意味は大きいとも思う。これから先の世界の動きを外野で眺めよう・・。・・久しぶりに東京・渋谷の東急ハンズに行き、買い物をしてきた。撮影した渋谷の写真を下に掲載する。これまで余りに渋谷を敬遠してきたが、これからは変わりゆく渋谷に親しむ余裕を持ちたいと思った・・。
 
2024-11-07 渋谷スクランブル交差点(正面がJR駅)   渋谷センター街
11月8日(金)<今朝の東京の気温は8℃・・>
今朝の東京の気温は8℃で今期の最低を記録したと報じられた。今日の東京の日の出時刻は6時10分。日の出の10分後、6時20分の東京の空の写真を下に掲載する。今日、私は5時半に起床したが、その頃には未だ暗くて晴れか曇りかも分からなかった。朝食後、7時20分に家を出て、下の写真で丁度中央部の方向にある神宮外苑のテニス場に行った。月曜日は休日でテニスはできなかったので一週間ぶりのテニス。寒さのせいか知らないけれども、いつになくテニスコートに空きがあった。こちらは四人の変わらぬメンバーで三試合を存分に楽しんだ。最近のテニスは勝ち負けにこだわらなくなった。勝ち負けはその時の流れのようなもの。毎回、対等にゲームを楽しめる幸せを味わっている・・。

2024-11-08am6:20
11月9日(土)<「君子は豹変す」・・>
「君子は豹変す」という言葉がある。古代中国の書物である「易経」に出てくる言葉で「人格者である君子が過ちを速やかに改めて一新すること」とされる。「豹変」は「豹の毛が季節の変わり目に抜け替わって鮮やかになる様子から、本来は良い方向に態度を変えることの語源。古代中国では君子とは身分が高いとか指導的な立場にあると同時に徳が高い人物(仁・義・礼・智・信の五徳を備えた人物)を指したので、指導者は決めたやり方だけでなく状況に応じて素早く最善の方向に導くという悪くはない教えだ。・・アメリカ大統領選挙でトランプ氏が勝利したことと関連して、有能なスタッフのアドバイスを聞いてひょっとして「豹変」するのでないかと期待してみた。何とも分からないが、”君子であれば”こういう変化が可能になる・・。
11月10日(日)<テニスに行かない日にはスポーツジム・・>
テニスに行かない日にはスポーツジムに行くのが習慣になった。腕や膝、足腰の筋トレをやった後に、ウォーキングマシーンに乗り、腕を大きく振りながら約20分間ウォーキングをやる。この時に台上で適宜チャンネルを選んでテレビを見るが、家でテレビを見るのと違って(歩きながらであるが)視線が常時テレビを向いているので家では気が付かないテレビの内容が気になる。一番は民放テレビでのコマーシャル時間の多さ。コマーシャルの間に本番組が出てくる感じだ。以前、民放テレビ局の人から局の幹部の一番の関心事は視聴率でスポンサーがどれだけ付くかに尽きると聞いたことがある。番組の内容、質などは二の次で視聴率の低い番組はスポンサーがつかず続かないという。高い費用を支払ったのか、今のスポンサーのコマーシャルはやりたい放題の感がある。未だテレビ離れができていない我が身としてはコマーシャルを批評しながら楽しむ見方が良いかも知れない・・。
11月11日(月)<今日はテニスの日・・>
今日はテニスの日。雨上がりのコートで午前中いつものメンバーでテニスを楽しんだ。最近はテニスを始める前に自分に言い聞かせていることが「調子に乗りすぎるな」。「無理するな」程度の言葉であるが、これまでの体験で腕を痛めたり、脚の具合が悪くなったりした時は「調子に乗りすぎた」ことが原因であった。プレーの前に気分が良く思い切り強いサーブを試みてテニスエルボ(腕が後まで痛さが続く)となったこともある。別の言い方では「図に乗りすぎた」とも言える。「図に乗る」の本来の語源は、「仏教の声明(しょうみょう)での転調の意である”図”が上手く行われること」であったが、「思うように事が運んでいい気になってつけあがる」意味となったという。「調子に乗る」もまた順調に進んで良い意味として使われる一方で、「いい気になって軽率な行動をする」意味にもなる。今日のテニスも無事に楽しくプレーすることができたが、思う存分にプレーする一方で、無理をしないというコントロールがベースにはある・・。
11月12日(火)<今日は東京医療センターでの定期検診・・>
今日は東京医療センターでの定期検診の日。朝、8時30分に家を出て病院(目黒区)まで歩いて行った。採血をした後、血液を分析してPSA数値を見て診断を受けるまで1時間以上待たされるのは毎度同じ。今日の診断では大きな数値の変動はなく(微増)また同じ薬を飲み続けることとなった。その後、注射をしたり、薬を調合してもらったり、精算を済ませて病院を後にしたのは11時40分。帰りに、隣接する駒沢公園を通り家に帰り着くと12時を過ぎていた。駒沢公園の近辺で撮った写真を下に掲載する。今年は秋が遅いとか言われるが、東京でも紅葉は確実に始まっている。午後からは穏やかな陽光が心地よく降り注いでいる・・。
 
2024-11-12 駒沢公園脇の街路樹
11月13日(水)<昨日に続き病院での定期検診・・>
昨日に続き病院での定期検診の日。今日は自由が丘の歯医者での歯の点検・手入れであったので、病院に行く前に九品仏浄真寺に立ち寄る時間をとった。浄真寺では秋の紅葉は期待したほどでなかったけれども、やはり境内の樹木には迫力があった(下に写真掲載)。九品仏浄真寺の東門を出てそのまま真っ直ぐに自由が丘方面に約10分ほど歩くと陶芸教室がある。オープンしたばかりの朝の陶芸教室に顔を出してスタッフと話をしたり見学をしたり。”お邪魔しました”と教室を後にして、数分歩くと歯医者さん。いつもながら恵まれた環境で生活していると感謝・・。
 
2024-11-13 九品仏浄真寺の境内にて
 
カヤの大樹(樹齢700年)   イチョウの大樹(樹齢300年)/ 各、東京都の天然記念物
11月14日(木)<名もない草も実をつける・・>
「名もない草も実をつけるいのちいっぱいの花を咲かせて」。相田みつをさんの独特の書で書いた文章である。雑草と言われる草花にももちろん名前がある。最近、道端で珍しい草花を見つけて名前を調べると「コセンダングサ(子栴檀草)」だった。キク科のセンダングサ属の一年草。見れば見るほど複雑で不思議な一連の草花にしばし見入ってしまった。頭花〜総苞片〜果実と言われるトゲトゲなど同時に道端で生育している生命力にも驚く。明治時代に確認された帰化植物で、関東地区では河原や荒地などに広く分布すると解説があったが、都心の住宅街でも「命いっぱいの花を咲かせている」・・。
 
2024-11-14 コセンダングサの花     一個の種子を包む果実(先端には棘<トゲ>がある)
11月15日(金)<昨晩からの雨が止まず・・>
昨晩からの雨が止まず朝を迎えて今日の午前中のテニスはできないと判断した。仲間との連絡も”今日のテニスはお休みします”。さて、今日はコラムに何を書こう・・。テニスに行けないので近所のスポーツジムでトレーニングのため家を出た。直ぐに栗山農園の前を通り写真を撮ったので今日もまたこの農園のことを書く。これまで何度もこの農園のことを書いているが、江戸時代の大地主であった子孫が目黒区の一角に今では珍しい農園を維持している。江戸時代には今の自由が丘、都立大学、碑文谷辺りまでの広大な土地の地主であった栗山家は神社の石碑などにも名が記されている。その土地のほんの一部といってもマンションがいくつも建てられるスペースを今の時代に農園として維持する苦労を他人事といえ気にしてしまう。固定資産税や相続税などをカバーしながら農園を維持し続けるのは相応の知恵が必要だろう。近所の人に農園の一部を貸したり、子供達に農園での作業体験をさせたり、側で見ていても周辺住人との繋がりに気を配っている様子も分かる。面倒だから売却してしまえば、何の特徴もなくマンションができて終わりだろう。下の写真のような庭風景を見ながら密かに農園の応援をしている・・。
 
2024-11-15目黒区・栗山農園の庭風景
11月16日(土)<今日の午後、歩いて神社・お寺巡り・・>
今日の午後、歩いて神社・お寺巡りをした。昨日、一昨日と医者から処方された睡眠剤を飲んで床についた。私としては睡眠剤など初めての体験。夜間頻尿の対策として試みたものだが、夜間睡眠はともかく昼間にどうも頭が冴えない。ジムに行ってトレーニングをした後、動く意欲もなくなる。これまでにない体感なので睡眠薬は止めることにして妻が持っていた眠気覚ましの薬を飲んで昼間には元気を出す行動をしようと思って散歩を試みた次第。家から歩いていけるお寺は数多いので今日は家の北東方向の寺を約70分ほどかけて巡った。曇天の下であったが紅葉も美しく気分転換には絶好。このところの昼間の頭の重さはなくなり自分では大成功の感触を持った・・。
 
2024-11-16 金蔵院(目黒区八雲)    八雲氷川神社(目黒区八雲)
 
東光寺(目黒区八雲)           常圓寺(目黒区八雲)
11月17日(日)<今日は先ほど夜8時30分・・>
今日は先ほど夜8時30分、家に帰り着いた。姪の音楽会が静岡で午後 2時から開催されたので妻と車で静岡まで日帰りで行った。音楽会前に静岡市立の縄文遺跡や芹沢C介美術館を見学したり観光気分でコンサートを楽しんだ。そこまでは良かったが、音楽会が終わったのが4時過ぎで、それから車で東京まで帰るのにこれまでにない大苦労を経験した。東名高速道路の大渋滞で、東京まで数時間はかかるというので途中から一般道に抜けて、それでも4時間。疲労困憊、今日はもう床に着く事にする・・。
11月18日(月)<いつ雨が降ってもおかしくない雲行き・・>
いつ雨が降ってもおかしくない雲行きの下、2時間フルにテニスをすることができた。毎度のことながら昔ならばあり得ないミスを繰り返しながらも楽しくテニスのゲームを続けられるのは仲間のお陰様だ。神宮外苑の銀杏(イチョウ)並木がずいぶん色づいている様子がテニス場から見えたので、テニスを終えた後、外苑の銀杏並木を見てきた(下に写真掲載)。東京は今、どこでも外国人の観光客を多く目にするが、この神宮外苑の銀杏並木でも日本人よりも外国人の方が多いと感じた。今週は今季一番の寒気到来と報道されている。東京でも紅葉が一気に進みそうだ・・。
 
2024-11-18神宮外苑の銀杏並木」
11月19日(火)<今朝の東京の気温は8℃・・>
今朝の東京の気温は8℃となり冷え込んだ.。その後は雲一つない快晴。気持ちの良い秋晴れとなった。ベランダに並べた干し柿もよく乾きそうだ。このような天気の時には近くのスーパーに買物に行くだけでも嬉しい。先日、15日にコラムに書いた近所の栗山農園の紅葉がわずか数日で見違えるように華やかに色変わりしているので写真を撮った(下に掲載/あえて15日と同じアングルの写真とした、15日のコラム=ここ=参照)。日本は北海道から沖縄まで色々と暑さ、寒さが変わるけれども、それぞれの四季が確実にある。春夏秋冬は人の意思と関係なく訪れる。「待てば海路の日和あり」とか「果報は寝て待て」など待てば良い変化が訪れるという心情は四季とも関連があるのだろう。春夏秋冬のどのシーズンでも独特の良さを見つけることができる日本は非常に恵まれている・・。
2024-11-19 栗山農園(東京・目黒区)にて
11月20日(水)<表紙に「Mieuへの絵手紙」を掲載・・>
表紙に「Mieuへの絵手紙」を掲載した。孫娘Mieuはもう独立して仕事をしている。久しく絵手紙も出していない。今回、絵手紙に描いたのは実はアメリカからスペインに留学していたMieuが日本に帰ってきた際にお土産としてプレゼントしてくれた陶器の人形を描いたもの。この機会にMieuへの絵手紙を振り返ると、20年も前に始まっている事に気がついた。Mieuが4歳の頃に私と一緒に共同作品の絵を描いている(2004年今日の作品=ここ=参照)。それから20年間、何かと理由をつけて絵手紙を描かせてもらった(毎年の絵手紙記録がこのホームページにあることはうれしい)。今がどうという以前に、これまで絵手紙を出す機会を与えてくれたMieuさんへ感謝・感謝。これからもチャンスがあれば遠慮をせずにMieuさんへの絵手紙を描かせてもらおう・・。
Mieuへの絵手紙
11月21日(木)<年末の紅白歌合戦に出場する歌手・・>
年末の紅白歌合戦に出場する歌手が紹介されても新人や若手の名はほとんど知らない。一方で相次いで報道されている訃報と合わせて時の流れを感じる。このところ、詩人の谷川俊太郎さん(享年92歳)、元横綱・北の富士さん(享年82歳)、俳優・火野正平さん(享年75歳)の死去の報道が続いた。年末が近づいて今年亡くなった人の記事を見ると改めて”この人も”と感無量になる。俳優・西田敏行さん(76歳)、作家・大江健三郎さん(88歳)、幸福の科学・大川隆法さん(66歳)、作曲家・坂本龍一さん(71歳)、歌手・谷村新司さん(74歳)、創価学会・池田大作さん(95歳)、元関脇・寺尾さん(60歳)・・。こうして名を挙げるとキリがないし、人によって思い出も異なるだろう。個々の人の真の人生など知る由もない。有名人に限らず、全ての人が周囲の人と一緒に存分に生きた証を残してあの世へ行くか・・。
11月22日(金)<昨日の寒い雨模様から一転・・>
昨日の寒い雨模様から一転、今日は穏やかな快晴となった。朝8時50分のテニス場の開門を待つテニス仲間も皆、張り切って特別元気に見えた。開門の数分前に撮った写真を下に掲載する。神宮外苑の秩父宮ラグビー場の照明具の脇から降り注ぐ陽光が暖かい。正面のビルは青山通りに面した伊藤忠商事の本社ビルだ。毎回、このビルより上に太陽が上がったらテニス場にも陽が入る。この近辺にはスズメも多く、テニス場の開門を待つメンバーに餌を催促する。開門の8時50分を過ぎるとこのような風景にも関心がなくなる。それぞれにゲームに集中して動き回る。このようなテニスを楽しむことができるのはラッキーと言っても良いが、これからは継続するための基礎体力の維持が課題。全て口先の理屈でなく毎日、毎時のトレーニングが実行できるかどうかであろう・・
 
2024-11-22神宮外苑のテニス場開門待ち時間の風景
11月23日(土)<植物や草花には興味があるが・・>
植物や草花には興味があるが実は何も知らない。最近は、i-Phoneに"Picture This"というソフトを読み込んで写真を撮って名前と説明を見る。百科事典を持ち歩いているように何でも教えてくれる。けれども時として樹木の名前の判定も写真の撮り方で間違えることがある。今日はそのような体験をしたので書いてみたい。以前、二度も写真入りで紅葉の美しい大樹の写真をコラムにも掲載したことがある。近所の農園の樹木で毎日のように前を通る。今日はこの樹木の上の方に柿が見えたので”柿の木だったのか”と改めて写真を撮り、Picture Thisに判定を求めた。そうすると、樹木全体の写真から「ジューンベリー」と判定された。どうみてもベリーではないと、柿が大きく見える部分をクローズアップして再度判定を求めると、今度は「柿の木」とでた。写真はありのままの姿を見せるので正確のように思えるが、クローズアップして見ると間違いに気づく。何か象徴的な事象で、物事を判断する時には決めつけてはならないことを教えられる・・。
 
2024-11-23ジューンベリーと判定された写真  右が柿の木と判定されたクローズアップ写真
11月24日(日)<出演する俳優もカメラマンもなく・・>
出演する俳優もカメラマンもなくパソコンだけを使って映画を完成させた事例がテレビで紹介されていた(米国での話)。今はコンピューターを使って動画を処理することは極めて簡単だ。TikTokで見る中国の動画なども明らかに動画を加工して危機一髪の表現をしていると思われるものも多い。兵庫県知事選挙で大勢の観客が候補者を取り巻いている画像を作り上げて人気を煽った例も指摘されている。私も昔から画像処理・Photoshopのソフトを愛用しているが、例えば富士山の周囲の雲行や風景を好きに変更することは容易だ。ただ、写真の意味がなくなるので、自分ではそのようなことはやらない。このところAIによる情報処理の進化が報道されることが多くなった。何が本物で何が価値があるのか、そんな基本的なことが分からなくなっている。人工知能の進化は人間のあるべき知能とは何かまで問われそうだ・・。
11月26日(火)<昨日と今日、友人夫妻と一緒に・・>
昨日と今日、友人夫妻と一緒に箱根をドライブ旅行をした。先ほど(夕刻)帰宅したところだ。妻がテスラ(電気自動車)を運転して箱根界隈を好きにドライブしたが、一番の失敗は準備していたパソコンをはじめ、着替え類などの荷物を自動車に積み忘れてしまったこと。そのため昨日のコラム掲載はできなかったが、一泊旅行なので大きな支障はなく楽しく旅行できた。何より昨日は雲一つない快晴に恵まれて富士山を満喫した。今日のところは昨日撮影した富士山の写真を掲載する・・。
 
2024-11-25 富士山@乙女峠
 
11-25午後@忍野村にて          ホテルの部屋から見た富士山
11月27日(水)<昨日、一昨日に友人夫妻と一緒に箱根旅行・・>
昨日、一昨日に友人夫妻と一緒に箱根旅行を楽しんできたところでマイナス面には触れたくないが、人の身体の不思議な体験をしたので書いておきたい。昨日の午後、箱根で最大級の岡田美術館に行った。美術館は5階建てで日本・東洋の膨大な数の美術品を見ることができる。私もはじめはゆっくり・じっくり鑑賞しながら見ていたが、そのうちに足腰がくたびれてきた。結果的に最後は椅子に腰かけたり、休憩を取ったけれども美術館を出る頃には左足が吊ったように痛くなり正常に歩けなくなった。猛烈に運動したり歩いたりした訳ではないが、展示物を長時間見て回るそぞろ歩きが足腰にはよくないことを実感した。帰宅後、左足の異常は続き、今朝起床した後に、自己流で左足の腿や足裏をマッサージしたりして回復に努めている。足の神経は負荷が少なくても不自然な姿勢が続くと異常に反応する。”歩けなくなる”事象は案外に身近なところに要因が潜んでいる・・。

11月28日(木)<今日は雲一つない秋晴れ・・>
今日は雲一つない秋晴れ。風もなく東京の最高気温は18℃と暖かい。余りの天気の良さに誘われて足の調子をみながら(左足が吊った状態が続く)、午後、駒沢公園まで散歩に行った。午前中は朝食抜きで近所の医者で健康審査・がん検診を受けた。全般は体調も良く問題はないが、左足だけが自由に動かないなど人の身体は微妙であることを感じながら診断を終えた。それが、午後の散歩中に期待以上に美しい紅葉の写真を撮ったりしていると、左足の不調も忘れてしまった。自然の変化に接するだけで人は感動し、刺激を受ける。個々の人間の体調の変化など自然の風の吹き方一つでどうにでも変わってしまう・・。
 
2024-11-28駒沢公園(東京・目黒区)の紅葉
 
いずれも、駒沢公園にて


11月29日(金)<今日は久しぶりにテニス・・>
今日は久しぶりにテニスをした。左足のふくらはぎの部分が痛んだ経緯がどうなるか気になったが、思いの外問題なく、十分にテニスを楽しむことができた。下に写真を掲載するが、今の時節テニス場から見える神宮外苑の銀杏並木の紅葉が美しい。今日は昨日に続いて東京は快晴に恵まれて、このような環境でテニスをすることができる幸運を改めて感謝。・・今日、29日金曜日は「ブラックフライデイ」といって、一部の店舗では特別価格で販売することがあるという。昨日・木曜日の感謝祭の翌日の金曜日がこの日だと聞いても何かしっくりこない。先月末には「ハロウィン」があったが、ハロウィンも感謝祭もブラックフライデイも全て関係なく平穏無事に過ごせている・・。
 
2024-11-29テニス場からみた神宮外苑の銀杏並木
11月30日(土)<11月最後の日・・>
11月最後の日。スポーツジムが休みであるのでジムでの運動の代わりに家の近所を1時間ほどウオーキングをした。今日も素晴らしい秋晴れであったので、陽光を浴びながらの神社・お寺巡りはウオーキングの理由など忘れて贅沢な時間となった。今の東京では街路樹や公園の樹木を含めて至る所で紅葉が美しい。下に掲載した写真はいずれも銀杏(イチョウ)の樹木となったが、銀杏の大樹はやはり迫力がある。・・外出して太陽の下で美しい景色を見る。これに勝る健康法はないというのが今の実感だ・・。
 
2024-11-30玉川神社(世田谷区等々力)   九品仏浄真寺(世田谷区奥沢)

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